2015/04/13 - 2015/04/13
86位(同エリア836件中)
たびたびさん
- たびたびさんTOP
- 旅行記736冊
- クチコミ35306件
- Q&A回答420件
- 5,367,941アクセス
- フォロワー666人
曳山祭りの情報を入手しようと、まずは長浜駅観光案内所を訪ねました。しかし、13日の子供歌舞伎の時間を聞こうと思ったら、「今日は何にもありませんけど」の答え。そんなはずはないですよと押し問答の末、問い合わせをしてくれたら、やっと情報がファックスで送られてきました。こんなんでいいんでしょうか。ただ、そのファックスで送られてきた情報も実際は違っていました。結局、祭りはそれぞれの現場が手一杯の状態なんでしょう。なかなか観光客への発信までは手が回らない状況であることがよく分かりました。まあ、そんなことも含めて、祭りの理解は深まったのかもしれません。
さて、長浜曳山まつりは、4月13~15日。今回訪ねたのは、初日の夕方から行われる子供歌舞伎の十三日番です。本祭りの15日は知っていても、これは知らないという人も多いよう。観光案内所の人でも知らないくらいですから、まあ押して知るべしですよね。しかし、この歌舞伎は子供たちが初めて歌舞伎を演じるという緊張感もあるし、心配そうに見守る関係者の人の温かい雰囲気もある。熱演する子供たちと一体になったそれぞれの会場は観光客もまばらだし、じっくりと祭りを楽しむのであれば、とってもお勧めだと思います。
PR
-
彦根から長浜に到着。夕方の子供歌舞伎まではまだ時間があるので、例によって、街歩きをして時間調整です。
ちなみに、長浜は、今回二回目。この街は、観光地なんですが、いろんな文化を自分のものとして消化して、新たな価値を見出すような審美眼が備わっている。比べるのも変なんですが、私の中の評価では、大分の日田なんかより、一格上ということになります。そういう意味では、また、新発見があるのでは?期待を持ちつつ、出発です。
豊公園は、長浜駅からすぐ。長浜城を模して再建された歴史博物館の周辺一帯を整備された公園。桜の時期はもう過ぎていたので、公園は閑散としていました。普段は、歴史博物館に向かう通り道と言った位置づけになるかと思います。 -
一豊屋敷跡は、豊公園の近くのマンション、サーパスの前。ここに、山内一豊と千代の屋敷があったのだそうです。二人が仲良く並んだモニュメントです。
ちなみに、伊右衛門というのは一豊の通称。秀吉と同じく、ここから立身出世の階段を登って行ったということでしょう。 -
長浜の北国街道に戻って、これは松翁堂吉岡製菓。
-
店内を覗くといろんな種類の六方焼きがあって目を引きました。がんばってますねえ。ただ、いただいたのは、やっぱり基本タイプのこしあん。ホロホロした良い加減の堅さの餡子は、これがまさしく六方焼きのうまさの素。改めて、六方焼きのうまさを認識したような気がしました。
-
ヤンマーミュージアムは、長浜の市街からすると一番端っこ。北国街道を進んだ先にあります。企業博物館なのですが、大きなガラスの壁と水をたたえた周囲の濠に、緑に覆われた屋根など、近代的な外観がすばらしいですね。
一方で、月曜日で休館だったので、がっかり。ただ、この日は4月13日の長浜曳山祭りの初日ですよね。特別な日なので開けるという判断もあったのではないかと思います。 -
さらに進んで、徳勝寺は、浅井家の菩提寺。それを示す大きな看板と
-
本堂の横には浅井氏三代の墓がありました。三代は、浅井久政、亮政、長政。
寺は羽柴秀吉が長浜に入部した際も厚く庇護したほか、徳川幕府も徳川秀忠の室が浅井長政の娘、於江であったことから、それなりの対応をしています。 -
長浜鉄道スクエアは現存する日本最古の長浜旧駅舎を中心とした施設。
-
内部の展示室ですが、まずは鉄道関係の錦絵。
-
鉄道は、日本の近代化を象徴するもの。
-
一つ一つの風景が心をときめかせるものだったのでしょう。カラー写真とかない時代だし、錦絵はその代わりの役割を果たしていたんですね。
-
一方で、鉄道の発展とともに、世界は重商主義、帝国主義の時代へと進んでいく。血なまぐさい20世紀の時代とも重なるような気持ちになるのは私だけでしょうか。
いずれにしても、鉄道が通ると宿場町は姿を変えて、島崎藤村の「夜明け前」の舞台が没落していくのもその原風景です。北前船などの輸送手段にも取って代わって、特に日本海側の北前船で潤っていた港町の衰退は顕著になります。そして、北前船の船主たちは今度は北海道が新天地だとばかりに押し寄せたのが小樽だとか。いろんなドラマが生まれることになったことに、遠く思いを馳せました。 -
鉄道マニアではなくても、蒸気機関車はいいですよね。鉄の塊りなんですが、産業革命の一つの象徴です。
-
ここからは、長浜の中心市街です。
北国街道安藤家は、北大路魯山人ゆかりの建物。 -
このころの魯山人は、篆刻を生業としていて、ここに逗留しながら、長浜の商家の看板をいくつか彫っていました。
-
ここから石川の山代温泉に移り、須田青華の主人から焼き物の手ほどきを受けるのはその時のことなんですね。安藤家の主人は篆刻をしていた魯山人に惚れ込んでいたのだそうですが、非凡な才能を見抜いていたのはさすがです。
-
これはガラスの容器に細工物を入れた飾り物。
-
こういうのは、なんているんでしょうか。おもちゃのような、美術品のような。普通なら、あまり着目しないようなものでも、長浜だととたんに見いだされて、美しい光を帯びてくる。こういうところが、私にはたまらない魅力なんです。
-
回り縁があって、
-
二間続きの
-
客間には、
-
「呉服」の大きな看板が展示されています。
ただ、これをどう見ていいのか。コメントは難しいです。 -
ただ、圧巻は小蘭亭。離れの小部屋は追加料金が必要ですが、必見。奇抜な文様が天井から襖から描かれて、破天荒な色使いも含めて、ちょっと狂ったんじゃないかと思うくらい。主人の理解がなければ、こんなことはできなかったでしょうが、奥さんの方は、立派な材質の天井を薄青く塗られて、しばらく激怒したんだそうです。ただ、それが普通の感覚だとは思います。
-
長浜アートセンターでは、坂崎幸之助ガラスコレクション展をやっていました。
-
坂崎幸之助というのは、アルフィーのメンバー。ガラスは高価なものではなくて、一見するとごみにでもなってしまいそうなもの。しかし、目に適ったものを少しづつ集めて、美しいコレクションが出来上がっていました。その他は、写真に気持ちを表す文字を組み合わせたもの。ちょっと亜流ですが、そうしたものにも目を向けて受け入れてしまうのが長浜の真骨頂。とってもいい企画だと思います。
-
あれ、これは何ですか。浄琳寺というんですね。通りに面した建物は、境内も何もないんですが、屋根には太鼓櫓がのっかって、軒下には二つの大きな格子窓。それに、ちょこんとひさしも付いて、かなり目立った建物です。小谷城が落城した際、こちらに移ってきたという説明の駒札がありました。
-
長浜大手門通り商店街は、黒壁スクエアから始まるアーケード商店街。長浜の市街でも一番賑やかな場所で、街の中心と言ったところ。子供歌舞伎の会場にもなっているので、後からまた来ますので。
-
禄兵衛は、黒壁スクエアから豊国神社に抜ける途中。通りに向かって開け放されたオープンな感じが心地よい和菓子のお店です。
-
豆大福をいただきましたが、なんというか。すごくうまいんですが、餅も餡子も豆も、かなり整っているなあという印象。一方で、整い過ぎていて特徴もないような。これは難しいところです。
-
ただっぴろい駐車場のような敷地に、ポツンと場違いな神社の社が建っていると思ったら、それが長浜八幡宮御旅所でした。
-
曳山祭りの初日で、内部にはお神輿が安置されていて、祭りが本番に入ったことを示していました。この広場でも何かイベントがあるんでしょうか。なんでもできそうな十分な広さがありました。
-
豊国神社は、「ほうこくじんじゃ」と読みます。
秀吉を祀る神社で、かつて長浜城主であった秀吉の三回忌に町民が創建したもの。江戸期には徳川幕府の威光もあり取り壊されたようですが、ひそかに守り続けてこられたということです。 -
境内には、恵比須様も祀られていて、毎年1月の十日戎は大賑わいだとか。六瓢箪めぐりの看板も目立っていました。
ちなみに、六瓢箪めぐりは、秀吉公ゆかりの六つの古社寺を回って、無病息災を祈るというもの。太閤秀吉の馬印が千成瓢箪であり、これに因んでいます。六つの古社寺は、舎那院、神照寺、総持寺、知善院、長浜八幡宮、豊国神社。長浜駅から歩いて回れる範囲は、舎那院、知善院、長浜八幡宮、豊国神社です。 -
今重屋敷 能舞館は、かつては酒蔵だったという建物を改装したもの。
-
ピカピカの能舞台がしつらえてあって、これがメインなんですが、能面や能衣装などの展示もあって、能の殿堂と言った感じ。
-
しかし、何でこんなものを作ったのかは尋ねてもよく分かりませんでした。どこかの会社の持ち物だそうですが、まあ、好きだったということなんでしょう。
-
知善院は「むびょうたん霊場」の白い幟が立っていて、すぐにそれと分かりました。元々は小谷城下にあったようですが、豊臣秀吉が城下町を整備する際、城の鬼門の方向に移築させたということです。ちょっと寂しげな境内ですが、本堂には豊臣秀吉の木像があって、大坂城落城の時に持ち出されたものと言われます。
-
清湖堂は、大通寺の裏手の和菓子屋さん。この辺りまで来ると観光客にはちょっと縁遠い場所かもしれません。
-
名物のういろうをいただきました。ういろうは湖北一帯にあるんですが、店によって味がそれぞれ違います。うちのういろうも先代がこれだという味を作ったんですよ。とおっしゃっていましたが、なるほど、なるほど。プリンプリンした滑らかな食感に、この薄味は東京だとくずもちを思い出すような。あんまり期待してませんでしたが、これはかなりの出来栄えだと思います。
-
長浜の大通寺はあせびの寺とも呼ばれるようで、そうであれば、あせび展は是非チェックしておこうと訪ねました。
-
玄関を彩る金箔の障壁画。保存状態もいいし、この寺は見応えがあります。初めて見た時の鮮やかな印象は、今回も同じ。しばらくご無沙汰してますが、また西本願寺にも行ってみたくなりますね。
-
前庭に並んだあせびの鉢には
-
樹齢300年と書いたものもありました。あせびは地植えするものなので、盆梅のように、大きな鉢に植えられると違和感がないことはないし、300年といっても、木の太さは見た目それほどでもない。
-
正直言えば、花も含めてかなり地味なもの。微妙ではあります。
-
本堂から、
-
奥の大広間など。何度見ても圧倒的な存在感が素晴らしい。これは明快です。
-
築山庭園も西本願寺と同じ雰囲気ですね。
-
ながはま御坊表参道は、大通寺に向かう参道のこと。長浜は、長浜城の城下町のはずなんですが、この一角に来ると、なんだか長浜は門前町だったかなあと錯覚してしまうような感じになります。それだけ、大通寺の影響力が大きいということでしょう。
-
今度は、もう少し足を延ばして、長浜八幡宮へ。ここが今回の「長浜曳山祭」の神社です。
-
源義家からの発願をうけた後三条天皇が石清水八幡宮を勧請して創建したという由緒正しい神社。境内はとても広いのですが、その境内に沿ったようにして参道が作ってあるのがちょっと変わっています。苔むした本殿、神楽殿の屋根が歴史の古さを物語っていました。
-
舎那院は、長浜八幡宮に隣接した寺。というのも、元々、長浜八幡宮の別当寺であったものを明治時代初期の神仏分離令により独立させられたもののようです。
ただし、創建は空海を開基としている古刹です。派手さはありませんが、本堂に続く境内は緑が濃いと思いました。 -
さて、祭りに備えての腹ごしらえは、こめ治。明治三十年創業の寿司の老舗だということですが、看板商品の箱寿司をいただきます。
-
イチオシ
ほー、これが例の寿司ですか。出てきた瞬間から、何んとも見事なその美しさには完全に脱帽です。ネタの下には鯛のデンブが敷かれていて、それが味わいの深みにもなっていてすばらしい。芸術作品のようなひと品です。
-
食後のスイーツは、竹本製菓舗。六方焼をいただきました。
-
なるほど。この六方焼きは、こんがり焼いた皮がうまいですねえ。それなりの厚みがあって、香ばしいというか、しっかりした味わいがある。六方焼きは餡子で勝負するタイプが多いと思うのですが、これもあり。個性があって、うれしくなる六方焼きでした。
-
あれれ、公民館のような場所では子供歌舞伎の役者がメイクをしてもらってますよ。子供もがんばってますけど、お母さんも必死です。がんばれ〜
-
商店街の中ほどにあるこのお屋敷では、
-
支度が整った役者さんがもう集まってきています。
-
かつらが気になるようですね。緊張感もあるんでしょうが、しきりとかつらの感じを確かめています。
-
そして、この時間は撮影タイム。それぞれポーズを決めて。これはもういっぱしの役者さんですよ〜
-
衣装も豪華だし、化粧も美しい。なかなか本格的。やるじゃないですか。
-
同じ商店街に舞台を出すのは二つの組。片方の組では、そろそろ演技が始まるようです。
-
まずは、全員そろって、顔見世。よろしくお願いします。
-
なにやらいわくありげな女性が登場。
-
心に秘めた思いがあって、それを遂げようという決意を語っています。
-
大事な人と別れたのでしょうか。
-
もう一度会いたいと願う決意を表現します。
-
現れたのは、寺の住職。
-
二人の小僧を従えて、厳しい修業の身の上を語ります。
-
と、そこへ先ほどの女。
-
ちらりと見ているだけかと思ったら、
-
なんだかんだと寺に入り込んできました。
-
小僧に制されますが、だだをこねる。その上、お腹が痛いと言い出して、小僧は薬を買いに行かされます。
-
イチオシ
しかし、二人になったそのすきに。胸に手を入れさせたりして、色仕掛けで住職をたぶらかします。住職も必死で抵抗しますが、結局はすっかり女のペースです。
-
こうなれば、一緒になるしかない。住職も諦めて、誓いの杯。住職は、すっかり酔わされて、寝込んでしまいます。
-
酩酊した住職から、裏の滝に竜神が閉じ込められていて、しめ縄を切ってしまえば、竜神は逃げ出すことができる。自分はそうならないように、滝を守っているのだという話を聞き出します。
-
イチオシ
そうだったのか。女は、住職の寝込んでいる間に、しめ縄を切ってしまします。
もしかして、女の会いたかったのはその竜神? -
眠りから覚めた住職は、竜神が逃げ出したことを知って、まんまと騙されたことを悟ります。なんとしたことだ。
-
イチオシ
悔いる気持ちと
-
激しい怒り。気が狂う住職は、自らが鬼と化してしまいます。
-
イチオシ
そこに現れたのは竜神。
-
こうなれば、自らがこの竜神を退治してやる。
-
二人はくんずほぐれずの大立ち回り。どっちが勝ったのかよく分かりませんが、二人ともに地獄に落ちて行ったかのような結末です。
ほ〜、皆さん頑張りました。長いセリフも難なくこなしています。 -
そして、最後はまた全員そろってご挨拶。ありがとうございました。
-
と、もう一つの組の舞台も始まっていました。急いで、駆けつけます。
こちらはなんですか。何か、大きな失敗でもしてしまったような。 -
取り返しの出来ない失敗は、女主人がしたんでしょうか。その失敗を何とかしたいと立ち上がる腰元です。
-
何かの訴状かなあ。
-
これを届けて、何とかして見せます。
-
非常の決意で女主人に別れを告げますが、そんなことで自分の罪が消えるはずもない。
-
腰元を見送った後、再び、失意のどん底に落ち込んだ女主人は自害してしまいます。
-
あれ、この二人なんですか。さっきの腰元の訴状を持っていますよ。
-
イチオシ
二人は、訴状を巡って、
-
もめごとです。
-
さっきの腰元ですが、女主人の死を知って悲しみますが、一方で秘密の文書を手に入れたみたいです。そうか、そうだったのか。女主人は何かの計略にひっかかっただけ。
-
事件の真実と真犯人が分かって、
-
復讐の決意をしたようです。
-
イチオシ
さ、さ。
-
参りましょう。
-
イチオシ
これは、仇討の相手ですね。
-
素知らぬ顔で
-
近づいて、
-
いやみをいいながら、迫ります。
-
そして、立ち回り。
-
必死ですがりついて、
-
何度もとびかかります。
-
そして、ついに本懐を遂げるのです。
-
あ〜れ〜
-
本懐を遂げた腰元。うれしやうれしや。
-
ことの顛末をご奉行に報告。
-
すべての真実が暴かれて、腰元はあっぱれと褒美をいただき、めでたしめでたし。
-
さて、ここでも最後に全員集合。
-
こちらでは、お囃子の笛チーム。役者は男の子だけなので、こっちは女の子の役割です。
-
イチオシ
最後に、ポーズ。この腰元も男の子なんですが、目線とかすっかり女になり切ってますねえ。芸達者です。ちょっと、宮沢理恵みたいな美しさも持っていて、「女よりも女っぽくて、美人さん。」観客からはやんやの喝采とため息が漏れていました。
-
もうひとつの舞台です。こちらは暗闇の中に、煌々と照らし出された舞台。まるで幽玄の世界ですねえ。
-
皆さんも、食い入るように見つめます。
-
嫁入り衣装を着た娘と母。向かいにいるのは、先方の姑でしょう。掛け合いの中で、家柄が違うから、嫁にはもらえないと縁談を断られたようです。
-
な、何んと。
-
辱めを受けた二人は、
-
心中して果てようとします。
-
そこに、行方知れずとなっていた主人が戻ってきて、
-
何かの故があって、姿をくらましていたことを説明します。
一方で、先方からは、再び、嫁取りの条件が示される。誰かの首を持ってこいと言っています。 -
イチオシ
その条件を飲むべきか飲まざるべきか。娘の幸せにもかかること。悩みに悩んで、
-
さあ、どうする。
-
どうしたんでしょうねえ。実は、よく分かりませんでした。でも、なんか、解決した様子?かなあ。
-
最後にここでも全員集合。
-
はい、お疲れ様でした。
-
気を付けて。
祭りの本番は、まだこれから。いい練習になりましたかね。
以上で子供歌舞伎はおしまい。想像以上に楽しめて、これは来た甲斐がありました。まだ、ちょっと夢見心地ですね〜。
(なお、説明したストーリーは私の勝手な解釈もあると思います。その点はご了承ください。) -
駅に帰る途中。ライトアップされた開知学校は、滋賀県最初の小学校として誕生した滋賀県第一小学校の校舎で、明治7年に建てられた八角塔屋付の擬洋風建築です。内部はレストランで外観しか見ることはできませんが、松本の開知学校と似た印象。いずれにしても、長浜が教育に熱心だった地域であったことが窺える遺構だと思います。
さて、以上で三日間の旅は終了。最終便で東京に帰ります。お疲れ様でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- mistralさん 2015/06/27 15:57:34
- ただものでない街!
- たびたびさん
mistralと申します。
先日はイスタンブールの旅行記に
投票を有難うございました。
長浜の旅行記にお邪魔しております。
だいぶ前に、通りかかったことがありましたが、
ただものでない街!という印象を抱いて
おりました。
その街を丹念にご紹介されていまして
やはりじっくり訪れてみたく思いました。
子供歌舞伎、大人にも劣らないくらいの
熱演なんですね〜
今後ともよろしくお願いいたします。
mistral
- たびたびさん からの返信 2015/06/29 09:17:15
- RE: ただものでない街!
- トルコは、エルトゥールル号遭難事件もあって、親日の国のようですね。ヨーロッパとアジアの架け橋だったり、オスマントルコに東ローマ帝国の歴史もある。多彩な文化があって、魅力的な国だなあと思います。ただ、治安はどうなんでしょうか。心配な感じではありますね。
-
- 元カニ族さん 2015/06/18 18:18:24
- 楽しい旅行記に、拍手です。
- 曳山といえば、祇園祭や高山祭が有名で、長浜の曳山などは、滋賀県の人間でも知らない人の方が多いでしょう。また宣伝も全然していませんでした。
私は子供の頃、父に連れられて見に行ったことがあります。
今では、曳山はいくつかあるうちで、2基くらいが、輪番で出ているとか聞いています。
そんな曳山での子供歌舞伎を、良く取材(?)されていますね。
地元の人間でも知らない情景が、良く表現されています。
長浜は、秀吉からの歴史があり、彦根とは違った趣があります。
楽しい旅行記に、拍手です。
元カニ族
- たびたびさん からの返信 2015/06/22 14:35:18
- RE: 楽しい旅行記に、拍手です。
- 子供歌舞伎の演目を調べるのですが、どうしてもわからない。「龍○○○」とか「天○○○」とか。ストーリーがきちんと分かるともっと感動が湧いてくるんでしょうが、どこかに問い合わせようかどうしようか迷っているうちに、半煮えで書いてしまった次第。まあ、それでも雰囲気が伝わったなら、ありがたいかなあと思います。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
128