桜の季節、京都迷Ｑ案内 第1弾：水の路・琵琶湖疏水編

2015/04/04 - 2015/04/04

何日か前から雨の予報が出ていたこの日ですが、どうやら夕方までは持ちこたえそうということが分かったので、満開を迎えた桜を観に出かけることにしました。今回は一部滋賀県のエリアまで足を伸ばし、琵琶湖疏水に沿って立ち並ぶ桜を巡ります。

エリア 山科(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

出発はもちろん京阪淀屋橋駅。「水の路 1dayチケット」という、
今回のルートにぴったりなものがありましたので、これを利用します。
（ちなみにこれ、浜大津まで往復するだけで元が取れます）

おなじみの「洛楽」で三条まで一気に。
地下鉄に乗り換えて浜大津へと向かいます。

京津線のハイライト、併用軌道です。
さっきまで地下鉄として走っていた電車が…全国的にも珍しい光景です。

浜大津から先、電車を乗り換え一駅だけ進んだ「三井寺駅」が
琵琶湖疏水の最寄り駅。まさに満開です。

琵琶湖疏水 名所・史跡

奥にトンネルの入り口が見えます。

引き続きトンネル入り口の方向へ進みます。

レトロな街灯との組み合わせ。
花が映り込んでいるのがわかりますでしょうか？

第一トンネルの入口です。

トンネル入口の真上付近です。
ここが折り返しポイント。

反対側を通って戻ります。

反対側から見た第一トンネル入口。

下に遊歩道のようなものがありますが、
残念ながら一般の人は立ち入りできないみたいです。

再び橋の上から。

今度は反対側。
奥に水門が見えます。

琵琶湖疏水のマップが掲示されています。

道路は混み合っているので、やっぱり電車で行くのが正解。

この琵琶湖疏水、舟で探検できるツアーが実験的に開催されています。
これはぜひ乗ってみたい！

山肌にかけて桜が広がっています。
吉野を思わせる風景。

電車とのコラボレーション。
踏切から鉄橋に侵入しての撮影はご法度。

線路の向こう側（琵琶湖側）にも立派な桜が…

文句なしの「満開」ですね。

ここまでボリュームのある桜も珍しい気が。

三井寺駅から一駅だけ乗車して浜大津へ戻ります。
この石山坂本線の電車はカラーリングが非常にバラエティに富んでいます。
京阪特急色だったり、トーマスだったり、はたまた痛電車だったり…

浜大津駅にやってきました。
琵琶湖の景色を一望できます。

おなじみ、琵琶湖の観光船「ミシガン」です。
一日天気がよさそう…とかだったら湖上のひとときとしゃれ込むのも
いいかなぁとか思ったんですけどねぇ…

ちなみに、前出の「水の路 1dayチケット」にはミシガン乗船が
セットになったものもあって、それが何気に破格だったりします。

お昼は琵琶湖ホテルのラウンジで。
以前からずっと気になっていたビーフカレーを。。。

本当においしいカレーでした。最近記憶にあるカレーの中ではNo1かも。
お土産用のレトルトが売っているらしい…ということで買って帰ることに。

前にTVで話題になった、かねよさんの看板。
だし巻き卵がドドーンと乗った「きんし丼」が有名です。

京津線を山科方面へ進みます。
普通の電車ではなかなか考えられない、ものすごいカーブと勾配です。

京阪山科駅から山科疎水の方へ。

こちらもまさに満開に。

周辺は閑静な住宅街ですが、かなりの賑わいを見せています。

水路の上まで張り出してます。

菜の花を交えた色合いがいい感じです。

近くの枝をクローズアップ。。。

水路沿いを進みます。

上流側を望む風景。

橋の上から。

大きく覆いかぶさる枝。

散った花びらが列を成して流れていく様子は
なんだかとっても情緒があります。

洛東高校付近です。
ちょっとした広場になっています。

また違う道で山科駅の方へ戻ることに。

この道も綺麗な並木が。

山科駅まで戻ったら次は蹴上駅まで。
蹴上インクラインを下から見た様子です。

一旦上まで上りました。
こちらも満開ですが、青い葉がちらほら見られる感じ。

下まで下りて…
流れがかなり速く、ずっと見てると目が回りそうになります。
けっこうな迫力。

インクラインの下端「南禅寺船溜り」の様子。

付近には「琵琶湖疏水記念館」があり、歴史的な大事業であった
この琵琶湖疏水に関する資料が展示されています。

当時のジオラマと、過去と現在を比較した写真が個人的にツボでした。

琵琶湖疏水記念館 美術館・博物館

期間限定で水路を船で巡ることができます。
桜のシーズンには船の上から夜桜を眺めるなんてことも…

衝撃の事実に気付いてしまいました。
「蹴上インクラインは横から眺めた方が綺麗」ということ。

確かに、桜が両脇に並ぶ坂の景色と言うのはいいんですが、
如何せん人で埋め尽くされてしまうと、見通しが悪くて…

日中は何とか持ちこたえてくれましたがだいぶ天気も下り坂に。
そろそろ撤収の時間です。帰りは反対側の歩道から行くのが
混雑に巻き込まれにくくてオススメ。

今回のルートです。
縮尺と範囲の関係上、随分とお粗末な地図になってしまいましたが…

天候の影響で早めに帰路につかなければならないという前提があったので
立ち寄り先は三ヶ所にしぼった形になり、それによって各所での時間配分が
かなり微妙な感じになったりもしましたが、とりあえずは雨が降り出す
前に帰宅できたのでよかったのかなと。

ボリューム的には少しばかり物足りない感じがしないこともありませんが、
晴れてくれた午前中の景色がだいぶカバーしてくれたように思います。
次にこのルートを訪れることがあるなら、これにどう肉付けしていくか…
またの機会のお楽しみですかね。

この旅行記へのコメント （2）

• ももであさん 2015/04/07 21:00:18

  疎水

  あやのこうじさん
  
  疎水へはぼくも毎年花見に行きます。
  
  疎水川下りが、64年振りに復活しましたね。
  
  定員わずか6名。
  ま、超人気過ぎて当分乗れそうにありませんが、
  宝くじ気分で予約しましょうかねぇ。
  
  ももであ

  あやのこうじさん からの返信 2015/04/12 01:26:53

  Re: 疎水

  疎水下り、やっぱり行ってみたいですよねぇ。
  倍率が20倍超えていたらしいですが。。。
  
  ただ、本格的な運行を見据えた実験という意味合いがあったはずなので、
  私はそちらに期待しようかなと(^^;