2015/03/11 - 2015/03/18
9位(同エリア2650件中)
norisaさん
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マドリッドでは念願のプラド美術館を訪問しました。
そこには絵画図鑑でしかお目にかかれなかった名作が所せましと飾られています。
さらにソフィア王妃芸術センターでピカソやダリの世界を楽しみました。
ーーー長いように感じた8日間も、振り返れば一時の夢。
帰りの夜間飛行では何とも言えぬ脱力感と達成感がありましたーーー。
そう、このダリの絵の少女の後姿のようにーーー。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
今日も快晴。
ついにこの8日間、ずっと快晴か晴れでした。
ここはマドリッドのスペイン広場。
遠くに王宮が見えます。 -
スペインの首都で人口は約325万人。2011年の近郊を含む都市圏人口は541万人とのことです。
カスティーリャ王国(首都トレド)とアラゴン王国(首都サラゴサ)が連合したのち、16世紀にカルロス1世の元でスペイン王国としての融合が進みましたが、その後の1561年にフェリペ2世が宮廷をマドリードに移し、現在にいたります。 -
やがてバスはプラド美術館に着きます。
-
プラド美術館のコレクションの基礎はフェリペ2世とフェリペ4世が築いたそうです。
そして、1819年に王立美術館として開館し、1868年の革命後「プラド美術館」と改称されたわけです。 -
スゴイ人の列です。
現在は文化省所管の国立美術館となり、有名なベラスケス、ゴヤ等のスペイン絵画その他有名な絵画が多く収蔵されています。 -
ゴヤの有名な着衣のマハ。
(プラド美術館はルーブルやウイーンの美術史美術館と違い撮影禁止なので写真はHPや他のwebから転載しています)
そして対になるのはもちろんーー。 -
裸のマハ。
このモデルの謎は今も生き続けているそうです。
それまでは裸婦像は神話や聖書から題材をとった場合のみ容認されていましたが、この場合は明らかに違います。
当時の反響の大きさが想像できますーー。 -
こちらも有名なゴヤの作品。
マドリード、1808年5月3日と言う長い題です。
ナポレオン軍に抵抗するスペイン独立戦争時の市民の悲劇が描かれています。
白いシャツの男性が強烈な覚悟と抵抗を示していますーーー。 -
こちらは鬼才ベラスケスの代表作です。
ラスメニーナスですが、女官たちと訳されています。
自らも絵の中に登場する大作です。
この絵の明と暗、そして各人の動作の一瞬を活写しています。
そして、寓意に満ちた作品でもありそうですーー。 -
ヒエロニムス・ボス の『快楽の園』です。
寓話的な絵といっていいでしょうか。
この他にも名作揃い。 -
この他の主な収蔵品としてはジェリコ=受胎告知、わが子を食らうサトゥルヌス、マドリードなどがあります。
その他にもエル・グレコ、ラファエロ、デューラー、ブリューゲル、ボス、レンブラントなどの有名画家の作品が目白押しとなっています。 -
プラド美術館には約7,600枚の油彩画、約1,000の彫刻、約4,800枚の版画、約8,200枚の素描、多くの美術史に関する書類が収められているそうです。
そして世界三大美術館のひとつ(通例ではルーヴル美術館、エルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館、プラド美術館の中から3つが選ばれますがルーヴル美術館は必須だそうです)にも数えられますし、欧州三大美術館には当然入ります。 -
さて、プラド美術館を出た我々夫婦は2人でソフィア王妃芸術センターに向かいます。
-
ここです。
プラド美術館から徒歩15分程度でしょうか。 -
エレベーターが外側にある特徴的な建物。
と思ったのですが、創建当時はなかったエレベーターをバリアフリーの観点で後付したようです(笑) -
入場料8ユーロを払い、エレベーターで2階に登ります。
この階に見どころが多くあります。
ここに来た最大の目的、それは最後に見ることになります。 -
まずはピカソです。
死んだ鳥という題です。 -
こちらはミロさんです。
ヤシの木と家、という見たままの題名の作品です。
彼としては写実的かもしれません(笑) -
これはダリ。
自画像だそうですが、立体派としての作品です。 -
この美術館、中庭を囲んだ長方形です。
一階から四階まで作品が溢れています。 -
こちらはサントスの作品。
集合、という題名です。 -
ダリの作品です。
彼の妹の肖像、という題名ですがまだダリらしくはありませんーー。 -
これもダリの作品。
背後からの少女といいます。
そして、最も見たかった作品のひとつがありましたーー。 -
それが、これです!
ダリらしからぬ?ムードあふれる作品。
窓辺の少女です。
前作品同様に彼の妹を描いたようですが、必ずしもスリムではない体型が実在感を高めていますーー。 -
ソローラと言う知らない画家さんの作品。
漁からの帰還というそうです。 -
いよいよ青の時代のピカソです。
有名な青の女性。
これは写生ではなく彼の記憶の中で描かれた作品だそうです。 -
笑う女性の胸像です。
もちろんパブロ・ピカソです。
最初は題名のBust of smiling womanを見て笑う女性の胸?
それにしては胸が小さいじゃないかとーー。
Bust=胸像という術語、この時はじめて知った無学ものでした(苦笑) -
もちろん、ミロです。
パイプをくわえた男。
この辺になると理解できにくくなってきます。 -
マックス・エルンストの赤い鳥。
説明不能ですーー(苦笑) -
ダリです。
ルイス・ビュニュエル氏の肖像。
(発音は不正確ですーー) -
同じくダリの作品。
still life=静物画という分かりやすい?名前の作品。 -
オスカー・ドミンゲス(土民の下衆ではありません(苦笑))。
宇宙の風景というシャレた名前の作品です。 -
もちろんミロの作です。
偉大なる自慰者の顔とでも訳すのでしょうか?
(良くわかりませんが18禁的作品?(笑)) -
これもミロさんです。
題名は訳しきれません。
(はばかられるのではなくて語学力上ーー) -
これも有名なミロの作品です。
その名も透明人間といいます。 -
やはりダリの作品です。
この絵の題は終わりなきエニグマといいます。
このエニグマ(Eniguma)といって思い出すのは第一次世界大戦でドイツが発明した暗号機です。
この訳で正しいのか自信がありません。
エニグマはドイツが自信満々で発明、活用した暗号機でしたが、最初はポーランドの科学者が、そして最後はイギリス暗号学校のアラン・チューリングにより解読されてしまいました。
このチューリングの偉業はやがて現代のコンピューターを生み出すことになりますーー。 -
さて、こちらもダリ。
ロブスターの体系的な回転(輪廻?)といった題名です。
でも、なぜロブスター?(苦笑) -
久しぶりにピカソです。
ハンカチを被った泣く女と言う題です。
完全なキュビズム的表現です。
そして、とうとう最もじかに見たかった絵にたどりつきました。
この部屋の絵画のみ撮影禁止です。
その絵とはーーー! -
そう、不朽の名作、ゲルニカです。
この絵は実話をもとにしています。
まずは当時のスペインの政治が関係しています。
当時のスペインの政治は混迷を続け、1936年の選挙で左派連合のマヌエル・アサーニャスペイン人民戦線政府が成立すると軍部が反乱を起こしました。
これを機にスペイン内戦が勃発したわけです。
3年に及ぶ内戦はソビエト連邦の支援を受けた共和国政府をナチス・ドイツとイタリア王国の支援を受けたフランコ将軍が率いる反乱軍が打倒することで終結しました。
これが第二次世界大戦の前哨戦となったわけです。
この内戦によってスペインは50万人が死亡し 、50万人が国を捨てて亡命してしまい、国力は疲弊してしまいました。
その内乱のさなかマドリード市内は戦場となり、マドリードは3年の間包囲された後に降伏しました。
その際、マドリードは初めて民間人を標的とした航空爆撃を受けた都市となった事でも有名です。
しかし、大都市でもないゲルニカまでもドイツのコンドル軍団によって無差別爆撃を受け、何の準備もない市民の多数が死傷しました。
さすがのピカソも怒り狂い、この高さ3.8m弱、長さ7.8m弱の大作を描き上げたそうですーー。
実際の実物に出会えた感動はルーブルのモナリザの時よりも大きかったかもしれませんーー。
近代戦争の悲惨さ。
それがこの大作に込められていますーーー。 -
感動もさめやらぬ二人は美術館を出てマヨール広場に向かいました。
タクシーで10ユーロくらいでした。 -
マヨール広場はマドリッドの代表的な広場。
多くの飲食店が軒を広げています。 -
幾つかの店をのぞいてランチサービスのお店に入りました。
-
具だくさんのシーフードスープ。
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ポークのステーキです。
ワインかビール付きのランチでした。 -
大道芸人がいるマヨール広場を出て王宮に向かいます。
-
マヨール広場から王宮に至る途中にこの寺院がありました。
その名はアルムデーナ大聖堂です。 -
この教会、構想は16世紀からあったそうですが、その後のすったもんだでなかなか着工されず、完成も20世紀になったそうです。
国王フェリペ6世の挙式がここで行われました。 -
マドリード王宮はオリエンテ宮(Palacio de Oriente)とも呼ばれる、スペイン王の王宮です。
-
ただし、実際には国王や王族は住んでおらず、彼らは郊外にあるマドリードより小さなサルスエラ宮殿にいらっしゃるようです。
そこで、マドリード王宮は国の行事に使用されています。 -
外壁に登ると、周囲が見下ろせます。
かなりの高台、というよりも周囲が低いようです。 -
ここからもいくつかの寺院や歴史的建築物が望めます。
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この広大な宮殿は、ディエゴ・ベラスケス、アントン・ラファエル・メングス、ガスパリーニ、フカラヴァッジオ、フランシスコ・デ・ゴヤといった芸術家の作品で贅沢に飾られています。
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快晴の青空に誇らしげに延びる国旗掲揚塔。
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いよいよ内部に入って行きます。
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中に入るにしたがって豪華さが際立ってきます。
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天井もご覧のとおり。
スペインの顔ともいうべき王宮ですから手抜きはありません。 -
階段を登っていきます。
これはもしかして−−という期待を抱かせます。 -
期待、というのは撮影自由。
ウイーンのシェーンブル宮殿の内部は素晴らしいのですが撮影禁止。
ここは−−−やはりダメでした。
その内部は絨毯が壁一面の部屋や陶器の壁の部屋その他数十の素晴らしい装飾だらけの部屋だったことしか書けませんーーー。 -
王宮をあとにしてホテルに戻ります。
スペイン最後のディナーです。 -
久しぶりの野菜満載の前菜。
これ以後のパエリアやらデザートはビールとワインによって撮影禁止になりました(苦笑)−−−いやいやテーブルのみなさんとの会話に阻止されました(笑) -
翌朝はマドリッド空港へ。
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さらば、スペイン。
これからフランクフルトに向かいます。 -
スペインの田園よさらば。
-
ほどなく高度10000m付近に到達いします。
-
眼下には雪をいただいたアルプスの一部が望めます。
-
そして、ハート形の湖か池を後目にフランクフルトに着陸します。
そして、2時間あまりのトランジットで羽田に向かいます。 -
18時頃のルフトハンザに搭乗します。
たった8日間のスペインの旅でしたが、旅行案内書やWebでしかみたことのなかったアルハンブラ宮殿やメスキータ、そしてベラスケスのラスメニーナスやピカソのゲルニカを目の当たりにできた感動の8日間でした。
何事もファーストコンタクトが大事。
恋も旅も最初の出会いこそ貴重で甘酸っぱいことを再認識した充実の旅だったと感じましたーーーー。
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この旅行記へのコメント (28)
-
- まーやんさん 2015/05/26 23:54:51
- はじめまして!
norisaさん、はじめまして!
今年、行こうかと思っていて、結局行けなかった芝桜の旅行記から
訪問させていただきましたが、スペインの旅行記も読ませていただきました!
生まれて初めての海外旅行先がスペインだったので、
特別に印象に残っている国なのですが、、
だいぶ昔(オリンピックや万博をやっていた年です…)のことなので
やはり忘れていることも多々あり、norisaさんの情報豊富な旅行記を
読みながら、いろいろと思い出したりして、一気に読んでしまいました。
また素敵な旅行記を拝見しに、お邪魔させてください。
よろしくお願いいたします。
まーやん
- norisaさん からの返信 2015/05/27 08:55:31
- RE: はじめまして!
- まーやんさん
おはようございます。
ご丁寧なメッセージやたくさんのご投票、さらにはフォローも頂きありがとうございました!
初めての海外旅行がスペインでしたか!
それは思い出深い旅でしたね。
我々はヨーロッパ九カ国目の訪問がスペインでした。
イメージよりも近代的で清潔な国。
かなり好印象で良い思い出になりました。
こちらも訪問させて頂きますネ!
今後ともよろしくお願いいたします。
norisa
- まーやんさん からの返信 2015/05/27 22:56:22
- RE: RE: はじめまして!
- norisaさん、
こちらも、たくさんの投票とフォローをいただきありがとうございます!
履歴を確認したら、1つポチするのを忘れていました〜。
そそっかしいので、押したつもりで押していないことが
たまにあります…。すみません…!
今度とも、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
まーやん
- norisaさん からの返信 2015/05/28 06:21:28
- RE: RE: RE: はじめまして!
- まーやんさん
おはようございます。
まあ、何と律義なことでしょう!(笑)
今後ともよろしくお願いいたします!!
norisa7
-
- 三昧さん 2015/05/23 23:30:20
- ダリの作品なんですね〜
- norisaさん、今晩は
ダリらしからぬ作品ですね。
ダリやルネマグリットの作品が好きなもんで。
でも、この作品は初めて見ました。見た瞬間、ダリらしからぬ作品ですが、ダリ!だ!って分かりました。
確かにスリムではない体型が実在感を高めていますネ。
オイラもいつかは実物みてみたいな〜。
三昧でした
- norisaさん からの返信 2015/05/24 06:04:35
- RE: ダリの作品なんですね〜
- 三昧さん
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
そう、これダリなんですね!
出発前の予習?でこの絵を見つけ、一目ぼれ(笑)
すぐにダリと分かるところ、さすがですね!
これがモデルのような体型だと普通の作品ですが、やや太め。
ですから、彼女自身も彼女の想念も実在しているようです。
彼女、就職に悩んでいるのか、恋の片思いに苦しんでいるのかーー。
想像するのも楽しい作品です。
この絵とゲルニカを見るだけでもソフィア芸術センターに行く価値があるように感じましたーーー。
norisa
-
- hot chocolateさん 2015/05/23 10:21:51
- 自分の目で見る感動♪
- norisaさま
こんにちは〜
「プラド」の旅行記にお邪魔しています。
8日間の充実した旅、あっという間でしたね。
充実していればいるほど、時の経つのは早く感じるもの。
お疲れ様でした。
「プラド」美術館では、本物の絵を、自分の目で見られて、感動もひとしおでしたでしょう。
写真集や本でその絵を知っていても、実際に本物を見てみると、その絵の大きさや質感や訴えてくるものに感動しますね。
私も、ウィーンのベルヴェデーレ宮殿の中の美術館で、クリムトの「接吻」を見た時に、その大きな絵から発するオーラのようなものを感じ、感動したことがあります。
やはり、「実物を見る感動」って違いますね。
ダリの「窓辺の少女」、いい雰囲気の絵ですね。
なんだか、心癒される感じがします。
私の理解を超えるピカソやダリ、ミロの世界、う〜んよく分かりません。
でも、自分の心の中を表現しようとすると、あのような形になるのかも・・・?
hot chocolate
- norisaさん からの返信 2015/05/23 16:47:09
- RE: 自分の目で見る感動♪
- hot chocolateさん
こんばんわ。
いつもありがとうございます。
本当にあっという間の8日間でした。
(旅は終わってみるといつも夢のよう。短さもーー)
さて、世界三大美術館のプラド。
これはまさに幸せでした。
広いので疲れましたが、有名画家の生の絵ばかり。
興奮が旅の疲れを吹き飛ばしました。
ソフィア芸術センターの窓辺の少女、いいですよね!
ダリ、なかなかやります。
どうしてもゲルニカを押しのけて表紙にしたくなりました。
(プラドの絵を表紙にしたいのですが、撮影禁止でHPの写真しかありませんのでーー)
私もミロやピカソは完全には理解でいません。
しかし、音楽で言えばクラシックではなくジャズとかラップと考えるとなんとなく分かるかもーーと無理やり納得しています(苦笑)
norisa
-
- 白い華さん 2015/05/12 20:06:30
- スペイン旅行記・・・、お疲れ様!でした。
- 今晩は。
お天気に 恵まれた・・・、スペイン周遊 8日間。
今回は、「フリータイムが 存分に、楽しめる・・・ツアー」で、
マドリッドでは、王宮に、プラド美術館など、じっくり・・・と、見るコト!が できて、良かったデスネ。
私は、スペインは、「マドリッド & トレド」を 廻った。ので、
プラド美術館は、行っています。 私が 小さい頃、実家!に、 『 裸のマハ 』の 複製画が あり、
その 本物が コチラ!で 見られるコト。
すごく、感慨・・・を 感じながら、「裸 & 着衣・・・の マハ」を 眺めた。と 記憶しています。
それにしても・・・。 巨匠 ピカソ。 ダリ。 ミロ・・・と、
「明るい! 太陽が 照りつける・・・スペイン」の 自由な 雰囲気。からでしょうか ?
ーーー「不思議な 絵!が 世界最高・・・の 傑作作品」と 言われること。が、良く、理解・・・出来ません。 (苦笑)
私は、「ベラスケス」の、 ちょっと・・・暗い!作品。が 好き!でした。
奥様と、「スペインの 旅」の 次・・・は、ドチラへ 行かれるのでしょうか ?
私は、この GW・・・に、いろいろ、探して、「7月は、フランス & ドイツ(周辺の国)を 旅します。もちろん・・・、姉妹で。。。)
norisaさん、 長編!の スペイン旅行記・・・。 ご苦労様でした。
とても、楽しかったデス。
これからも よろしくお願いします。
- norisaさん からの返信 2015/05/12 21:35:26
- RE: スペイン旅行記・・・、お疲れ様!でした。
- 白い華さん
こんばんわ。
いつも大変ありがとうございます。
そちらも台風/熱低で雨風が激しいかと存じます。
さて、以前にプラドに行かれましたか!
マハは意味深な絵ですね。
そこはかとない魅力、悪魔的な雰囲気が素晴らしいです。
本当にこのツアー、プレエコのわりに安いので自由時間と自由食が多いのです。
でも、それをフル活用するとスケジュールに縛られたツアーよりも印象が深く、好きなことができて良かったです。
おかげでソフィア芸術センターや王宮も行けました。
そこでミロやピカソの洗礼をたっぷり浴びました(笑)
さて、今度の夏はフランスにドイツ、恐らくチェコかオーストリアなども行かれるのかな?
イイですねー!
我々は今度は完全自由旅行で飛行機、宿、交通手段を自力更生でやろうかと思っています。
急に4トラから姿を消したら現地で逮捕されたか亡くなったかとご推察ください(苦笑&汗)
では楽しい旅を!
お互いに!!
norisa
-
- rinnmamaさん 2015/05/11 00:39:09
- スペイン満喫できましたか?
- norisaさんへ
コメントが遅くなりましたが、完結編ですから・・
いつもの如く、博学ぶりに感嘆です。
同じ風景を見ているのに、へ〜〜と再発見です^^
ゴヤは京都国立博物館で見て以来ですが、プラドで見るからいいんですね!
今回、フランスで絵画を見ましたが、その場所で見ると雰囲気が違います
でも、現地まで赴く事もできませんので、仕方ないですけどね・・
宮殿に入られたのですね。。
私は通過しましたが、次回があれば入場したいと思います。
次は個人旅行計画なんですね^^
楽しみでもあり、苦痛でもあり・・計画実行まで頑張って下さい。
スペイン・・本当にいいですよね。。再訪したい都市の上位です(^^)
アンケートでも1位ですものね!
rinnmama
- norisaさん からの返信 2015/05/11 06:26:59
- RE: スペイン満喫できましたか?
- rinnmamaさん
おはようございます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回の旅行はツアーでしたが、プレエコの割に安いので自由時間が一杯。
おかげで好きな美術館その他に行けました。
やはりプラドは素晴らしく、ソフィアも最高でした。
ゲルニカがあれほど大きいとは!!
王宮は期待以上でした。
シェーンブルンに匹敵しますね。
スペインはまさに期待以上。
次回は別のところですが、再訪必至の国ですねーー。
またよろしくお願いいたします。
norisa
-
- みかりさん 2015/05/09 01:23:13
- 最後まで魅力的だったスペイン旅
- norisaさん、こんばんは!
スペイン旅行記、お疲れ様でした〜。
ホントに最後の最後まで芸術を堪能されて大充実の8日間でしたね。
norisaさんの旅行記を見ていたら、ものすごくスペインに
行ってみたくなりました♪
食事も芸術も観光もどれもたっぷり満喫出来て、8日間の旅行でも
短く感じてしまいそう。スペインはツアーで周った方が効率は
良さそうだけど、見学だけは絶対にフリーでしたいなと思いました。
スペイン最後はプラド美術館他、沢山の素晴らしい絵画を楽しんだん
ですね。norisaご夫婦にピッタリな旅の締めでした。
私は恥ずかしいほど芸術には疎いですが・・・最近は絵画の背景を
知った上で楽しむと、すごく奥が深いな〜と思うようになりました。
でも美術館だけは、解説があった方が私の場合は楽しめそうです。(笑)
素敵なスペイン旅、たっぷりと楽しませてもらいました♪
みかり
- norisaさん からの返信 2015/05/09 06:59:01
- RE: 最後まで魅力的だったスペイン旅
- みかりさん
おはようございます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
何せ写真は多いわ、記憶は薄れるはでアップにアップアップしました(苦笑)
スペインは行ってみて分かりましたが、確かに旅行魅力度ランキング1位の国でした。
世界遺産ランクも3位ですしね!
至る所観光地ですし、物価も安く人も親切。
ジプシーのドロボウさえいなければ最高です。
最後のプラドもソフィア芸術センターも良かったです。
このツアーはプレエコの割に安いのですが、それは自由時間や自由食が多くてフリーツアー的なものなので安いわけです。
そのおかげでいろいろなレストランや観光、絵画鑑賞ができました。
早くも次回が心待ちです(爆)
norisa
-
- 前日光さん 2015/05/07 16:41:02
- 恋も旅も、出会いが大事…ですか。。。
- norisaさん、こんにちは。
スペインの旅、最終章ですね。
格調高いプラド美術館で締める辺り、さすがアカデミックなnorisaさん!(^^)!
ルイス・ブニュエル監督の肖像を、ダリが描いているのですね!
私はカトリーヌ・ドヌーブが出演したブニュエル氏の映画「哀しみのトリスターナ」という作品を見たことがありますが、ドヌーブの妖しい美しさに見とれてしまいました。
ダリとブニュエルが同じ時代の人だったなんて、西洋史に詳しくない私にはにわかに結びつきませんでした。
その上ダリと、あの銃殺されたスペインの詩人ガルシア・ロルカも同時代人だったことが調べてみて分かりました。
高校の現代文の教科書に、ロルカの「水よ、おまえはどこに行く?」という詩が載っていて、その時にロルカの生涯について簡単な説明を受けたのですが、38歳で内乱に巻き込まれて銃殺されたという詩人の最期の話を聞いて、強烈に印象に残っていたのです。
ロルカやダリ、ミロ、ピカソ等の生きた時代が、norisaさんの旅行記のお陰で、把握できました。
スペインも、多くの歴史と文化を持つ魅力的な国なんですね。
充実の旅、そして恋も旅もファーストコンタクトが重要なんですねぇ〜
前日光
- norisaさん からの返信 2015/05/07 19:51:13
- RE: 恋も旅も、出会いが大事…ですか。。。
- 前日光さん
こんばんわ。
ルイス・ブニュエルさんて映画監督でしたか!
無学をご容赦ください。
しかもカトリーヌドヌーブが主演でしたらそれ程昔ではないですね。
いやあ、無学とは恐ろしいものです。
さらに詩人ガルシア・ロルカが同世代でしたか。
どうも年代が結びつきませんでした。
さすがに教師の前日光さんだけあってロルカの詩もそらんじているんですね。
そうしたもろもろの知識を背景にソフィア芸術センターの全てを鑑賞したらまた違った感想がいくつも加わったことでしょう。
もろもろの感情にはファーストコンタクトが重要でしょうが、バックグラウンドの知識あってのことですね。
いろいろ教えて頂いてありがとうございます。
ところで今日の新聞やNHKニュースで観光競争力は日本が第九位というものがありました。
何とスペインは第一!
今回はそれを肌で実感してきましたーーー。
norisa
-
- pacorinさん 2015/05/07 08:44:27
- 見どころ盛り沢山の国、スペイン♪
- norisaさん、おはようございます。
わたしもこのGWにスペインへ行ってきました♪
norisaさんの旅行記で予習復習させてもらいました。
ツアーだったので、たくさんまわれたのは良かったのですが、もっとゆっくりしたかったところもあり、帰国したばかりなのにまた行きたいな〜と思ってしまいます。
わたしも忘れないうちに旅行記アップしなければ〜
pacorin
- norisaさん からの返信 2015/05/07 10:38:33
- RE: 見どころ盛り沢山の国、スペイン♪
- pacorinさん
おはようございます。
おお!
スペインに行かれましたか?
私の旅行記では予習復習の足しにもならずスミマセン!
でもこの国は自由旅行でひと月くらいゆっくり回りたいですね。
アンダルシアだけでも二週間くらいはーー。
アップを楽しみにしております!
norisa
-
- pedaruさん 2015/05/07 07:34:46
- プラド美術館
- norisaさん お早うございます。
私が行った時と違って随分堪能されたようですね。私の場合は、団体で引率されての美術館でしたから、「はーい、ここで◯◯分、◯時に集合してくださーい。」
行ったというだけの印象しかありません。
さすがnorisaさん、スペインも国内旅行同様に、トラブルもなく終結に至りましたね。
生来のドジさに加えてなれない海外、初一人旅、旅の常識も知らずに4トラブルならぬ10トラブルになってしまったpedaruのスコットランド旅行とは大違いです。
「恋も旅も最初の出会いこそ貴重で甘酸っぱいことを再認識した充実の旅だったと感じましたーーーー。」
・・・そうでしょう、そうでしょう、いつものフィナーレは珠玉の言葉、・・・苦い恋も旅もありますよ〜・・・・
pedaru
- norisaさん からの返信 2015/05/07 10:36:24
- RE: プラド美術館
- pedaruさん
おはようございます。
いつものようにウイットペーソス?に富んだコメント、ありがとうございます。
プラド美術館は丸二日くらいで見学したいですね。
ボストン美術館でも学芸員に方に3日間おいで!といわれて苦笑した経験があります。
4トラブル!なるほどお上手です。10は多すぎますね(笑)
旅とは肉体的、金銭的さらには精神的にもデメリットがあります。
しかし、その投資?に見合った、あるいはそれ以上の精神的見返りがあるために10のトラブルもかえりみずしつこく出かける麻薬のような所業かもしれません。
終わりのない旅、言い得て妙ですねーーー。
norisa
-
- ミンさん 2015/05/06 22:34:28
- ダリの絵の少女に引きつけられました!
- norisaさん、こんばんは。
美術館に訪問されて、素晴らしい傑作ばかり鑑賞されて、うらやましい限りです。
「窓辺の少女」
腰回りの肉感美、ドキッとしますね。
私も大好きになりました。
スペインの町並み、建造物、息を飲みます。
私もいつか行けるかしら?
ヨーロッパにもアメリカも行ったことないミンでした。
- norisaさん からの返信 2015/05/07 07:17:25
- RE: ダリの絵の少女に引きつけられました!
- ミンさん
おはようございます。
窓辺の少女の素晴らしさ!
ですからダリは幅の広い画家ということがわかりますね!
え!ミンさん、そうなんですか?
いろいろなところでダイビングを楽しまれているので地中海やカリブ海に潜っているかと思いました!
潜らなくて結構ですから是非スペインへお出かけください!!
norisa
-
- moonさん 2015/05/06 20:22:33
- もう1度訪れたいスペイン
- norisaさんへ
こんばんわ。
スペインの旅行記、少し懐かしさを感じながら読ませて頂きました。
娘が高校生の時、学校を少し休ませツアーでしたが、旅をしました。
娘の初海外がスペインでもあり、彼女にとっては相当体に負担だったようです。
私はピンピンでしたけど・・・・。
絵画を趣味でもあるnorisaさんですから、やはりコメントは本格的ですね。
今更ながら、勉強になります。
ちなみに、娘はダリ好きで、ミロも好きです。
自由行動の時、ミロの美術館に行った記憶が蘇りました。
スペインに行くなら、もう1度娘と・・・しかし、なかなか社会人になると難しいものがあるし、旅費も私の負担になるだろう・・・・・・・微妙。
アルハンブラ宮殿、もう1度訪れたいなぁなんて妄想してしまいました。
それにしても、本当にお天気に恵まれた旅で羨ましいです。
やはり、日ごろの行いが良いのでしょうね。
これからも、素敵な旅行記楽しみにしております。
moonより
- norisaさん からの返信 2015/05/06 21:57:58
- RE: もう1度訪れたいスペイン
- moonさん
こんばんわ。
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
娘さんが高校生の頃の強制スペイン旅行?
それは華やいだご旅行でしたでしょうね。
でも娘さんにとっては飛行機も時差ボケもスペイン語も大変だったかもですね(苦笑)
しかし、そうした経験が人間の幅を広げますので良い教育でした!
美術は好きなだけで知識はありませんので感性のみで鑑賞しました。
やはりダリもミロもピカソも最後の作風で評価されていますが、途中過程の作品も才能の溢れを感じます。
印象派の後に出るべき流れとして立体派や超現実派は自然に確立されたことがそこはかとなく理解できますーー。
moonさんは次回はいずこですか?
来年にポルトガル再訪は確信していますが、今年はドイツとかチェコかな???
norisa
-
- aoitomoさん 2015/05/06 20:20:46
- 旅行記も美術館もコンプリート!
- norisaさん
『プラド美術館』
プラド美術館コンプリートおめでとうございます。
美術館巡りの日すら晴れで、norisaさんには天気の神様が取り付いてますね。羨ましいです。
名画の宝庫『プラド美術館』ですからいくら時間があっても足らないでしょうね。
『ソフィア王妃芸術センター』
私も中傷画は分かりますが、抽象画はいまいち理解し難いです。(笑)
しかし、その絵が描かれた背景や時代が面白いので自ずとのめり込んでしまいます。
『窓辺の少女』
ダリのダリらしからぬこの作品は、やはり目に止まってしまいます。
norisaさんのコメントに納得です。
私も好きです。この作品。
『ゲルニカ』
こちらもコンプリートですね〜
これも絵の背景を知ってのめり込めた作品です。
小学校の美術の教科書で見たときから大人になりゲルニカの解説を見る前までは理解出来ませんでしたが。(汗)
『マドリード王宮』
快晴で十分な明かりが天井画を照らしてますね。
こちらも最高の条件で見学できたのではないでしょうか。
シェーンブル宮殿の内部は撮影禁止なんですね。
気になるのでネットで覗いてきました。(笑)
『夜間飛行の脱力感』
美味しい食事の食べ過ぎによる門脈圧の亢進と、アルコールによる肝臓の負担からでしょう〜(爆)
8日間のスペインの旅満喫させていただきました。
行程のイメージをつかむことが出来ました。収穫です。
aoitomo
- norisaさん からの返信 2015/05/06 21:50:38
- RE: 旅行記も美術館もコンプリート!
- aoitomoさん
こんばんわ。
皆勤ご訪問、ご評価に感謝の二乗です!
プラド美術館、もちろん見切れませんね。
ただし写真撮影禁止は残念でした。
でも本でしか見たことがない名画が目白押し。
これが生名画ですねーー。
ソフィア美術館も良かったですよ。
ここは夕方に行くとタダの日もあるそうです。
でも中傷はされません(笑)
窓辺の少女、いいですよね。
やや小柄の女性が実在感を高めています。
それに比べてゲルニカのモノトーンの大作。
こちらは怒りそのものです。
無抵抗市民への迫害は太古の昔から今現在まで続いているのですねーー。
王宮は中身は素晴らしいですよ。
シェーンブルンと同じくらいかもしれません。
ここはどちらも撮影禁止に納得です。
夜間飛行の体調後診断。
もしかしてお医者様または薬学のプロ?
危険ドラッグ製造会社のCEOではないですよね(爆&失礼!)
最後までご覧いただき、欠かさずコメントもご投票も頂き、和歌山方面に足を向けて眠れない毎日です(笑)
ありがとうございました。
norisa
-
- 熟年ドラゴンさん 2015/05/06 08:00:54
- スペイン堪能されたようですね。
- バルセロナからマドリッド、私とは逆回りで行かれましたね。
私が行ったときはプラド写真OKでしたよ。
オランダもベルギーも行きましたがスペインの方がずっと素敵ですよ。
バルの1ユーロ位のカーニャ(生ビール)が一番のお気に入りでした。
最初に覚えたスペイン語は「ウーノ セルベッサ ポルファボール」ビールを一杯下さい でした。
- norisaさん からの返信 2015/05/06 10:36:18
- RE: スペイン堪能されたようですね。
- 熟年ドラゴンさん
おはようございます。
いつもご訪問頂き恐縮です!
え!プラドは撮影OKだったのですか!?
それは羨ましい限りですね。
きっと過去に悪い?熟年旅行者がワルサをして禁止になった?(爆)
そう、バルのビールとワインいいですね!
我々もセルベッサ!、ヴィーノばかり注文していました(笑)
norisa
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