7泊8日フランス・パリ　初の個人旅行 4日目

2015/02/07 - 2015/02/15

サントシャペル教会〜オルセー美術館〜オペラ座ガルニエの巻

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

クリュニー中世博物館を公園サイドから。右側は工事中。

クリュニー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

セーヌ川から。左手にパトカー待機中。

サンミッシェル広場 広場・公園

入り口が二手に分かれていて、向かって右手が教会、左手が最高裁判所です。看板あるけど一見分かりずらい;;

X線検査後、外出て斜め右へ。10時なせいか空いてました。1F後方の狭い螺旋階段で2Fへ。後方はまだ工事中。

サントシャペル 寺院・教会

こんなに昔から祈りを捧げているのにな。みんなが同じ気持ちになる時代がきますように。

サントシャペル 寺院・教会

弁護士？の服装ステキですね〜。次回、時間があれば中も見学したい。

RER C線でMusée d’Orsay駅へ移動。ドイツでも2階建て列車乗ったけど、地下なせいか暗くて怖かった…。ホームも人がまばらだし。

観光大国なのに外人に対する視線が厳しくてちょっと辛かったです。テロ事件もあるし警戒するのも仕方ないのかもしれませんが辟易。。

さてオルセー美術館は休み明け（月曜休館）、もしくはルーブル美術館が休みだからか？混んでました。入り口で10分ほど並ぶ。クローク受付も列が。1Fから順に見ようかと思ったけどガイドツアーや現地小学生のグループで激混み。仕方なくミレーの「落穂拾い」を見た後に奥のエスカレーターで5Fへ。チラ見した2Fも混んでる。いやあ広い…！

渡航の1週間前に「美の巨人たち」で取り上げられていたモネの「カササギ」が実際に生で見られて嬉しかったです。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/150131/

フランスでは身近な鳥なのかな。お腹が白くて可愛いんですよ〜（日本ではあまり見ないけど、韓国だと至る所にいて「嬉しい報せを届ける」鳥とされてます）

天窓から差し込む自然光だけで鑑賞できるのはいいですね。思った以上の柔らかさを堪能できました。

他にも「日傘の女」「死の床のカミーユ・モネ」らも一気見。ドガの塑像も結構ある。出口にあったタグで知ったのですが、この階のベンチのデザイナーが日本人でした。ほお…

さすがにお腹が空いたので出たところのカフェでなにか〜と思ったけど混んでたので恐々2Fへ…空いてた♪という訳で今日のランチ3種から白トリュフリゾット、デザートでプリンを選択。こんな写真のアングルで頂きました。

ちなみにリゾット、チーズ濃厚。胃もたれしそう（魚介系にすれば良かったと後悔）。プリンは激甘（1週間分の糖分を摂取した気分）。添えられたフィナンシェは普通に美味しい…あとカフェオレ頼んだら、タブレットチョコがついてきた！これはビターな感じで美味しかった。

ゆっくり休んでトイレ寄って、1Fのギュスターヴ・モロー「オルフェウスの首を運ぶトラキアの娘」、モネの援助もしたカイユボット「床削り」を見ました。来て良かった…。

ゴッホの作品は2Fにあります〜先生が小学生たちを引率していて説明＆ディスカッションしてました。いいなあ。私は随分前に横浜美術館の展示で現物を見たのですが、絵を描くことを続けるか悩んでいた当時と、答えを出した今とでは印象が違って面白い。まさかフランス行ってまた見る機会が訪れるとは思わなかったよー。

ポンポンの「フクロウ」をガラス越しでなく間近で見ました。めっっちゃ可愛い！！写真撮りたかったなあ。ロダンの「地獄の門」もこっそり撮ってるひとがいましたが、ロダン美術館に行けば撮り放題だよ〜（もちろん注意されてました）

あとクールベの「世界の起源」。大人は遠回りに、小学生がひそひそ話をしながら見てました。隠され続けた作品の叫び「現実を直視しろ！」が届くといいなあ。「画家のアトリエ」は修復中でした。その作業が直に見られるのも興味深かったです。

アールヌーヴォーのコーナーは天国ですね…(*´Д｀)展示が工夫されてて良かった。ピアノが置いてある部屋はミニコンサートとかするのかな？

無理やり連れてこられた地元学生が中央通路でだべってて、どこも同じだなあって思った(笑)2Fの彫刻コーナーでは美術学生が熱心に写生〜。

16時半なので慌てて外へ。入り口行列は解消されてませんでした。

オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

RER C線からInvalide駅で8号線に乗り換えてオペラ座へ！乗り換え路線が集まってるせいか出口に迷いました;;

当日券窓口は2つ。手前で日本人男性2人が交渉してたのでそのまま下がって待っていたら、現地の人に「並んでます」と後ろから注意され…私以外にも当日券を希望する方が4組ほどいて一緒に座って待つことに。

私の番になって、自作の指さしメモをガラス越しに「今日の当日券1枚」と見せたら「日本語でいいですよ〜」とイケメンが！！！隣の窓口のお姉さんも気づいたら日本語で対応してた。すごい。どんだけ日本人客多いんですか。有難い。

席はWEBで見たとおり、一番いい席2万円しか残ってない。立ち見席あります？あるけどあんまり見えないよ？いいの？心配そうなイケメンにまあまあ見えるならOK！と10ユーロで購入。そのまま渡してくれるのかと思いきや、フルネームを聞かれ、チケットに印字！！1回しか言ってないのによくある名前のお陰でスペルも合致（笑）

トイレに寄るべくギャラリー・ラファイエットへ。1Fの化粧品売り場は大混雑。ルイヴィトン前は列がｗｗｗｗ例の天井をちょっと仰いで本物だーと思う（笑）開演まで時間があるので食品館へ移動し、お土産用のチョコを買い、マリアージュフレールで現地店員イケメンに100g袋（BOLE'RO、ROUGE RUSCHKA）梱包してもらう。至福…

ユニクロでちょっと時間を潰して19時ジャストにオペラ座正面へ。外の入り口セキュリティチェック大混雑！（ダフ屋いました）後ろの人が押すので脇に避けたら「ジャパニィィズ！！」と激昂される。ちゃんとカバン開けるってば〜。そしてようやく建物の入口へ。無料の劇場案内冊子と新聞をもらう（リピーターが多いのか、手にする人少数）次にチケットの座席確認。前の人が出演者からの招待券を持参していてスタッフと揉めていました（結局階下に降りていった。いいなあ）

という訳で1Fロビーがこちら。ウィーンの国立歌劇場があまりにも印象深かったのでおや？という印象。あと割とラフな格好が多い。観光客が多いせいかなあと思ったら、バスティーユも同様だそうです。意外。ウィーンと大違いだな…

オペラガルニエ 劇場・ホール・ショー

サロンはすごい。金ぴか〜！！もうちょっと早く会場入りすれば良かったなあ。立ち飲みコーナーがあって一服する人がいました。

写真を撮りまくって開演10分前くらいに席に移動したら…ドアが閉まってる！（外側にドアノブ無。一旦閉まると外側から開かない）同じように困惑した客がウロウロ。開演コールが鳴る中、ドアの鍵を持つ女性スタッフがやってきて1人ずつ誘導！！なんとか自分も対応してもらい、ドアの中へ。2F前から3列目の眺めはこんな感じ（1EMES LOGES DE COTE 13 Plase5）

有難いことに6番の椅子があるので遠慮なく使わせていただく。足乗せてマッサージ（笑）助かったあ。

演目はモーツァルト「後宮からの誘拐」。前楽なせいか？満席。内容は独語なお陰でなんとか理解。コミカルな内容なので良かったかも。仏語字幕が舞台上部の電光掲示板に表示されてました。

せっかくフランスに来たのだから、バスティーユでドビュッシー「ペレアスとメリザンド」にしようかなあと思ったのですが、音楽に疎いので寝てしまうだろうと判断。。。（ウィーンで小澤征爾さん指揮のチャイコフスキー「スペードの女王」を観たのですが、ほとんど寝てました…）

目当ては天井画！休憩中に撮れました〜綺麗だ〜

前列のお客さんもドアの前の長椅子で休憩（軽食）を取ってたので、私もカバンに入れてたポワラーヌさんのアップルパイを頂く。美味しい♪

予定どおり22時半終演。噂通りコンスタンツェのアリア素敵でしたわ。慌ててメトロに向かったけれど、同じ方向の観劇帰りの人が多くて安心して帰れました。

次回5日目（水）はサン＝ジェルマン＝デ＝プレ教会〜ドラクロワ美術館〜ロダン美術館とかの巻