2014/09/06 - 2014/09/06
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murenekoさん
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槍ヶ岳登山二日目。
日本で10番目に高い大喰岳に登ります。
二日目に帰ろうとしたものの、こけてしまい・・。
<2014年9月・日本百名山・槍ヶ岳登山>
①「大雨の槍ヶ岳登山」
http://4travel.jp/travelogue/10971264
②「槍ヶ岳登頂!」
http://4travel.jp/travelogue/10978884
③「こける・・」
http://4travel.jp/travelogue/10981370
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
山荘の荷物を整理して、山荘の前に荷物をデポし、サブリュックのみの軽装で、次の目的地へ。
ここまで来たら、次も攻めます!
槍ヶ岳山荘から、槍ヶ岳と反対側、大キレットと呼ばれる縦走路に。 -
この先、北穂高岳〜奥穂高岳に至る縦走路は、登山の達人のみが登ることを許された難ルートで、「落ちたら、たぶん、死ぬ」ルート。
亡くなってしまう方も多い。このルートを歩くことは、たぶん一生ないものの、その手前にある「大喰岳(おおばみたけ)」に向かいます。
槍ヶ岳山荘から一気に下りていき、もう一度登り返します。向うからは、大キレットを越えてきた達人たちがやってくる中、ペットボトルとカメラくらいしか入っていないリュックを背負ってすれ違います。 -
槍ヶ岳山荘から24分で、大喰頂上に到着。キレットの縦走路からは、ほんの少し外れたところにあり、山頂に気づかずに通り過ぎる人も多そう。
この「大喰岳」、マイナーですが、標高3101mと日本で10番目に高い山なのです。看板の向こうには、槍ヶ岳も見えて、絶景!
これで、①富士山、③奥穂高岳、⑤槍ヶ岳、⑧涸沢岳、⑩大喰岳と、日本の標高の高い山ベスト10のうち5つを踏破。あとの5つ、②北岳、③間の岳、⑥悪沢岳、⑦明石岳、⑨北穂高岳もいつか登ってみたいなー。 -
大喰岳の先、大キレット縦走方面には、中岳(12位)、南岳(17位)と、3000m級の山があり、南岳までは、まだ大キレット手前のため、行けなくもなかったのですが、ここで引き返します。
-
槍ヶ岳山荘まで11分歩いて到着。
この時点で7:28。帰りは、明日の昼の大阪行きのバスを予約しており、この日は途中の山小屋に泊まって帰る予定だったものの、下山のコースタイム8時間(休憩除く)を考えると、17時ころの路線バスに乗れたら、JR松本経由で、家にも帰れそう。ちょっと、チャレンジしてみよう。
ケガなく、槍ヶ岳を往復できて、ここまでは順調だったものの、下山のこの判断が、自分の登山史上最大の事故につながることになり、無事では帰れなかったのです・・。 -
8:05下山開始。
上高地から新島々経由で松本に向かうバスの最終は18時。ただ、これだと、家に帰りつくのが深夜になってしまうので、2つ前の16時45分のバスに乗りたい。そうすると、下山のコースタイム8時間(休憩除く)を考えると、ギリギリ。昼食も食べないといけない。
前のめりで下山開始! -
登る時にヘロヘロになった登り道も帰りは快調。
振り返ると、青空の中に槍ヶ岳の全容が見えます。登ってきたときは真っ白い霧しか見えなかったのになぁ・・。 -
8:24殺生ヒュッテの分岐着。
槍沢ロッヂあたりに泊まっていたと思われる人が朝一で登ってくるのとすれ違います。 -
青空に映える槍ヶ岳が綺麗〜。
こんな日に登ってきたかったなぁ。 -
そこから約1時間、9:25に天狗原分岐に到着。
今日、帰るのでなけれな、天狗池に映る槍ヶ岳を見ようと思っていましたが、ここから結構歩かないといけないので、ここはスルー。
帰りは急ぎ目でも、あまりコースタイムは稼げません。 -
10:08大曲。
今日は、槍ヶ岳の初登頂に成功した「播隆さん」のお祭りがあるそうで、お坊さんみたいな人がたくさん登っておられました。 -
昨日、大雨の中、決死の覚悟で飛び越えた増水した沢は、そもそも水の跡形もなかったのに驚きました。
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雪渓もすれ違う人が多くて、一苦労。。。
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10:41ババ平キャンプ場。
昨日は雨の中で、気づきませんかったけれど、ここには水道があります。
昨日、昼ご飯を食べ損ねたので、荷物が減っておらず、せっかくなので、ここで昼食にすることにしました。
クッカーでお湯を沸かす。リュックの取り出しやすいところに入れていたチャッカマンが、昨日の雨で濡れて火が出ないという悲劇に見舞われ、マッチで火を付けます・・。
牛丼とカレーラーメンを自炊。
カレーラーメンは、こうやって野外で食べると美味しいものの、熱い汁を、そこらに捨てるわけにはいかず、飲み干さないといけないのが難点かも。。
11:40。昼食でだいぶ時間がかかってしまい、15時30分くらいに上高地について、日帰り入浴で汗を流して、お土産を買って・・というプランが危うくなり、荷物を詰めなおして、速足で先へ進みます。 -
と、なんでもない石の道で前につんのめって、倒れこんでしまいました!
両手両足でカバーするも、後ろに背負った重いバックパックが後頭部を直撃し、その反動で、岩に顔面を思いっきり打ち付けてしまい、鼻の頭からものすごい血が吹き出し、止まりません。
・・これはヤバイ!
血だらけになりながら、バックパックに入れてあった救急の包帯で鼻を押さえます。荷物をパッキングしたりする際に、顔から手を放すと、血がドバッと噴出してきます。 -
前後に登山者はおらず、自分の顔がどうなっているか分かりません。
出血の量から、鼻は折れてメチャメチャになっていそう・・。
後から思えば、携帯かカメラで撮って見れば良かったのですが、この時点では、鼻から手を放すと血が噴き出ていたので、そんなことは思いつきもしませんでした。
幸運にも、あと20分くらい歩けば槍沢ロッヂに着く地点。鼻を押さえながら、先へ進みます。前を進む2人の登山者がいたので、「私の鼻はどうなっていますか?」と聞いたら、「切れているが、血は止まっている」とのこと。包帯は血で真っ赤っか・・。 -
この登山者2人の後を着いていき、槍沢ロッヂに。
スタッフの方に声をかけると、たまたまバイトで働いておられる方で、看護師の方がいらっしゃったようで、休憩中にも関わらず、出てきてくださいました。助かった・・。
鼻を見て、抑えたりしてもらいましたが、たぶん折れてはいなさそう、とのこと。
ただ、これからものすごく腫れ、また、血がドバっと噴き出す可能性がある・・とのこと。
自分で持っていたバンソウコウを鼻の頭に貼ってもらい、ちょっとだけ休憩。 -
ここに宿泊で留まったら、病院に行くタイミングは遅くなります。ただ、このまま帰るとして、歩いている間に血がドバっと噴き出すのは怖い。
迷いましたが、横尾から先は1時間おきに宿があり、また人も多いので、血ドバになっても、なんとかなる・・!?
看護師さんにお礼を言い、12時に歩き出しました。
一の沢を経て、横尾まで。もう、無理をして早くいくことはできません。コースタイム80分のところ、69分、13:09に横尾着。
鼻のバンソウコウは血でにじんでいるけれど、噴き出すほどではないようです。
ここからは平たんな道が多くなります。 -
13:56徳澤着。横尾から47分。
大ケガをしていても、徳澤名物のソフトクリームは食べる(笑)
14:43明神着。徳澤から47分。
平たんな道ですが、一泊二日で槍ヶ岳往復なので、さすがにヘロヘロです・・。 -
15:34河童橋着。
血ドバにならず、なんとか上高地まで帰り着きました。
とりあえず、乗れなくなると困るので、ターミナルに帰りのバスを予約しに行きます。16:45発の新島々行のバスを予約。日帰り温泉でゆっくりしている時間はなさそう・・ -
上高地ソフトクリーム(350円)で、無事?に帰ってきたことを祝杯。
お土産を買って、バスに乗り込みます。 -
吊尾根では死亡事故なんかも。
今回の自分も、一歩間違えば大けがだけではすまなかっただけに、気を付けないといけませんね。特に下山は・・。 -
バスで帰ります。
大正池は中学の修学旅行以来、来たことないなー。 -
16:45バスで、新島々駅に到着。
マンガ『岳』にもたまに出てきていましたね。 -
アルピコ交通の電車に乗り込み、18時に松本駅着。
みどりの窓口で、特急しなの〜新幹線の切符を購入。
18:32発の特急に乗る前に、松本駅前の「播隆(槍ヶ岳初登頂)」の像を観に行きたかったけれど、ちゃんと場所を調べておらず、見つけられませんでした。 -
駅構内の駅弁屋で、最後の一個のお弁当を購入。
特急しなのから名古屋で新幹線に乗り継ぎ。ケチって、指定席を取らず、自由席に乗ったら、満席で、立って帰る羽目になってしまいました。指定席代510円ケチるんじゃなかった・・。
なんとかその日のうちに家に帰り着きました。
翌日は日曜日。鼻は腫れたものの、鼻血は出ず。月曜日、普通に仕事に行って、帰りに病院に行こうと思っていたら、仕事中に、何もしていないのに鼻血が・・。
そして、そのまま病院送り。CT撮影して検査。
結果、鼻中隔という骨がポキンと折れていて、治しにくいのと、治さなくてもそれほど影響はない(鼻血は出やすくなるかも)、とのことで、一生、骨折したまま生きていくことになりました・・。
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この旅行記へのコメント (2)
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- konomiさん 2015/05/19 20:46:03
- 絶景!・・・・次に絶句!
- 素晴らしい風景!
実際にはなかなか見ることができない風景ですね・・・。
え????
骨折!
しかもぽっきり・・・鼻を・・・。
絶句しました!
大丈夫だったのでしょうか???
高山ゆえ、気圧が低いから出血も大変だったでしょう。
冷静な対処、すごいです。
- murenekoさん からの返信 2015/05/19 22:34:50
- RE: 絶景!・・・・次に絶句!
- konomiさま
書き込みありがとうございます。
なんでもない下り道で不注意でこけてしまい、血を見て、大パニックになってしまい、全く冷静ではありませんでした(笑)
鼻の骨は、特に影響のない部分が数mmポッキリ折れてしまっていましたが、お医者さんに治す方が難しい、と言われ、折れたまま生きていくことになりました。
アルベロベッロやサントリーニの旅行記、懐かしく拝見させていただきました(旅行されたのは、konomi様の方が早いですが・・)
mureneko
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