2015/02/07 - 2015/02/07
258位(同エリア473件中)
滝山氏照さん
JR・東武栃木駅から国道75号徒歩約65分、途中東北自動車道路高架下をくぐり皆川郵便局手前を右斜めに入り、皆川地区公民館先にある皆川城(みながわじょう、栃木県栃木市皆川町)は永享元年(1429)会津田島から皆川荘に移り住んだ長沼秀宗(ながぬま・ひでむね、後年皆川姓に改称)によって築かれたと言われています。
山頂の本丸跡に掲示されている皆川城説明板には次の記載があります。
「 皆 川 城
皆川城は東西約450mX南北約300mの規模をもつ平城で、麓からの高さは約80mです。会津田島から皆川氏が移り住んだ伝承により、この城は15世紀中頃(1450年前後)の築城とされています。
皆川城は、居館部(居住空間)と山城部(緊急避難的な空間)からなります。居館部は城主の通常の住居であり、東西約140mX南北役100mの報形状をして、三方に土塁がありました。居館部はちょうど皆川会館(旧皆川中学校敷地)にあたります。
山城部はは階段状の帯曲輪(おびくるわ)や腰曲輪(こしくるわ)が配され、これらの曲輪を断ち割るように竪堀が設けられています。また、山頂一帯は、東に一の曲輪(山頂部本丸)、中央に二の曲輪(通称:お花畑)、西二「西の丸」が設置されています。その姿から山城部は法螺貝城(ほらがいじょう)とも呼ばれます。
ここ山頂部の一の曲輪は、2010年に発掘調査を実施し、小規模建物が想定される柱穴群と曲輪縁辺部に幅2m程度の低い土塁を確認しており、「かけら」や「銭貨(永楽通宝・宣徳通宝・寛永通宝)」等出土しています。
一方、皆川城の東方120mに「白山台の曲輪」、さらに東方約120mに「東宮神社の曲輪」があり、方形状の高まりに堀跡や土塁跡が付属することから居館と推定されています。
天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原攻めに伴い、皆川城は包囲され、小田原方であった皆川広照はこの城を開城しました。その後皆川氏の存続は認められ、新たに栃木城(栃木市城内町)を築き、その結果、皆川城は廃城となりました。 (栃木市) 」
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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皆川城
遥か彼方に皆川城跡の展望台らしきものが見えます。 -
皆川城跡入口
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外堀跡
現在では小川となっていますが城郭を取り囲む外堀と思われます。 -
皆川城登口
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皆川地区公民館
広い敷地には公民館がありますが、かつては城主の藩政と居住を兼ねた居館が建っていました。この公民館は以前は中学校だったそうで、建物の西側は運動場だったと思われます。 -
大規模土塁
公民館敷地の西端には南北に大規模土塁が走っています。 -
土塁
西端に走る土塁を一望します。 -
土塁
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イチオシ
皆川城跡
公民館敷地から城跡を見上げます。 -
皆川城址説明板
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登城路
舗装された緩やかな登城路が延び、九十九折となった登城路となっています。 -
皆川城址公園案内図
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雷電神社
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竪堀脇路
近道となる竪堀脇路を渡って本丸を目指します。 -
イチオシ
竪堀
土橋の右側は当該城跡の特徴の一つである竪堀が施されているのが判ります。 -
登城路
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竪堀
上段の登城路から竪堀を見下ろします。 -
本丸案内板
ここから約400mで本丸に到着できます。 -
山裾風景
城南桜平方向を見渡しますが山裾を利用した城跡であることが判ります。 -
本丸分岐点
左折が城南桜平、右折は本丸方向で自分はひたすら本丸を目指します。 -
本丸方向
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本丸分岐点
休憩広場と本丸との分岐点を自分は本丸を選びます。 -
本丸下部
登城路の上部には露出した岩肌が迫ってきます。 -
本丸岩肌
岩肌にはまだ残雪が見られます。 -
登城路
曲がり切った地点から本丸に向かう道があります。 -
本丸途中
本丸への道は階段となっています。 -
本丸途中の踊場
途中の踊場から更に本丸に向かう階段が待っています。 -
本丸頂上
本丸跡中央部に鉄骨2階建ての展望台が設置されて、ここから市街展望が可能になります。然しながらこのハードウエアは城郭跡の雰囲気にふさわしいとは思えず半ば残念という気持ちです。 -
本丸頂上
展望台の傍らには皆川城を紹介する説明板が設置されています。 -
皆川城説明板
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縄張図
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小野口・南柏倉方面
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公民館
眼下にはかつての居館跡である公民館が認められます。 -
皆川城址石柱
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栃木市街方面案内図
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皆川城・本丸
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栃木市街展望
画面中央部には東北自動車道がみ見え、その先には栃木市街が微かに窺えます。 -
市街展望
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市街展望
反対側にはゴルフコ−ス(皆川城カントリ−クラブ)が施設されています。 -
休憩広場展望
中央部には休憩のためのあずまやが設置されています。 -
お花畑(二の丸)
本丸西端から樹間を通して隣接するお花畑(二の丸)を捉えます。 -
本丸途中
本丸からお花畑(二の丸)に移動するため一旦踊場へ下がります。 -
お花畑(二の丸)
設置の城郭地図では「お花畑」と記載されています。 -
本丸展望
お花畑(二の丸)から本丸を望みます。 -
西の丸
お花畑(二の丸)の西端には小山状の地がありこれを西の丸と称されています。 -
西の丸柱標
柱標の左側に登り階段があります。 -
西の丸跡
おおよそ5m四方の狭いスぺ−スで居住地とは考えられず、むしろ西方に向けての物見台としての役割だったと思われます。 -
お花畑(二の丸)展望
西の丸からお花畑(二の丸)・本丸の展望台を一望します。 -
イチオシ
井戸池
山腹に現存する井戸池があり、その向こうには本丸展望台が視野に入ります。 -
井戸池
手元に眼を留めると二基の井戸池が認められます。 -
休憩広場
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イチオシ
大規模竪堀
休憩広場では山腹から麓にかけて施された竪堀が確認できます。当該城跡の特徴の一つである大規模竪堀が実に見事に保存されています。 -
西虎口へ
竪堀を確認後は二の丸跡に戻りそこから左折して西虎口に向かいます。 -
西虎口へ
杉林の中に敷かれた小路を下って行きます。 -
見晴台・竪堀分岐点
竪堀を今度は下から見るために竪堀方向に足を進めます。 -
西桜平柱標
周辺には桜の樹木が植林されています。 -
西虎口
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西虎口説明板
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大規模竪堀
当該城跡では最も大きい竪堀で、改めて規模の大きさを感じます。説明によれば幅が9m、深さが4~5mとのことで非常に見応えのある竪堀です。 -
竪堀説明板
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