鶴亀家の2015年お正月は鎌倉戎からＣａｚａｍａ、えにしのお寿司

2015/01/02 - 2015/01/03

Ｒ60★亀（亀次朗）であります。Ｒ60☆鶴（鶴弥）です。

2015年のお正月はおうちでまったりと山形山辺のヤマキチさんのおせちを食べて過ごしました。
http://4travel.jp/travelogue/10970893

でも、せっかくのお正月です。鎌倉のお正月をちょっとだけ楽しんできました。

この記事は2015年（平成27年）1月2日〜3日のものです。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: タクシー

毎年恒例の新年鎌倉えびす詣でです。JR鎌倉駅から若宮大路を渡ってすぐの本覚寺さん。鎌倉駅から小町通り方面には大勢の観光客さんが向かって行きますが、こちらは地元の皆さんが殆どです。

戎堂の両脇に掲げられた提灯を眺めるのもお正月ならでは。

ややややや！鎌倉駅前丸七商店街の怪しい寿司居酒屋えにしの提灯が四個に増殖しています。去年は三個だけだったのになあ。儲かっているのかなあってヨクヨク観てみたら一番右は「えびす」でした。去年と同じく三個だけね。でもまあ頑張っているようです。

毎年の事ですが、お守り代わりに「握り福」を買って帰りましょう。

今年は紺色の「愛」を頂きました。良い年になりますように。

鎌倉えびすに参拝した時、見慣れない提灯があるのに気が付きました。縦長の提灯に横書きで「Cazama」としてあります。これじゃ良く見えないでしょうに。でも、何でか一番目立つ戎堂寄りの一番高い場所に掲げてあるではありませんか。特等席です。

そういえば、長年下積みの修行をしていたシェフが思い切ってお店を開いたという噂を聴いた覚えがあります。奥さんと二人っきりで切り盛りしている小さなお店だそうです。

この画像だけでここがどの辺りがおわかりになるでしょうか？酒芸、もとい手芸に興味のある方々なら良くご存知の鎌倉スワニーの一角です。http://www.swany-kamakura.co.jp/tenpo.html

たった7席の小さなお店です。さて、どんなお店何でしょう。

大文字Ｌを横にしたようにカウンターに七席。狭いキッチンにはシェフが一人だけ。奥さんはカウンター周りでサービスをしてくれています。

壁一面に今日のメニューが並んでいます。こんなに沢山のメニューを短時間に一人っきりで作ってくれるのだそうです。

まずはイタリアの赤ワインを。大瓶一本で3000円とかなりリーズナブルな価格設定です。

ごめんなさい、これから怪しい寿司居酒屋えにしに出撃するので軽いメニューにしました。冬野菜のカポナータ（炒め煮）500円を頂きました。

でも、あまりの旨さにもう一品追加。こちらはホタテのバター焼き。二皿に分けて下さいました。

「うちはデザートも手作りなんですよ」と奥さんが洋梨をサービスしてくださいました。甘みを抑えてすっきりとしたお味。ワインにも良く合います。

お店の雰囲気が良かったからでしょうか、たった三十分の滞在なのに随分ゆったりとした食事になりました。ご馳走様でした。https://www.facebook.com/cazama.kamakura

場所のおさらいです。鎌倉駅から若宮大路を渡って海側に下ります。レンバイ（鎌倉農協売店）の先、ＪＲ横須賀線ガード手前を斜め左に進んで橋を渡れば直ぐ左側です。スワニーをご存知な皆さんならとっくに知っておられるでしょうね。

今年のお正月は山形は羽前山辺の造り味噌蔵ヤマキチさんの豪華おせちを堪能しました。ですが忘れてはいけない鶴亀家のお正月の恒例行事・怪しい寿司職人の握るお寿司です。今年で五周年を迎える鎌倉駅前丸七商店街の怪しい寿司居酒屋えにし。地元の皆さんに愛されて常連さんも出来てきました。お正月は日時を区切って常連さん達に美味しいお寿司を召し上がって頂くようになりました。

義母を自宅からタクシーで連れて来て食事後明るい内にお帰り頂く為、無理をお願いして明るい時間のお寿司タイムとなりました。お正月ですから、チョットだけお酒も頂戴しました。

注釈；お正月の鎌倉古都エリアは一般車は入れません。車椅子の義母をお連れするため、私達は自宅からタクシーを奮発して出掛けました。

まずは、つやつやピカピカな鰯をお刺身で頂きます。お口の中に入れた瞬間にとろける甘さ。

ねっとりと甘い烏賊もお刺身で頂きましょう。

カワハギは透き通る程の薄造りにして、肝醤油をつけて召し上がれ。

子持ち甘エビは握って頂きました。

気仙沼産生メバチマグロ三種盛り合わせ1600円。気仙沼直送の無冷凍のメバチマグロ。左から赤身、中トロ、中落ち。コゲメシ的にはねっとりと赤身が大好きです。

つやつや白子を軍艦巻きで。嗚呼、体に悪いモノってなんって美味しいんでしょう。お口の中で淡雪のようにふわっととろけ消えてしまいます。

〆に、雲丹イクラのトロサーモン巻き。ひと口でいっちゃってください。お口の中に宝船の到来です。ま、お正月ですから、この位楽しむのはお許しください。では、皆さん。今年も鎌倉駅前丸七商店街の怪しい寿司居酒屋えにしを宜しくお願い申し上げます。