フランス、くるみわり人形の旅Part1　ANAビジネスクラスで行くパリ

2014/12/23 - 2014/12/31

パリオペラ座のくるみわり人形からボルドーオペラ座のくるみわり人形までバレエ鑑賞の旅

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発近くになって、たまたまチェックしてみたら全日空のマイルでビジネスの空きがあったので、某社の予約をキャンセル。２年ぶりの成田空港で、第１ターミナルの南ウイングは新築に近い改装がされていてきれい。出国審査の先の制限区域にも色々店が出来ていました。

全日空のラウンジ、ちょうど出発便が少ない時間帯なのか、とても空いています。

軽い食事と、自動サーバーの注いでくれる生ビール。出発前のビールはなんでこんなに美味しいのだろう。ただ、いつもは腕のいい、機械サーバーくんはかなり泡をこぼしてました。グラスが冷えてなかったからかな。

行きのB777の座席はNew Styleという一つ前のタイプ。リクライニングはフラットになりますが180度水平ではないようです。昼間から夕方のフライトなので、まあいいか。

登場後出されるウェルカムドリンクはスパークリングワインかオレンジジュース。ガラスではなくプラスチックの容器。まあ落としても安全ですからね。

誘導路ではピーチさんがお先に。首都圏では成田に来てるんですね。初めて見た。

日本海上空で食事が出てきます。
アミューズは柚子風味のチーズバー、燻製かまぼこ、２種のオリーブとチーズ、ハーブオイルとともに
器も凝ってます。

前菜はコッパハムとメロン、鱸のブランダードと帆立貝のスモークのガトー仕立て
機内で盛りつけが大変そう。ちょっと機内食と思えないレベル、頑張ってますね。

パンは蒜山ジャージーバターとオリーブオイルが添えられてます。

主菜の肉料理は牛フィレ肉のステーキ　柚子の香り　高畠ワインソース
さすがにステーキはどうしても焼きたてのものとはいかないですが
高畠ワインを使ったソースとのことでこちらを頂きました。

魚料理のほうは平目のミラノ風、キャベツのクリーム煮と黒米添え
平目を薄いカツレツにしてあります。

ミルクチョコレートとマンダリンオレンジのムースか
マルキーズマロンなんですが、両方どうですかと言われて
お誘いに負けてしまいました。
日本のものにしてはしっかり甘め

パリ到着前に軽めの食事が出ます。これは和食。
旅館の朝ご飯のような香り
ビジネスクラスに力を入れてるってことで成田からの食事はかなり頑張ってます。

食後に果物とお茶
某テレビドラマを初回から見て、少し眠ったらすぐに時間が過ぎてしまいました。
若い頃にエコノミーに乗ってると中々時間が経ちませんでしたけどねえ。

空港からはすぐにタクシーでパリ市内のホテルへ
サンジェルマンデプレのオーマノワールです。小さいホテルで、部屋はドアを開けるとなぜかすぐにバスルームがあるというちょっと変わった部屋の構成。
古い建物をホテルに仕立てているからでしょうね。エレベーターも無理矢理入れてる小さいタイプで、スーツケース２つ入れるといっぱい。中庭向きで静かな部屋でした。日本時間深夜〜早朝ですので、すぐにおやすみです。

オ マノワール サン ジェルマン デ プレ ホテル

朝食はフロント奥の小さめの食堂ですが、一部は中庭に張り出したサンルームになっていて快適。ホットミールはありませんが、パンがおいしい。フランスのハム、バター、蜂蜜、チーズがなによりのごちそうです。日本時間だとお昼を回ってる時間ですから、ついつい食べ過ぎてしまいますが。

オ マノワール サン ジェルマン デ プレ ホテル

サンルームの向かい側。とてもきれいにしていますね。

オ マノワール サン ジェルマン デ プレ ホテル

冬のパリにしては珍しく晴れて日が差してました。ホテルを出るとすぐに
サンジェルマンデプレの教会があります。

サン ジェルマン デ プレ地区 散歩・街歩き

ピエールエルメの本店ですが、クリスマスの前日とあって行列が出来ていました。チョコレートは手土産の定番ですもんね。有名どころのショコラティエはどこも賑わっていました。明日のクリスマスはどこも休みなので、本日は買い物中心です。

ピエール エルメ (本店) スイーツ

サンシュルピス教会は前回来たときは外装工事中で足場が組まれていましたが、終了して右側がきれいに白くなってます。ちょっと左と色の差が目立ちますけどね。

サン シュルピス広場 広場・公園

エルベシャペリエのウィンドウ。かわいらしいクリスマスツリー

エルベ シャプリエ ブランドショップ

こちらのお菓子屋さんでは白い眼の形のお菓子、キャリソンを買いました。いかにもフランスらしい味。

お昼の時間はだいぶ過ぎてしまいましたが、ムール貝のチェーンレストラン、レオンは通しの営業なので、時差があるこちらには助かります。パリ市内にも何軒もありますが、サンジェルマンの支店はいいムールが入っていることが多いように思うのでいつもここに入ります。

ベルギー産の生ビールとサクランボ入りのクリークを頼みました。

レオン ド ブリュッセル (サンジェルマン店) シーフード

私のムールはアルデンヌ風で、ベーコンの入ったもの、一人分沢山ですが、まあほとんど殻ですんで、なんとかなります。もれなくついてくるベルギー起源のフライドポテトは足りなければお替わりもってきてくれますよ。

レオン ド ブリュッセル (サンジェルマン店) シーフード

前菜は頼まずともデザートは欠かせない。
これはダームブランシュ。バニラアイスにチョコレートとクレームシャンティ乗せ。

レオン ド ブリュッセル (サンジェルマン店) シーフード

もう一つはカフェと小さいクレームブリュレ、フォンダンショコラのセットです。

レオン ド ブリュッセル (サンジェルマン店) シーフード

食事が終わると雨が降ってきてしまいました。まあ、天気予報の通りなんですけど

サン ジェルマン デ プレ地区 散歩・街歩き

ちょうど近くの高級傘店のアレクサンドラ　ソジェフェール
ハンドメイドの傘はちょっとというかかなりお値段が張ります。お店の方はとても親切に説明してくださいましたが、見せていただいて退散です。

気を取り直してお土産用にショコラティエ、ユーゴ・エ・ヴィクトルへ
宝石みたいなチョコレートが並んでいます。

ユーゴ エ ヴィクトール スイーツ

さて、ようやく本題のバレエへ
オペラバスティーユの「くるみわり人形」。本日は１階席で
バスティーユのオペラ座はどの席からも見やすいような設計。共和国フランスらしい時代の建物にはあまり見た目の面白みはありませんが、たしかに視野がよく、落ち着いて観劇できるのが美点。
ルドルフ・ヌレエフの振り付けのくるみわり人形は遊び心、いたずら心に溢れた作品で、特に雪の精のコールドが素晴らしい。
クリスマスの定番のバレエで子供のお客も多いです。

オペラ バスティーユ 劇場・ホール・ショー

カーテンコール、主役のお二人
配役はオペラ座のホームページから
Clara Héloïse Bourdon
Drosselmeyer / Le Prince Vincent Chaillet
Danse arabe (Soliste Femme) Stéphanie Romberg
Danse arabe (Soliste Homme) Yann Chailloux
Danseur Chinois (Trio) Daniel Stokes, Adrien Couvez, Pablo Legasa
La Pastorale (Femme) Charlotte Ranson, Letizia Galloni
La Pastorale (Homme) Hugo Marchand
クララの役は変更があったようです。
玩具に喜ぶ少女から少し大人のGrand Pas de Deuxという難儀な役で、大人の女性でうまくはまる人がなかなかいない。
今回の方はやっぱりちょっと色気がでちゃってましたね。

バスティーユのメトロの駅にはフランス革命を題材にした壁画があります。
パリ２日目はここまでです。

バスティーユ駅 (メトロ) 駅