2014/07/30 - 2014/07/30
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食いしんぼう姉さんさん
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ブリュッセルの中央駅からICに乗って20分でメッヘレン Mechelenに到着。
10:32発 - 10:51着
ICは各停や準急もあるので時刻表のチェックをした方がいいです。一度間違えて各停に乗ったことがありますが、気が遠くなるくらい時間がかかりました。
旧市街の中心地グロート・マルクト Grote Markt までは駅から歩いて15分ほどでに行けます。
この町は16世紀にハプスブルク家の皇女"オーストリアのマルガレーテ"の統治下でネーデルラントの首都として繁栄したそうです。
まずはグロート・マルクトの周りを軽く観光して、ガッツリとランチを食べて小旅行を終えました。まだまだ見逃したところもあるので、もう一度ゆっくり行ってみたいところです。
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メッヘレン駅を出てHendrik Consciencestraat をまっすぐ進んで旧市街へ。ダイレ川に架かる橋からの眺め。
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ショッピングストリートを通り抜けて行きます。
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欧州版道祖神かな?こういった角によく祀られています。下にある現代的な看板とのミスマッチが面白い。
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聖母Leliendaal教会 Onze Lieve Vrouw van Leliëndaalkerk
17世紀に建てられたプレモントレ修道会の教会。右の建物は門番小屋。この教会の内装はフランス革命後に売り払われ、説教壇は聖ロンバウツ大聖堂で見ることが出来ます。 -
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馬車と一緒にグロート・マルクトへ。
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市庁舎
グロート・マルクトに面して建っていて、3つの建物で出来ています。一番右の旧ラーケンホール(毛織物検査場)は市庁舎の最古の部分で『ベルギーとフランスの鐘楼群』の一つとして世界遺産に登録されていますが、写真に写ってませんでした。ショック。オランダの建物らしいファサードでした。
中央の鐘楼も未完成ですが同じく世界遺産です。財政を支えた布貿易が衰退して資金が足りなくなり14世紀に工事がとん挫して以来200年屋根がないままでした。16世紀に一時的な措置として載せられた屋根が今もそのままになっています。市庁舎 建造物
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市庁舎の左側の建物は、ゴシック様式で最高裁判所として16世紀に建築が始まったけれど300年以上ストップし、当時の図面に沿って20世紀に完成しました。
市庁舎 建造物
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建物の前にはぐるっと柵がめぐらされています。
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なんとグロート・マルクトに浜辺に見立てた巨大砂場が設置されて、観光客的にはミスマッチな景色でした。夏になるとブリュッセル市内にも作られて結構大勢の人が集まって楽しんでいます。
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この辺りはまあまあいつもの雰囲気を保ってそう。
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グロート・マルクトの建物ははそれぞれ違っていて、しかもとってもかわいい。
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オーストリアのマルガレータの像
1506年から1530年までネーデルラントを治めた優れた統治者でした。メッヘレンはそのネーデルラントの首都でした。 -
聖ロンバウツ大聖堂 Sint Romboutskathedraal とDe Beyaertの館 Huis De Beyaert
聖ロンバウツ大聖堂 寺院・教会
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De Beyaertの館
12世紀には大聖堂を訪れる巡礼者の宿であり、15世紀には市庁舎として使われていました。今は郵便局となっています。 -
カラフルな子供用の靴屋さん。日本には無い感じ。
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聖ロンバウツ大聖堂の敷地内にあった世界大戦の慰霊碑。大聖堂の入り口は小さくてどこにあるかわからず、周りを一周したおかげで見つけました。
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祭壇画「磔刑図」Christ on the cross, アンソニー・ヴァン・ダイク Anthony Van Dyck
著名な画家の作品も無造作に飾られています。聖ロンバウツ大聖堂 寺院・教会
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その上にあるのは石工のギルドのエンブレムと聖アンナの彫刻。
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この左の台が聖母Leliendaal教会から来たのかな?
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聖ロンバウツ大聖堂は13世紀から300年かけて建設されたゴシック様式の教会で、塔の高さは97.28mあります。
こちらも市庁舎の旧ラーケンホール同様『ベルギーとフランスの鐘楼群』の一つとして世界遺産に登録されています。 -
数名の信者の方々が参っていた礼拝堂。人気が少ない大聖堂の中でここだけ人が集まっていました。
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礼拝堂のところにあった紋章
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こちらも私設礼拝堂の入り口
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大聖堂にはくっきりした色合いのステンドグラスがずらっと並んでいました。
南翼廊のステンドグラス。『磔刑図』があるところ。聖ロンバウツ大聖堂 寺院・教会
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北翼廊側。
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大聖堂の最深部にある祭壇。
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メッヘレンには三つの市庁舎があります。
一つは現市庁舎、二つ目は大聖堂隣りのDe Beyaertの館、三つ目はこの通り沿いにある助役館 Schepenhuis (13世紀)です。残念ながら見忘れてしまいましたが、少しだけこの写真に写っていました。 -
メッヘレンはグルメの町でもあるとかで、一つ星のレストランを予約してみました。
12:00 D'Hoogh
ランチコースは60Euroとお値段が張りましたが、実は飲み物込みなのでした。わたし達のようなお酒がイケる口の人にはとってもお得です。
なんとアペリティフまで付いています。シャンパンにすると5Euroの追加料金がかかりますがせっかくなのでそれにしました。
アペリティフ、前菜、メイン、それに合わせたグラスワイン(白と赤)、コーヒーとプチフールドーフ フレンチ
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お料理の写真は、憚れる雰囲気だったので無しです。
アミューズ・ブーシュ
・ズッキーニの千切りの鴨のスモーク・ロール、フェンネル・クリーム添え
・マーチェス
前菜
フランス・ロワールの白ワイン
ムール貝のサフラン・クリームソース
メイン
ポルトガルの赤ワイン
子ウサギ lapereauのロール、マスタードソース
デセール
Claudine
初めて聞いた名前なのでお店のムッシューに聞いてみると、チェリーをオレンジジュースとレモン汁で煮込み、バナナリキュールのクリームをトッピングした冷たいデザートでした。さっぱりしていておいしかったです。
この後、コーヒーとプチフールが出て大満足でした。
でも残念ながら2015年版ミシュランでは星を落としてしまいました。 -
ランチは思った通り時間がかかったので、この後はグロート・マルクト近くを散策しました。
聖ペーター・聖パウロ教会 Sint Pieter en Pauluskerk
バロック様式で17世紀にイエズス教会として建てられました。
写真奥に見える建物は、マルガレータ・フォン・ヨークの宮殿 Paleis van Margareta van York
こちらは別のマルガレータで、ヨーク公の娘の宮です。 -
オーストリアのマルガレータ宮 Paleis van Margareta van Oostenrijk
16世紀初めにルネサンス様式で建てられました。現在裁判所として使われていて館内の見学はできませんが、ゴシック様式の中庭は見学できます。
裁判所としては1796年から使用されているそうです。オーストリアのマルガレータ宮 城・宮殿
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奥から入り口に向かって見た景色です。
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