2014/10/29 - 2014/10/29
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食いしんぼう姉さんさん
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今年の4月に行ったプラド美術館で初めてヒエロニムス・ボスの「快楽の園」を見てすごい衝撃を受けました。
フランドル地方の画家ならば家の近くの美術館に作品があるかもと調べてみると、作品ではなくボスのアートセンターが車で1時間半の's-Hertogenboschにありました。
それから半年、事あるごとに頼んでみたけど夫は連れていってくれないということがハッキリしたので、電車で行けないか調べてみました。
自宅のあるブリュッセルから約2時間半、日帰りでもなんとか行けそう。ただ海外へ乗り換えのある電車で一人で外出をした事が無かったので、心細くて迷っていると友達が一緒に行ってくれました。
チケットはオンラインで割引きの2等を選びました。往復で一人40ユーロです。一応国際線になるので、早めに手配すると安く買えます。
's-Hertogenbosch はスヘルトヘーンボスと読みます。でもたいていデン・ボス Den Boschと呼ばれているようで、チケットもDen Boschと入力して買いました。この町はオランダ南部にある北ブラバント州の州都です。
ブラバント公アンリ1世の猟場であったことから、「伯爵の森」を意味する's-Hertogenboschと名付けられたそうです。
ガイドブックには載っていない小さな町だったので、観光情報はオランダ在住の方のブログを参考にしました。
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9:55 Zone Brussel - 11:06 Roosendaal
11:20 Roosendaal - 12:18 's-Hertogenbosch
乗り換え駅のRoosendaal。ほとんど定刻で到着。アントワープを過ぎたところで検札がありました。ここまではいつもアントワープに行く時の延長。 -
国際線のICの中。
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途中大勢の人が降りた駅は鉄骨で出来た変わった作りでした。
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12:28 's-Hertogenbosch駅
定刻より10分くらい遅れて到着。ここで帰りの乗り換えの時の危険性に気付いておけば・・・! -
オランダの駅らしく大きな自転車置き場があって新鮮!
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まずは、一番の目的のBosch Art Centerへ。駅前からまっすぐに進んで行きます。
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デン・ボスのシンボルだという the Marsh Dragon。城壁の外側にある沼沢地が無敵の防御を誇ることで有名だったために、町はthe Marsh Dragon(沼地のドラゴン)と呼ばれていたそうです。
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デン・ボスの名菓であるボッシェ・ボール Bossche bolの老舗。
Banketbakkerij Jan de Groot
Stationsweg 24
駅からまっすぐ延びる道を進むと右手にありました。帰りにお茶をするかお土産に買うことにします。 -
この道沿いに並ぶ建物が素敵でした。
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ドメル川にかかる橋には古そうな絵が刻まれていました。
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てっぺんには王子様のついたライト。
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かわいらしい建物があちこちに建っていました。
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この日はマーケットの日のようで通りからマルクト広場までたくさんの屋台が並んでいました。
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正面の建物は市庁舎です。
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大きなチーズ屋さんの屋台。ブリュッセルとは置いてあるチーズが全然違う。ザ・オランダなチーズが並んでいました。
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ベルギーのフラマン圏より地味目な建物が多いです。
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晴れを期待したのですが、お天気が悪くて底冷えがしました。傘を差すのも微妙な小雨が熱を奪っていきます。
この写真の中心に立ってる後ろ姿の銅像がボスだと帰ってから知りました。 -
Hinthamerstraat
夏のシーズンには運河ツアーがあるようです。 -
建物の陰に隠れているのはボスの絵に出てくるクリーチャー。
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Hinthamerstraat
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こちらもボスのクリーチャー。運河クルーズで近くから見たらもっと楽しめそう!
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13:00 ヒエロニムス・ボス・アートセンター Jheronimus Bosch Art Center
ヒエロニムス・ボスは、15世紀に活躍した初期フランドル絵画の画家で独創的な画風でも有名です。
作品の多くが宗教戦争によって消失したとされていて、現存するオリジナルな作品は約30点と言われ、模写も多く存在したことから真偽が問われているものもあります。スペインのフェリペ2世がボスの愛好家であったため現在最も多くの作品がスペインに集まっているそう。
だからなのかこのアートセンターに展示されているのは全てレプリカです。 -
入り口にはボス・ワールドな噴水。
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チケットを購入して入ったフロアには、スクリーンがあってボスの説明がされています。オーディオガイドもチケットに含まれていますが日本語はないので英語を選択しました。わたしの英語力ではあんまり理解できませんでした。
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わー、すごいすごいと心の中ではしゃいでしまいました。ボスを見るのが初めての友人はクリーチャーらにちょっとビックリしていました。
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二次元の絵で見て衝撃だったクリーチャーが三次元に存在するのはもっと強烈!
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アートセンターの建物は、もとは教会でした。
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天文時計
側にいた係り員が親切にいろいろ説明してくれるけれど、宗教にまつわるモノが多くて難しい。 -
カラクリが始まりました。
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閉まっていた扉が開いて…
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天国に行く人。地獄に行く人は右下の扉へ。けっこう怖いです。
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この後ろにエレベーターやロッカーがあります。気付かず探してしまいました。
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教会だったためか一階は薄暗いので写真がピンボケのモノばかりで残念!
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地下にあるボスのアトリエを復元。
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これは『聖アントニウスの誘惑』に出てきます。うれしくて一緒に記念写真を撮ってしまいました。
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エレベーターで一番上に。
お天気が悪くて風が強いせいか窓が閉まっていたので窓越しで。晴れていたら気持ち良さそうです。 -
レプリカだからこそ扉付きの絵は扉を閉めて表に描かれた絵を見たり出来て面白い!
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絵が展示されているのは鐘楼だったところなので、こじんまりしたスペースでした。
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エレベーターの周りにこんな風にレプリカが展示されています。
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一階と二階の途中にある広めの踊り場には、画面が設置されてボスの世界がCGで繰り広げられていました。
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下りは狭い螺旋階段を使うので足元が見えにくくてちょっと危ないです。
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パイプオルガンがそのまま残されていて、雰囲気作りに活かされていました。
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入り口を入ってすぐのフロア。
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ここでも記念撮影。
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ボスの奇妙な世界から現実に戻ってきました。どうやら中にいる間に土砂降りだったみたいで、地面がかなり濡れてました。
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14:15 聖ヤン大聖堂 Sint-Janskathedraal
ゴシック様式のカトリック教会で、オランダで最も美しい大聖堂の一つと言われているそうです。14世紀から16世紀に渡って建てられましたが、13世紀初期の部分もあるそうです。聖ヤン教会 (セルトーヘンボス) 寺院・教会
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礼拝堂
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掃除中だったのですが、ふつうの掃除機を使っていてビックリしました。
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身廊と翼廊交差したクロッシングの天井には"目"がありました。
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パラーデ広場 Parade
大聖堂と黄葉がキレイでした。 -
14:47
ぶらつくには寒過ぎて町歩きを諦めてカフェに避難しました。
当たり前ですがメニューが全てオランダ語で解読できず、ウェイターさんに聞いてコーヒーとリンゴケーキらしき物をオーダー。無事に思ってた通りのものが出てきて良かった。 -
川には霧が立ち込めて幻想的でした。
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オランダはこの赤い自転車専用道にうっかり入るとかなり怒られます。自動車が通る道路と同じ感じなので当たり前なのにたまに入ってしまいました。
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16:25 行きに通ったJan de Grootでボッシェ・ボールを購入。5、6人の列が出来ていましたがあっという間に順番が来ました。列をさばくのに慣れているようでした。
ボッシェ・ボールとは、 デン・ボスで12世紀からつくられているお菓子です。オランダではとてもポピュラーなようですが、お隣のベルギー・ブリュッセルでは見たことがありません。
直径5cm強くらいのチョコレートでコーティングされたシュークリームの中に、生クリームたっぷり入っていました。 -
16:50 's-Hertogenbosch - 17:39 Roosendaal
17:54 Roosendaal - 19:05 Zone Brussel
帰りに乗ったデン・ボス発のICは、夕方のラッシュのせいか30分くらい遅れて乗換駅のRoosendaalに到着しました。接続の電車はとっくに行ってしまった後。仕方がないので時刻表を見たら次の電車は40分くらい後の18:54発。待合室でおしゃべりしてたらあっという間だったけど、家に着いたのは21時過ぎでクタクタでした。 -
帰宅後お土産のボッシェ・ボールを食べてみました。周りのチョコはアイシングっぽいドテっとした感じですごく甘いです。中のクリームは隙間なくぎっしり詰まっていますがフレッシュでミルキーな味で甘さはほとんど無し。
甘すぎておいしくないと言う評判をよく目にしましたが、わたしは中と外の組み合わせが絶妙で好きです。ちなみに夫は半分弱で挫折したので次の日にわたしがおいしくいただきました。 -
重かったけど記念に買ったボスの画集。念願が叶って幸せでした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- きなこさん 2015/07/10 10:23:43
- ボス
- はじめまして
旅行記、衝撃を受けながら拝見しました
ボスのアートセンターがあるんですねぇ知りませんでした
あの絵が3次元になるなんて・・・2次元でも私は凄い衝撃を受けたので目の当たりにすると想像を絶するでしょうね
今度短い時間ですがマドリッドに行きます
プラド美術館でボスが見たいなと考えていましたがアートセンターにも寄ってみたくなりました
- 食いしんぼう姉さんさん からの返信 2015/07/11 13:07:48
- RE: ボス
- こんにちは。
マドリッドに滞在中なんですか?
いいですね。
マドリッドはわたしも短期でしか行ってないですが、好印象な町です。
プラドは広くてボスも数カ所に展示されていて見るのに時間がかかりました。ボスはその時初めて見たのですが、ほんとに衝撃でした。あまりに印象的ではるばるボスセンターまで行ってしまいました。
もし機会があればぜひ!ボス好きにはたまらないところだと思います。
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- ウェンディさん 2015/02/28 23:31:59
- 独特な味わい
- 食いしん坊姉さん こんにちは。
ヒエロニムス・ボスという方、この旅行記で初めて知りました。
教会が作品の展示場だというのもユニークですが、その作品自体も一度見たら忘れられない独特な味わいで、15世紀の方とは思えない発想の豊かさですね。
夏にスペインに行くのでチャンスがあればプラド美術館の作品を見てこようと思います。
でも、こちらの三次元の方が面白そう♪
ウェンディ
- 食いしんぼう姉さんさん からの返信 2015/03/01 01:41:56
- RE: 独特な味わい
- ウェンディさん、こんにちは。
わたしもボスを知らなくて、初めてプラドで見たときに時代を超えた発想だなぁと衝撃を受けました。あまりにも強烈な描写なので反キリスト教かと思ったら、逆に敬虔なキリスト教徒でビックリしました。
プラド美術館、オススメです。思った以上によかったです。とっても広いので初めにショップでガイドブックを買って、それに載っているルートに沿うと楽そうですよ。
ぜひ生のボスを体験してみてください。他にも数点揃っていてまとめて見られるのはここぐらいなんです。
その後にデン・ボスのアート・センターに行くと感動します。機会があればこちらもゼヒ。
ウェンディさんの旅行記は自分が行った所もまた違った視点やきれいな写真で見られるのでいつも楽しく拝見しています。スペインの旅行記も待ち遠しいです。
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