2014/11/06 - 2014/11/10
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みつこみつこさん
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「旅に行きたいね」という話が出たのが 2014年2月頃。
約10ヶ月間の予習がたった3日半のパリ観光に集約されました。
本日は私の旅の目的=ルーブル美術館です。
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かつてはフランス国王の宮殿であったルーブル美術館では、様々な美術品35,000点近くが展示されています。
その中から見たい作品を絞りました。
有名なものや以前から好きな作品などに加えてあとは何を見るか。
図書館でルネサンス頃を中心に図録を見てときめいたものをリストアップしました。楽しい作業でした。
ルネサンスの3巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロ、そしてバロックのカラバッジョ、ベルニーニが好きです。
ただのミーハーおばさんです。
この時ばかりは自分でずんずん歩きます。友はあっけにとられながら後をついてきてくれます。
後半、私にくたびれが出て方向を見失った時に、地図を見るのが得意な友のパワー炸裂!
まずは私の「ルーブル美術館鑑賞のための準備」を紹介します。
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ナポレオンホールでもらったルーブル美術館の見取り図。
これには展示室番号が載っています。
まったく同じものをルーブル美術館公式サイト日本 http://www.louvre.fr/jp の [館内見取り図とインタラクティブマップ]のpdfファイルから手に入れることができます
そして同サイトを [作品と宮殿]→[コレクションと学芸部門]→[絵画]→[主要作品]と進むと主要な作品が一覧できます。そして作品を選ぶと詳細な記述とともにほとんどの作品に展示室番号が記されています。 -
ナポレオンホールでもらったルーブル美術館の見取り図。-1階(半地下)
作業の続き
サイトの見取り図pdfファイルを印刷し、展示室を探して作品名を書き込んでいきます。 -
ナポレオンホールでもらったルーブル美術館の見取り図。0階(日本の1階)
作業の続き
作品の書き込みが終わったら、どのように進めば効率よく見られるか、コースを考えます。
エレベーターの位置とかを見ながら・・・
当方できるだけ階段の上り下り=減 希望 -
ルーブル美術館公式サイトからの見取り図。1階(日本の2階)
私が作ったメモです。こんな感じです。ばっちくてごめんなさい。 -
ナポレオンホールでもらったルーブル美術館の見取り図。2階(日本の3階)
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作品のあたりが閉鎖中、えっ・・・・・・・・・
少しの不安はあるけれど
準備万端整え、
いざルーブル美術館へ。 -
朝7時半。「BONNE JOURNEE」メトロオペラ内
朝食はメトロのオペラの階段を降りたところにあるポールのパン屋さんのイートイン(コーヒーとクロワッサンで1ユーロと表に書いてあった)と決めてました。
が、まだ開店しておらず、その先の「BONNE JOURNEE」というパン屋さんでチーズサンドイッチとコーヒーをテイクアウトしました。 -
地下鉄を2本ぐらいやり過ごしてメトロのホームでパンにかじりつきました。
チーズがおいしかった。
メトロのホームは天井の壁が剥がれており、少し裏さびれた感がありました。 -
メトロ Palais Royal Musee du Louvre から出たところ 東より
オペラからひと駅。
昨晩は、歩いて帰りました。
今日は体力、温存のためメトロにしました。 -
同じく メトロ Palais Royal Musee du Louvre から 出たところ 北より
パッサージュ・リシュリュです。ガイドブックにはここを入って右側にパッサージュ・リシュリューの入口がありチケットを持っていれば並ばず入れるそうです。(我らは気づきませんでした。)
またガイドブックには、もう少し西側にある「カルーゼル・デュ・ルーブル」という地下街への入口があり、そこから逆さピラミッドを経由して入ると比較的空いていて、天候の悪い時に並ぶにはよい。またメトロと直結しており便利とのことでした。
しかしメトロで「ルーブルはこちら」の矢印に従って行くとここに出ちゃうんです。 -
朝8時半
人影少なし
そのまままっすぐこのパッサージュ・リシュリュー(リシュリュー翼の小道)をくぐりぬけると・・・・・ -
ガラスのピラミッドに突き当たりました。北より。
私の後ろは小さなピラミッドで、右手に大きなピラミッドのすそ野が少し見えています。 -
ガラスのピラミッド、その奥シュリー翼、左手リシュリュー翼。西より。
もう8時半なのに暗いです。
人影少なし。 -
ドゥノン翼。北より。
この2階に『モナリザ』。
そしてその奥に、夢にまで見た 「ドゥノン翼 - 2階 - 展示室5 - グランド・ギャラリー トスカーナと北イタリアの絵画 15‐16世紀」があるんですね。
後半では、この3階の窓からこちらを撮った写真があります。 -
ジャンヌダルク像 (だったかな?)
顔も優しげで少女のような感じがします。 -
いえいえ『ルイ14世騎馬像』です。
友が撮影。
きっちり台座の記名まで写っています。
写真を撮るの、上手だなあ。
私は構図も何もなし。とりあえず撮っとけ〜写真ばかり・・・・・ -
『ルイ14世騎馬像』とドゥノン翼。 北東より。
そのうえこの騎馬像は敬愛するベルニーニの作品だそうです。(レプリカですが)
ファン失格だな。 -
ガラスのピラミッド入口。8時45分ごろ。
4,5人並び始めたので我らも並びます。
列が2列あるようで、チケットを持っている人と持っていない人で別れるのかしらん、と思いました。
でもここの入口ではセキュリティーチェックのみです。チケットは関係ありません。
セキュリティーチェックを過ぎて階下に降ります。
ナポレオンホールです。私たちが一番早いのかなと思っていましたが、すでに十数人見学者がいます。きっとカルーゼル地下街からのほうが早く入れるのだと思います。 -
(再び)ナポレオンホールでもらったルーブル美術館の見取り図。-2階(日本の地下1階)
ナポレオンホールで見取り図をもらって、まず『モナリザ』をめざします。
でも室内が暖かいため(見学者の中にはキャミソールの御嬢さんもおられました)コートをクロークに預けます。
ドゥノン翼エスカレータ下の奥のクロークに行ったら閉まっていて、反対のリシュリュー翼エスカレータ下のクロークに預けました(ストールは預かってくれませんでした。大好きなストールですが、今は荷物だし暑苦しいのにな)。
また反対のドゥノン翼(この行ったり来たりで汗が噴き出すんですよね。この無駄な動きで。)エスカレータを上がったところでチケットの改札がありました。私たちはミュジアムパスです。
直進して右手にある[K]のエレベータに乗ります。
エレベータには男性がひとり乗っておられました。
1階(日本の2階)で3人とも出たのですが、その男性がある方向を指して「モナリザ!」と言ってにっこりして手をふりながら反対方向に走って行かれました。
思わず大きな声で「メルシー」とお礼を叫びました。 -
その男性の指示通りに行くと
『モナリザ』がありました。
警備のスタッフが2,3人。そのほかには誰もいません。一番乗りです、やったー。
しばらくは二人占めでいろいろな方向から写真を撮って、しまいには動画も撮って。ちょっとはしゃぎすぎました。
さて『モナリザ』です。
『リーサ・ゲラルディーニの肖像』通称『モナリザ』または『ジョコンダ』
眉毛がない(もともとはあったらしい)ので日本の宮廷の女官のようです。
興福寺の阿修羅像のような孤高の美を感じます。
スフマートというぼかし描きで輪郭がはっきりしていなく、それでやさしい印象も受けます。
背景はとても寒々しい。ヴィンチ村に似ているそう。私には荒野に見える。
その前で少し口角をあげ毅然と微笑んでいる。
なんかやっぱりすごいです。
ベールをかぶっているのでモデルは妊婦さんだとか。
また「芸術家列伝」を著したヴァザーリによれば、ダ・ヴィンチはこれを未完作品として1519年に亡くなったフランスまで持ち込んだらしい。
あと何を加えたかったのでしょう。
「さっきのひとはここの学芸員さんか何かだよね、きっと。」 -
『カナの結婚』パオロ・カリアーリ通称ヴェロネーゼ
「カナ」とは地名で、イエス・キリストが育った街、ナザレの北にあるカナという地で開かれた結婚式に出席したイエスが、水をワインに変えるという奇跡を見せた場面です。
横幅9.94m高さ6.77mに130人の群衆が描かれています。
新郎新婦は左スミ。奇跡を見せたキリストは真ん中で光ってますが誰も気にしていないところがおもしろい。 -
私が指してる白い衣装でヴィオラかチェロ(きっとヴェロネーゼだからヴィオラかな)を演奏しているのがヴェロネーゼ。そのほかにもティツィアーノ、ティントレット、バッサーノらが音楽家の姿で描かれています。
背景の青空に白い雲。舞台のようになっている感じ。そして実在の人物を他の人として描いているところとか、バチカンにあるラファエロの『アテネの学堂』ににていると思います。 -
『鏡の前の女性』ティツィアーノ
『カナの結婚』の横にはヴェネローゼと同じくヴェネチア派のティツィアーノの作品が並んでいます。
髪を梳く女性、合わせ鏡で手伝う男性
女性の肌の白さが映えます。
西洋絵画ではよく鏡は仮の姿を写すものであり、虚栄やはかない悦楽の象徴として扱われることがあります。
若さ、美しさははかないものですね。
ティツィアーノは85歳を超えるご長寿でした。
だから残った作品もたくさんあります。 -
『手袋を持つ男』ティツィアーノ
美しい顔ですね。
瞳が澄んでいて、正面を向いていないところがいい。
手袋の黄色とシャツの白が効いています。 -
『男の肖像』ティツィアーノ
同一人物がモデルでしょうか?
同じシャツを着ています。
惹きつけられるのは『手袋の』男性ですね。 -
『田園の奏楽』ティツィアーノ
裸婦の白さが飛び込んできます。
濃い色も使っているのになんだか中間色のふわっとした絵ですね。 -
『水浴するスザンナ』ティントレット
同じくヴェネチア派の画家ティントレットです。ティツィアーノがヴェネチア画壇で「画家の王」として君臨していたのに対し、ティントレットは寡黙で社交嫌いでひたすら家で絵を描いていたといわれています。
彼は「ミケランジェロの造形とティツィアーノの色彩」をモットーとしていたそうです。
スザンナはバビロンのユダヤ商人の妻で、彼女の水浴をふたりの老人がのぞき見しています。旧約聖書のこの物語では、老人の言うことを聞かないと若い男と姦通したと訴えるぞとの脅しを拒み、彼女は法廷に引き出されましたが、ダニエルがあらわれて潔白を証明する。 -
ドゥノン2階の南側回廊はイタリア絵画が並びます。
夢にまで見たグランドギャラリーです。 -
『洗礼者ヨハネ』レオナルド・ダ・ヴィンチ
見たかった作品の一つです。
彼の最晩年作品です。
少年のヨハネが闇の中から光を浴びて、微笑んでいます。 -
私が撮影してもぼやけてしまって・・残念です。
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こちらは図録から
「毛皮をまとい左手に十字架を持ち右手で天を指して[救世主]の到来を告げています。
不思議なのは、意味ありげな微笑を浮かべたその表情。妖しげな媚を含んだ顔は女性的、あるいは両性具有的です。(ルーブル美術館?より)
誘っています。ぞわっとします。
弟子のサライがモデルと聞いたことがあります。
レオナルド、ミケランジェロ、ボッティチェリ、ドナテッロ・・・ルネサンスの偉大な芸術家にホモ・セクシャルな人が多い。
踏み込めない世界だけによけい引き寄せられます。 -
同じく『洗礼者ヨハネ』
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『岩窟の聖母』レオナルド・ダ・ヴィンチ
跪いた聖母マリアは、幼いイエスに左手をかざし、同じく幼いヨハネを右手で守ろうとしているようです。天使は左手でイエスを支え、右手は聖母マリアのおなかをさしているようです。
ヨハネはイエスを拝み、イエスはヨハネに向かってピースマークをしているようにも見えます(笑)
Bたけしのテレビの解説では、「金の輪がない、天使に羽がない」と注文主[教会)にクレームをつけられ、再度制作したとのこと。
岩窟は母胎を暗示しているともいわれています。 -
『聖アンナと聖母子』レオナルド・ダ・ヴィンチ
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