ポンピドーセンターの前の敷地にある抽象彫刻の芸術家コンスタンチン ベラクーシのアトリエ 2014年12月

2014/12/21 - 2014/12/21

コンスタンチン ベラクーシは抽象彫刻という新しい彫刻を始めた芸術家です
ルーマニア生まれで、ブカレストの美術学校で学びます
その後、パリで活躍しました

エリア パリ(フランス)

地下鉄4号線のRambuteau駅を降りて
地上に上がるとあの奇抜な建築デザインのポンピドーセンターがあります

http://i.4travel.jp/travelogue/show/10977346

ポンピドーセンターを正面にみて
左の手前の長方形の建築物
鳩が沢山集まっているところが
ベラクーシのアトリエです

子供のアトリエ (ポンピドゥーセンター) 博物館・美術館・ギャラリー

開館が午後2時から
ちょっと変わっているので気をつけて行って下さい
ポンピドーをゆっくり見て昼食の後行っても良いかもしれません

入場は無料です
少し、早く着いてしまったのでポンピドーセンターの周りをぐるっと回って見ました

写真は入り口です

20世紀の抽象彫刻はベラクーシに始まった
抽象彫刻の歴史に大きな影響を与えている
イサムノグチもパリ滞在中、ベラクーシのアトリエで働いた時期があり、これを契機にイサムノグチは抽象彫刻の芸術家としてのスタートを切ることになる
イサムノグチの初期の作品にはベラクーシの影響を強く感じさせるものがある

ベラクーシは彫刻「考える人」で有名なオーギュストロダンの弟子として働いた時期もある

http://i.4travel.jp/travelogue/show/10964926

ベラクーシのアトリエは
そもそもモンマルトルにあったが
こちらに、移設したという

木工用の道具も並びベラクーシの仕事がしのばれる

東京のブリジストン美術館に
ベラクーシの作品「接吻」があります

抽象化
象徴化
単純化
がコンセプト

奥にある髭の男性の写真がコンスタンチンベラクーシです
東洋人のような風貌ですね
彼は朴訥な人柄だったといいます

ポンピドーセンターを訪ねたら、このアトリエにも寄ることをお勧めします

ベンチも各所に置いてあります
しばらく、瞑想するのも良いかも知れません

あと、昼食ですが地下鉄の駅Rambuteauからポンピドーの途中の
立ち喰いのホットドッグがクリスピーで美味しいので試して下さい