日本の神を覗く旅路・第1部記紀の神々続・晩秋の大和路01大古事記展・奈良県立美術館と奈良公園の紅葉

2014/11/26 - 2014/11/26

朝8時半の新幹線で京都へ。

京都で近鉄奈良線に乗り換え、近鉄奈良駅に着いた時は12時を少し廻っていた。

早速奈良公園の真っ赤な紅葉とその下を戯れる鹿の群れに出迎えられて、大古事記展の会場・奈良県立美術館へ。

古代史上最大の内乱”壬生の乱”で兄天智天皇の一族を打ち破った弟・大海皇子は天武天皇に即位、国内の安定と、海外の近隣国に対する国威顕示の為、天皇制の正当なるを証する文言の必要性を意識し、”古事記”の編纂の企画に着手する。

天武天皇の命で「帝紀」と「本辞」を暗証した”稗田阿礼”。

天武天皇の崩御の後、その意思を継いだ”元明天皇”が、”稗田阿礼”の暗記した神話や物語を編纂するす様命じたのが”太安万侶”。

”太安万侶”は1年半掛けて上・中・下三部作からなる”古事記”を編纂、和銅5年（712年・1300年前）完成し、元明天皇に奏上した。

「語り継ぐココロとコトバ　大古事記展」は古事記完成1300年の記念事業として、この”古事記”の三部作夫々の特徴ある物語を、目に見える絵画とともに紹介している。

「語り継ぐココロとコトバ　大古事記展」
http://www.pref.nara.jp/miryoku/daikojikiten/

上部は主として神代の話で舞台は主として九州と中国。

それに対し中部は神倭伊波礼琵古命（神武天皇・日本の初代天皇）から始まり、近畿、中でも奈良・大和路が主たる舞台。

今回の”日本の神を覗く旅路・第1部記紀の神々続”の旅も舞台は奈良・大和路。

エリア 奈良市(奈良)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JR特急 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

太安萬侶神坐像

伊邪那岐命

伊耶那美

天照大御神が隠れた天岩戸前

大国主命