2011年7月スイス-4　ハイジの世界再び　アルメントフーベル　ノースフェイストレイルハイキング

2011/07/08 - 2011/07/16

４日目　本日はミューレンの最終日。

嬉しいことに今日も晴れです。宿のオーナーさんにおすすめされたハイキングコース「ノースフェイストレイル」に行くことにしました。

まずはチェックアウト前に支度を整え、宿の近くの銀行で両替。そして、コープで食糧を調達です。水はキオスクやレストランで買うと恐ろしく高く、観光地のキオスクだと500mlのペットボトルで5フラン（2014年現在で600円くらい！）もすることがあります。目が飛び出そうな値段です。

しかし、スーパーだと1.5Lのペットボトルが1フラン弱（100円くらい）で買えるので、大きいサイズを買っておき、水筒か小さいペットボトルに移して持ち歩くのがおすすめです。

エリア ミューレン(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩

ミューレンの宿をチェックアウトして、村内を散歩します。
ウサギをかっている家が何軒かありました。

屋根付きの小屋でのんびり。

ミューレンからケーブルカーに乗り、アルメントフーベルへ行きます。片道わずか4分です。

アルメントフーベルはミューレンからのアクセスも簡単で、ベルナー３山の雄大な景色が眺められますし、花畑が広がるハイキングコースが多いので人気があります。

アルメントフーベル アクティビティ・乗り物体験

あまり人がおらず、のんびり景色を楽しめます。

アルメントフーベル山頂にエーデルワイスが！
残念ながら、野生ではありません。

どこを見ても絵になる風景です。

ここからはノースフェイストレイルを歩きます。
花や景色を楽しみながらのんびり歩くと３時間くらいのコースです。

スイス政府観光局　ノースフェイストレイル
http://www1.myswiss.jp/hiking/murren/02.htm

アルメントフーベルをスタートしてすぐにお花畑が現れます。

ハイジが走り回ってるシーンが思い出されます。

お花の中の小道を進みます。

しばらくお花畑が続きます。

あまりにもお花が綺麗なので

何枚も写真を撮ってしまい、なかなか先に進めません。

寝っころがりたくなります。

所々に小屋があります。

しばらく行くとレストランがあります。
その近くでは牛が放牧されており、道をとおせんぼ。

ちょっと通らせてね。
ドキドキしながら、はしっこを通り抜けます。

遠くにミューレンの村が見えます。

上りの小道が続いた後、目の前にどどーんと山が現れました。

あまりの綺麗さに圧倒されて、しばし呆然。スイスってやっぱりすごい。
悩みなんて吹っ飛んでしまいそうなくらい。

こんな可憐な花が咲いていました。

半分くらい来たところで、宿のオーナーさんおススメのミルクセーキがおいしいレストランに到着です。

グーグルマップ　ペンション＆レストラン　Suppenalp
https://www.google.co.jp/maps/place/Pension+Suppenalp/@46.5609554,7.8795415,16z/data=!4m2!3m1!1s0x0000000000000000:0xefaf6e4cb64afa8f

冷たくて最高においしかった！でも、お腹が弱い人は気をつけてください・・・

ついでにランチもここでいただきます。英語のメニューはなく、オーダーを取ってくれた少年もドイツ語オンリーで注文するのに苦労しましたが、無事サンドイッチとグラーシュスープ（Goulash soup）を注文できました。

レストランからの眺めは最高です。
はためくスイス国旗と雪をいただいた山。絵になります。

さあ、ハイキング後半も張り切って行きましょう。小道が向かいの山へつながっているように見えますが、山はラウターブルンネンの谷を挟んだ向かい側にあります。

ミューレンの村が近づいて来ました。

今日はクライネシャイデックの山岳ホテルに泊まるので、ミューレンのお土産屋で買い物をした後、クライネシャイデックへ向かいます。

クライネシャイデックに到着です。雲行きがあやしくなってきましたが、なんとかまだ青空が見えますので、周辺を散策してみます。

クライネシャイデック駅からメンリッヒェン方面に少し進むとベルナー３山をひいて眺められます。

アイガー北壁

ずーっと遠くにグリンデルワルトが見えます。

あたりはお花畑です。

クライネシャイデックにはホテルが何軒かあります。

右側の茶色の建物が今日泊まる駅舎兼山岳ホテルです。
チェックインは1階のレストランで行います。

Hotel Bahnhof Kleine ScheideggのＨＰ
http://www.bahnhof-scheidegg.ch/default.asp?itemid=133&lang=e

標高が高いところで星が見たくてクライネシャイデックに泊まることにしたのですが、残念ながら夜になって雨が降り出しました。

早めに予約したのが良かったのか、2段ベッドとダブルベッドがある広い部屋でした。

このホテルにはドミトリー（相部屋）もあるので、フロアに共同のシャワーがあります。ホテル内を探検していた時に、ハイカーらしき年配のおばさまが「シャワーはこっちよ」と親切に案内してくれました。

おばさま　ごめんなさい。せっかく案内してもらったけど、私たちの部屋にはシャワースペースがあるのです。といっても脱衣場は無く、クローゼットのように部屋の一角に置かれているだけなんです。

なんとも不思議な構造で、このシャワースペースは上部が開いていて
湯気が部屋中に充満します。しかも、すりガラスにはなっているものの、ベッドから普通に見える位置にあるのでちょっと恥ずかしいのです。

ハーフボード（朝食、夕食付）で予約していたので、駅舎下のレストランで夕食をいただきました。

クライネ シャイデック駅 駅

メインは仔牛のデミグラスソース煮込み（？）

こんなに素敵な紙コースターだったので、お土産に持って帰って来ました。

寝る前に外に出てみると、暗闇の中ユングウラウヨッホだけ光に照らされて遠くに浮かび上がっています。それを見て
「幻想的で素敵」（友達）
「恐ろしくて腰を抜かしそう」（私）
と全く違う感性を持ったふたりでした。