2011年7月スイス-7　ルンゲルン湖畔をサイクリング　かわいい猫に遭遇

2011/07/08 - 2011/07/16

ユングフラウ地方からルンゲルンへ移動した一昨日、そして昨日と雨が続き
ルンゲルン湖のきらめく姿はおあずけ状態でしたが、朝起きて祈るように窓から空を見ると、晴れてます！明日帰国なので、泣いても笑っても今日が最後。思い残すことなく楽しみたいです。

今日のＡＭは友達と別行動です。友達はロートホルン鉄道に乗りに行き、私はルンゲルン湖畔をサイクリングすることになりました。

悲しいことに、この日以降に撮った写真のデータが全て消えてしまったのですが、奇跡的に動画だけは残っていたので動画から拾って来た画像でお届けします。

エリア ゴールデンパス周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 自転車 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはルンゲルン（Lungern）の場所のご紹介から。

地図でもお分かりのように、スイスのど真ん中そして絶景ルートで知られるゴールデンパスラインの１区間ルツェルン（Luzern）ー　インターラーケン（Interlaken）間の中間地点に位置しています。

名前は知らないけど、もしかしてあの湖のことかも？　とピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

10年ほど前に初めてスイス旅行をした時、ゴールデンパスラインに乗り、車窓から見たこの湖のあまりの美しさに感動して、次にスイスに来た時には絶対に訪れようと思っていた場所です。

チューリッヒ中央駅から５０分　　２等車３６フラン（スイスパス有効）
インターラーケンオスト駅から約１時間　　２等車１９．８フラン（スイスパス有効）

ルンゲルン駅のすぐ脇のインフォメーションでシティサイクルをレンタルし湖畔を時計回りにサイクリングスタート。湖をグルっとひと回りで約１０キロです。

湖畔の道に入りすぐに、山から湖へ流れ出ている小川がありました。陽射しが照り付けて暑いけど、ここはひんやり快適です。

お天気がいいと、全てが美しく見えます。

ルンゲルン村

きらめく湖面に浮かぶヨットを発見

こんな感じで湖畔に道があります。

大部分が舗装されているので、自転車でもスイスイです。

柵があったり

なかったり

人っこひとりいません。

動画を撮りながら自転車を漕いでいるので、超スローペースです。

また小川がありました。

木々の奥に見えるエメラルド色のルンゲルン湖に流れ出ています。

道脇にはお花も咲いていました。
キレイに刈り取られてしまっているところも多く、他のハイキングルートに比べたらお花は少なめです。

来た道を振り返って。
右奥の遠くに見えるのが、ルンゲルン村方面です。

半周ぐらい進んだところで、一旦道が湖畔から離れます。

こういうのどかな風景、大好きです。
この道でやっと１組とすれ違いました。
それくらい人がいないんです。

真正面奥に見えるのが、ブリューニック峠（Brunigpass）です。
この峠を越えるとマイリンゲン(Meigingen）があります。

ルンゲルン村の斜め対岸（北西側）にあるBurglenという村。

半周を過ぎ東側の湖畔に出ると、こんなに湖に近寄れる道があります。

うっかりつまずいたら、落ちてしまいそうです。

残すところあと１／４周です。
ルンゲルン村が近づいてきました。

駅に戻って来ると嬉しい光景が。
熱々のアスファルトの道で日向ぼっこ中のかわいこちゃん発見。

なかなか警戒心が薄いようで

へそ天になってみたり

ちょっと悩ましげなポーズをとってみたり

脱力したり

かなり長い間近くで動画を撮っていましたが、私なぞ存在しないかのように自由にクネクネしていました。

ロートホルン鉄道に乗っている友達と午後に合流する予定なのですが、まだ少し時間があったのでブリューニック峠からルンゲルンまでサイクリングすることにしました。

まずはルンゲルン駅から、お隣のブリューニックハスリベルク（Brunig-Hasliberg）駅まで、電車に自転車を載せて行きます。
乗車時間　約１０分　２等車　３．６フラン（スイスパス有効）

自転車の積載料金は２等車料金と同じです。半額カードを持っていると半額になります。

ブリューニックハスリベルク駅からは最初は車道を通りますが、途中脇道に入ってからはのどかな道が続きます。

人もあまり見かけません。

のどかな景色の中を進んで行くと、上り坂になり林の中に入って行きました。上りきったところで急に視界が開け、こんな景色が目に飛び込んで来ました。
絶景です。ルンゲルン湖とルンゲルン村が一望できます。曇ってきてしまっていますが、青空だとそれはそれは綺麗なエメラルド色に見えます。

この画像は動画からの切り貼りなので、いまいち綺麗さをお伝えできませんが実際は息をのむ風景です。

ルンゲルン湖の西側山頂のシェーンビュール（写真左上）には２０１１年当時、麓からロープウェイで上れました。

シェーンビュールからロートホルンへ伸びる稜線ハイキング道があり、ベルナー３山も望める人気のコースなのですが、２０１４年現在ロープウェイは運休（廃止？）しているようなのでシェーンビュールからルンゲルンへは自力で上り下りしないといけません。この時上っておけば良かったと激しく後悔しています。

この絶景ポイントにはスイスの国旗が掲げられていました。

下部の真ん中に見えるのは車道です。この絶景ポイントのすぐ下を走っていますので、お車でいらっしゃる方もこの景色をご覧になれると思います。

絶景ポイントからルンゲルン駅までは、線路沿いに下ります。

教会や滝が見えます。

ブリューニックハスリベルク駅から歩く時間のない方はルンゲルン駅から線路沿いに上って行くと、先ほどの絶景ポイントに行けます。

距離にすると１．７キロ程度ですが、ルンゲルンは標高７５０メートル、絶景ポイントは標高９００メートルなので１５０メートル上らないといけません。

このように線路の真横に道があるので、電車を撮るのにも良さそうです。

線路脇にはかわいらしいシャレーがあります。こんな素敵な場所におうちがあるなんて羨ましいですね。

この後はロートホルンに行っていた友達とマイリンゲンで合流しました。
その様子はこちらにアップしています。
http://4travel.jp/travelogue/10965119