黄金の秋を楽しみにポーランド北東部へ　　⑦　ビャウィストク

2014/10/21 - 2014/10/21

２１日午後ビャウィストクに戻りました。ビャウィストクは日本のガイドブックには出ていません。ネットで調べても情報が少なくどんな街か見当もつかず中継地点のつもりでした。が、どこかに「不思議な趣のある街」と書いてありましたが本当にその通りで素敵な町でした、２～３泊したかったです。
エスペラント語の創始者の出身地でポーランド北東部では最大の都市です。人口は３０万人弱、　医科大学があり、エスペラント語の創始者の出身地です。第二次世界大戦ではソ連の支配を受け戦後ポーランドに復帰しました。


１０月１５日　羽田　→　ワルシャワ
　　　１６日　ワルシャワ　→　ビャウォヴィエジャ
　　　１７日　ビャウォヴィエジャ
　　　１８日　ビャウォヴィエジャ
　　　１９日　ビャウォヴィエジャ 　→ビャウィストク　→キエルムシ
　　　２０日　キエルムシ
　　　２１日　キエルムシ→　Tykocin　→ビャウィストク　
　　　２２日　ビャウィストク→　ワルシャワ
　　　２３日　ワルシャワ
　　　２４日　ワルシャワ　→　成田

行きたい所はたくさんあったけれど、ゆっくり旅をしようとここまで絞りました。ポーランドの大自然に触れ、ポーランドの方々の暖かさに触れ、感慨深い旅になりました。

エリア ビャウィストク(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

旧市街というのでしょうか、広場のようなところ。

これは何かな。英語もあまり通じないので分かりません。

観光案内所を探して歩き回りました。地図には出ているのですが、ホテルのお姉さん達は違う所を教えて下さり、地図の場所に行っても分からず、近くの小さな食品店のおばちゃまが連れて行って下さったらそこは観光案内所ではなく観光案内所の事務所！で、やっと正確に教えていただき１０分歩いてたどり着きました。

紅葉がきれいです。このきれいな現代的な建物の中に観光案内所がありました。lonly planet（英語のガイドブック、読めもしないのに買ってしまった( ;∀;)）にここがポーランドの中でとてもよい観光案内所だと書いてあったので来てみたかったのです。

人形劇場のことを聞き、明日のワルシャワへの帰り方を聞き（バスが良いと言われ細かく教えて下さいました）、置いてあるパンフレットを眺めていたら、奥から本のように厚いポドラスキー地方（この地方）のカタログ？を２冊下さいました。これがまた素敵な本で行きたい所が増えてしまいました。

公園です。

Biatostocki Teatr Lalek。操り人形の劇場で、明日の朝の公演の予約をしました。子供用ですがいいですか？と念を押されました。いいんです！。絵葉書です。

公園の木々が綺麗です。

お花が供えてありますね。

夕方になりました。夕焼けがとてもきれいでした。

ホテルのそばにお寿司屋さんがありました！わあ、日本人がいるのー？とガラス越しに中を覗いたら、ポーランド人のようでした。ポーランドの物価からしたらかなり高いお値段でした。どんな味なのか食べてみればよかったかな。

今晩泊まるホテルです、私の部屋は三階でした。入口は裏道にあります。

お部屋は近代的できれいです。

道路側が全面ガラスになっていて、景色がいいのに感激。

これも部屋から見たところ。

お総菜屋さんで買った夕食です。パン、サラダ２品、リンゴのケーキ。リンゴのケーキは大きい四角形で、このくらいと手で大きさを示して切ってもらいました。ポーランドはお財布にやさしい国ですが、地方は更にやさしく、全部で４００円くらいでした。

部屋から見た夜景。

２２日朝です。９時から人形劇なので早起きしました。ポーランドのお宿の朝食は今まで８〜８時半からと遅めだったのですが、ここはホテルなので６時半からでした。まだ人が２〜３人しかいません。一つ一つ手が込んでいてごちそうです。暖かい料理もありました。

みんなおいしそう。

全種類は食べられなかったけれどこれだけ食べてしまいました。ここにも暖かいリンゴのパンケーキがありました。厚めのクレープにりんごを甘く煮たのが挟んであります、おいしかったです。

歩いて１０分位で人形劇場に着きます。幼稚園かな小さな子供たちが先生に連れられてやってきます。

バスに乗ってくる子供達も。

人形劇場の入口。夜には大人向けのプログラムがあります。

ロビーの奥に木製の汽車の形をした下駄箱が置いてあり、ここで靴を脱ぎます。
私も、まねをしてー(^^)v

ロビー。写真はここまで、中はNG。そんなに広くはなくて子供達と一緒に床に座ります。舞台は、床から１０センチ位上がっただけで客席と舞台の一体感があります。サロペットを着たおじさんとおばさんがいろいろな仕掛けを使いながらお話を進めます。お人形さんも出てきたり、天井から大きなクモが出てきたり、客席の床にも仕掛けがあり、楽しませてくれます。子供達と一緒にたくさん笑いました、これなら言葉が分からなくても大丈夫、楽しかったです。

シアターの建物。

子供達のバス。

入口にありました。ポスターとか予定表とか貼ってあります。

ホテルに戻ります。

ここにもお花が供えてありました。

旧市街、中央の広場。

ビャウィストクの街も見納めです。ホテルに帰ったら荷物をまとめてチェックアウトし、バスの出る駅までタクシーを呼んでもらいます。

どなたの像でしょうか。ここにもお花が。

タクシーでビャウィストクの駅まで来ました。駅と言っても入口は裏側にあるので線路しか見えません。

バス乗り場。ワルシャワまで３時間です。昨夜、インターネットで予約しておきました。予約なしでも大丈夫ですが、安心のため。ほぼ満員でした。

バス乗り場から町を眺めたところ。

あちこちにバスが出発して行きます。

このバスでワルシャワへ。１３時発だったかな。
まだワルシャワに二泊するのに、もう帰ってしまうんだーと寂しい思いでいっぱいになりました。タイムスリップしていたような、違う世界に行っていたような、毎日。現実に引き戻されていくようでした。

3時間かけて、町々を通りながら帰ります。

バスの中から。路線バスですから休憩はありません。

隣の席のご婦人にいただいたアメ。ジンクイエ(ありがとう),おいしいです、と会話帳を見ながら言うと、バッグをがさごそしていると思ったら、あめをいくつも出してくださいました。ポーランドの若い女性はとてもきれいです、そしておばさんになるとこわくなると言いますが、こわいけど優しいです。この方も、後ろの人たちがうるさかったり、前の人がシートを倒して窮屈だったりすると、毅然とした態度で注意していました。

ワルシャワ東駅に着きました。ここからトラムに乗って、ポーランド1日目に泊まったお宿に帰りました。