201４年　立山・室堂や立山三山を見ながらのハイキング　立山室堂山荘から一の越山小屋へ

2014/10/09 - 2014/10/09

　10月9日は6時から朝食です。
外を見ると昨晩は皆既月食で何度も見た月が西北の空に浮かんでいました。
昨日は大勢の人が月を見あげたでしょうが、今朝はもう見向きもされないかもね・・・。

　朝食後、10時まで自由行動です。
みくりが池を1周する予定でしたが、山荘の後ろにある立山三山があるので日の出は7時15分ぐらいのようです。
それまで時間があるので意を決して雄山への上り口になる一の越まで登ってみることにしました。
通常は1時間半あれば往復出来るようです。
それに昨日の室堂山展望台と違って、ずっと一の越山荘が見えるので目標物があります。

　さて・・出発・・と思ったら、一の越の方から吹き下ろす風が強くダウンジャケットや手袋、マフラーと冬装備。
とにかく一の越の山小屋を目指したので、行きは写真を撮りませんでした。
途中からやや坂が急になるので、性根のない私はリタイアしたくなりましたが同じツアーの人も4人ぐらい一緒だったので頑張って登りました。
　
　一の越からは北アルプスと槍ヶ岳なども見えました。

　写真は下りに撮りました。
一部振り返っての写真もあります。

エリア 立山黒部(富山)

• 同行者: 社員・団体旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　立山室堂山荘の朝食は6時です。
5時20分に起床。
部屋から外を見ると西北の方に満月の月が見えました。
昨晩は皆既月食で日本中の人が欠けて行く月や赤胴色の月を見ていたでしょう。
　今朝の月を眺める人は一体どれくらいいるのかな・・と思いました。

　薄明りい浮かぶ満月

　雲だと思いますが、一直線に見えます。

まさか海ではないですよね・・・。

　夜明け。
しかしこちらは西北です。
なぜか薄い赤色です。

　左側に白く見えるのがみくりが池です。

　ススキが生えています。

向こうにはホテル立山が見えます。

　立山三山はまだ陰です。
空が赤く染まっています。
山の向こうには太陽が照っています。

　立山三山
ちょっと明るくなりました。

　6時から朝食。　
立山室堂山荘の朝食。
ハムエッグでした。
キャベツの側にあるのは今日はオレンジです。

　朝食を終え、6時半から山荘の裏側に見える一の越まで上がってみることにしました。
　ここには山小屋があるので目標物が見えます。

　一の越の方から吹き下ろす風が冷たいので冬装備。
それから黙々と前だけを見て歩きました。

　途中から坂が急になり息切れ。
休んでは深呼吸。
リタイアしそうになりましたが、他の人が頑張っているのを見ると
私も前に進めました。

　　５０分かけて　一の越到着。
慣れた人は40分ぐらいで登れるそうです。

　向こうに歩いて行くと浄土山に向かいます。
さらに横の方に進むと昨日登った室堂展望台につながります。

　　　アップ　

標高２７００ｍです。

室堂ターミナルが2450ｍなので250ｍ登ったことになります。

　一の越山荘があります。

　外にはチップ制の公衆トイレもあります。

　一の越の広場から山を見る

　ちょっとアップ。
左側に槍ヶ岳、奥穂高岳が見えます。

　槍ヶ岳、さらにアップ。

　山の案内板

　左のとんがった山が槍ヶ岳。
その奥が奥穂高

道が見えますが、ここを進むと黒部湖の方に降りるのでは？

手前は雄山の稜線

　富士山もちょっこり頭をのぞかせているようです。
案内板の文字がちょっと切れてしまいましたが・・・。

　私たちよりも少し前に一の越に到着した人は向こうの方に富士山の山頂が見えたとのことでした。
私が見た時は雲で隠れていました。
　ちょっと残念。
あのあたりに幻の富士山が・・・。

　雄山への上り口

何人かの人が登っています。

　石がゴロゴロしているので私には到底無理ですね。

　今回のツアーには山ガールも何人かいましたが、添乗員さんから
ハイキングなので決して雄山には登らないように・・・と念を押されて
いました。
山登りに慣れた人は雄山に登りたかったでしょう。

　室堂平の方を見てみましょう。

　ちょっとアップ。
みくりが池の手前にある小屋が立山室堂山荘です。
やっと日差しが当たったくらいです。

　7時30分頃です。

　さて帰りは余裕があるので山の写真でも取りながら降りましょう。

　左側に見えた浄土山。
雪が積もっています。

　立山三山の影

　雄山山頂と周りのハイマツ

　ホテル立山や立山室堂山荘、他の宿泊施設もよく見えます。

　らいちょう温泉雷鳥荘、雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰の
建物が見えます。

　結構雪が残っています。

その先が先ほど私が登った一の越山荘のある一の越です。

　浄土山側
こちらも雪が結構残っています。

　振り返り雄山山頂と今歩いた遊歩道を見る。

下りは楽です。
自分でも登りは頑張ったな・・と思います。

　雄山にも山小屋があります。

　こうしてみると雄山はなだらかに見えます。

　大分下って来たのでハイマツ以外の植物がたくさん生えています。

　だんだん室堂平が近づいて来ます。

　一の越と雄山を見上げる。

遊歩道もこの辺りは勾配が大きいです。

　祠があります。

　別山方面

　雄山と山小屋

　雪が結構残っています。

　後ろを振り向くと雄山の稜線にちょうど太陽が重なっています。

　アップ。

先ほど一の越で登っている太陽を見たので、ご来光とは言えないですが・・・。

稜線に登山者が見えます。

　青空も見えます。
今日は天気がいいかな。

さてまた下りましょう。

7日の初冠雪の雪が残っています。

　雪の所まで下りて来ました。

　風のせいでしょう、模様の様になっています。

　ちょっとアップ

きれいに並んでいます。

　厚みがあるところもあります。

　室堂平迄あと少し。　

まだ山の陰がかかっています。

　だんだんなだらかな下り坂。

これから登る人とも大勢すれ違いました。
小さな子供さん連れの人ともすれ違いました。

　標識

　昨日登った浄土山方面の雪

　雷鳥沢

　紅葉をしたらとてもきれいな所です。
今回は残念ながら紅葉は見られなかったです。
次に室堂に来るとしたら9月下旬にしてみます。

　室堂平まで降りて来ました。

立山室堂山荘が見えます。

　広場に着きました。

本当はまっすぐ進めば室堂ターミナルに行けるのですが、　
振り返って写したので写真で言うと室堂ターミナルは右。
まっすぐ行くと昨日登った室堂山展望台。

　私は今左側から戻って来た所です。

　さて一旦立山室堂山荘に戻りましょう。

広場の奥に山荘があります。

8時15分には着きましたので、一の越まで往復で1時間４5分です。
通常1時間半だとか・・・。
写真をたくさん撮ったので遅くなったのもあるかもしれませんが・・・。

　降りる時にすれ違った同じツアーの山ガールさんは
登りは30分だったとか。
往復で1時間もかかっていないそうです。

　集合時間が10時なのでまだ時間があるので今度はみくりが池を1周してみましょう。