とんでも♪ドライブ旅～チェコ・ドイツ　⑯Last night～Dvorakの調べ

2014/07/25 - 2014/08/03

今回の旅行も早いもので、最後の夜を迎えることになりました。
最後の夜に最後？の「とんでも♪」です。

■ とんでも♪ドライブ旅～チェコ・ドイツ 7泊10日 ■

　≪1～2日目≫ 関西国際空港→ドバイ→プラハ→Plzeň→Český Krumlov
　≪3日目≫ Český Krumlov→České Budějovice→フルボカー城→Telč
　≪4日目≫ Telč→Kutná Hora→Berlin
　≪5日目≫ Berlin→Potsdam→モーリッツブルグ城→Dresden
　≪6日目≫ Dresden→Oberwiesenthal→Karlovy Vary→Prague
　≪7～8日目≫ Prague市内
　≪9～10日目≫ Pragueよりドバイを経由して帰国　

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 利用旅行会社: エクスペディア

遊覧船の旅を終え、ユダヤ人地区を通って旧市街広場に向かいます。

旧新シナゴーグの前でたくさんの観光客が記念撮影しています(ﾟδﾟ*)
「旧新」と呼ばれているのは、このシナゴーグが13世紀に建てられた部分と16世紀に建てられた部分の二つから成っているためだそうです。

旧ユダヤ人墓地の出口近くにある儀式の家です。
こちらにもたくさんの観光客が記念写真を撮っています。

ユダヤ人地区から旧市街広場に通じるパリ通りにはブランドショップが立ち並んでいます(￣0￣)゛

旧市街広場の手前で、演奏している人たちを発見(@o@)

これからお土産を買うのに、チェココルナが少し心もとないので、両替をすることにします(^_^;
ガイドブックにも紹介されている両替店で、カフカの生家の向かいにあります。
写真では中央が両替店、右に少し写っているのがカフカの生家です(^v^)V

100円＝19.60Kc（1Kc＝5.102円）です(^o^)v
これまでにも街中の両替所のボードを確認していたのですが、レートの良いところでも100円＝19.20Kc程度でした。
因みに、出発前に両替した関西国際空港の某有名両替店では、1Kc＝5.880円でした。
しかも、ネットでは1Kc＝5.710円と表示されており、ネットと両替店ではレートが異なるとの説明ならわかるのですが、ネットで表示しているのは「仲値」であると子供だましのような説明をされました(｀〆´)
「仲値」は売りと買いの中間値に当るものであり、その程度は知っていますが、あまりにも稚拙な説明に言葉を失くしたのを思い出します┐(-､-)┌
それにしても、ここのレートはGOODです(^v^)V

旧市街広場に入ったところの聖ミクラーシュ教会では、何やらゴスペルが催されています♪**(^,^)
ゴスペルが終わると、次は14:00から旧市街広場で同じように催すと言っているようです。
しかし、14:00からは旧市庁舎・天文時計の仕掛けが動くのを見に行くので、ごめんなさいf(^_^;

それにしても、教会の装飾は立派です'/(@_@)/'

ゴスペルの人たちが集まっていますが、ごめんなさい‖_-*）
天文時計へ行きま〜す(*ﾟｰﾟ*)ν

10分前、たくさんの観光客がカメラを構えて待っていますσ(-_-;)

14;00ちょうどに仕掛けが始まります。
死神が鳴らす鐘の音とともにキリストの12使徒が窓のところに現れては消えていきます。

仕掛けが終わると塔の上でトランペットが奏でられ終了です。
1分余りだったかな・・・

天文時計の仕掛けを見たところで、旧市庁舎の塔を登ってみます。
一人110Kcです。
なお、市庁舎のトイレは3Kcで、今回の旅行で借りたトイレの中では一番安いものでしたε‐(･∀･Aﾞ

一部エレベータもあるので、楽に登れました。

塔から眺めるティーン教会は、異なる趣がありますp('^')q
旧市街にはたくさんの観光客がいるのですが、本当に小さく見えます。

プラハ城もよく見えます(v^ーﾟ)

赤い屋根で統一されており、上からの眺めも良いなぁと感じます。
屋上のレストランも見えています。

エレベータで楽をして下ります。
ついついピッタリのタイミングでやってきたものですから・・・(@^o^@)

一旦部屋に戻って、ムハ美術館に行くことにします。
こんな観光用の自転車が・・・q(^o^)p

ムハ美術館はホテルから徒歩圏内にあります。
妻が旅行前から「ムハ」のことを頻りに口にしていましたが、私はよくわかりませんでした。
知っているはずと言う妻に抗いきれず、知っていると答える私でした(n^。^)/

しかし、この絵画のタッチはどこかで見たような・・・

日本語のガイドブックを見てやっとわかりましたe(^｡^)g
Mucha〜ムハ？ミュシャ？
ミュシャとムハが同一人物と初めて知ったのでした。
そうかそうか(@^o^@)
それにしてもチェコ語の読みでの「とんでも♪」が多いなァ(/_\)

この絵画のタッチなどは日本の鳥山明先生を思い出してしまいます。

19:30よりDvorak Museumでのコンサートがあるので、16:00すぎですが、昼も食べていないことなので早めの夕食をとりに行きます[□]φ(｡＾)

途中、ヴァーツラフ広場を通ります。昨日は広場の反対に出たのですが、こちらから見る国立博物館も威容を誇っています。
手前にいるおまわりさん、お勤めご苦労様です(^∀^)

プラハでの夕食はここと決めていた3軒のうち、残りのウ・チリニーへ行こうとしますが、道がわかりません?(･_･;?
住所はNavrátilová 6、通りさえ見当たりません。この通りはどう発音するのか？
ナブラ・・・ナブラチロワだ！　往年のチェコ出身の名女子テニス選手のあのマルチナ・ナブラチロワと同じだ！
おかげで発音できたと思っていたところに、若いきれいな女性が声を掛けてきます。
道に迷っていると思い、声をかけてくれたのです。
そこで「ナブラチロワ6」と答えると、すぐに案内してくれました。
しかも、現地の人しかわからないようなビルの通路を通っていきました。
ありがとう〜きれいなお姉さん、そしてマルチナ・ナブラチロワm(μ_μ)m

ウ・チリニーの前まで案内してもらい、きれいなお姉さんと別れます(*^▽`*)/~~
通り沿いにテラス席が見え、何人かの客がビールを飲んでいます。
入口はどこかな(･Θ･?)
少し歩いて入口を見つけ、店に入ろうとすると、「ピルゼン、ピルゼン」と叫ぶ若い男性客がおり、どうもここのピルスナービールは最高だと言っているようです。
見ると、ピルスナー・ウルケルの看板が見えます。席に着く前にピルゼン2杯を注文します。
出てきたのがこのビールです。さすが兄ちゃんの言う通り、うまい(v'ー^)v☆

ウ・チリニーはガイドブックでも紹介されているチェコやハンガリーの家庭料理の店で、オーナーシェフはチェコ料理のレシピ本を何冊も出している有名人ということで、旅行前からこの店は何度もチェックしていました(^Q^)/^
しかし、テラス席には客がいたものの、インサイドには私ども以外に客はいません(´･ω･`)?

時間が早いから客も少ないのかな？
ビールだけ飲んでいて、料理の注文を取りに来ることもありません。
チェコ料理は？
そこで何か食べるものはないかと尋ねると、ピザやソーセージは用意できるとのことで、注文したのが、このサラミピザです(^〜^)
これはうまい！
恐らく、夕食の時間帯になっていないので、メニューが限られているのでしょう('-'?)

ソーセージもやって来ました。
これもなかなかうまい！
まだ17:00前、もう少し遅い時間に来ていたら、チェコ料理をもっと堪能できたのに・・・(@<>@;)
しかし、ピザもソーセージもおいしかったので満足です('▽'*)ゞ

ビールとピザ、ソーセージで244Kc（約1,240円）
あまり食べていないのですが、安上がりの夕食でした。
気分よく店を出たのですが、妻が店の看板を見て一言「店を間違えた！」
えっ？通り沿いのテラスでつながっているようでしたが、実は隣の店に入ってしまっていたのです。
レシートをよく見ると、Bar Pohondaと記載されています。
ウ・チリニーと思って入った店が隣のビールバーだったとは|||(-_-;)|||
以前にも、淡路島に行った際に海鮮料理の店に行こうとして、隣の回転ずしに入ったことがありました。その際にも、業態転換したのだろうと思って食事し、駐車場から出るときにやっと間違いに気づいたことを思い出しました。
今回も店で食事している間は全く気付かず、もし妻が看板に気付かなければ、一生気付くことなく、この旅行記にもウ・チリニーと紹介していたことでしょう(*＞з＜*)
またやってしまった「とんでも♪」でしたが、ビール・料理には満足です。

お腹も満たされ、コンサートの時間までは2時間余りあるので、お土産を買って、一旦ホテルに戻ることにします。
レストランまで案内してくれた、きれいなお姉さんが話していた通り、ビル内の通路を通って大通りに出ます。
レストランを間違える「とんでも♪」をしでかし、私どもは仕方ないのですが、案内してくれたお姉さんには悪いことをしたなと後悔をしています。
ごめんなさい(´〜｀ゞポリポリ

トラムと地下鉄を乗り継いで、ホテルの近くまで帰ってきました。

チェココルナの両替も終えていたので、共和国広場にあるスーパーマーケットのBillaでお土産物を買い、ホテルに戻ります。
金曜日の夕暮れともなると、人もたくさん集まっており、このようなストリート・パフォーマンスも見られますo(^-^o)゛

コンサートまでは時間があり、お土産も持っているので、ひとまず部屋に戻ります。

1時間近く休憩し、コンサート会場のDvorak Museumに向かいます。
地下鉄B線からC線に乗り継ぎ、I.P.Pavlovaにやって来ました。昨日も近くまで来ているので、道に迷うこともありません('▽'*)ゞ

ホテルでゆっくり休憩していたので、集合時間の19:30まで、あと5〜6分となり急いで向かいます(;ω`;;)

19:30には間に合いました。
一人595Kc、二人分1,190Kc（約6,100円）を支払います(^３^)-♪
開演までは時間があるので、それまで博物館内を自由に見学して下さいとのことです。
集合は19:30ですが、開演は20:00であり、あんなに焦る必要はなかったと後悔します(ρ_-)/

コンサートに参加すれば、博物館内は見学自由です。
昨日入場料を支払って、見学しようとした私を諌めた妻が正しかったようですヽ(=´▽｀=)ノ

ウォッカのような強いお酒を振る舞われ、少し休憩です(〜｡〜*)~ﾟ

余りにも強いお酒だったので、外に出て身体を冷まします(*~∇~)
庭も自由に見学できます。

裏庭も覗いてみます。

Dvorakの肖像画も掲げられています。

開演の20:00が近づいてきたので、コンサート会場である2階のホールへ移動します。
立派な天井です(ﾟOﾟ;)

コンサート中は写真撮影禁止ですので、写真はありません。
20:00になると、男性3名、女性2名の計5名のユニットが会場に現れます♪〜(´δ｀)
男性はピアノ奏者1名、バイオリン奏者1名、残りの1名と女性2名が声楽です。
私は詳しくないのですが、男性がバリトン、女性がソプラノ、アルトと言ったところだったと思います(*´⊇`)

声楽やピアノも非常に良かったのですが、今回はバイオリンの旋律に魅せられました♪⌒（・д・）/゜
バイオリンの旋律に心を奪われながら、今回の旅行を振り返ります。
ドバイを経由して、プラハ到着。
GPSをカーナビと理解できなかったばかりに、「とんでも♪ドライブ旅」になったこと(/∋o∈)
8年前の忘れ物Český Krumlov、おとぎの国のようなTelč、国境を越えたドイツのBerlinやDresden、チェコに戻ってのKarlovy Vary、そしてPrague・・・
土砂降り雨の中や方角がわからないままの運転、小さい傘を差しながら歩いたこと、その時その時は辛かったけれども、振り返れば楽しい思い出の1ページとして、これからも忘れられないものとなるでしょう(*^ー゜)v

想いに耽っていましたが、コンサートは1時間余りで終了です。
妻からは全く寝ていなかったねと褒められました(〃´―｀〃)

コンサートの余韻に浸りながら、ホテルに戻ります。

部屋に戻って、湯船に浸かります。
バスタブ付の部屋にして良かったと思いながら、風呂上りに冷蔵庫を開け、今日もお部屋で一杯やるとします□\(^_^
ピルスナー・ウルケルです。スーパーで買っても一番高いビールです。
と言っても、日本円で135円程度で、日本と比べると断然安い！
味はと言うと、同じメーカーの生ビールを何度か頂きましたが、生ビールのほうが癖がなく、私は好きですね(^o^)v
しかしどちらもおいしいのは間違いないです|*^ー'|ｖ

2本目のガンブリヌスを頂きま〜す(*ﾟｰﾟ*)ν
これも、先程のピルスナー・ウルケルも500ｍｌです(*^¬^)ノ∀
この旅行でほぼ毎日、夕食の際に500ｍｌを2杯、部屋で寝る前に同じく500ｍｌを2杯、と言うことは、1日2リットルのビールを飲んでいたことになりますw(*ﾟoﾟ*)w
後日談ですが、帰国後ズボンのベルトが苦しくって・・・σ（*_*;

さあ、明日は帰国の日です。
早めに就寝し、早起きしてプラハの最後を満喫したいと思います(｡･_･｡)ﾉ
それでは、おやすみなさい(-_-)zzz…