ケアンズへ・夏休み家族旅行７日間(5)（8月26日午前・熱気球ツアー）

2014/08/22 - 2014/08/28

５日目の26日は、今回の旅行で一番楽しみだったRaging Thunder社の熱気球ツアーです。ケアンズからバスで１時間ほどのマリーバに行き、熱気球に乗ります。ロビーに朝4時集合というのが少々きつかったですが、なんとか気合いで起きました。

エリア ケアンズ(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: ジェットスター航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

早朝暗い中ホテルを出発。真っ暗な中、立ち上げ場所に着くとすでに気球が膨らみ始めており、眠気も吹っ飛びます。ちなみに行きのバスの中で気球に乗る際の注意事項などの説明があります（ビデオで）。気球内にはカメラやビデオ、帽子、サングラスしか持ち込めません。バッグなど大きな荷物はバスに置いていきます。

しばらく立ち上げを鑑賞。コアラのバルーンは別のツアー会社、ホットエアー社の気球でした。我々が乗るレージングサンダー社の気球は、黄色と青のバルーンです。気球を膨らませるためバーナーに点火すると、ゴーッとすごい音がして炎が上がります。

６時過ぎ離陸。気球に乗るツアー客はファーストフライトとセカンドフライトに分けられ、我々はセカンドフライト組でした。飛び立つ気球を見送って、ツアーバスに戻り、気球を追っかけます。

遠ざかる気球。ちなみに早朝のマリーバは、高原だからか寒いです。霧も出てるし……。半ズボンに薄手の上着の人や、薄手のワンピースで参加している欧米系の女性もいましたが、私は長袖上着にウィンドブレーカー、下はジーンズという格好でも寒くてブルブル震えてました。日本だったら10月か11月の早朝ぐらいな感じでしょうか。ガイドさんからフリースの上着を借りてる人もいました。ただ気球に乗ると、頭の上でバーナーの炎が燃えているので暖かいです。

スタッフが気球と連絡を取り、着陸地点へ向かいます。今回は牧場の中に降りたようで、少し離れたところにバスを停め、トラクターに乗ってガタガタ道を進み、着陸地点へ向かいました。

着陸地点へ向かうセカンドフライト組。牧草地らしく、少し離れたところに牛の群れがいました。

これから乗り込みます。

気球に乗ったところ。バスケットは大きく最大24人まで乗れるそう。

パイロットからもう一度注意事項の説明があります。

ついに上昇。行ってきま〜す！

霧に気球の影が映って、まわりに丸い虹が見えました。

少し上昇すると、霧が晴れてきます。

朝日がまぶしい。気球に乗り込むと、日も当たるし、上で炎がゴーゴー燃えているので、もう寒くはありません。

眼下にアサートン高原の景色が広がります。

マリーバの街並み。

ホットエアー社の気球も飛んでました。

高いです！下を見ると、家や車がおもちゃのようで、少し怖いです。気球内には高度計があって、確か3000フィート台の表示が出ていたので、メートルにすると1000メートル位でしょうか。

時々高度が下がると、住宅地がはっきり見えます。パイロットが教えてくれるので、よ〜く目をこらすと、カンガルーが跳ねてるのが見えたりします。豆粒のように小さいですが。

30分ほど飛んで、キャンピングカーのサイトに着陸。気球に気づいた人達が集まってきます。ちなみにキャンピングカーの乗客は定年後の人が多いのか、おじいちゃん、おばあちゃんばかりでした。

着陸後、バスケットごと気球を倒して片付けに入ります。ちなみにバスケットは乗客ごと横倒しにされます。最初「このまま倒すよ〜」と言われたときは冗談かと思ったんですが、本当に「せーの！」でそのまま倒されました。

みんなで気球をたたみます。

子どもたちは、気球の上を走り回ってしぼませるのを手伝うよう言われました。これは楽しそう！

だんだん小さくなってきた。

たたんだバルーンをみんなで担いでカゴに入れます。

カゴに入れたバルーンをさらに圧縮するため、重しになる子どもたち。子どもがうちの息子と友人の息子と二人だけだったためか、スタッフのお兄さん（おじさん？）たちがけっこう遊んでくれました。

上でジャンプしてさらに圧縮！

バスケットをトラックに乗せるのも人力。

最後にみんなで記念写真を撮っておしまい。この記念写真や気球に乗っているときに撮った写真は、帰りのバスの中で販売されます。ＵＳＢ入りで一つ30ドル。こんな感じの写真が20枚ちょっと入っています(この写真は「なるたけ顔が写っていないものを……」と選んだもので、もちろんみんながカメラを向いて写っている写真もあります）。

帰りに寄ったヘンリーロス展望台。目をこらすと、グリーン島が彼方に見えました。