ツアーで巡る山陰　その2

2013/07/12 - 2013/07/14

2013年は出雲大社の式年遷宮の年でした。
そして妙齢の私たち。
これはもう行くしか無い！と意気込んだものの。
居住地から島根へはとてもアクセスが良いとは言えず。
新幹線、高速バス、列車、飛行機あらゆる手段で考えるけどどうも無駄が多い。
って事でバスツアーを使って出雲大社他山陰を巡る旅に出ました。

安芸の宮島から始まり、出雲大社、足立美術館を巡り倉敷の美観地区、錦帯橋を2泊3日で旅してきました。
今回はその旅の2日目〜3日目の旅行記です。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

2日目の最初の目的地は出雲大社。
広島市内から出雲大社までは中国道〜松江時自動車道を経由して。
ほぼ高速で代わり映えの無い景色。
ガイドさんが、「道路の右手側に（見えないけど）○○がある」とか教えてくれるのですが･･･。
見えないんだよねぇ。
判った事は島根は道路がきれいに整備されている事。
何やら大きな力が・・・グフッ。

高速をおり、田園風景を抜けて稲佐の浜に纏わる説明を聞きながら出雲大社へ。

出雲大社が近づくにつれ、道路の渋滞がひどくなってきます。
広大な駐車場で降ろされ、参拝の説明を。
昨夜の女子トークで参拝方法を確認しあった私たち（笑）は準備万端！
自由散策となっているのですが、ガイドさんがついて参拝との事。
そこがツアーの所でもあり悪い所でもあります。
出雲大社の参拝とご祈祷が旅のメインな私たちにはガイドさんと共にでは時間的にちょっと厳しい。
添乗員さんと昼ごはんまでには戻る事を条件に参拝メインで回ってきていいですよりょう了承を得ました。
ありがとう添乗員さん、添乗員さんにも素敵な出会いが今後ある事お祈りしておきます（添乗員さんも同じころあいの女性でした）

出雲大社　神楽殿。
なんと結婚式の最中でした!!
こんな厳かな場所での挙式いいな〜。

「私もいずれ（皆の心の声）！」

神楽殿の注連縄です。

大きいですねぇ。
えっ？判りにくいって？

確か出雲大社の注連縄って少し編み方が違うんですよね。

出雲大社 寺・神社・教会

再び注連縄です。
ちょいと引きで撮ってみました。

注連縄に硬貨を投げて挟まると幸運が訪れるなんて事を聞いたりしましたが、注連縄が傷む原因ですので絶対にしないでくださいね。

更に引いてみました。
注連縄の大きさもですが、この参拝待ちの行列！

外からだとこんな感じです。
その後社務所でご祈祷のお願いをしてると約束の時間です。

当初の予定では参拝もして祈祷もして、門前町でお買い物もしてと計画立てていたのに意外と時間が無い･･･。

お昼ごはんは観光センターいずもにて。
どうでしょう、見事な団体様向けの料理！
出雲そばですって。
育ち盛りで、お腹に余裕のある私達はバスに乗り込む前にも買い食い。
同じツアーの参加者のおじさまに
「まだ食べるのね？」
と苦笑いされながら、本日の宿泊地大山へ向かいます。

食事処 いずも お土産屋・直売所・特産品

さて、宍道湖・中海を左手に見ながら鳥取県にある大山ロイヤルホテルへ向かいます。（もちろん途中のお土産センターの立ち寄り付）
何せ初めての島根・鳥取ですから、安来市を通る時は「どじょうすくいだね」「宍道湖と言えばしじみだね」「大山スキー場って聞いた事ある！」とかしましい私たち。

そうしているうちに本日の宿泊先大山ロイヤルホテルに到着、今日は温泉がついているので楽しみです。そして部屋へ通され
「･･･修学旅行か!?」
修学旅行を思い出させるテイストの畳敷、和室のお部屋。
ホテルなのでてっきり和洋室と思い込んでいた私たちが悪いんですが昨日とのギャップに･･･大笑い。

食事は夕・朝食ともに「大」宴会場でのバイキングでした。
広すぎ＆動線の悪さ＆キャパの問題で食事を取りにいくとしばらく戻ってこれません。
温泉はまぁこんなものでしょうという印象。
そして外の景色は靄で殆ど楽しめず。
そんな理由もありで旅が終ってから見返すとホテルの写真が1枚も無い！
変わりに広島グランドプリンスのロビーにスタッフさんが飾りつけされていたお花の写真です。

足立美術館の池庭。

気を取り直しての3日目。
と言っても食べたり寝たりすると粗方忘れる性質なので（笑）今日も張り切ってバスに乗り込みます。
3日目ともなると同行のおじ様おば様達とも仲良くなってます！
大山から下り、安来市内に入り本日の最初の目的地足立美術館にやって参りました。
足立美術館の入場料は2200円。む、むう。
ツアーだから個々の料金は判らないけど、それだけのものを見れる目が私にあるかしら･･･。

白砂青松の庭。
美術館内はもちろん撮影禁止なので、横山大観の収蔵品と共に名高い日本庭園をお送りしています。

日本画の他に現代美術作品も多く展示されています。
芸術方面に疎い私は、凄いですよとしかお伝えできないのが残念。

足立美術館 美術館・博物館

枯山水。

館内はかなり広く、ざっと見ても結構時間がかかります。
そしてお庭は実際外に出るよりも館内から見たり、撮影する事が多かったです。

仏間の生かけじく（左奥）
掛け軸部分は外が見えるようになっていて借景で見せるという手法。

竹林もあるよ。

逆光で光と影のコントラストがとても綺麗でした。

館内に喫茶店、外にはお土産屋さんや休憩所もあります。
足立美術館を出ると今度は岡山県倉敷市に向かいます。
バスの中で「オシャレなカフェ行っちゃう？」と盛り上がっている私たち。
美観地区ではなまこ壁など特徴的な建物を見る事ができるんだそう。

そうこうしている内に倉敷美観地区に到着。
ここでも自由散策です。
川べりにお店や記念館が建ち並び、奥まった所には美術館もあります。
さあ、歩いてみましょう！

･･･と、美観地区入ってすぐの瀬戸内庵さんで足を止める私たち。
出汁と牡蠣せんべい美味しかったです。

倉敷美観地区 名所・史跡

倉敷川沿いに歩みをすすめます。鯉やあひるに餌をあげる事もできます。
可愛い雑貨にお土産屋さんにと足を止める場所が多くて困ってしまいます。

そうそうGOHOBIっていう可愛いゼリーのお店がありました。

暑い日で喉も渇きます。

酒屋さんが涼しそうで入ってみる事に。
いろんな日本酒の種類が売っています。
その中で発泡タイプの日本酒を購入。
そして、川べりのベンチへ。
風に吹かれ、川面を眺めつつのお酒、美味しい。
（行儀が悪いのでマネしてはいけません）

というか当初の「オシャレなカフェに･･･」のくだりはどこに行ったのでしょう。

そしてバスは最後の目的地、山口県岩国市の錦帯橋へ。
天気が下りはじめ、バスのワイパーもせわしなく動くようになってきました。
曇天に合わせるかのように、バスの中の空気も疲れと満腹と同じ景色の繰り返しでどよ〜んとしています。

錦川にかかる5連の綺麗なアーチで有名です。
渡橋料が確か300円。
渡る渡らないは自由って事でしたので、大雨も降り出してきたので今回は見送る事に。
橋の袂のお土産屋さんでお店の方と話しながらカキ氷を食べてました。
店の中は探偵ナイトスクープのパラダイスに投稿したくなるような品揃えです。

錦帯橋 名所・史跡

あっと言う間の3日間が過ぎていきました。
本州に別れを告げて、福岡の地へ。

冒頭からアクシデントがありましたが、出雲大社への参拝も出来無事目的を終えました。
旅行会社のツアーは会社や予算によって当たり外れはありますが、効率よく観光地を巡れるので便利ですねぇ。

帰りの新幹線を降りる時、仲良くなった奥様から「今回はお父さんの相手をしてくれてありがとうね。楽しかったみたいよ」と声をかけて貰いました。
普段の個人旅行では体験出来ない、一体感や同行者との交流はツアーならではですね。

…でもメインは個人旅行でいいかなァ。

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