2014/08/26 - 2014/08/26
425位(同エリア558件中)
滝山氏照さん
本因山・妙円寺(みょうえんじ、山形県米沢市大町)は米沢市における古刹で徳治元年(1306)日蓮聖人の孫弟子の久成房日尊上人の開山、開基は当地方を支配している長井氏で5代目当主貞秀です。
長井氏は鎌倉幕府創建以来の有力御家人の一人である大江広元(おおえ・ひろもと、1148~1225)の二男時弘(ときひろ、生誕不詳~1241)が置賜郡長井荘を相続して長井氏と名乗り米沢盆地を中心に支配、しかしながら統治力が脆弱であった為近隣に勢力を有する伊達氏の侵攻を受け同氏の領有となります。
入口の右脇に掲示された当該寺院に関する紹介は下記の通りです。(一部判読不可等あり)
『 本因山 妙円寺
本因山妙円寺は、山形県内における最古の日蓮宗寺院です。
鎌倉時代後期、宗祖日蓮大聖人入滅後24年目の徳治元年(1306)の8月8日開創されました。以来、「米沢八幡」・「柳町八幡堂」として??され、伊達政宗公も参詣していることが伊達家の資料に残っています。
上杉家が越後から米沢へと減封される中、慶長2年、上杉家の重臣、直江兼続が米沢に入部した時には、柳町は??にして妙円寺一軒あるのみで、4丁四方3万坪の境内を有し柳原の妙円寺と言われた大寺の古刹でした。
上杉家が米沢に入部してからは寺領の縮小が余儀なくされ、文政7年・元治元年、明治、大正の大火によって記録は焼失し、詳細不明ながら唯一、市史資料などのよって知ることができます。
南側にある墓地に隣接している八幡神社は、明治時代の廃仏毀釈・神仏分離・・・・(判読不可)・・・が神社に??執行させられたもので、ご本体は妙円寺に遷座奉安してあります。「米沢八幡菩薩」と「厄除鬼子母善神」は妙円寺守護神として因尊堂に祀られています。この祭神は、直江兼続夫妻が「文選」(中国の詩文集)60巻を刊行した時、銅活字を本寺の本山である京都の要法寺から取り寄せ用いたことに対する??寄進に因るものです。
また、境内前の桜の木は「一番桜」と呼ばれ、米沢に春の訪れを告げます。」
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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