2008/10/07 - 2008/10/16
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yamada423さん
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ターナー、コロー、モネ、クールベなど多くの画家が題材にしたという鏡のようなオンフルールの旧ドックとヨット 2008.10.10 11:58
Old dock in Honfleur,NORMANDIE
旅行写真紀行 Travel Photo Essay
2008ノルマンディー・ブルターニュの旅③オンフルール
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<2011.3.11東北関東大震災に際して>
この度の地震・津波で被害に遭われた被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
またこの場を借りて東北関東大震災の犠牲者の霊に心より哀悼の意をささげます。<献歌>
みぞうなる じしんつなみが たみおそう やまとのくにの かみはいずこに
(未曾有なる地震津波が民襲う 大和の国の神は何処に)
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はじめに
私が写真を撮る際に最も大切にしているのは、被写体そのものよりも、そこに反射する光が作り出す輝きと陰影です。それが私が画家クロード・モネを好きな大きな理由です。
光の画家モネの「ルーアン大聖堂」連作や「積みわら」シリーズ、新国立美術館のオルセー美術館展2010(8月16日まで)で展示された「日傘を持った女」(2枚セットの1枚)、などが特にその光をモチーフにした作品と言われています。
私の今回の旅行記シリーズでもルーアン大聖堂、エトルタの崖、オンフルールの旧ドック、モン・サン・ミッシェルの朝夕などの撮影で光の捉え方に意を注ぎました。
旅行記を読み、写真をご覧いただく時に思い出していただければ嬉しく思います。
また旅先の雰囲気(臨場感)を出すため、できるだけ人物を写し込むことに心がけました。
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2008年10月7~16日(ノルマンディー、ブルターニュ、パリ)
今回の旅行は印象派を代表する画家クロード・モネが幼少時代から43歳で睡蓮の池で有名なジヴェルニーの家に移るまで主に活動したル・アーヴルおよびオンフルール、エトルタなど周辺の町を中心としたノルマンディー地方と世界遺産モン・サン・ミッシェルが有名なブルターニュ地方を訪れました。(①~⑥で構成しました。⑥パリはその1~4の278枚あります。)
2008年10月10日(金)
エトルタからのバスは10時少し過ぎにはル・アーブルに着いたが、
ル・アーブルからオンフルール行きのバスは午後までないので、仕方なくタクシーに乗った。
セーヌ川の河口に架かるノルマンディー橋経由で30分もかからないのに、往復の橋の通行料を含めて53ユーロもとられた。橋を渡っていても、この辺りのセーヌ川は川幅が広すぎて川の雰囲気は感じられない。
ノルマンディー橋は2本支柱の巨大なハープ橋で、急な坂道を登ってゆく感じで渡った。この橋は午後遊覧船で下から見上げたが、その優美な姿に惚れ惚れするほどだった。
オンフルールのホテルは昔の宿駅舎(宿場宿)を改造したというDiligence Hotelで庭に面した入り口側にしか窓がない。金網入りでもないガラス1枚で隔てているので少々気味悪い。
でもバスタブがあるのにはほっとする。
昼近くになってターナー、コロー、モネ、クールベなど多くの画家が題材にしたという旧ドック、今はヨットハーバーになっている港の中心部へ向かった。
ホテルからは5分もかからない。帆をたたんだ白いヨットが多数係留されているが、天気がよすぎてこの時間帯では風情がない。
街中の狭い石畳の小道を進むとGalleryがやたらと多い。なぜかよくわからないが、むかし多くの画家たちがこの地で活躍したことに関係あるのかもしれない。ステンド・グラスの看板など面白い写真がいくつも撮れてよかった。
ドッグ西通りに面したレストランBAR BRASSERIE LE MARIN の陽の当たるテラス席で昼食。ムール貝と白ワイン。16cmほどの深鍋いっぱいのムール貝には驚くばかり。小粒だが味は絶品で50個食べて残りを数えたら22個、全部で72個もあった。
遊覧船の予定がなければワインをお替わりし、完食間違いなしでした。
14:30発のノルマンディー橋遊覧船に乗った。(8ユーロ)
港からセーヌ川へ出るところに水門があり、世界屈指の(14mにも及ぶ)潮位の差を調節している。
橋は2本支柱のハープ橋で、橋桁は細くスマートに見える。橋の下をくぐってUターンする遊覧船は年配の観光客で満員で、秋の日差しを浴びながら1時間の舟遊びを楽しんだ。
水門の開閉で生じる激流に驚く魚を目当てにカモメが寄ってきて、狙いを定めては水中にダイブするのが面白い。
船を下りた頃には太陽も西にまわり、ドック沿いの建物からも直射日光が消え、白いヨットが引き立つような良い雰囲気に変わっていた。陽射しを避けた椅子を探してミルクティー(テオレ)で一休みした。
ホテルに戻って明日のモン・サン・ミッシェル行きのタクシーの手配の相談をした。フロントの青年はタクシーは高いのでと、列車の時刻をSNCF(フランス国鉄)のサイトでいろいろ調べてくれたが都合のよいのがないので、結局60Km先のカーンまでタクシーを使うことにして料金(140ユーロ)を聞いて予約した。青年の親切には頭が下がる思いだった。翌朝の出発時は早すぎてフロントは無人で、礼を言う機会がなかったのが心残りだ。
頃を見計らってドックの夜景を撮りに出かけた。昼間とはまったく違うひっそりとした通りの建物の光が水面に長い光跡を映し、ヨットも静かに眠っているようだ。昼食と同じ通りのレストランですずきのグリルと白ワインの夕食。(25ユーロ)9時半ごろホテルへ戻った。
撮影 CANON EOS40D EF-S 17・85IS USM yamada423
編集・公開 2010.8.26
写真をクリックして元画像に拡大すると魚屋の札など細部が見えますのでお薦めします。写真の引き伸ばしと違い、無料です。
私はあいにくバスが利用できませんでしたが、ル・アーブルからバスに乗る場合はこの時刻表を参考にしてください。
http://www.busverts.fr/upload/fiches_horaires/L20S1.pdf
現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
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- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ル・アーブル駅南口のバスとタクシーの案内所 ここでエトルタ行きのバスの発車時刻をメモに書いてもらいました。(この方法が一番確実です)
また、オンフルール行きのバスの時刻も調べてもらいましたが、待ち時間が長すぎたので、仕方なくタクシーを使いました。
ル・アーブルからのバス時刻表
http://www.busverts.fr/upload/fiches_horaires/L20S1.pdf -
2500m先料金所の標識 10:53
ル・アーブルからタクシーでオンフルールに向かいました。
セーヌ川に架かるノルマンディー橋を渡ります。
右側通行のため表示板も右にあります。 -
ノルマンディー橋は2本支柱構造のハープ橋(鋼線つり橋)。
午後この下を遊覧船でくぐりましたが繊細で優雅な姿に見とれてしまいました。 -
料金所 右の2つの有人のゲートは絵で分かります。タクシーの往復の通行料10ユーロは乗客の負担でした。
ル・アーブルからオンフルールまでは30分も掛からないのに、通行料を含め53ユーロも取られた(実効レート160円で8500円) -
遊覧船に乗って横から見る優美なハープ橋とは全く異なる見え方をします。急な坂道を登ってゆく感じでした。
-
セーヌ川の河口は川幅があまりにも広く、川には見えません 10:58
-
橋を過ぎてオンフルールに向かう。
-
オンフルールの魚屋の品揃え。左から2番目は平目sole,3番目は鯖maquereau 11:45
日本と違い、トレーにパックされた魚は売っていません。 -
海辺の町だけあり、土産物屋にはカモメが目立ちました。買えばよかったのに、帰りにと思うと忘れてしまうものです。
最近はお土産は買わずに、おみやげ屋の店の様子や沢山の種類のおみやげが並んだ写真を撮って済ませることが多くなりました。 -
オンフルールの旧ドックはターナー、コロー、クールベ、デュフィ、ドランなど多くの画家がこの港を描いた。
夏になると対岸のイギリスからやってきたヨットで埋め尽くされる。11:51
ニースの港を埋め尽くした大型クルーザーの雰囲気とは全く異なり、素朴で絵の題材にはピッタリです。
私は絵を描く素養がないので、代わりに写真です。 -
イチオシ
正午直前の景色は、天気が良すぎて風情がない。
向こう岸はサント・カトリーヌ岸で様々な飲食店が軒を連ねる。
結局ここの風景はこの後、観光船から帰った午後と夜の合計3回撮影しました。それぞれ異なる趣で、どれが良いかは見る人の好みによります。 -
サン・テチエンヌ教会とVieux Honfleur(昔のオンフルール)という名のレストラン。いかにも歴史がありそうな佇まいです。
HonfleurのHをフランス人は発音できないのでオンフルールとなります。
ホンダHONDAはオンダとなります。
以前ロアールの古城めぐりツアーのフランス人の日本語ガイドに費用支払いの確認をされたとき、「ヤマダさん 洗いましたか??」(正しくはharaimasitaka)と言われびっくりしたことがあります。 -
ドック入り口に建つ、何やら古めかしい石造りの建物。
ネットで調べたら昔の総督邸だそうです。 -
イチオシ
サント・カトリーヌ岸の街並みがそっくりドックの水面に映る。
風もなく海の波の影響もないため、鏡のような水面に景色が映ります。
表紙の写真です。 -
この構図の絵が2008年の日展に出展されていました。
懐かしくて絵の写真はがき買いました 11:57 -
ドック入り口の遊覧船乗り場
ここからノルマンディー橋の観光船が発着します。 -
日陰で一息入れ、サント・カトリーヌ岸の街並みを望む。
秋とは言え日差しは相当強く、日本なら女性は日傘が必要なほどです。
欧米人は日本人ほど日差しを気にしている様子はありません。 -
サント・カトリーヌ教会の二つの身廊のうち一つは人口増加で増築された。
フランス最古で最大規模の木造教会(わがまま歩き フランス)
巨大さや黒い色から来るイメージは、歴史の古さと宗教施設という共通性を考えると、京都の東本願寺が思い出されます。 -
木骨組み構造を模した?ホテルDAUPHIN(イルカ)
ストラスブルグやルーアンで本物の木骨組み構造の街並みを見てきたので、これは安っぽく見えてしまいます。 -
サント・カトリーヌ教会の鐘楼Clocher 下には鐘突きが暮らした住居跡がある。
一般の家庭に時計は普及しておらず、ましてや腕時計など無かった時代には時を告げる仕事は重要でした。 -
シルエットのような看板
この街の看板だけ見て歩いても半日かかりそうなほど、数も種類も多く、写真の恰好の材料です。
ザルツブルグの街一番の繁華街のゲトライデ小路Getreidegasseには店のシンボルを表現した鍛鉄細工の看板がたくさんあり、絵になる風景で、写真の題材として格好の被写体でした。(旅行ブログ「ウィーン・ザルツブルグの旅」④⑤参照)
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10464806/
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10466613/ -
多くの画家が活躍したためと思われるが、アトリエやギャラリーがやたらと目立つ。
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ユジーヌ・ブータン美術館 12:23
このときはあいにく閉まっていました。 しまった! -
ユジーヌ・ブータン美術館の3枚看板
二枚看板とは言いますが・・・ -
日中は日差しが強くてコントラストがつきすぎてしまいます。
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この強い日差しでは日除けがあっても外の席で食事をするわけにはいかないのでしょう。
-
イチオシ
歴史を感じさせる石畳の路地
今回の旅行はお天気続きでしたが、雨に濡れた石畳も風情があっていいでしょうね。
雨の日に来れば、陽射しが欲しくなる天邪鬼な写真家です。(笑) -
路地にはアトリエやギャラリーが目に付きます
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美術看板の展示場のようです
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イチオシ
これもアトリエの看板で、ステンドグラス製のようです。ATELIER BLANPAIN
ヨットのある風景は紛れもなくオンフルールを表わしているのでしょう。 -
これはモダンなデザインのアトリエの看板です。看板の展示会みたいです
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サント・カトリーヌ教会裏のレストラン 陽射しが強くまぶしそうです。
現地の人達はこの日差しを楽しんでいるのかもしれませんが、聞いてみるほどの会話力はありません。 -
サント・カトリーヌ教会と鐘楼Clocher
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こんな狭い建物の隙間も通路になっていて、まるでケモノミチ(獣道)のようです。
-
水に映る市庁舎HOTEL DE VILLE
鏡のような・・との表現はここで使うのがふさわしいです。 -
対岸は東側のサン・テチエンヌ岸。サン・テチエンヌ教会には海洋博物館が置かれている。鏡のような水面です 12:59
物憂げな午後のひと時で、人の動きも少ない時間帯です。 -
サント・カトリーヌ岸のレストランは陽射しが強く眩しいほどでしたが、開放的な雰囲気がいかにも海岸通りでした。
BAR BRASSERIE LE MARINのテラス席
レストランの選び方のコツは、混んでいて席が空くのを待つような店に入ることです。時間に余裕が無いとできませんが。 -
イチオシ
鍋一杯のムール貝に白ワインが良く合いました。50個食べても22個残りました。
貝は小ぶりでしたが味は絶品でした。シアワセー!
遊覧船の予定がなければワインをお替わりし、完食間違いなしでした。
13:13
貝を数えながら食べるなんて一人旅でしかしません。連れが居たら怒られそうです。
「私の話、聞いてないの!」ってね。
この料理は私のホームページ「旅行写真展示室」内の「食べる頁4」http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu4.htmlでも紹介していますのでご覧ください。 -
BAR BRASSERIE LE MARIN ムール貝を食べた店です。
オレンジ色の日除けが美味しい雰囲気にプラスしています。 -
真っ赤なドゥカティ
ヘルメットを取るとライダーは私より年上に見えました。カッコイィー!
元はプロでしょうか。
私も鈴鹿サーキットで550ccワイド・ハンドルの白バイでライダー訓練を受けたことがあります。スラローム走行で転倒・負傷でリタイア。
残念ながらライセンスはもらえませんでした。
<最近はクロス・バイクで狭山湖・多摩湖周辺のサイクリング(一周27Km)を楽しんでいます。ライセンス不用です。昨年2009年は2200Km(東京ー鹿児島往復相当)走行しました。> -
こんな小さな窓にもおしゃれしています。小憎らしいほどです。
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遊覧船14:30発の案内板 乗り場は50m先です 14:13
この看板では1日4回運行されるようです。 -
これがノルマンディー橋を見に行く遊覧船です(72人乗り)
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港の入り口のかわいらしい燈台と帆船のマストのようなアンテナ塔?
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港の出口付近に停泊中のヨット
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国立海難救助協会の救助艇
拡大して見ると、SOCIETE NATIONALE DE SAUVETAGE EN MERと読める。 -
最大14mにもなる世界屈指の潮位の変化を調節するため、港の入り口に設けられた水門が開くところ 14:43
このような水門で船を登り下りさせる通船方法はパリのサンマルタン運河の遊覧船で体験できます。
バスチーユ広場の前の船着場から出て4.5Kmほど北の産業科学都市ラ・ヴィレットまでのサンマルタン運河の船旅で、標高差約25mを9箇所の水門を経て進む3時間ほどの、のんびりした舟遊びが楽しめます。
<パリの休日 2002 その1>
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10540135/ -
開いた水門を遊覧船で通過します。
-
レーダーを備えた港の管制塔
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波を蹴立てて一路ノルマンディー橋に向かいます。
白波をけって進む遊覧船に、心はワクワクでした。
この年しておかしいですか。 -
朝渡ったノルマンディー橋の優美な姿
これはル・アーブル側の支柱で両方の支柱を撮すには近づきすぎました。 -
橋の下に近づきました。こちらはル・アーブル側の支柱です。15:03
何の目的か分かりませんが最外線に直角に支持線が張られているのに気付きました。 もしかすると風によるワイヤ(鋼線)の共振現象を防止するためかもしれません。 -
Uターンして戻り始めたところです。
-
橋の長さを感じさせるアングルです。橋の影を見るとこれはル・アーブル側(セーヌ川の北側)です
15:05 -
イチオシ
遊覧船は年配の観光客(私もそのうちの1人です)で満員でした。
私にとっては最後の舟遊びになるかもしれません。 -
見納めの一枚を撮りました。白く泡立つ波を優美な橋の引き立て役にしたつもりです。
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ようやく橋全体が見渡せる距離となりました。15:09
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船は港へ入る水門の海側のゲート(扉)から水門内に入り、ゲートを閉めます。
この写真はもうじき締め切るところです。 -
次に水位が海より高い港側のゲートを開けます。 15:20
ゲートの下部も開くので流入する水の勢いでものすごい渦ができます。
魚が跳ねるのが見えます。 -
上空から魚を狙っています。
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水門の開閉で渦巻く水面に跳ねる魚を狙ってカモメが集まります。
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狙いを定めて水面に近づきます。
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うまく魚を捕まえたようです。
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カモメの目が可愛いですね
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無事に港へ帰ってきました。中央は後に続く船です 15:27
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帰ってきたノルマンディー橋観光船(72人乗り)
1時間の舟遊びは思い出に残る楽しいものでした。たとえ乗合船とはいえ、これで8ユーロは30分足らずのタクシー53ユーロに比べすごく得した気分です。 -
サン・テチエンヌ岸は西陽に包まれている。 左端は市庁舎
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サント・カトリーヌ岸の建物も日が西に回り陰影が付いてきました。15:39
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東側のサン・テチエンヌ岸にて記念に1枚撮ってもらいました 15:41
申し遅れましたが作者のyamada423です。自己紹介記事はこちらに掲載しています。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/ -
イチオシ
真昼よりもこの時間帯のほうが陰影があって好きです。
私の「好き度」を押し付けるものではありません。(笑)
ただ全体が綺麗に見えるよりも、陰翳があるのを好むだけです。
私の人生はエンジニア40年で、光の当たる表舞台を好まなかったことが影響しているのかもしれません。 -
青の家La Maison Bleue という名のカフェとサント・カトリーヌ教会
この時間になってカフェは満席に近い状況でした。
日差しを避けた席を探してテ・オレ(ミルク・ティー)で一休みです。
注文は「The au lait s’il vous plait.テオレ シル・ブ・プレ」
The au laitの発音は「手折れ」です。
「手折れ プリーズ」でも大丈夫、通じます。骨折はしませんから。
(この冗談の著作権はブログの作者に帰属します)(笑) -
海岸通のお土産屋
Just lookingで、結局オンフルールのお土産はありませんでした。
写真と思い出が残りました。 -
古い洗面器Viex Bassinの店名の謂れは分かりません
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何の人形か分かりませんが、面白そうだったので写しました。お土産写真です。
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サン・レオナール教会
とにかく陽射しが強くて心身ともに疲れたのでホテルへ帰ることにしました 16:17 -
ホテルへ戻る途中の坂道
いかにも古い(いや失礼)歴史を感じさせる家並みです。 -
かつての宿駅舎を改造したというホテルDeligence 16:25
ホテルに戻って翌日のモンサンミッシェル行きのタクシーの手配を済ませ、
風呂に浸かって疲れを取ってから暗くなるまで昼寝をしました。
いつものパターンです。 -
イチオシ
サント・カトリーヌ岸の建物も夜になると昼間とは全く異なる姿に変身し、ドックに映る明かりとともに、えもいわれぬ美しさを醸しだします 19:46
-
昼間の喧騒が嘘のような静かなサント・カトリーヌ岸
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サン・テチエンヌ岸先端にある市庁舎HOTEL de VILLE 19:53を指した時計
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ドックの外のパサジェ河岸にあるホテルのライトアップ
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海面に映ったホテルが溶け始めました(笑)
地震でも、カメラが泥酔したのでもありません。
ただ海面がわずかにうねっているだけです。 -
市庁舎の上にはおぼろ月がぼんやりとしていました。 19:58
-
サン・テチエンヌ岸の夜景
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ドックの北西の隅の水面に長い光の帯を映す街路灯
点の光源が長く映るのは水面の連続する凹凸(小さな波)によって乱反射が起こるためです。 -
おぼろ月が見下ろすサン・テチエンヌ岸
-
イチオシ
静かにたたずむヨット
-
サント・カトリーヌ岸の店での夕食はすずき(フッコ)のグリルと白ワイン
皿の縁にはパプリカ・パウダー?(25ユーロ) 20:39
コップの水は有料のミネラルウォーターではなくtable waterです。
ワインのあとでTable water please.と頼めば注いでくれます。 -
サント・カトリーヌ岸のレストラン
-
オンフルールのホテルは昔の宿駅舎(宿場宿)を改造したというDiligence Hotel
部屋は暖色系で、バスタブがあるのが嬉しかった。 -
女性に好まれそうな色調ですが、庭に面した入り口側にしか窓がなく、金網入りでもないガラス1枚で外部と隔てているので女性には薦めません。
オンフルールの写真集をご覧いただきありがとうございました。
印象派の画家達が活躍した港町の雰囲気を楽しんでいただけたでしょうか。
明日はモン・サン・ミッシェルへ移動します。
またお会いできることを楽しみにしています。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- Mollyさん 2010/09/23 22:07:14
- モンサンミッシェル、いいですね〜。
- yamada423さんへ、
旅行記を拝見しました。
こちらも近いうちにモンサンミッシェル、ノルマンディー付近を
計画しています。
レンタカー利用を考えていますが
マニュアル車ばかりですし、値段も高いしで
困ったな。
年取ってくると列車やバスの乗り継ぎは
面倒です。
あと1年半で退職ですので旅行代金が
安い時期に行けるその時まで待ちますか。
う〜ん、でも早く行きたい。
8月にロンドン旅行してきました。
また写真を掲載しましたのでご覧ください。
PHOTOSHOPでだいぶトリミングしたり、明るさ調整して
あります。
(安宿宿泊とはいえ金がなくなってきて心細い!)
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