2014/08/01 - 2014/08/10
202位(同エリア879件中)
はなはなさん
■旧東ドイツの名所巡りの第3日目です。ベルリン→ポツダム→ドレスデン
おかげさまで、4回目のヨーロッパ旅行になります。
今回はJTB旅物語の「充実の中央5カ国周遊10日間」に参加しました。
5つの国:(旧東)ドイツ・チェコ・オーストリア・スロバキア・ハンガリー。
たくさんの街:ベルリン=ポツダム=ドレスデン=プラハ=ボヘミア古城=テルチ=チェスキークルムロフ=ザルツブルグ=ハルシュタット=ウィーン=ブラチスラバ=ブダペスト。
8/1出発は25.8万円(燃油3.2万円)で、リーズナブルなわりにチェスキークルムロフ宿泊とハルシュタット散策が付いている優れものです。
連泊なしでも一日の移動距離が抑えられているとのこと。ツアー人数も20人程度だったので、目まぐるしいながらも非常にゆったりしたムードでまわって来れました。大満足です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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このツアーは合計7宿泊します。
1泊目がこの「Holiday Inn Berlin City-East Landsberger Allee (ホリデイ イン ベルリン シティ イースト ランズベルガー アレー)」です。長い名前ですね。ランズベルガー アレーていうのは、ホテルの前の大きな通りの名前です。
博物館島からほぼ東にあります。 -
正面エントランス前に展示してあった「トラバント」です。旧東ドイツ製の大衆車で、生産効率がとんでもなく悪かったために、購入契約しても何十年待ちだったという恐ろしい笑い話をガイドさんが話してくれました。
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イチオシ
トラバントの後側です。いくつかタイプ違いもあったと思います。性能は基本設計が古すぎて西側諸国の車とは比較にもならないですが、レトロな愛らしいスタイルです。
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朝食までに周辺の散歩です。すぐ近くをトラムが走ってます。市の北東部と中心部を結ぶ幹線のようです。
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1Fがショッピング街になっている建物もありました。もちろん店は開いていません。まだ6時過ぎですから。
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朝食の時、ホテルのレストランの壁に地図が。旧ベルリン市の分割状況です。
東半分をソ連が、西半分を英仏米三カ国が管轄していたのです。 -
08:00出発、まず時間の都合で昨日寄れなかった指定土産物店に行きます。
第二次大戦中に犠牲になったユダヤの人々の慰霊モニュメントです。 -
ここがそのお店です。日曜日なのにわざわざ店を開けていただけたそうです。
こういうツアーに付きものの現地土産店立ち寄りです。どこへ行っても小規模の所が多くて少しうざく思ってたのですが、いろいろ無理をきいてもらえたりするのは業社さんにも観光客にもメリットですし、何よりも異国で日本の方がやってるお店に寄れるのは何かと安心ですよね。 -
その隣の飲食店です。アウグスブルガーと英語で読めます。アウグスブルグはドイツ南部の都市。そちらの郷土料理でも出すのでしょうか。
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さて、ポツダムへ移動します。途中のこんな所が。赤いテントが鮮やかです。
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ポツダムはベルリンの南西にある近郊都市です。
途中、アウトバーンの一部に昔サーキットとして利用していた区間があり、その頃観客席が残されたままになっていました。 -
ポツダムには湖や川がたくさんあるみたいで、バスからも水辺の景色がたくさん見られました。離宮的宮殿が多く作られたのも理解できます。美しい保養地といったお土地柄を感じました。
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サンスーシ宮殿に行きます。建物には入らないので正確にはサンスーシ庭園見学です。黄色いかわいらしい建物です。駐車場との間に大きな風車がありました。造りはオランダのものと同じのようです。
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サンスーシ宮殿です。宮殿と呼ぶには不釣り合いな、こじんまりしてかわいらしい建物です。キレイですね。
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で、これが庭園です。時間があまりなかったので下までおりずにいました。
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次に訪れるのは「ツェツィリンホーフ宮殿」です。サンスーシからはさほど離れていません。この辺は閑静な住宅街、と言うよりは別荘専用街のようなたたずまいで、大きなお屋敷ばかりが並んでいました。
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あのポツダム会談が行われた建物です。館内撮影は有料(3ユーロ)になっています。
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ガイドさんの詳しい説明でなかなか興味深い見学でした。
この木組み建物は英国風なんだそうです。先ほどのサンスーシはフランス風とのこと。ふうん、なるほど。 -
建物の裏側をまわってバスまで戻りました。けっこう複雑な構造の場所もあります。
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駐車場に立っていた案内板です。左端中央のサンスーシと風車が、中央やや上の湖のほちりにツェツィリンホーフが描かれています。風光明媚さが地図からも感じられます。
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ポツダムから大きな橋を渡ってきました。
物置でしょうか。民家の脇に置いてありました。上手な絵なので感心します。 -
イチオシ
なんと、これが昼食をいただくレストランです。昔この町の市庁舎だった建物に入っているのだとか。素晴らし過ぎる。
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レストラン内部の様子です。飲み物の注文はいつでもビールです。ドイツはおいしいですよ。チェコもおいしいです。
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すぐ脇をきれいなトラムが駆け抜けていきます。
鉄道が好きな私にはうれしい限りです。今回どこの街に行っても走ってました。 -
そのすぐそばで一枚。いくらでも撮りたいものが建っています。
各社の中欧周遊ツアー選びの際、意外にバリエーションが多いと思いました。チェコ・オーストリア・ハンガリーの3ケ国が基本で、それにスロバキア・ポーランド・ドイツをからませたものがいくつも。 -
そのすぐそばでもう一枚。いくらでも撮りたいものが建っていますね。
ポーランドのクラクフやアウシュビッツにも興味あるのですが、ベルリン・ポツダム・ドレスデンに行けるこのツアーは非常に良かったです。 -
13時過ぎに出発、ドレスデンまで移動です。ポツダムからは200km強で約3時間。
こちらの人々も長い休暇を利用してあちこちに旅行に行くのでしょう。キャンピングカー的な車をたくさん見かけました。 -
今回も、事前にYahooやGoogleの地図を印刷し切り貼りして、今回の全ルートの道路地図を作って持ってきていました。道中コレを見ていると楽しいです。どの高速道を走ってるのか、通過する町の名を確認しながら。
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15時半頃、ドレスデン市街に入りました。エルベ川にかかるこの橋を渡ると旧市街です。車窓からすでに見えていますよ、私は興奮してきました。
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橋を渡ってすぐの広場でバスを降りました。歴史的建築に囲まれた素晴らしい所でした!これはこの街のオペラ座「ゼンバーオーパー」です。
ここでまた新しい現地ガイドさんと合流です、日本人の方でした。 -
イチオシ
その反対側にこれらが。左はこの街の大聖堂で、右はザクセンの王様のドレスデン城です。そこへ鮮やかなトラムが通りかかりました。とにかく絵になります。
第二次大戦末期、英米の大型爆撃機の大部隊が数回に分けて来襲し、さして戦略的価値のないこの美しい古都をメチャクチャに破壊し尽くしました。ドレスデン大空襲です。 -
違う角度からドレスデン城を見ます。昨日今日と日差しが強く気温も高くて…。
子どもの頃飛行機が好きだった私は、日本以外にも無差別爆撃で都市全体が壊滅した所があるのを知っておりまして、その町に来ているのだという感慨がわきました。 -
その広場のすぐ隣にあるツヴィンガー宮殿に移動しました。噴水があるきれいな庭園の四方をこれまた美しい建物が囲んでいます。
しかし、この辺り一帯全部、復興と言うか復元と言うか、よくぞここまでと感心いたします。 -
陶磁器で有名なマイセンという都市が近くにありますが、そのマイセン製のタイルがたくさん貼り付けられている門が窓枠の向こうに見えます。
暑さと日差しを避けて、小休止数分。 -
さらに移動します。路上パフォーマンスに遭遇。3人組の娘さんたちの演奏です。写ってませんがたくさんの人が聴いてましたよ。
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先ほど見たドレスデン城の反対側(側面かも)にある大壁画「君主の行列」です。
まさしく行列で、ずらーーと延々描かれております。最後尾に作者が自身を描いてます。 -
エルベ川の堤防的な所にのぼってきました。「ブリュールのテラス」と呼ばれている所です。
今歩いてきた方向を撮りました。歴史的建造物のオールスター出演ですが、ものすごい逆光です。 -
イチオシ
エルベ川には遊覧船が…。時折ひやーと冷たい風が吹いて心地よかったのですが、川風と言うよりは夕立前の風だったようです。後でえらい目にあいます。
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交通渋滞緩和にためやむなく川のずっと先に新しい橋が建設されました。それがために世界遺産が取消になりました。
こんなに美しくて歴史的背景もそろっているのに!立派な世界遺産だと訪れた人はみんな思っているはずです。 -
これは「フラウエン教会」とも「聖母教会」とも呼ばれている重要な建築です。見ての通り、黒い部分と白い部分とがくっきり分かれています。
大爆撃でもかろうじて残った部分が黒く焼け焦げた証だ!と思っていたのですが、ガイドさんの話によると、ここいらの建築用の石材は川の上流地域でとれる砂岩で、風雨に晒されるうちに自然と黒ずんでゆき、5-60年も経てば真っ黒になるんですと。へぇーー!です。そう言えば、プラハも黒いところが多かったです。 -
黒い石材を利用してモニュメントが作られていました。ガイドさんが言うには、再建されたのは意外に最近で2004年とのこと。再建にかける市民の人々の長年にわたる涙ぐましい努力の話もしてくれました。
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イチオシ
ここでも現地土産物店お立ち寄りタイム。このいかわいい土産物店の地下に、ワインを主に取り扱う日本人の方のお店があって、そこに案内されました。で、あれこれ試飲させていただくうちに雨が降ってきました。日本顔負けのカンカン照りだったのでまさか雨が…。
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ザーザー降りで貧弱な傘では太刀打ちできそうになく、1Fのカワイイお土産屋さんの軒でしばし雨宿りさせてもらいながら過ごしました。もちろんお買い物もしましたよ。
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夕立みたいで、30分くらいでやみました。「聖母教会」の側面です。こちらは白いですが、いずれ真っ黒になるのですな。
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イチオシ
再度正面を撮影しました。白を基調にした非常に美しい内部の見学はできませんでしたが、雨に濡れてしっとりした外観をみることができました。
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この長い旅行で雨にたたられたのはこの時だけでした。ラッキーと言えます。日本は台風などで天候不順だったようなのでなおさらそう思えます。
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バスが待っている先ほどの広場まで移動です。君主の行列をさっきとは逆側から見ていきます。
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「ゼンパーオーパー」です。「オーパー」って「オペラ」のことなんでしょう。
しっとり濡れて色味がくっきり出ています。 -
「大聖堂」白と黒がモザイクのように入り込んだ壁面も、同じくくっきりと。私にはこの壁面が一番きれいに思えました。
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18時をまわり、バスは夕食をいただくレストランへ。途中見えた大きな駅です。いつかは、ツアーじゃなくて鉄道主体の個人旅行にチャレンジしたいです。
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当地の有名な?ビアホールです。暑かったし雨にも濡れたしよく歩いたし…おいしいビールがさらにおいしく飲めました!
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鉄道高架下のアートな落書き、いや壁画です。
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2泊目はこちら。「Quality Hotel Dresden West クオリティホテル・ドレスデンウエスト」です。ドレスデンの西近郊のケッセルスドルフという小さな町にあるようです。周囲が林か倉庫か工場かといったさびしい所でしたが、こじんまりしたかわいらしいホテルでしたよ。
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以前パリでも見たことがあるのですが、ドイツでもあの「ミリオネア」そっくりのクイズ番組をやってましたよ。日本ではとっくに終わったのに。もしかして日本の方がパクッたのでしょうか?
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ここは液晶TVでした。カメラで撮っても横縞が出なくてうれしいです。
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バスタブ付きでしかもカーテンではなく、こんな引き戸が付いていて非常に具合が良かったです。
明日は2カ国目のチェコ入りです!
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■中欧5ケ国周遊10日間 1・2日目■
2014/08/01~
ベルリン
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■中欧5ケ国周遊10日間 3日目■
2014/08/01~
ドレスデン
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■中欧5ケ国周遊10日間 4日目■
2014/08/01~
プラハ
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■中欧5カ国周遊10日間 5日目■
2014/08/01~
その他の都市
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■中欧5カ国周遊10日間 6日目■
2014/08/01~
チェスキー・クルムロフ
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■中欧5カ国周遊10日間 7日目■
2014/08/01~
ザルツブルク
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■中欧5カ国周遊10日間 8日目■
2014/08/01~
ウィーン
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■中欧5カ国周遊10日間 9・10日目■
2014/08/01~
ブダペスト
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