■中欧５カ国周遊10日間 ５日目■

2014/08/01 - 2014/08/10

■チェコのかわいい名所巡りの第５日目です。
　　　プラハ→ボヘミアの古城→テルチ→チェスキークルムロフ

おかげさまで、４回目のヨーロッパ旅行になります。
今回はＪＴＢ旅物語の「充実の中央５カ国周遊10日間」に参加しました。
５つの国：(旧東)ドイツ・チェコ・オーストリア・スロバキア・ハンガリー。
たくさんの街：ベルリン＝ポツダム＝ドレスデン＝プラハ＝ボヘミア古城＝テルチ＝チェスキークルムロフ＝ザルツブルグ＝ハルシュタット＝ウィーン＝ブラチスラバ＝ブダペスト。
8/1出発は25.8万円(燃油3.2万円)で、リーズナブルなわりにチェスキークルムロフ宿泊とハルシュタット散策が付いている優れものです。
連泊なしでも一日の移動距離が抑えられているとのこと。ツアー人数も20人程度だったので、目まぐるしいながらも非常にゆったりしたムードでまわって来れました。大満足です。

エリア その他の都市(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

今年53歳になります。加齢によりふだんから早起きです。旅行中もきちんと目覚めます。部屋の窓から一枚。ホテルの裏側です。

非常階段の窓から表側を一枚。すぐ前の大通りを路面電車が走っているのです。

朝食を早く済ませて、すぐ近くにあると昨日からふれこみがあったスーパーへダッシュ！このマーク、バスの車窓からよく見かけていました。以前大阪にも出店していた、フランスのカルフールに似たつくりの店でした。

失礼して一枚だけ撮らせてもらいました。じゃがいもがなんな大きい袋で売られています。で、真上の値札には24.90と。まさか！コルナなら約150円です…。いったいこれは…？？

スーパーの隣にはトラムの車庫でもあるのでしょうか、次々に出てきますよ。

通勤通学の人々が乗り降りします。車両にはいろいろなタイプあるみたいです。古いの新しいの。パンタグラフがえらく大きいです。

プラハを出るのですが、またヴルタヴァ(モルダウ)川を渡りました。今度こそプラハ城とお別れです。

鉄道の車両基地でしょうか。外国の鉄道は２階建てのが多いですね。ダブルデッカーというらしいですが。

そこそこ車の流れも悪くなる場所があります。正面のビルの時計塔みたいなところも真っ黒ですよ。砂岩が使われてるでしょうかね。

なんか、至る所に走ってるプラハのトラムでした。

９時をまわってようやく市街を出て、高速道路を快走します。標識にＢＲＮＯ(ブルノ)と見えます。

チェコは大きく分けてボヘミアとモラビアの二地域に分けられます。ボヘミアの中心がプラハで、モラビアの中心がブルノだということです。

設定ではボヘミアの古城見学とあり、チェスキーシュテルンベルク城、コノピシュチェ城、カルルシュテイン城、ドブリス城、ネラホゼヴェス城、メルニック城という候補が示されてました。私らが訪れたのは「チェスキーシュテルンベルク城」でした。「チェスキー」は「チェコの」という意味です。

城から眼下を。館内撮影有料ということでした。「ま、いいか。小さなとこだし」との判断は大間違いでした。ガイドさんの詳しい解説に加え興味深い調度がたくさん見られました。あと、我々についてまわった館内係員の娘さんがとてつもなく美しい人でした。

プラハからいろいろ案内してくれたガイドさんとここでお別れです。なんとこんなローカルな所から列車でプラハまで２時間以上かけて戻るんだとか。ほとんどわかりせんが、線路と無人駅的な所が写っています。

バスを下車した所から城を見上げて。10:40、ここからテルチという小さな町へ、向けて出発です。

どこかで高速道路をおりてからは、のどかな道をずんずん進みました。道幅はあまりなくアップダウンはあって。

テルチは、ボヘミアではなくモラビアの南西端に位置するそうです。旧チェコスロバキアは、ボヘミア・モラビア・スロバキアの三地域を含んでいたことになります。

テルチに到着してまず昼食です。旧市街の入り口近くにあったレストランです。チキン料理にライスが添えられておりうれしかったです。

チェコってプラハ以外は知名度はあまり高くないはずで、私はこの日、ほとんど秘境めぐりのような気分…。

世界遺産でもあるこの街。小さいけれど非常に美しい所です。

テルチ城が見渡せるスポットまでみんなで行きました。池にかかる橋の真ん中から撮りました。

その後は集合時刻まで自由行動です。いろいろお店もありました。また、この日は街の何かのイベントになってたようで、仮設ステージや屋台やフリマなどが出ていました。

なんと言っても素晴らしいのは、このようなかわいい妻板の建物が、それこそずらーとすきまなく並んでいる景観です。

広場は細長い形です。ゆるやかに傾斜しています。テルチ城が正面に見えます。

観光の人々でにぎわっています。

三つずつがカメラの収まりがいいです。ピンクが似合います。

三つずつがカメラの収まりがいいです。左端のは特にキレイ。

特設ステージ。開演を待ってるのは観光客？土地の人々？

テルチを出発したのは15時をまわっていました。宿泊地チャスキークルムロフへ。これは途中のある町で見かけた「トロリーバス」です。非常に珍しいもので驚きました。路面電車みたいに上から電気を吸い取って、モーターとタイヤで走るバスです。

翌日ザルツブルグで飽きるほど見るのですが。

道路脇の標識にチェスキークルムロフとともにオーストリアのリンツの名が出てきました。

17時過ぎ、チェスキークルムロフ到着。旧市街はバスは当然ですが一般車両進入禁止みたいで、ホテルまで石畳を歩いて行きます。荷物はホテルの車両がまとめてバスから運搬し部屋の前に届けてくれるとのこと。ううっ、うれしい。

まずはチェックイン。ツアー人数が少ないので、こういうのは万事スムーズに運びます。
「オールド・イン」という名のホテルです。各社のパンフレットでも写真が載ってたりするかわいらしい外観の宿です。部屋の中もイメージどうりのかわいいさです。

バストイレも狭いですが、機能的に洗練されてて不自由は感じませんでした。
シャワーのみでしたが、シャッター式の扉だったので使いやすかったですよ。お湯もじゃんじゃん出ました。

明日は午前いっぱいこの街の観光ですが、まだ日があるのですぐに散歩に出ます。

思えばこのツアーでの最長滞在の街がココでした。たっぷり隅々まで味わえました。

ツアーでよくあるのは、１時間とか１時間半とかの滞在です。チェコとオーストリアとの移動で立ち寄るパターンですね。

再集合し夕食のレストランへ。地下の穴倉のような所で、おもしろかったです。て言うか、今回の旅行の夕食は地下で食べることが多かったですね。

食事が終わって外へ出てもまだ明るかったです。これでもう20時半です。

お散歩の観光客もまだまだたくさんいます。ほんとに小さな範囲でしかないので、よけいににぎやかに感じます。あちこちで楽器鳴ってたり歌声も聞こえたり…。とても平和な気分になりました。

お店はどこも、開いた扉にも工夫をこらした装飾を施してありました。

21時頃でやっと暗くなってきました。我々のホテルすぐ隣です。

部屋に戻りシャワー済ませて、もう一度ホテル前の広場を見に出たところ、サーと雨が降ってて…。さすがに誰もいません。

ホテルの館内はこんな感じでした。トラディショナルで素敵です。

こちらの二股コンセントです。こんな形なんですねぇ、今回初めて見ました。