２０１４ＧＷ　南ドイツとオーストリア＆ちょっぴりイタリアちょっぴりフランス　【２８】シュトゥバイタール鉄道

2014/05/07 - 2014/05/07

インスブルック３日めは午前と午後で２つの場所に出かけました。
いずれもかなり前から温めていた、とても楽しみにしていた行き先。
お天気はいまいちでしたが、そしてまたちょっとしたミスもありましたが、
どちらもとても楽しめました。
まずはインスブルックの南西に奥深く切り込む谷を走るシュトゥバイタール鉄道で
チロルの自然を楽しみます。

以下が旅程、★印がこの旅行記です。

　４／３０（水）　福岡〜羽田〜フランクフルト〜ミルテンベルク
　５／　１（木）　ミルテンベルク〜アシャッフェンベルク〜ニュルンベルク〜パッサウ
　５／　２（金）　パッサウ〜バート・イシュル〜ザンクト・ヴォルフガング
　５／　３（土）　ザンクト・ヴォルフガング〜ザンクト・ギルゲン
　５／　４（日）　ザンクト・ギルゲン〜ザルツブルク〜ベルヒテスガーデン
　５／　５（月）　ベルヒテスガーデン〜プリーン〜インスブルック
　５／　６（火）　インスブルック〜ガルミッシュ・パルテンキルヒェン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ミッテンヴァルト〜インスブルック
★５／　７（水）　インスブルック〜シュトゥバイタール〜インスブルック
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブレッサノーネ〜インスブルック　
　５／　８（木）　インスブルック〜リンダウ〜メーアスブルク
　５／　９（金）　メーアスブルク〜コンスタンツ〜ストラスブール
　５／１０（土）　ストラスブール〜オベルネ〜ストラスブール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜マインツ〜フランクフルト
　５／１１（日）　フランクフルト〜名古屋
　５／１２（月）　名古屋〜福岡

エリア シュトゥバイタール(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

６：００過ぎ起床。
窓の外は、うーん、曇りですね。
対岸のマルクトハレにはもう灯りがついています。
市場ですものね。朝は早いですよね。

旧市街、「市の塔」のあたり。

南の空も白く曇って。
雨さえ降らなければよしとしましょう。

７：００過ぎにホテルを出発。
北の方向、ノルトケッテも霞んでいますね。

「大聖堂」さま、おはようございます。

この日はお天気は崩れるだろうと天気予報でわかっていました。
それで前日をツークシュピッツェ行きにした次第。
もちろんこの日も晴れてほしかったけれど、お天道様だけは
こちらの思いどおりにはなりませんものね。

インスブルックの３泊には朝食を付けませんでしたので、
さ、あそこで朝ごはんです。

「マルクトハレ」へやって来ました。
果物屋さんのあたり。
さすがにまだお客さんはいませんね。

このパン屋さんにしよう！

窓際の席をチョイス。

ここからちょうど向かいに黒熊ホテルが見えました。

チーズパンとごまパンとコーヒー。
しめて５ユーロ弱でした。
パンはどちらも美味しかった。

ほかにもいくつかテーブル席がありました。

２年前はこのへんの場所で食べたんですけどね〜。

これがその時のお店。
変わっちゃったみたいですね。

お腹を満たして、いざシュトゥバイタールへ！
ここはマルクトプラッツのバス停。
時刻は７：４０頃。
通勤・通学の人でいっぱいです。
この日は水曜日。まだ週なか、がんばって！

Ｂｕｒｇｅｒ通りのトラム乗り場へ。
１日めの夕方に下見しておいたので問題なく辿り着くことができました。

７：５１発のトラムがやってきました。
「ＳＴＢ」はシュトゥバイタールの略。
終点のＦｕｌｐｍｅｓまで行きます。
このトラムはインスブルック中央駅発でサルルナー通り〜
マリア・テレジア通りを経てここへやってきています。

車内はこのような造り。
行き先の電光掲示があるのでとてもわかりやすいです。

トラムは街を南下し、インスブルック西駅を通過。

このあたりから登山鉄道に変わります。
（もちろん車体はそのままですけどね。）
行きは写真に残せませんでしたが、シュトゥバイタールバーン駅という駅が
その始まりです。

トラムは徐々に登っていきます。

街を見下ろし始めました。

ぐんぐん上がって、ＯＢＢの線路や、

ノルトケッテが見渡せてきます。

そしてすぐに山岳地帯に。
ベルクイーゼルのジャンプ台が小さく見えます。

ガラガラの車内を右へ左へ移動しながら撮影。（笑）

トラムは頻繁に停車しつつ、

こんなかわいい谷間の村を抜けながら走ります。

のどかだな〜。

２５分ほどでムッタースに到着。
ここへは帰りに寄ります。
まずは終点まで。

トラムはムッタースから更に勾配を上げていきます。
この路線はぐるりと蛇行しながら登っていくので、
写真を撮り損じてもまたチャンスがくるのがいいところ。

対向列車とのすれ違いはすごくすれすれ。

このあたりはどこも農家なのでしょうね。

あら、牛さんたちも！

すごい量の薪！冬の寒さがしのばれますね。

ペンションもあったりします。

あちらには道路が走っています。
インスブルックからバスも通っているようですが、あのあたりを
通るのでしょうかね。

雄大だな〜。

赤いとんがり屋根がかわいい教会。

集落が見えてきました。

テルフェスという村のようです。

あ、飛行機雲！

気がつけば次はもう終点でした。

さっきの教会があんな位置に見えています。

今度は左手に。
路線がくねっているのがよくわかります。

また集落が現れました。
終点フルプメスに到着するようです。
インスブルックから６０分弱の旅でした。