【６】【タオルミーナ】舟の上で一期一会、歌う踊る笑う。オバタリアン1人旅、イタリア縦断2ヶ

2014/04/03 - 2014/06/18

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>. 編集続行中。。。

ラグーサ(ﾌﾟﾙﾏﾝ） → カターニャ乗り換え → タオルミーナ(ﾌﾟﾙﾏﾝ）

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《電車やバスにちゃんと乗れるの？トラブルがあった時、語学力無くて大丈夫なの？・・・
考えれば考えるほど、心配や不安にかられ、、出発の直前までこの計画から逃げ出したかった。
でも、空の巣症候群の空虚な自分にカツを入れるために
無理やり緊張感のある場所に身を置くことにしたイタリア縦断1人旅・・》
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


ラグーサからタオルミーナまでの直行便があれば便利なのにね。


今日の予定

１０時発

ラグーサのバスターミナルから

カターニャ行きのバスに乗る。

カターニャで乗り換え

タオルミーナへは午後2時前に到着予定です。


この日、まさか、シチリアのバストラブルの洗礼を受けることになろうとは

・・予想もしていませんでした・・・



ラグーサで知り合ったイタリア語堪能な日本人女性のAさんは

レンタルした車でシチリアを旅しているとのこと。


出発の朝、


そのAさんが、私を心配してくれたのか

彼女のお母様と同年齢の私を重ね合わせたのか

宿泊先のホテルが近いからと言って



なんとラグーサのバス停まで車で送ってくださいました。

あまりにも語学力のない、危なっかしいおばさんが

シチリアを一人で移動するなんて、無謀に見えていたのでしょうね。。

実際

心細さはマックスだったので

本当に嬉しかったです。


バス停さえ、どこにあるのか知らなかったので

一人だったら絶対困ってた。。

自分の行き当たりばったりないい加減さに呆れるばかり。


10時のバスのチケットの購入をします。

Ａさん、私に代わり

受付のお姉さんに色々質問しています。

・・・・が、どうも様子が変。

だんだん困った顔になってきています。

ん？どうしたのかしら？

イタリア語がさっぱりわからないので

ただ、首をかしげて

Aさんと受付の二人の顔を

交互に見つめているだけの情けない私。。。


するとＡさん、私に向き

『こっちに向っていたカターニャ行きのバスが、

　途中で停まったままで　動く様子がないらしいんです。。

普通の事故渋滞なのか、

バスが事故に巻き込まれたのか把握できていないそうです。

今後の運行状況もまったく予定が立たないらしくて・・

この次の12時のバスも

確実に来ないらしいです。

それに最悪の場合は

今日いっぱいバスが運休になるかもしれないそうです。

どうされますか？・・・』

私「・・ということは・・最悪の場合・・

　今日はタオルミーナにいけないかもしれない？という事ですよねー。
　
じゃ、電車で行っちゃうとか！」

A『電車だけは、やめたほうがいいと思いますよ。

シチリアの電車はいい加減で、突然止まって動かなくなったり

ちゃんと行けても、ものすごく時間がかかるとかで

シチリアの人はめったに電車に乗らないらしいですよ』

私「え？電車のほうが、確実に動くんじゃないんですか？！びっくり！」

A『たぶん、電車は、誰もお勧めしないと思います』

A『とりあえず、こうしていても仕方ないですから

どこか散策とかして時間潰された方がいいと思います。


心配ですから２時のバスが動くかどうか、私も一緒に来てみて、

バスが動かないようなら、その時に何か対策立てることにしましょ

う。』


なんというご親切！

機転を働かせ、知り合ったばかりの私に

寄り添ってくださいます。

彼女も今日の予定があったはずなのに、なんという心優しい女性！

窮地の私には、突然舞い降りた女神様。

しかも、テキパキとした物言いがとても素敵


大丈夫！なんとかなるさ・・・って思えてきちゃう。


（どんだけ他力本願だよ、おいっ！！）


見知らぬ人の窮地でもほっておけないっていう大和撫子。


こんな時に出会い、


感動と感心と日本人ありがたいな～って感謝ひとしきりでした。



バス停を離れ

彼女が車でイブラ地区へ連れていってくれました。

二人で美味しいジェラートを食べたり、

お店を覗いたり食事したり

公園を散歩したり

教会のスペースを借りての個人の絵画展示会を鑑賞したり


今日中にタオルミーナに行けるのかどうかの心配も

すっかり忘れて楽しい時間を過ごさせていただきました。




この後、再びバス停に一緒に行ってくださり

2時のバスが運行される事を確認！！！



やったー♪( ´θ｀)ノ
　　　　　　　　　　良かった！良かった１



親が子に手を引かれるように

切符を買い、

無事、シチリアトラブル洗礼を乗り越えられた・・



ふと不思議な感覚に囚われる。



親切なAさん
会った時に立ち話長くなり
意気投合して、一緒にランチ
たくさんたくさんお話しして楽しんだ。
もし彼女と知り合っていなかったら・・・どうしたろう私・・


現実は

天国と地獄の差ほどあった


彼女と知り合っていなければ

1人でバス停に来ていたはず。


想像すると・・・

何度もゾッとして、身の毛がよだつ思いになる。




バスがどんなトラブルになっているかもチンプンカンプン。

10時のバスも12時のも運行されないことさえも

理解不能

説明されても

自分の置かれた状態が全く理解できずにパニック

泣きそうになってバス停に何時間も何時間も

孤独にぽつんと放置状態だったはず。

旅に自信を無くし逃げかえりたくなっていた！

絶対にそう。語学力が無いって、こういうことなんだと

自分の無知さとおおざっぱさに絶望してた。きっと・・・

全ての行程をキャンセルして

日本に泣きながら帰ってた、きっと・・・


彼女はまさに、見透かしたかのような救いの女神でした。



そして彼女のおかげで

シチリアの交通トラブルを指導員付きで体験した感じ。

トラブル対処の判断や

臨機応変さも

学ばせてもらえた気がしました。


この出来事のおかげで

シチリアに向かう気持ちもシャキ！

心の皺が伸びた！キリリ！

顔の皺はー。。わっはっは


苦難、自力でのりこえてないのに

何でも来い！って気分。

　　うそうそ！

できたらお手柔らかにお願いしますよ、シチリアさん・・

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

ラグーサからカターニャに向かうバスに無事乗車(^o^)／

オリーブの木が見える

牧草地に馬や牛達が見える

綺麗に耕された畑が見える

イタリア人て働き者？！



バスはめちゃ飛ばして

走る走る。。。



時速は80か？いや100キロか？？

ここは普通の道路でしょ？
高速道路じゃないよね？


すごい勢いで、バスはグングン景色を飛ばして行きます。

日本と同じようなビニールハウスだ。。

って、大規模じゃね?！Σ(￣。￣ﾉ)ﾉ

地平線まで続いてそう・・

ってか、美しいんですけど

さすが、美の国、イタリア！っと

感心しまくる。

乗り換えは、最初にシチリアに着いて乗ったプルマンの駅！カターニャ空港。

一度経験した場所で、乗り換えるって決めてた。

次の乗り換えの時間までに余裕があったら

空港で珈琲飲んで(^^♪時間楽しもう

空港は良く知ってるから迷わないし安心だわ


ちょっと余裕さえ感じてる自分が誇らしい。



・・・あ！この景色は、カターニャ空港だ！


「おりまーす」！！！

前のドアに向かう。

運転手さんに「タオルミーナへの乗り換えはここですよね？」

ペル タオルミーナ．カンビオ クイ バ ベーネ

っと メチャクチャ単語だけ並べて言ってみた。

『シー』そうだよ、という返事が帰ることを

疑いもせず脳裏に描いてた。


再確認は大切だ。念のため念のため^ ^



運転手さんは

強く言い放った。

『ここじゃないよ！NO！』

あれれ！？！？・・・っと躊躇したまま判断フリーズ状態。

躊躇してる間に、運転手さん、バスを止めずに空港通過ー。

あら???どしよ???(￣。￣ﾉ)ﾉ

次の駅はきっと、治安の良くないとの噂の

カターニャのバスターミナルよ（ ; ; ）

絶対避けたかったあのターミナル

ど、ど、どしよ・・・



大きいバスターミナルらしいから

バスだらけで迷っちゃうだろうなー

困ったなー。

治安悪い噂があたっけ。

不安だなー。

いったい、どんな雰囲気なんだろう、、

これが、カターニャの市内かしら？？

綺麗な町並みがみえてきたけれど・・

これがバスターミナルかな？・・


キョロキョロそわそわ。

そしてついに

避けたかったカターニャバスターミナル

到着しました・・



身体を硬くして、周りをザッと見渡してみました。


うん？？、それほど雰囲気は悪くない

でも、念のため、一応緊張感持って行動しなくっちゃ・・


さて、ここでタオルミーナまでの切符を買うんだった。

切符売り場は、何処のかな？


タバッキで売ってるのかな？



見渡しても、

バスの切符売り場が、イマイチよくわからない。

ここでも何人かの人に聞いてみた。

やっとわかった。

このターミナルを出て

・・って、出るんか?い！

右側のお店とかある賑やかなほうの

交差点のちょっと北側らしいわ。


ターミナルから出るの？

離れてる場所じゃん！！|(￣3￣)|もー

急いでいるときには、

絶対不利。

絶対不便。

歩きにくい石畳の道路を、スーツケースガラガラ引いて、

切符売り場を探します。

ここみたいね。

ふ・・やっとチケット売り場到着。

と思って列に並ぶと

自分の番になったのも

つかの間の安心よ

シチリアは甘くない

『そのバスの切符売り場は

隣の建物だよ?！はい次！』
「
（きゃ！も～、ちゃんと書いておいてよ。「どこ行き方面」って！）


はいはい、また並び直しね。

もーイタリアの効率の悪さ・・

慣れたよ。。。

っていうか諦め？

期待と要求は「持たざるべし」なのだ！

カターニャのバスターミナル。

どうみても、雰囲気も心配したほど悪くない

でも、殺伐という雰囲気もなくはないか。。

しかし、逆に考えれば

ここを制覇すれば（様子がよくわかるようになれば）

タオルミーナからパレルモに行くときも安心できるってことよね！

後の為にも来てよかったかも。

ただどのバスに乗ればいいのか･･確かに迷う。

結構、ほかの旅行者も、バス停探して不安ぎみだったりして。

見渡すと

赤いバスと青いバスがあるよ。


何人かに聞いた←お決まり(笑）

「タオルミーナに行くバス乗り場は何処ですか？」

そばの椅子で、若いイチャイチャしてるカップルに聞いた←空気読みましょう私。

するとずっと端っこに停まっているブルーのバスを指して

アレだという。

お礼を言って、急ぎ行ってみる。

バスの運転手に「タオルミーナに行きますか？」

っと聞くと

『これじゃないよ』

じゃけんに言われた。

うう〜、もしやあの子達、適当に教えてくれたのおー？



また元に戻って

カップルに聞く←空気読みなさいってば、私。

「あそこは違うって。バス停はどこかしら？」

『よくわからない・・』っと申し訳なさそうに言う

（わからないなら最初からそう言ってくれればいいのに

おばさん、無駄に走っちゃったよー。）←空気読まない私がいけませぬ


何人か目に聞いた若い女性が

『私もタオルミーナに行くから、一緒に居ましょう』と言ってくれた。

やった！

そうそう、これこれ。

これこそがイタリアの気軽さ、楽しさ♪(´ε｀ )

ホッと安心。

カターニャに住んでる彼女

毎週末、彼の働いているタオルミーナに会いに行くんだって。

彼女はタオルミーナを絶賛！

本当に素晴らしい所よ〜！って。

そこで、彼女のお勧めの場所など

いろいろ教えてもらいながら

バスは無事、夕方6時にタオルミーナ到着。

すぐにB&Bにチェックインして

最初はまず

ギリシャ劇場へGO!

チケットを買って、坂を上がりながら・・

ここがギリシャ劇場の入り口かな

急な階段の上りながら見下ろすと

イオニア海のパノラマ！

遠くシラクーサの海岸線まで･･見えるかな〜。

エトナ山、見えるかな〜。

おお、見えてる見えてる！

入り口入ってすぐ、左手を見たときの景色

さて、どっちに行こうかな

これは逆側、右手に続く道

劇場階段の、一番上の外側に円を描いて続く

広い通路を歩いてみた。

通路の壁が時々切れて、劇場に降りられるようになっている。

遠く向うにイオニア湾が見えて突然開ける開放感ハンパない

その通路の内側、

今度は劇場の階段の一番最上階を歩いてみた。

入ってきた側とは逆の方向から

ギリシャ劇場を見てみた。

階段を少し降りて

階段の中間の広い踊り場を歩いて

突き当りまで行き

下に降りる手すりのある階段を降りて・・

今度は見上げています。

ギリシャ時代の
紀元前3世紀のもの

タイムスリップ・・圧倒される。

紀元前3世紀からずっと

この景色を

時代を渡ってどれほどの人々が眺めてきたことか・・

タオルミーナ到着してすぐと、

ギリシャ劇場から帰る時と

ウンベルト通りの中間地点にある広場に着いたときの

しめて3回、虹に遭遇。

短時間に3回も虹が見れたなんて

きゃ〜、
なんか嬉しい。

タオルミーナから北、メッシーナ方面はシャワーがよく発生していて

そのせいで虹が見えるとか。。

タオルミーナのメイン通り。

ウンベルト通りを歩きま〜す

タオルミーナは、路地が美しい。

覗くたびに路地に胸が踊る。

なんて、お洒落なんでしょう〜！

見飽きない。。

ウンベルト通り

そこから上に

そして下にと

階段が分岐していて

ここも、あそこもと・・

つい、カメラにおさめたくなるような

お洒落で洗練された階段路地に目が釘ずけです。

洗練されている素敵な街。

4月9日広場

広場に敷き詰められたタイルが目を引く美しさ。

これはなんという柄だろう？

ちょっと調べてみたけどわからなかったな〜。

近いとすれば、ハーリキンチェック柄？

憩いの広場

お洒落なオープンカフェがあって（老舗のCaf?・ Wunderbar）

通りを眺めながら寛ぐ人達でけっこう賑わってますね〜。

老舗カフェ、Café Wunderbarで寛ぐ人達

サンタゴスティーノ教会

カテドラーレの横側から撮ってみた

カテドラーレ　　Duomo 大聖堂

メッツオ門だよ。

アラブ時代の時計塔。

夜7時、ちょっと暗くなってきたかなー。

サントアゴスティーノ教会
15世紀のものなんだってね。

現在は町の図書館になっているらしいよ。

サンジュゼッペ教会

エレガントなバロック様式で17世紀のもの。

途中で出会った猫にゃん

ウンベルト通りの南端、カターニャ門

カターニャ門をでて右手に少し行くと
スーパーマーケットが。

スーパーマーケットに行くと

日本人遭遇率、大です。

ここも、ツアーで来た日本人が大勢買い物していました。

カターニャ門を出たところにあるカフェで一休み。

カターニャ門を出て、さらに散歩

正面の建物は郵便局

宿のオーナーと仲良しの友人。
散歩中、この2人にカフェで呼び止められて

お茶をご馳走してもらいました〜。

明日のお昼に、手料理ごちそうするよ！っていってくれたりしてとっても親切でフレンドリー?ここはやっぱり、シチリアだー。

≪≪カステルモーラへ＞＞

翌朝、カステルモーラに行ってみることに。

バス停はこっちのほうって聞いたよね。

テクテク

カステルモーラへ行くチケット売り場を聞いて

ついでにバス停も、何処か聞く。




メッシーナ門の外にあるバス停からInterbus社のカステルモーラ行きバスが。
本数は２〜３時間に１本程度。
往復で買って３ユーロなり。

カステルモーラ行きのバスが来たよ。

ところでカステルモーラに登る道があるのを

タオルミーナの大通りから一本北側を歩いていた時に偶然見つけた。

そこから降りてきた人に聞いたら

登るのも降りるのもめちゃ大変で、あまり勧めないなーって。笑

相当疲れてたな。ー。

45度くらいの急勾配の道もあるみたい。。

私にはとても無理ー！

バスは山道を登っていきます。

蒼のイオニア海を眼下に

いろは坂ならぬくねくね道を

バスは普通のスピードでどんどん進んでいきます。

山道クネクネ。

バスは速度も緩めず

あいかわらず普通のスピードでグイグイ行きます

これはイタリアの１つの風物詩かも。

山道だろうが谷底に面した道だろうがどんなカーブだろうが・・

イタリアのバスの運転手さんは

すごいスピードで突き進むのです。

そのスリル、ぜひ味わってくださいませ〜(⌒-⌒; )

まだ上がっていきます。

着いたかな

これはどうやら、昔、町の門だった「モーラ門」のようだ。

ここが終点みたい

ここに停まるのね

教会やカフェに囲まれた綺麗な広場

お洒落です。

バスの窓から逆方向を見てみた

バスから降りて、下を覗いてみました。

カステルモーラは

タオルミーナ町の背後にある高台の町。

標高は5２８メートルですって。

バスの終点はサン・アントニオ広場。

この広場の脇にある階段を上がると、カステルモーラ城、なんだけれど
（13世紀のもの）中に入れませんでした。入れる時もあるのかしら？
もし入れて城砦まで登ると、360度のパノラマが広がるそうですが・・

階段の行き止まりから下を眺めた景色だよ。バスが停まってるね。

サン･アントニオ教会

ここの広場の名前の元になった教会だそうよ。

カステルモーラ路地シリーズ！

ここも路地が楽しい

街は清潔感とお洒落感満載。

ここも。

此の先は絶壁に近い私有階段があるのみ

あんな路地も・・

こんなトンネル路地も・・

しみじみ楽しい散策タイム

なんてワクワクさせてくれることか〜

猫ニャン、チャオ！

コメスタイ？

突き当たりにサン・ジョルジョ教会が。
1450年に建てられ
カステルモーラの守護聖人サン・ジョルジョに捧げられているとのこと。

でも硬く門は閉ざされていて･･残念。
しかも、写真撮り忘れてるし・・

(ミサの時以外は閉まっているそうです）

センスの良いこと！

この路地の向こうは崖かな〜

マドレ教会

20世紀前半の建築物

マドレ教会の南側に回って見上げてみました。

教会に背を向けくるっと振り返ると

ここからはエトナ山やｶﾀｰﾆｬまでの海岸線が見えま〜す。

マドレ教会広場、向かって左手、南東側？

オープンテラスのお店。

お洒落です。

開店準備してるお姉さま

ちょっと無愛想でしたが・・。

(2018年現在。気がついた！お姉さんの姿が消えてるぅ～Σ（ﾟдﾟlll）
あり得ないでしょー！ブルっ)

マドレ教会広場正面と北側面。


広場にあるお店のオープンテラス席

これもまたお洒落ですね〜。

つい腰をおろしてのんびりしたくなりますわよ。

赤いテント。絶妙なイタリアの色使いのセンス。すごいな〜。。

この二つの建物の間を、上がっていってみよう。

レストランのお兄さんが
手にお料理を上手に持ったまま
立ち話。

すれ違いざま
左側を見るとそこは厨房。
右を見たら、レストランのフロアーだ。

へ〜。道を挟んで一つのレストランなのね〜。

この先は

バス停のあるサン・アントニオ広場

帰りのバスが来るまで1時間。（２時間に1本なので乗り遅れると大変です。）

バス停の前にある

バール「サンジョルジョ」で

海の眺めを楽しみながらカフェタイム。

無愛想なカメリエーレに写真をお願いしたり

無表情なおじさんカメリエーレに、折れずに構わずお喋りしてみる。笑。

←遊びすぎです

だって景色見るだけじゃイマイチ寂しいんだもの。

１つでも心に残る思い出つくらなっくっちゃ。

カメリエーレが

お店でお勧めのものらしい（バールの皆さんが立ち飲みしていた）

デザートワイン(アーモンド風味）を持って来てくれて

ご馳走してくれたよ〜。無愛想な顔に似合わず、いい奴でした！あは！

でもでも

お酒飲めないんですよねー、私。

せっかくのご親切です。・・この際だから

無理してでも、ありがたくいただきましょうね。

時間を掛けて少しづつ飲んで

あら、飲めちゃいました。30分かけましたが・・

甘くて美味しかったでーす。

わずかなのに顔がほてって心臓がバックンバックン

痒みも来ないから、時間かけてチビリチビリなら

私もお酒大丈夫かも！

町歩きを終えた人達が、バスが来るまでカフェタイム楽しみます。

最初はこんなに空席だったのに

このあと、時間を追うごとに人が増え、満席になりました〜。

オープンカフェから、見下ろした景色

バスに乗り、２時間のカステルモッラ散策を終えて

町にもどります。

この後は、綺麗な綺麗な海を見に行こう！

＜＜イゾラベッラへ！＞＞

イゾラベッラに向かうロープーウェイです。

15分に一本の間隔で運行。

って言うか、着くまでほんの5分もないかな。

ロープウェイを降りたけど、
どうもその先の道を降りて行かなくちゃいけないみたい。

テクテク。。

あれ？
なんだろう？

重たそう！

海岸のレストランなどで出たゴミを

こうやって上げてるのね。

うまくレールに乗せるまで

何度もやり直してた。

しかも、下から、よいしょよいしょと

力ずくで押し上げてるんだけど

なかなか、上がらないの。

相当重たいんだろうな〜。

滑り止めのベルト付きとはいえ、自動滑車でないから大変だー。

時々、重さに負けてズルっと下に後退しそうになったり。。


ファイトー！

って・・自分が力んでどうする・・・

ビーチに出た！

気持ち良〜い( ´ ▽ ` )

これがマッツアロー湾かあ〜。

海が綺麗。

たちまち癒されちゃう。

この透明な水面のキラキラとたわむれる光のあまた

いつまでも見とれちゃう。

ビーチは小石がじゃりじゃりして足が沈むので

歩きにくいで〜す。

気持ちは前に進むのに

体が思うようにすすまない。

中学時代の砂浜でのマラソン

ちょっと思い出した。笑

海の透明感がたまらなく美しい・・

めちゃ綺麗。

うっとり眺めながら過ごす時間。
　
とても贅沢に感じます。

岩場で遊ぶ人。

スリルあるけど私は遠慮して

引き返したよん。

グロッタアッズーラ〜！

グランブルー！



25ユーロだよ〜！クルーズだよ〜！

どうぞどうぞ〜

っと、日本語で呼びかけられた。

見たら、先客は8人。

乗ることにする。

蒼の洞窟、グランブルー、カポタオルミーナなど

タオルミーナの海岸線をクルーズしま〜す。

この青、たまりませぬ

青の洞窟。これから、入っていきます。

カプリ島の青の洞窟みたいに、待たなくてもすぐ入れるのがいいね。

しかもゆったり見れるー。

（カプリ島の青の洞窟の美しさには遠く及ばないけれど〜）

洞窟に近づいていきま〜す。

この色にうっとり。

タオルミーナの青の洞窟

光の向こうによく見るとマリアの顔が見えるよー

っと、船長さん。

ん！そう言えばそんな氣が。。。

すれ違う船があると

船長さんは気さくに声をかけていく。

『釣れた？』『いやー、×??△』

ずっと音楽掛けて

歌ったり

ホラ貝吹いたり

サービス満点な船長さん。

さすが陽気なイタリアーノ！

めちゃ陽気なスペインの女性

船長さんの流す音楽にノリノリ。

私も彼女の調子を合わせて

手拍子で参戦？

スパニョーラ、

とうとう立ち上がって

踊りま〜す。歌いま〜す。

すると、みんなも手拍子〜♪

最初から、なぜか気が合いました〜。

これがきっかけで

皆でかわるがわる写真撮り合います。

袖振合うも他生の・・

皆、和気あいあいとして超楽しい・・

ふと不思議な感覚にとらわれる。。


それまで知りえなかった人達と
ここで偶然時を共にして、仲良く笑いあい
楽しい交流をしている・・
でも
確実にこの後は「さようなら」が待っている

なんとも切ない感覚と言うのだろうか〜・・

乗り合わせたスペインの家族

とっても素敵なファミリーでした。

乗り合わせた二組のアメリカ人夫婦

笑顔がみなさん、素敵でした。

蒼の洞窟だけでなく、他の様々な洞窟を案内してくれて

イゾラベッラ、カポ・タオルミーナなど、

タオルミーナの海岸線を1時間ほどかけてゆっくりクルージングしてくれます。

たしか、これは有名なサンドメニコ・パレス・ホテル。

映画で撮影に使われたとか言ってたかな〜・・

とっても楽しいクルージングでした。

よく踊り

よく笑い

とっても賑やかでフレンドリーな船上です。

記念にみんなで写真撮りましょ〜！

船長を中心に、

女性だけ集合ー！

最終日

この街をおさらいするように散策。

タオルミーナの街や

探検してなかった路地に迷い込み

素敵な個人の家やホテルの佇まいや

風情を感じるレストランの店構えなど・・・

ゆっくり味わう時間

ああ、なんて贅沢っ！



眼下にタオルミーナの鉄道駅が見えました。

市民公園脇の緩やかな階段や踊り場がある場所からも

イオニア海の海岸線が綺麗に見渡せます。

カターニャ門を出てすぐの左手の道をゆっくり折りながら散策すると

有名ではないだろうけれど、風情のある小さな教会や、階段の坂道が楽しい。

突き当たった少し広い通りの左手にあった建物。

教会かしら？？


その先をさらに行くと・・

サンドメニコ･パラス･ホテルが！（宿泊者しか入れません）


タオルミーナ

観光地で人が溢れていますが

海の透明度とその何とも言えない色の魔法に虜。
歴史の深さ
町の素敵なセンスと明るさ

誰でも引き込まれてしまうんだろうなー。
観光地の人酔いも関係なく
楽しく心をときめかせ癒してくれる町でした。

次はパレルモです

【７】パレルモ前半http://4travel.jp/travelogue/10910539

この旅行記へのコメント （6）

• makiさん 2019/01/06 21:48:07

  こんばんわ！

  チェコ・オーストリア・ハンガリー旅行記に
  いいね！有難う御座います！
  キャッツアイさん結構いい人に恵まれてますね！
  外国での一人旅日本語使わない日々で親切な日本人って
  本当にありがたく勇気がを貰えますよね！
  厳格な日本に比べ交通機関はルーズなんですね！
  私もマドリッド空港で出発時刻に飛行機が無い？乗り遅れか
  あせり聞くとその内、来るわよ！唖然としました！
  キャッツアイさんの旅行記で気持ちが良く判ります！
  で、お、この毅然とした態度での旅行のバイタリチィー何処から来るんでしょう！

• zunzunさん 2014/11/07 21:20:12

  楽しそう〜♪

  キャッツアイさん、こんばんは〜☆
  
  キャッツアイさんの行動力に脱帽ですよ〜。
  とっても楽しんでいっらしゃる、すごいです。
  
  クルーズなんて、最高に楽しそうですよ。
  スペインの方は陽気なんですよね、イタリア人もだけどね。
  
  蒼の洞窟は、待たなくて入れるのですね〜。
  水の色はカプリの方がキレイなのかな〜〜〜。
  
  どっちの洞窟にも入ってないのでとっても興味があります^^
  
  いつか滞在したい街のひとつがタオルミーナなんですよv^^v
  いつかねって思っています^^
  
  その前にキャッツアイさんに楽しませていただきました^^
  
  
  zun

• liberty-libertyさん 2014/09/26 14:55:15

  じわじわ読んでます(*^o^*)

  キャッツアイさん、こんにちは！
  
  最初にキャッツアイさんの旅行記を読んだのがNo.15。
  ホントに面白くて感動して
  これはNo.1から通しで読んでいきたい！と
  １つずつ読みすすめて、現在このNo.６までやってきました(^o^)
  
  明るい日差し、趣ある街並み
  そしてキャッツアイさんが出会い、別れていく人々
  
  あの・・・・・・・
  
  これ、映画化しません？！って思うくらい
  最高のエンターティメントを感じております(≧∇≦*)
  
  一気に読み終わるのがもったいなくて
  お休みの日のリラックスタイムに
  少しずつ、ゆっくりゆっくり時間をかけて読んでます。
  
  続きもとっても楽しみ♪
  またお邪魔させて頂きますね〜(^o^)/
  
  リバ２

• Musasimaruさん 2014/07/25 12:09:11

  こんにちは。Musasimaruです。

  　来ていただいて投票までいただけて、ありがとうございます。
  
  　キャッツアイさんの勇気ある行動力と人懐こさに、余計に自己嫌悪
  
  を感じます。積極的でうらやましいです。
  
  　空の巣と謙虚に言われていますが、きっと、昔はバリバリされてたんだと
  
  思いますがどうですか？　私など井の中の蛙という小さな人間ですので、
  
  なんとなくヨーロッパ、何となく豪華な経験、何となく現実逃避といった
  
  理由で旅をしてしまいました。お恥ずかしい次第であります。
  
  　多分、キャッツアイさんの人間味あふれる魅力に皆さんが、惹かれて
  
  お手伝いや旅案内をしてくれたのだと思っています。私には逆立ちしても
  
  真似できないわ。これからどうしましょう？！

• るなさん 2014/07/23 09:56:00

  Brava♪

  Buongiorno♪キャッツアイさん。
  
  訪問ありがとうございました。
  そして、キャッツアイさんのイタリア一人旅、楽しませてもらっていますよ。
  
  私もイタリアが大好きで、何度か一人旅にも行っています。
  言葉の通じない、理解出来ない不安と歯がゆさ、よくわかります。
  
  でも、こんな素敵な出会いがあるなんてビックリしますね。
  こんな計画にはないことが旅の醍醐味なんでしょう。
  
  私も先日のイタリアでカフェをご馳走してくれたシニョーレの顔が忘れられませんよ。
  現地での出会い、ふれあい、旅の最高の思い出ですね。
  
  るな

• again20さん 2014/07/22 20:33:19

  続編?の登場が早い！

  シチリアを一緒に旅しているような感覚にさせてくれるキャッツアイさんのブログ、
  続編?の登場、待ってました！
  
  
  そして今回も幸運の女神に助けられ、結果良ければすべて良し！
  
  
  今回のブログを読んでいる限り、この旅行者（キャッツアイさんのことです）が初めてのひとり旅を体験しているとはとても思えず、キャッツアイさんて何者？と皆さん
  思うのでは？
  
  
  短時間に3回も虹を見た？なんて運の良い！
  
  どこまでも青い空と青い海、そして町には歴史を感じさせる建物の数々、よくぞこれだけの写真を撮りました。
  
  
  シチリア、いつか訪れてみたいカートに入れました。
  
  
  自分のブログのことはさておき、?のつづきを待っていようッと。
  
  
  again20