2014/07/01 - 2014/07/05
119位(同エリア603件中)
紅映さん
海からいきなりそそり立っているような利尻富士が、あたかも海に浮いているかのような利尻島は「夢の浮島」とも呼ばれます。
そして礼文島を「花の浮島」と呼ぶのだそうですが、実は利尻島も春から夏にかけては、数多くの高山植物が咲き、まとまった花畑は少ないにしても、その個体数では礼文島を遥かに超えるのだそうです。
旅行記「利尻・礼文再訪記」その①では利尻島を一周する道道108号線を辿りながらの観光スポットをご紹介していますが、その②では利尻島の小さな山、ポン山(444m)トレッキングで出会った花たちをご紹介致します。(表紙の花=ツルアジサイ)
ポン山へ登った日:2014.7.2
*何らかの資料を調べた上で投稿しておりますが、参考程度にお考え頂ければ幸いです。
実際に行かれる時は、改めてご自身でお調べになってみて下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは2日目の朝の散歩から
5:30
ペンション群林風での2日目の朝は鶯の鳴き声で目が覚めました。
すぐ目の前の林にいるようで、いろいろな鳴き方をしながら、いつまでも鳴いています。
6:00
良く晴れているので朝食前に高山植物展示園まで出かけました。
宿泊先のペンションから歩いて5分ほどで到着です。
私のほかにも写真を撮りに来ている方がいました。
展示園は利尻富士温泉の隣です。 -
<レブンウスユキソウ>
キク科 ウスユキソウ属
礼文薄雪草は淡白色の葉を薄く積もった雪にたとえたものです。
花は星形の苞葉に囲まれて5〜22個の頭花がつき、中心部に雌花に囲まれた雄花があります。
エゾウスユキソウともいい、礼文町の「町花」に指定されています。
気高さと可憐さをあわせもつ高山植物で、アルプスのエーデルワイスと同じ仲間です。可憐なヒナゲシに再会出来ました~☆^▽^☆ by 紅映さん高山植物展示園 公園・植物園
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チングルマの絮毛。朝露が宝石のように輝いています。
<チングルマ>
バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物。
高山の雪渓周辺の草地や砂礫地に生え高さは10cm程度。
枝は地面を這い群落を作ります。
葉は羽状複葉。花期は6から8月。
花茎の先に3cmほどの白い花を1つ咲かせます。花弁は5枚。 -
<コマクサ>
ケマンソウ科コマクサ属の多年草の高山植物
他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれています。
和名は花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来します。 -
<リシリヒナゲシ>
ケシ科 ケシ属の多年草
利尻山の山頂付近の岩礫地だけで自生する野生のヒナゲシで、日本に咲く野生のヒナゲシは唯一この種だけといわれている希少な存在です。
20センチほどの茎の先に緑がかった透明感のある黄色い花を咲かせます。
開花時期は7月から8月上旬。
最近は展示園以外にも観光用に植えられたヒナゲシを島のあちらこちらで見ることができます。 -
リシリヒナゲシ
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宿へ戻ると利尻山の頭が見えてきました♪
これからどんどん雲が晴れてくるのかと喜んだのも束の間、数分でまた雲の中へ・・・ -
朝食も海の幸がいっぱい。
ペンション群林風(グリーンウィンド)<利尻島> 宿・ホテル
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ペンションでの食事は、ご飯、お茶、それに朝は牛乳をセルフで食卓へ運びます。
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朝食後にコーヒーを注文 400円
オリジナルブレンドコーヒーは「甘露泉水」でいれたペンションの自信作です。 -
8:30
利尻山登山は無理なので(^^;手前のポン山へ行くことにして車で出発。
8:40
利尻北麓野営場、鷲泊コース(三合目=標高210m)登山口付近まで送ってもらって、いよいよここから歩いて登ります。利尻島自然休養林 自然・景勝地
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トリアシショウマが涼しげに咲いています。
<ショウマ>
ユキノシタ科
低地から山地まで、礫地から草原までいろいろなところに咲く花で、高さ30から 80センチぐらいになります。 -
8:55
甘露泉水到着。標高270m
利尻登山道鷲泊コース3合目付近に湧き出る湧水です。水温は通年約5.5度、日本最北端の名水百選に選定されています。登山者の水場や簡易水道の飲料水として、また名水「利尻の水」として商品化されているようです。甘露泉水 名所・史跡
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<ミヤマトウキ>
セリ科シシウド属の多年草
花期は7〜8月。
茎頂か、分枝した先端に径10cmの複散形花序をつけます。
花は径3mmの白色の5弁花。 -
ガイド付きの20名ほどのグループがいて、熱心に路傍の植物を鑑賞していましたので、お先に行かせて頂くことに・・・
20分ほど行くと、あれれ?ポン山に大小あるなんて知らなかったけど・・・
まぁいいか
と、まずは大ポン山へ行くことに・・・ -
ツバメオモトがすでに実になっています。
-
<オオダイコンソウ>
バラ科 ダイコンソウ属
低地〜山地の草地などに生え、茎の高さは60〜100センチ。
全体に毛が多い。
枝先に直径約2センチほどの黄色の5弁の花を数個つけます。 -
<シロバナニガナ>
キク科ニガナ属の多年草
黄色い花のニガナの変種。
舌状花が白色でニガナの5個に比べ8-11個と数が多い。
全体にニガナより大きく高さ40-70?になります。
茎を切ると苦みのある汁が出ることからこの名があります。
-
<チシマアザミ>
キク科
明るい林のふちにはえる多年草。
アザミの仲間の中では色が淡く、下向きに花がつくのが特徴です。 -
<ヨツバヒヨドリ>
キク科フジバカマ属の野生の多年草
ヒヨドリバナ (鵯花) の変種です。
ヒヨドリバナは葉は全縁で対生し、ヨツバヒヨドリは葉に細かい鋸歯 があり、葉が茎の周りに3〜4枚輪生します。
まだ蕾をつけ始めたところのようです。 -
<ジンヨウイチヤクソウ>
イチヤクソウ科イチヤクソウ属の常緑の多年草。
花期は6-7月
葉の間から長さ15-20cmになる花茎を伸ばし、総状花序をつけ、3-10個の花がつきます。
葉脈が白く、形が腎臓 の形に似ていることから、この名があります。
和名<一薬草>の由来は、花期の全草を乾燥させてものが民間薬とされたためといいます。
*赤い花のベニバナイチヤクソウは、その姿から「赤い鈴蘭}とも呼ばれます。 -
帰りのハイキングコースではジンヨウイチヤクソウが群生していました。
-
<ギンラン>
ラン科キンラン属
草姿はキンランに似ていますが、草丈10cmほど、まれに30cmほどの小さな多年草です。
春に茎を直立させて茎頂に数個の白色の、典型的なランの形の小さな花をつけますが、花冠はほとんど開かないのが特徴のひとつです。 -
<コイチヤクソウ>
イチヤクソウ科 コイチヤクソウ属
草丈10cmくらいの多年草。
葉は常緑で根元に集まってつきます。
花は総状花序に一方に偏って緑白色の花を10個程度つけ花冠は鐘形であまり開きません。
上のほうで曲がった花茎の片側に重そうに沢山の花ををつけます。 -
10:00
大ポン山山頂到着。
山頂から利尻空港方面が見えましたが、霧がかかっています。
途中でちょっと期待した利尻山はまったく見えません。ポン山 自然・景勝地
-
山頂から後ろを見ると、
遥か下に先ほど車を降りた駐車場が見えます。 -
山頂付近の山側に咲いていました。
<タカネバラ>
バラ科バラ属の落葉低木。別名タカネイバラ
日本固有種で針葉樹林帯、ハイマツ帯の日当たりのよい所に生育するそうです。そういえば山頂にハイマツもありました。 -
大ポン山山頂にたくさん咲いていました。
<ミヤマラッキョウ>
高山の岩地などに生えます。
アサツキやエゾネギに似ていますが、鱗茎にシュロ毛があり、扁平な3〜4枚の葉が付きます。
花は紅紫色で多数の花が球形に付きます。
花弁は6枚、雄蕊6個は長く花被片から突き出ていて、雄蕊の基部に披針形の歯片があるのが本種の特徴です。 -
<ハイマツ>
マツ科マツ属の常緑針葉樹
高さは1-2 メートル
ゴヨウマツの仲間に分類されます。
その樹形は名前のごとく地を這う独特のもので、日本の他のマツの仲間にはほとんど例を見ません。 -
小ポン山と大ポン山の分岐点から大ポン山への登り坂辺りにゴゼンタチバナが群生していました。
-
<ゴゼンタチバナ>
ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草
高さ 5–15 cm
葉は2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見えます。
花の咲く株は葉が6枚にまで成長したもので花期は6–8月。
花は4枚の白い総苞に囲まれハナミズキやヤマボウシに似ています。
秋にハナミズキに似た核果が直径 5–6 mm の赤い果実をつけます。 -
ところどころにオオウバユリの蕾がありました。
<オオウバユリ>
ユリ科ウバユリ属の多年草。ウバユリの変種として扱われます。
本州の中部以北から北海道に分布し、やや湿り気のある林内、林縁に自生しています。
高さは1.5〜2.0mくらいになり、花期は7〜8月。
10〜20個の黄緑色〜緑白色の花を横向きにつけます。
花をつけた株は一生を終えますが、元株の脇に子株が育っています。
さて、大ポン山から一旦分岐まで戻って小ポン山へ。
なんと分岐からは、どんどん下ります。
下るってことは、また登って帰って来るってことですが、どこまで下るのでしょうか・・・
最後は登りで、やっとのことで辿り着いた小ポン山の山頂はとっても狭く、壊れたベンチがあるだけ。視界も見晴らしもなにもありません。
そう言えば、あの団体さんは来ないでしたね〜〜!?
教えてくれれば来なかったのにとブツブツ言いながら、もと来た道を降りたり登ったり・・・ -
<ミヤママタタビ>
マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本。雌雄異株
つる性の枝は他の樹木や岩などにからみつき、よく分枝します。
若枝には淡褐色の軟毛がつき、葉は互生。
花期は6-7月
雄花、雌花とも径1-1.5cmくらい。
花は5弁花で白色。秋に長さ2cmの長楕円形の黄緑色の果実をつけます。
花期には枝の先につく葉の表面の上半分以上、ときに表面のほとんどが白化し、花が終わる頃には紫紅色を帯びるのが特徴。 -
<サイハイラン>
ラン科サイハイラン属の多年草
花茎は直立し高さは30-50cmになります。
花期は通常5-6月。
淡紫褐色の花を総状花序に10-20花を下向きにつけます。 -
白樺の林も風雪に耐えているようです。
-
目の前にあるはずの利尻山が終始見えませんでした。
-
11:00
甘露泉水手前で鴛泊市街と書かれたコースを降りて行くことに・・・ -
だいぶ下って来ました。道はほぼまっすぐ。
ツルアジサイがからみついた木が何本もあって壮観です。 -
<ツルアジサイ>
アジサイ科アジサイ属の落葉つる性木本
幹や枝から気根を出して高木や岩崖に付着し、絡みながら這い登ります。
花期は6月〜7月で、小さなややクリーム色の両性花が集まる花序のまわりに、白色の4枚の花弁状の萼片を持つ装飾花が縁どります。 -
11:40
途中で植物を観賞したりしながらゆっくりと下山。
下り切ってから振り返ると小さな山、あれがポン山でしょうか。
ハイキングコース入口に出たところで迎えの車に乗り込みました。
時間もお昼近いし、汗びっしょりになったので、すぐ下の温泉へ直行です。 -
利尻富士温泉でゆっくりと温泉につかって、ホッとひといき。入浴500円
温泉施設内のレストランで簡単な昼食をとりました。
こうして2日目の午前終了です。
長くなりますので、午後はまた「その③」と致しましょう。
(つづく)利尻富士温泉 温泉
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この旅行記へのコメント (2)
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- ダメちゃんさん 2014/07/18 16:59:14
- 花見登山ですね。
- こんにつは。
二日目も早朝から楽しまれていますね。
そういえば、この時期の北海道の日の出時間の早さには、ビックリした記憶があります・・・九州とは1時間以上違うでしょうね。
たしかに利尻島の高山植物たちも「花の浮島・礼文島」に負けていませんね。
咲いている花々について、名前と情報を細かく記載されているので、とても楽しく拝見できました。
ポン山を下山してからの温泉も格別だったでしょうね〜
可憐に咲いている植物たちの画像に癒されました(^^)v
引き続き、続編を楽しみにしています。
〜利尻島の高山植物たちに詳しくなった気がする〜ダメより。
- 紅映さん からの返信 2014/07/18 19:55:41
- RE: 花見登山ですね。
- ダメちゃんさん、今晩は〜♪
またまた、さっそくのコメントありがとうございます。
朝は鶯に起こされまして・・・(笑)
お花は、利尻島のほうが個体数が多いというのは、この度、地元のハイヤーの運転手さんから伺いました。
急いで書いているので、不備があろうかと思いますが、ご勘弁ください。
ほかにやらなくてはいけないことがあるのですが、後で、と一端やめてしまうといつになるか分からなくなりそうですから(苦笑)
この日の温泉は、本当に生き返った気分でした。
結局その?は午前中でおしまいにしましたので、その?を書きました。
現在非公開にして校正中です。後程アップしますので、宜しかったら、またご覧下さいませ。
いつもありがとうございます。 紅映
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