初めてのウィーンと今年もパリで夏休み　2

2014/06/20 - 2014/07/02

今日はこの旅のメインイベント（？）ウィーンフィルを楽友協会で聴く日です。
夫は中学生の頃、全国でも強豪校の吹奏楽部で部長をやっていたとかで、クラシック音楽が大好きです。
方や私は結婚するまでは、中学の課外授業で上野の文化会館にオーケストラを聴きに行った1回だけ。全く素養がありません。

ウィーンに行くならぜひともウィーンフィルを楽友協会で聴かせてあげたいという、見上げた妻心（自分で言う）。
ネット検索頑張りました。で、公式（？）ダフ屋発見、早々にチケットを購入し、自宅まで発送してもらいました。
早い購入だったのでその時にあるチケットの一番よい席、前から20列目のど真ん中でした。

今回の公演は定期演奏会。ヤンソンスが体調不良のため、直前で演目と指揮者が変更になりました。
夫はがっかりしているかなー？と思ったのですが
「若い指揮者で初めてのウィーンフィル、ということはオーケストラ主導の公演になるから珍しいことで、これはなかなかない機会だから楽しみ」ということでした。

私も数年前に東京で聴いて以来のウィーンフィル（この時の音楽体験は、それまでとは全く違うものでした）、楽しみです

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

前日の土曜日も公演がありましたが、パリーウィーンの最終便に乗れないと、聴けなくなってしまうので、時差ボケもない翌々日のチケットを取りました。
夫「午前中の公演だと昼食前だし、うたた寝しないしいいよね！」って。え、あんた寝る気…？

昼間だし、とまあまあ楽な格好（東京でレストランで食事するくらいの）できたら、結構、みんなおしゃれしてきている…。

思っていたより小さなホールです。黄金のホール

頭髪が白い人たちの社交の場となっています。代々、年間シートを持っているご家庭の方達ばかりでしょうか。
後ろ正面は立ち見席で当日に販売されるんでしたっけ？満員でした

休憩時間中

現地の皆さんは引けるのが早いです。
いつまでも写真を撮っているのは我ら観光客ばかり。

ここのホールの音はすごいですねー。
迫力のある音の重なりなんだけれど、音が大きいというのとは違う、楽器の音がクリアに聴こえながらも、きれいに調和する。
音楽オンチの私でもびっくりするような音像でした

昼食は歩いて帰る途中にちょっと立ち寄って老舗カフェで。
オーストリアはイタリアと国境を接しているせいか、コメとかパスタ料理が多い。
すでにコメ欠乏症につき、（また）旬の茸のリゾットとたっぷりのサラダ。すごくおいしい上に安い（10ユーロしなかった）

夫はシーザーサラダ。
二人とももちろん、ビールです。
本当はケーキも食べたかったけれど、満腹に

そう、老舗カフェに求めていたインテリアはこういうの！！

窓の外はいい天気。このあたりは観光地ではなく静かな住宅街

カフェシュペール

見上げれば青空。気持ちよい気候。

東京にいる間は激務で、旅に出る前の1か月はほとんど早朝帰宅だった夫。
（で、その頃、W杯を見るために私が起き出す、と）
ようやくリラックスしてきた、ということです。

観光客より地元っ子が多い店

ここは再訪したいなぁ

お腹が満たされ、アパートまで歩いて帰ります

アパート近くの店が色々ある通り。坂になっていて上品な道玄坂な感じ

着替えてMQに。
今朝、大家さんからメールが来ました。
「アパート付近でハリウッド映画の撮影があるので、不便があるかもしれません」と。
アパート近くの裏道にある商店がいくつか、昔仕様に内装（棚や商品）や外観（看板等）が変わっていました。
そして、向かいからは衣装を身に着けたエキストラ（？）のみなさんが歩いてきました。
アパートの前にはケータリングの車も（つまみたかった）。
後日、旧市街でも同じ一団が撮影をしていました。衣装から察するに19世紀末から20世紀始めの物語のようです。

2年前のパリ滞在でもハリウッド撮影を見かけました（この映画は今年のパリの地下鉄で広告を何度か見ました。いまごろ、上映するんですね）。
旅行中に撮影に遭遇するのは二度目です

美術館へ

よい眺めです。
ウィーンは本当にしみじみストレスのない街です。
のどかというか田舎というか

日曜日なので人出も少ない

レオポルト美術館からの眺め

ウィーンの大きな通りは自転車専用道路がありますが、結構、歩道を走っている自転車もあり。歩道を走る事が厳しく禁止されていないのかな？
このあたりは歩道も広いので自転車もらくらく。
次の訪問では自転車を借りてみようかな

昨日から気になっていた。アパートの先からアイスを食べながら歩いてくる人たちが。
今日もたくさんの人がアイスを手にやってくる。どうしても食べたい。
アパートから数軒先に行列のアイス屋発見！もちろん並びます。

フレーバーを2種類選んだら、店員さん（イケメン）が小さなカップを掲げるので、大きい方を指差した。
2種類では埋まらない大きさなので3つ選んだ。
カップの大きさは長さ10センチほど、その上に5センチほど盛り上げてくれる。
店を出てすぐに食べはじめて、写真を撮ってないことに気づく。食べかけですみません。
ココナッツ、バジル、カプチーノ
大変おいしゅうございました

またMQへ（1日何回行くのか）。
楽しみにしていたクンストハレでのIza Genzken。
昨年末、夫はニューヨークで大回顧展を観ているがそれとは全く違う展示で喜んでいた。
これはWolfgang Tillmansとの共作。大作が観れてうれしい

美術館に掲げられていた巨大ポスターと同じデザイン。
これのエディションポスターを購入しました。
1枚はマイケル好きの友人へのお土産。

ウィーンはトラムの電線から街灯の電源を持って来ているのですね

ちょっと早いですが（20時半前）、今日のサッカーが気になるので（私だけが）、アパートからすぐの居酒屋へ

建物に囲まれた中庭は満席で、そこを通って裏通りにでた席に着きました。
いい気候でいい気分。白ワインがすすみます。
「ゲシュプリツター」も飲みたかったのですが、「アルコールが薄まってしまう」ので、貧乏性なんで試しませんでした

こちらはおつまみが充実、食べずに飲んでいるだけの若者グループや前菜的なものだけを食べている人や様々。そしてベジメニュー、ビオメニューが充実してました。お手頃価格だし。
これはフムス。他にオーストリアのオーガニックハムをつまみながら、白ワインをいろいろ試しました。
食べ過ぎにならず、なかなかよい夕食でした