初めてのウィーンと今年もパリで夏休み　1

2014/06/20 - 2014/07/02

春から初秋まで仲の良い友達がウィーンで暮らしている（秋冬は日本）。
「ウィーンも飽きたからそろそろ違う所に行くかも」というので、彼女がいるうちに、昨年から今年の6月はウィーンに行こうと決めていた。
4トラで質問もして、みなさんに色々教えていただき、ウィーンフィルのチケットも無事手に入れ準備万端！のはずが…
肝心の友人が「仕事の関係で今年は9月まで日本にいる」とかで。
残念ですが初めてのウィーン、楽しみです。
宿泊はいつもの通り、個人貸しのアパルトマンです。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリCDGで4時間の乗り継ぎです。
ギリギリ前の便でも乗り継ぎ可能でしたが、日本出発が遅くなったりすると間に合わなくなるので余裕を持って。が、パリ到着が30分以上も早くなり、入国と荷物受け取り（乗り継ぎで行方不明になるのを恐れて、時間もあるので）、のんびりターミナルを移動しても一つ前の便に間に合いました。
早過ぎでチェックインできず、仕方なくヒポポタミュというチェーンバーガーステーキの店で夕食。

ウィーン到着は22時半頃。アパートの大家さんがプライベートタクシー（25ユーロ）を手配してくれました。
タクシーに乗ったら運転手さんが大家さんに連絡もしてくれて、さらにタクシーはリムジンで席もゆったり、らくちんでした。
市内と空港はすごく近いのですが、空港周辺は真っ暗、ウィーンの街中も金曜日夜というのに、人通りが少ない。
アパートは友人にも聞いてMQのそばにしました。最寄り駅はフォルクステアター（徒歩2分）。
私たちの旅のスタイルにばっちりの場所でした。
近くのカフェにお酒でも飲みに、と思ったけれど、大家さんがビールを2本と赤ワインを用意してくれていたので、それを飲んで大人しく就寝しました…

アパートは60歳くらいの女医さんの持ち物で、大家さんは同じ建物の上に住んでいます。
夜遅いチェックインも問題なし、何かあっても相談できるので安心です。
120m2、2寝室という広々、インテリアも素敵、とても清潔で静かで居心地のよいアパートでした。
もう少し狭くて安いアパートもありますが、旅の予算「1泊1部屋3万円以下」（ホテル代が高い都会でも安い田舎でもバジェットは同じなので、ホテル代が安い場所はよいホテルに泊まれる）という予算より、ずっと安く泊まれました。
普段は狭い家で暮らしているんだから、せっかく予算より安く泊まれるのだから、と大きな部屋を借りてみました。

ダイニングは6人掛けの大きなテーブルの広々とした部屋。
テーブルは引き出して12人まで掛けられます。が、活用できませんでした。
バスとトイレは別、バスタブあり、洗面ボウルは2つあり。
バスルームでも寝られそうに広いですし、玄関ホールなんか10畳以上はありそうです。

リビングから中庭をのぞむ。とっても静かです。
リビングのソファーも3人用が二つあるので、一人一つ、ソファーでごろりん、とできます。なんて贅沢な…
ウィーンの住宅事情、堪能しました。

アパートの階段。アパートにはエレベーターもあります

最寄り駅名のフォルクス劇場

美術史博物館

ルーブル美術館のような混雑を覚悟して行ったら、全然大丈夫でした。

挨拶くらいはできるようになっておこう！と4月からの約3か月分、NHKのドイツ語講座を録画して、旅行前日に（笑）まとめて（飛ばして）観ました。が、聞いていた通り、ドイツのドイツ語とオーストリアのドイツ語は発音も微妙に違いますね…。
というわけで、現地の人の真似をして覚えました。
美術史博物館のチケット売りのおじさんが、まずは簡単な挨拶を教えてくれました。親切です、余裕がある対応をいただきました！

床のデザインが素敵
ここでは2階の絵画フロアだけを観ます

ベラスケス。
間近で観る雑に見える筆遣いも引いて観るとレースだとわかる…

館内のカフェ。写真で見る方が素敵だった…。素敵なんだけれど、ちょっと落ち着かない感じ…、なのでここで昼食は諦める

クリムトの壁画。対面の望遠鏡で細部を楽しみました。じっくり楽しめたのはやはり、人が少ないから。
子どもの頃から大好きだったブリューゲルがたくさん観れて幸せ。ルーブルには1枚だけ（だっけ？）しかないし…

MQではフリーマーケット開催中

セグウェイで観光もこういう天気だと楽しそう

昼はカフェムゼウムでとることに

まずはビール。2杯が小さな銀色のトレーに載せられて出てきます

老舗カフェで内装がよい、と聞いていたのですが、最近、改装したようで、残念ながらファミレス風に…

夫はハンバーグ

私は旬の茸のオムレツ。黒パンの上にのっています。
料理はまずくはない、が、特別美味しくもない。
サービスも悪くはない、が、特によいわけでもない。
しかし、価格は高い…。

楽友協会前のポスター

1週間早ければバレンボイムだった

ウィーンミュージアムカールスプラッツへ

クリムトのサイン

ブラームスに見られている…

公園の横を通り…

これは何だろう？

カールスプラッツ駅

ひまわりのデザインが気に入りました

トラムの停留所の案内がかわいい

東京の路面電車の走る街生まれ育ちなので、トラムには親近感があります

公園のカフェ。天気のよい土曜日なのでたくさんの人出です。
なんてことないメニューの（観光客からするとつまらない）店ですが、老舗カフェは年配の方や観光客ばかり、どこの国にもあるこういったカフェは若者で賑わっていました

歩いていたらナッシュマルクトがあったので、5分ほど立ち寄りました

セセッシオンにやってきました。
ここに来る途中の公園でアジア人の男性に道を聞かれました。
中国語で聞かれたのでわからない、と答えたら「ゴールドがどうたら」という。
セセッシオンのことかな？と聞いても、肯定の返事がない…。
何度聞いても行きたい場所が聞き取れないから、ごめんなさい、わかりません、と答えたら、ブチギレされました…。なぜ…？地元民じゃないから無理よ。
パリでも薬局のレジに並んでいたら、前に並ぶフランス人のおばちゃんに「ここのレジは処方箋専用だから違うわよ」と教えてもらい、さらに前にいるアジア人が教えても理解しないで並んでいるから、あなたが教えてあげて、と頼まれて「ここでは会計できないから、あっちの列に並んで」教えたのですが、ここでも彼女達が「why?!」の連呼、こちらは「処方箋」という英語がわからず、「英語で説明できないから、とにかくここではできないから、あっちのレジへ」と伝えたらブチギレされて…（結局、列を割り込んでたんだから、いいじゃん、と思った）
中国の中国人は親切な人が多いのになんで？！

セセッシオンのベートーベンフリースはすごくよかったです！感動！

MQに戻ってきました。
土曜日なので人がたくさん

広場のカフェも若者でいっぱい

今日の観光の最後（頑張った！）MUMOK
Christopher Wool

Cindy Sherman
MUMOKの特別展も面白かったです

やっぱりこれを食べなきゃ。
もう1店の方は巨大すぎたのでこちらへ。
こちらも十分、巨大だった…。
ウィーン関係の仕事をしている別の友達に後日、聞いたら、その巨大の店には子どもサイズがあるとのこと。
その友人はいつも子どもサイズをオーダーするそうで、今度からそうしよう。

料理はおいしく、サービスも親切でフレンドリーでとてもよかったです。
ここの白ワインは高かったけれど、とっても美味しかったです。高いだけある。
予約してから行きました。
奥のサロンはピアノ演奏あり、手前の部屋よりシックで、ウィーンのご家族かな？数家族がおしゃれをして食事をしていて雰囲気もよかったのですが、通されたテーブルがピアノが近い、ちょっとうるさい。
サービスの男性はすぐに察して「ここがよいと思ったけれど、他のテーブルでもいいですよ、お好きな席へ」と。
で、この時夫が「ピアノは好きではありません」と直裁な返答を…。中学生英語で…。他に言い方なかったのかい！とツッコミしました。とりあえず。
ここに限らず、カフェは勝手に好きな席へどうぞ、だし、レストランなら空いている中で一番いい席に案内した上で、「この席でいいですか？」と聞いてくれるし、人種差別的なことは全くされませんでした。

ウィーンの方がパリより暮れるのが早い気がします

のんびりアパートまで帰ります

サッカー、気になるよね、私もすごく気になるので（入居時、大家さんに「W杯が見れるチャンネルは？」といの一番に聞いた）、やっぱり急いで帰ります

この旅行記へのコメント （2）

• Boa Viagemさん 2014/07/08 19:52:20

  Wienにおいでになったとか

  bpmu46さん、
  お久しぶりです。
  ご旅行記拝見させていただきました。
  何時ぞやおっしゃっていらした季節にWienにいらっしゃったのですね。
  良い滞在になって良かったです。
  当方、南米に2回行きましたので、しばらく欧州については投稿していませんでしたが、またクチコミしていきます。ご覧ください。
  
  Boa Viagem

  bpmu46さん からの返信 2014/07/08 20:47:22

  RE: Wienにおいでになったとか

  Boa Viagemさん、こんにちは。
  せんだってはありがとうございました！
  ウィーン、行ってきました。
  想像していたよりずっとよい街で、ウィーンが大好きになりました。
  また、理由をつけて行きたいです。
  
  南米ですか、いつか行きたいです。
  
  初めてのウィーン、たくさん写真を（夫が）撮ってきました。
  また続きをアップしていきます