特典ビジネスクラスで台北2泊3日（３：故宮博物院と九份へ遠足編）

2014/07/04 - 2014/07/04

2日目は6時半起床。事前の天気予報とは違って、今日もよい天気だ。

もともとの予定だと、今日は午前中に故宮博物院へ行って、午後は九份を散策。夕食も食べてしまって、帰りがけに饒河街観光夜市に寄り道…というプランだった。けど夜市は昨日行ってしまったし、そして鼎泰豊が気に入ってしまって、今日も行きたい！ということで、九份はお茶で切り上げて、またしても鼎泰豊で夕食をいただくことに。


【今回の行程】
　7/3（木）：東京⇒（航空機）台北⇒淡水⇒夜市
●7/4（金）：故宮博物院⇒九份
　7/5（土）：台北⇒（航空機）東京

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

7時にルームサービスの朝食を届けてもらった。

こちらは台湾風のおかゆNTD300。メニューに『とりにくのぼろ切れ』って書いてあったのはご愛敬だ。あっさり味で美味、でも想像以上に量が多くて妻は途中でギブアップ。

シーザー パーク ホテル 台北 ホテル

そしてこちらはコンチネンタルブレックファストNTD360。パン2つとフルーツ、飲み物はそれぞれ好みのものが選べる形式。朝は少食な僕にぴったりの量だった。

あれ？デニッシュにチェック入れてたはずなのに食パンが入ってる…

糖分が少なくなりがちな中で飲んだこのココアが甘くて美味しかったなぁ。

シーザー パーク ホテル 台北 ホテル

8:10、ホテル出発。台北駅からMRTの北投行きに乗ること10分で士林駅に着いた。

士林と言えば夜市で有名だけど、故宮博物院に行くバスもここから出るのだ。駅にもちゃんと案内があって安心。

士林駅 駅

このCの場所からバスが出る。駅を出て少し歩いて、通りを右折したところだ。

士林駅 駅

バス停。『故宮博物院行き路線バス』って書いてあるから安心と思いきや、バスの停まる位置は決まってないようなので、前面の行先や側面の経由地を確認すべし。故宮博物院くらいの著名な場所なら、経由地表示されているだろう。

待っているのはざっと10人ほど。平日の朝イチだからか、あまり多くない。

士林駅 駅

待つこと数分でやってきた815系統のバス。系統によって違うだろうけど、この815系統は士林乗車時はEasyCardのタッチは必要なくて、下車時のみタッチ。

揺られること15分で故宮博物院に着いた！バスから降りてくる人々、海外の観光客らしき姿はなくて、ほとんどが地元台湾の人に見える。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

すでに開館から30分過ぎた午前9時、でも思ったほど混んでないかなぁ。

そしてやっぱり朝からジリジリと暑い。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

歩くこと数分で入口に到着。中に入ると、ようやく涼しい空気とご対面！救われる〜

まず入場券を購入、1人NTD250。そしてせっかくなので日本語の音声ガイドも借りてみる。1台NTD100で、パスポートをデポジットに預ける。いろいろな展示品に3ケタの番号が振られていて、その番号をガイド機に入力するとその展示品の解説を聴けるという仕組み。

内部は撮影禁止なので写真はないけど、本当に広い＆展示品が多くて、1時間や2時間ではとても見きれない感じ。そして残念なことに、かの有名はハクサイは日本での公開のために持ち出されてしまっていて、ココにはないのだ。何というバッドタイミング！いや、知ってたけど。でも角煮も象牙の玉も見られたからいいもんね。

器にも書にも明るくないから、何をどうめでれば良いのか分からない。やっぱり知識が必要だなぁ…

朝は空いてたのに、10時ごろから急に混みだしてきて、あちこちに行列もできるようになってきた。そして強い冷房に当たり続けてきたから結構体も冷えてきた。成田で買ったジャケットがここでも大活躍だ。

ちょっと駆け足気味に一通り回って1時間半、結構足が痛くなってきたし、早いけど昼食にしよう。

国立故宮博物院 博物館・美術館・ギャラリー

やってきたのは、博物院の4階にある三希堂というレストラン。ピーク時にはツアー客で大混雑するのだろうけど、11時過ぎだとまだまだ空いてる。我々も窓際席に案内してもらえた。

飲み物は鉄観音茶。台湾で出てくるお茶は本当にどれも美味しい。

三希堂 (サンシータン) <国立故宮博物院> カフェ

そして台湾の名物B級グルメのひとつ、牛肉麺を食す！

去年の9月に台北駅で食べた牛肉麺はちょっとシナモンが強くて、いかにもB級グルメの味だった（美味しかったには美味しかった）けど、ここの牛肉麺は上品というか、ビーフシチューっぽい味がした。ほんのりスパイシーで美味しかった。

牛肉麺2人前と鉄観音茶、オレンジジュースでNTD946。ちょっぴり観光地価格。

三希堂 (サンシータン) <国立故宮博物院> カフェ

もうお腹いっぱい。

だんだんと混んできたし、次の目的地へ向かうとしよう。

三希堂 (サンシータン) <国立故宮博物院> カフェ

来る時に降りたバス停のすぐ先が、士林駅方面へ向かうバスの乗り場。今度は304系統のバスだ。

そしてここでキティちゃん発見！台湾では結構あちこちでキティを見かける。

クロネコヤマトは1歩前へ、どころか世界へ。

士林駅からMRTに乗り、13:29に台北駅着。乗った場所がちょうど良くて、改札を出たら目の前が台鉄の改札口。ホームに上がったら、ちょうど蘇澳行きの各駅停車が着くところだった。何というグッドタイミング！これもEasyCardあってこそだ。

13:34発の各駅停車で立ちっぱなしのまま約50分、14:22に瑞芳（ルイファン）到着。九份最寄りの駅だ。駅の温度計にはまたもや34度って出てる。暑い暑い。

瑞芳駅 駅

有名な観光地だから『九份はコチラ⇒』なんていう看板があるかと思ったけど、見た感じそのような案内はない様子。そして観光客らしき人の姿がほとんどない。ここからバスに乗ることは分かっているから、通りのあっち側とこっち側のどちらかのバス停で待てば良いんだけど。はて、どっちだ。

そこへあっち側のバス停に1台のバスが。…お、金瓜石って書いてある？金瓜石行きなら九份にも立ち寄るはずだ。

瑞芳駅 駅

あっち側のバス停に渡って、路線図を確認。

どうやら九份まで行ってくれそうだ。

瑞芳駅 駅

待つこと数分、14:38にやってきた788系統のバス、路線バスだけど観光バスのようなハイデッカーでやってきた。ガラガラの車内にようやく腰を落ち着ける。

山道をぐんぐん進むこと10分ちょいで九份老街のバス停着。

あー、軽く酔ったかも…

バス停のすぐ裏にある展望台からの眺め。

遠くに海が見える。夕景は綺麗だろう。

九分 旧市街・古い町並み

そして振り返ると人だかりが。いろんなガイドブックに載っているこのセブンイレブン、これが九份の中心となる通り『基山街』の入り口だ。

九分 旧市街・古い町並み

『九份古い街』

進んでいこう。

九分 旧市街・古い町並み

本当に平日か？っていうくらいのものすごい人の数。

そして充満するニオイ。んー、臭豆腐の匂いはやっぱり得意ではないなぁ。

さっきの酔いもあって、個人的にいろいろカオス。

九分 旧市街・古い町並み

あちこちで見かけたからすみ。

九分 旧市街・古い町並み

ひたすらに黙々と歩き続けること15分で石段の通りに出た。何となく伊香保温泉を思い出す。

九分 旧市街・古い町並み

歩き疲れたし暑いし、どこかこのあたりでお茶したい！

台湾と言えば茶芸館、ガイドブックにも載っている阿妹茶酒館に入ってみる。

阿妹茶酒館 カフェ

正式な名前は知らないけど、石でできた茶船が軒先に。これは涼しげだ。

阿妹茶酒館 カフェ

日本語のお上手な店員さんに案内されて、窓際の席へ。ちょうど空いてるタイミングで良かった。

お茶は2人で凍頂烏龍茶に。すると茶道具と茶葉を出してきてくれて、最初は店員さんが解説付きで1杯入れてくれた。聞香杯の香りもお茶も絶品だ。

急須に入った茶葉1回分でお茶6杯くらいはいけるそうだ。テーブルの脇にはアルコールランプで加熱されたやかんがおいてあって、好きなだけお茶が飲める。減ったら足してくれる。本当にマメな店員さんだ。

阿妹茶酒館 カフェ

そしてお茶受けは杏仁豆腐。ちょっと固め、あっさり味で美味。

ラピュタの曲がエンドレスで流れる中で、ゆっくりと楽しむお茶。いいひとときだ。予定より長く50分もいてしまった。

阿妹茶酒館 カフェ

残った茶葉は持って帰れる。どうやってカバンに詰めようかと思っていたら、『箱あるよー』といって詰めてくれた。帰国後も飲んでるけど、美味しいお茶だ。

茶葉NTD600、湯が2人分でNTD200、杏仁豆腐が1つNTD60。

九份の人ごみはもうお腹いっぱいだけど、ここの茶芸館はまた来てもよいなぁ。

阿妹茶酒館 カフェ

石段を下へ下へ。

九分 旧市街・古い町並み

九份バス停で帰りのバスを待つ。ここは来る時に降りた九份老街バス停よりも駅寄りだから、九份老街から乗ってきた人で混んでるんじゃないか…

と思ったら、案の定座れなかった。そしてまたもやプチバス酔いだ。普段はあまり酔わないんだけどなぁ。

次の台北方面行きは瑞芳発16:46の鶯歌行き各駅停車。ホームには結構人が待っていて、列車は混雑する予感…

と思ったら、やってきたのはたったの4両編成、すでにラッシュ並みの混雑だ。そこへ瑞芳から乗り込むたくさんの人。うひゃー。

たまらず途中の八堵（基隆方面行きとの分岐駅）で途中下車。基隆からやってくる列車に乗り換えることに。

乗ってきた列車はご覧の通りぎゅうぎゅう詰め…

瑞芳駅 駅

17:26発の新竹行きに乗ろう。何か列車遅れてるみたいだけど。

やってきたのは基隆からの列車、さっきの列車より明らかに空いてる。途中で座れたので、思わずひと眠り。台北はもうすぐだ。

瑞芳駅 駅

18:00に台北について、そのままMRT板南線に乗り換え、18:25には昨日も来た鼎泰豊忠孝店に！今日も夕食は点心だ。

昨日と同じようにまず店頭カウンターで人数を告げると、今日も20-25待ちとのこと。メニューカードを受け取って今日の注文を決めよう。チャーハンは結構多かったから今日はやめて、点心を多めに。そして鶏肉のスープも美味しそうだから注文してみる。

鼎泰豊 (忠孝支店） 中華

18:50、ぴったり25分待ちでごあんなーい。

まずは普通の小籠包10個と空芯菜。あぁぁ美味しい！

鼎泰豊 (忠孝支店） 中華

海老しゅうまいも美味しい！

そしてスープ、スープだからと侮るなかれ。中の肉はかなりのボリュームだ。

鼎泰豊 (忠孝支店） 中華

ヘチマ小籠包10個。やっぱり美味しい！

量としてはこれで2人がちょうど満腹に。昨日よりはちょっと高くて、全部合わせてNTD1287（4000円くらい）。ごちそうさまでした！

鼎泰豊 (忠孝支店） 中華

帰りのMRT車内で見かけたJR東日本の広告。台湾では今山梨がイチオシらしい。

20:15、ホテルに帰着。今日もいい天気といい食事に恵まれた1日だった。

シーザー パーク ホテル 台北 ホテル