2014/05/30 - 2014/05/30
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どこさへきさえんさん
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★2017年5月19日再訪し一部書き換えました★
自分のブログを参考にして歩きましたが、まあまあユースフルな内容だったかなと思います。
家庭の事情で、海外は無論の事、国内旅行もしばらくできなかったのですが、日帰りならなんとか行けそうな状況となり、悲願叶って半年ぶりに大好きな山歩きに行ってきました。日帰りという事で遠くは無理ですが、毎年行ってる箱根や、越生、青梅方面のツツジに間に合わなかったので、以前から気になっていた日光霧降高原のツツジが見頃との情報を耳にするや、日帰りにはちょっとハードですが急きょ出かけてきました。
周回コースではなく、歩き始めと終点が別地点なので、車ではなく電車で。行きは北千住から快速(安い)で、帰りは急いでいたので東武スペーシアを利用しました。
霧降の滝に近いツツジヶ丘では花は終わり近かったのですが、やはり霧降高原のバス停付近まで上って行くと濃いピンクの花々が元気に迎えてくれました。
路線バスの本数が非常に少なく、帰りのダイヤを気にせず歩いていたのですが、途中で「ん?この調子ではヤバくない?」と気づき、超特急で歩いた為、旅行記の最後の方がしり切れトンボに...(滝の写真は3年後の2017年に追加)
ともあれ、初夏の爽やかなハイキングを満喫した1日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東武日光駅から霧降高原方面行のバス停は、駅を出て右、「2D」です。パスモ使えます。
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約20分で「霧降高原」に到着。以前「第3リフト」があった場所に停留所はあり、「高原ハウス」も新しくなっていました。キレイなWCを借り、案内所で簡単なハイキングマップをもらって出発です。スタート地点は2つ目の駐車場の奥から下って行くのですが、わかりづらいので案内所の人によくきいて歩き出しましょう。
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こんなかんじでゆるやかに下っていきます。さっそくツツジも咲いていて、日影が無いのが難ですが、るんるん気分でスタートです。
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ツツジのトンネルぅ~
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歩きだして10分弱で、先ほどバスで上ってきた霧降高原道路にぶつかるので、下を通るトンネルをくぐって進んで行きます。
その先は木々が茂った道で、いよいよ山歩きっぽくなってきました。 -
新緑の雑木林に野生のツツジが鮮やか。鳥のさえずりもにぎやかです。
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ツツジの花が宙に浮いている!
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イチオシ
そのままカーテンかベッドリネンの柄になりそう!
この後、右に戌辰の道を分ける分岐点を通ります(道標はつつじが丘と出てました。今回は直進、大山方面へ向かいます)。その地点で3人のご婦人ハイカーが小休止していました。大山方面から逆ルートでいらした方は、眺めもいいしルートもわかりやすいと教えてくださいました。安心!
この分岐点通過は、霧降高原道路をくぐった所から25分で、標準タイムは30分なのでややせっかちペースです。 -
先ほどのご婦人は教えてくれませんでしたが、戌辰の道分岐点を過ぎてスグ、急斜面崩壊現場に遭遇しました。登山道はガレの中に埋没し、テープで行く手を阻まれました。そしてこれといった迂回道も無い・・・。右の急斜面の下は谷底なので左の森の中、木につかまりながら(結構急)難所を越えました。今回のルート中唯一の危険箇所でした。危険度が大きかったためもありこの現場は写真とれませんでした。皆さんお気をつけて。
その後は森の中をぐんぐん下って行き、写真の合柄橋へ。霧降滝や隠れ三滝の上流にあたる沢ですが雨の後でもない限り枯れています。どこへ向かって進んでいくかちょっとわかりづらいですが、対岸やや上流方向に道標が設置されてました。かなり見づらいですが写真の右上です。 -
コレです。
来た方向が「高原ハウス」、現地点が「合柄橋」。そして「大山」の方向へと上って行きます。 -
上って、下って、しばらく行くとまた同じような枯沢に出ました。何の道標も無いです。昔のマップによると、おそらく「ツメタ沢」がここではと思います。ロープが渡してあるのでそれを目印にして対岸へ。
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あとはひたすら上るのみです。といってもこの区間はさほど急登はなく、ツツジの中をゆけば鼻歌も出ます。「丘を越〜え〜ゆこうよ〜、口笛〜吹きつ〜つ〜」
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地面にもツツジが散り敷いています。
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あっコレは・・・噂の(?)鉄状網越えのハシゴでは!? ハリキッテ上ろうとしましたが、ここの有刺鉄線は既に切られていて、普通にコレの横を素通りできました(左側を上ってください)。
ちなみに大山山頂と、(写真は無いけど)猫の平からマックラ滝へ下って行く途中にも出現し、そこのは現役機能してました(家畜が外へ出ないための柵または鉄状網がありそれを超えました)。 -
各種HPの地図や案内書でもらったマップに、「ゲートを抜けて牧場内へ」と載っているそのゲートは、これでした。合柄橋から急ぎめに来て20分でした。これをマンゲートっていうそうです。牛のゲートは「カウゲート」とか「アニマルゲート」っていうんでしょうかね? 牛のみならす、メタボくんも通過できません。ご注意を。
そしてここをくぐると -
いきなり牧場内です。一番高い所が大山山頂ですが、どこを目指せばいいのかちょっと戸惑うかもしれません。この写真で説明すると、左側から遠くに見えている森の先端のあたりが頂上です。
前回来た時は霧で遠方まで見えなかったのでかなり不安でした。もしそのような悪状況でしたら、ひたすら坂を登る、気持ち左方向へ・・・ってかんじで進んでください。というのは左に寄り過ぎた場合は牧場の端、つまり森に遭遇しますのでその森に沿って上れば大丈夫なのですよ。 -
森の先端にあずまやが小さく見えてきました(この写真では厳しいかな・・・・)
結構息が切れます。っていうか、目標物がずっと見えてるのになかなか近づかないって結構しんどいもんです。 -
ヤッター、大山山頂とうちゃ?く!「マンゲート」くぐってから15分くらいかかりましたよ。ずっと見えてた場所なのにね~。
山頂にはあずまやがあります。何故かテーブルがえらい傾いてました(2017年5月、テーブルはちゃんと直してありました)。直射日光からやっと身を隠せます。ベンチから右方向には赤薙山の雄姿が、左下方には日光市街もなんとなく見えます。
時間もちょうど12:30近くなので昼休憩をとります。牧場に牛さんがいないのが淋しいかな...どこ行っているんだい? -
大山山頂にこんな案内版がありました。ふむふむ、マンゲートを出て、車道をしばらく行き、途中から道をそれ左方へ丘を上って猫の平を目指す・・・、まあ、とにかく行ってみましょう。
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案内版の右方向へ歩き始めると・・・んっ? 前出のハシゴ段再登場!
コレを上って、下って、その先をゆるやかに下って行きます。 -
ありました。マンゲート。メタボくんが通れない門。
ちゃんと道標もありましたので、ここをくぐってさらに下って行きます。
ところが、この後のルートがわかりにくかった・・・林の中を進むのですが中途半端に木がまばらなので、踏み後がどっちなのがよくわからず、常識的に通りやすい場所を選んで進んで行ったのですが、突然鉄状網につきあたってしまいました。迂回しようにも左右は木が茂っていて鉄状網沿いには進めないし・・・鉄状網のすぐ向こうに車道が見えていたので、鉄線の低くなった場所を無理やり乗り越えて車道に出てしまいました。
(2017年追記:このゲートをくぐると目の前に木階段ができていました・・・前からあったけど前回見えなかったのかな!? なのでそれをずんずん下っていけば迷いません。問題無く出口のゲートにだどり着けました) -
車道に降りた後、方向から察して左方向に進んでいくと、ありました!本来通らなければいけなかったマンゲートが。よく見るとそのそばに道標もあるようです。大山山頂出発から約10分後でした。
前回はこの時点では迷った記憶ないけど、なんで間違えたかな??
思えばこれが「最初の」迷子地点であった・・・
この後しばらくは車道をゆるゆる下っていきます。車道とはいっても牧場関係車両以外入れない道なので何も走っていません。前回は雨の後で足元が悪かったためこのままずっと車道を下りマックラ滝へ向かいました。
今回は天気は良いので、眺めが良いという猫の平ルートを行くつもりです。 -
車道をちょうど10分歩くと猫の平への分岐の所に着きました。分岐の目印としては今まで何もない道だったのに左手に牧場の何かの施設(建物ではない)が突然現れた所です。注意して見るとその施設の先に分岐を示す道標もあります。車道は右にゆるやかに続いていますが、この地点で車道を離れ、左の丘を上って行きます。
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道標があったので間違ってはいないはずなのですが、その後道標が無いのと踏み跡のようなものもよくわからないので、全く自信がないまま、最初にもらった簡単なマップに「牧柵に沿って歩く」と書いてあったのを信じて進みます。
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たしかにこの区間は眺めは雄大です。右手に赤薙山が見え始めました。
日本にもこんな景色があるんですね。
しつこいようですが、この景色に牛がいたらもっと良いのに・・・ -
赤薙山の向こうに頭を出しているのは男体山でしょうかね。
その手前に広がる原生林は実際に見るとかなり迫力があります!
しばらく下ると、また車道に出てしまいました。チェックしてきたブログやマップによれば、猫の平に至るまでに車道とは合流しないはず・・・え〜またどっかでルートをそれていたのです! でも、どこで? -
猫の平は小高い丘で眺めも良いはずなので、下り始めた時点で自信が無くなっていたのですが、かといって柵から離れる勇気もなくここまで下ってしまった・・・まわりを見渡してもそれらしきあずまやはナシ。人っこひとり、どころか牛さえいないこんな所で遭難したくない〜。車道をひたすら右に行けば前回通ったルートに合流しマックラ滝に行けるはずだけど、ここまできて戻るのもなぁ。
正規ルートからそれた幅はさほど遠くないはずとふんで、とりあえずやや上り坂となっている左方向へ車道をしばらく行ってみることに。
すると、ありました〜!車道をそれた左の丘のてっぺんに、あずまやが! -
猫の平のあずまやから見た正面の景色です。
赤薙山と原生林、いいですね〜。
ただ今の時刻、13時25分。 -
左ツツジガ丘、右マックラ滝。
時間的には直接ツツジガ丘を目指すほうが短時間で行けそうなのですが・・・。でも今日みたいに暑い日は滝も見たいし。
え〜い、滝を目指すぞ!
ここからかなり急いでマックラ滝を目指しました。すぐに森の中にはいり、かなりな急坂をころげ下ります。 -
写真では平らっぽくしか写らないのですが、結構急です。
このあたりは、急坂で両手があかなかったのと、とにかく急いでいたので写真は無いのです・・・。 -
★2017年5月再訪時
ふと、急坂の途中で立ち止まり振り返ると新緑が鮮やかでした。この年は春先寒い日が多かったのでこの辺りから下でやっとツツジが咲き始めの状態でした。
12~13分下るとT字路につき当たりました。右に行くとマックラ滝、左方向は玉簾滝・丁字滝との道標があります。マックラ滝は進行方向から逆行、そして往復20分・・・、以前来た時見たから今回はパス! 左の玉簾滝を目指します。しばらく行くと右下の沢の音が大きくなってきました。 -
すると、木のテラスのようなものが現れました。ここが観瀑台なのでしょう。
木々の間から玉簾滝が見えました。
実際に見ると川幅いっぱいの岩盤をすべり落ちる滝は、まさに玉簾状でなかなか迫力があります。ただちょっと遠いので・・・・ -
(2017年の再訪時、)その少し先、近くまで降りられるルートがあったので降りてみました。滝の幅、広っ!
轟々とした音も大きく、立派な滝でした。 -
この後、丁字滝へ。丸い木でつくった簡単な渡り橋で対岸に渡り、いったん川と離れて上っていきます。途中木の標識があるのでそこを左に折れ少し下っていくと丁字滝が見えてきます。先ほどの玉簾滝が幅の広い滝だったのに対し、この滝は幅は細く落差があります。言われてみれば丁の字型をしています。
写真で見るより実際には落差があり、見応えあります。
その後はルートが非常にわかりづらかった・・・沢沿いに歩いたり、沢の中州を歩いたり、渡ったりして進みました。対岸にツツジガ丘への道標らしきものを発見できたので、そこを渡り、後は急坂と階段が交互に現れましたがバスの時刻まであと6~7分と迫っており、それを逃すと1時間半バスが来ないのでひ~こらいってかけ上がりました!ハイキングのはずがトレランになってしまった!
猫の平から1時間25分の標準タイムを、滝も2箇所見て1時間でかけ抜け、無事14時24分つつじが丘発のバスに間に合いました?(汗)!
皆様はくれぐれも私のタイムを参考になさらないで、次のバスに合わせてゆっくり歩く事をおすすめします。私も、事情がゆるせば次回はもっとゆっくり歩きたいな。とにかく所々迷いやすいので注意してください。季節的にはバッチリ、大当たりの時期だったと思います。
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