ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014　LA FOLLE JOURNÉE au JAPON

2014/05/05 - 2014/05/05

10 ans La Folle Journée au Japon !のポスターが翻る丸の内仲通り
　　　　　　　　　　　　　　　　2014.5.5　16：16
「熱狂の日」音楽祭には、昨年は5月13日からのフランス旅行の準備であわただしく来なかったため2年ぶりだ。

5月3,4,5の3日間の催しのうち私が行ったのは最終日だけで、池袋から丸ノ内線で東京駅に着いたのが15時半すぎのため有楽町のメイン会場である東京国際フォーラム周辺のイベントはほとんど見なかった。

何度も撮影している東京駅（丸の内駅舎）は今日も新丸ビル7階テラスから見ることにした。あいにくの曇り空で積極的に景色を撮ろうという気分ではなかった。

新丸ビルの3階ホールでのコンサートが17：00からと係員に教えてもらったので、それまで1時間もあるので隣の丸ビルに行ってみた。
丸ビル1階のイベント広場マルキューブでのコンサートも同じく17時で、席を確保するには並ぶ必要があるので躊躇した。
お堀端の日比谷通りを歩いて明治安田生命ビル複合体のマイプラザMy Plazaでも17時からコンサートがあり、席は早いもの順で確保できたのでここに決めた。

丸の内マイプラザでのコンサートはサックス山川寛子、ピアノ黒柳容子、ヴァイオリン齋藤彩の「歌声のようなハーモニーで奏でるクラシック」

今回3000円のチケットを買って聴いた演目はホールＡで18：45開演のドヴェルザークのチェロ協奏曲です。
50年余り昔に大学のオーケストラの定期演奏会（チェロ　徳永健一郎:元NHK交響楽団の首席チェロ奏者、1941年4月26日〜1996年5月17日、東京生まれ、兼一郎に改名）と中国地方への演奏旅行（チェロ　斉田出）で取り上げ、それ以来好きになった曲で、自宅ではヨーヨーマYO-YO MAの演奏で時々聴きます。
この日の演奏はアレクサンドル・クニャーゼフ（チェロ）、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、ドミトリー・リュス（指揮）
席は1階18列・51番のＳ席だが、このホールＡはもともとコンサートホールではないため両側の壁に反響板などがなく、むしろ吸音壁のようで、生演奏にしては迫力に欠けていた。
でも開演前の生ビールととんかつ定食のおかげで半分は夢心地で気分よく音楽祭を楽しめたのはよかった。

「熱狂の日」の発祥の地はフランス西部のロアール川の河口に位置する街ナントNantesのため、各種表記がフランス語です。
こんな音楽祭が毎年開かれる街は「なんと」素敵なのでしょう。

今回の撮影はサブカメラのｺﾝﾊﾟｸﾄ･ﾃﾞｼﾞｶﾒCANON PowerShotA2300です。
画質を常用の一眼レフEOS 40Dと比較してはカメラが可愛そうです。

この旅行記はタイトルにふさわしい写真は少ししかなく、もっぱら丸の内の街歩きになってしまいました。

来年も元気で来られれば、また天気がよかったら午前中から来たいと思います。目標を持つことが精神的な生きる支えとなっているのはいつも実感しています。

参考旅行記　
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン音楽祭2011（EOS 40Dによる）
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10564608/
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012
http://4travel.jp/travelogue/10668155

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩

2014.5.5

10 ans La Folle Journée au Japon！
ラフォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014のオフィシャルガイド

La Folle Journéeは「熱狂の日」と訳されています。
今年は第10回記念　祝祭の日

全体エリアＭＡＰ

有楽町の東京国際フォーラムのメイン会場から、丸の内、大手町に至る広い地域のたくさんの会場で催される音楽祭です。コンサートの時間は短時間ですが料金が安くハシゴができます。
無料の演奏も各所で行われるので気軽にクラシック音楽を楽しめます。

丸の内仲通りガーデニングショー2014の表紙

ガーデニングショー展示ＭＡＰ

2014.5.5こどもの日

今日はシニアのこどもの日です。14：44
私が都内へ出かけるときのゲート駅は池袋で、この風景は毎回撮る定点観測です。
明治通り早稲田方面（新宿方面）

池袋駅東口
サンシャイン60がわずかに見えますが、曇り空で目立ちません。

青空を背景にして陽を受けると白く輝いて見えます。
http://4travel.jp/travelogue/10827447
ニューヨークの貿易センタービルが青空に突き刺さったような一枚の写真は一生忘れられないレアものです。
http://4travel.jp/travelogue/10488691
あまりにも深い青空に星が見える？

明治通り巣鴨方面

豊島区大塚清掃工場の高い煙突が見えまーす。

東京メトロ丸の内線で東京駅（丸の内中央地下）に着きます。

丸の内地下コンコースですが地下広場です。
南へ進むとKITTEの地下商店街につながります。

そこにはJTBコミニュケーションズが運営する東京の観光・ビジネス情報センターTokyo Cityがあり、外国語のパンフレットがたくさん用意されています。
この旅行記に写真があります。
http://4travel.jp/travelogue/10827447

地下広場に隣接して丸ビル、新丸ビル入り口があり、このエスカレータは新丸ビルです。15：36

私が知る範囲ですが世界一美しく品格のあるエスカレータ空間です。
丸の内へ来たら必ず乗ることにしています。無料ですよ（笑い）

ＮＹのトランプタワーのよりも広々しています。
http://4travel.jp/travelogue/10488691
ここにTRUMP TOWERのエスカレータの写真がありますが、商業施設然として品格は感じられません。

一階（地上階）へ上がると地下のコンコース（右手にGODIVAがある）と東京駅丸の内前広場の両方が望めます。

新丸ビル1階コンコース

東京の鉄道の玄関である東京駅前にふさわしい格調高いデザイン空間です。
何度ここを撮影したことでしょう。
http://4travel.jp/travelogue/10772820

中央はＪＰタワー

東京駅とグラントウキョウノースタワーなど

日本生命ビル

外国人観光客にとっても人気の撮影スポットのようです。

新丸ビル

行幸通り中央分離帯

ここでは年末に鉄道関連のイベントがありました。

小さな旅　東京ミチテラス2013　
http://4travel.jp/travelogue/10842952

ゴールデンウィークの機関に合わせて丸の内地区ではガーデニングショーが開かれていました。

MARUNOUCHI NAKADORI 2014

Wonder Garden

2014.4.25FRI-5.6TUE

新丸ビル7階テラスから皇居方面

東京駅

ＪＰタワー（右より）
グラントーキョーサウスタワー
フォーシーズンズ東京丸の内

7階のレストラン・カフェ

SO TIRED　疲れたら（tired)ここで休みましょう。

スカイバス

丸ビル1階のロクシタン

丸の内仲通りのガーデニングショー展示

ラ・フォル・ジュルネのポスター

表紙の写真です。

日比谷通り

明治生命館

明治生命館は重要文化財に指定されています。

マイプラザのコンサート会場

仲通りのイタリアンレストラン・カフェ・バー

明治安田生命ビルは日本建築学会賞を受賞しています。

明治生命館に設置された私設郵便函です。

前掲の写真と同じアングルですが、この時間帯になって日差しがあります。16：41

明治生命館はガス灯の雰囲気のある照明がなんともいえない雰囲気を醸しだします。

http://4travel.jp/travelogue/10522181

向かいは日比谷公園

馬場先門交差点　16：43

重要文化財　明治生命館

丸の内ブリックスクエア一号館広場　16：46

ヘンリー・ムーアの彫刻が置かれています。
これは箱根の彫刻の森美術館からの借り物のようです。

ここは面積は大きくはありませんが魅力的な広場です。

丸の内マイプラザでのコンサートはサックス山川寛子、ピアノ黒柳容子、ヴァイオリン齋藤彩の「歌声のようなハーモニーで奏でるクラシック」

プログラムに掲載された曲目は下記の4曲ですがそれ以外にもたくさんあり1時間楽しめました。
愛の挨拶　　　　　　　エドワード・エルガー
誰も寝てはならぬ　　　ジャコモ・プッチーニ
眠れる森の美女　　　　ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
白鳥の湖メドレー　　　ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

これらの他にヘンデルの「水上の音楽」、平原綾香のデヴュー曲「ジュピター」など。
ヘンデル「水上の音楽」
http://www.youtube.com/watch?v=UnTfED5A1yE
平原綾香　ジュピター動画
http://www.youtube.com/watch?v=K7rob0JVlfE
http://www.youtube.com/watch?v=pUCKYFwH8Zk

マイプラザでのコンサート　　17：46

最後に演奏された？「白鳥の湖」メドレーでは、この日に初めてソプラノサックスが演奏されました。
ソプラノサックスは高音域で管長が短いため管の先端の折り返しがありません。
参考動画　http://www.youtube.com/watch?v=AkE_SeHObvk

ホールＡでのコンサートの前に夕食を摂るため、最後までか聴けませんでした。
席を立って帰り際に撮ったのがこれら2枚の写真です。

日比谷通り

左が東京国際フォーラムです。

東京国際フォーラムと向かい合う三菱東京UFJファイナンシャルグループ本社ビル

三菱一号館と丸の内パークビル

ホールＡ
LA FOLLE JOURNEE au JAPON 10回記念　　18：37

開演は18：45です。

開演前のステージ

演奏中は会場内の撮影禁止のため写真はありません。

なんの演奏家のポスターでしょうか。
Musique Russe ロシア音楽

終演後のＣＤ売り場

コンサートの帰りにホールＡに出店していたTOWER RECORDSで買ったＣＤです。

ドヴォルザーク　チェロ協奏曲　ロ単調　作品
WPCS-21056(2229-45252-5)

ムスティラフ・ロストロボーヴィッチ（チェロ）
ボストン交響楽団
指揮：小澤 征爾（おざわ せいじ、1935年9月1日 - ）

このＣＤを聴いてみての印象は、「度肝を抜かれる素晴らしさ！」
私のオーディオシステムによるところもありますが、ホールＡの生演奏より感動し心が震えました。さすが二大巨匠とボストン交響楽団による演奏です。￥1000は安すぎる！

参考までにMy room の Audio System(購入1998)を紹介します。
AMP/CD Player : Accuphase E-306V/DP-55
SPEAKER : DIATONE DS-8000
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu10.html

ホールＡへのエスカレータ

表紙に記載した、大学のオーケストラの定期演奏会でドボルザークのチェロ協奏曲を演奏したチェロ奏者の故徳永健一郎（のちに兼一郎に改名）氏に関連するサイト
http://blog.goo.ne.jp/0612-0523/e/cf0c6567b28ed870cd960609dbde964b
http://tower.jp/artist/799606/%E5%BE%B3%E6%B0%B8%E5%85%BC%E4%B8%80%E9%83%8E
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/8551/tokunaga_meien.html
http://page.freett.com/ncnycy/meiso3-8.html

ホールＡの出口

ホールＡ入口

三菱一号館のカフェ1894　　19：49

三菱一号館美術館の案内

三菱一号館広場の夜景

A16は出入口の番号ではなくレストランです。
California Italian
http://www.giraud.co.jp/a16/
住所 Address
東京都千代田区丸の内2-6-1　丸の内ブリックスクエア1F
2-6-1,Marunouchi,Chiyoda-ku,TOKYO,100-0005,JAPAN
総席数 Seats
96席（店内70席+テラス26席） seats 96（Inside 70+Terrace 26）
電話番号・FAX番号 Tel/Fax
03-3212-5215/03-5222-4565
営業時間 OPEN
11:00〜23:00 月〜土
11:00〜22:00 日祝

LE CAFE カフェ
LA BOUTIQUE　売店
de Joel Robuchon

キャスキッドソン　　英国ブランドの雑貨店

丸の内仲通りの彫刻

丸の内仲通りの夜景

休日の夜8時を過ぎると丸の内仲通りは人通りもまばらです。

昨年のクリスマスシーズンはさすがに賑わっていました。
http://4travel.jp/travelogue/10841691

MARUNOUCHI BRICK SQUARE

ガーデニングショーの展示の一つです。

帰りのこのイタリアンカフェ・バー・レストランでワインを一杯飲みました。19：58

TORATTORIA BAR & CAFE　CUCINA ITALIANA

店内奥の団体席？

となりの席の二人連れの女性が注文したアクアパッツォが美味しそうだったので値段を訊いたら安さに驚きました。
少し分けてくれたのでありがたくいただきました。味は塩分は濃いめでしたが美味しかったです。一人では注文できないので、家族と出かけたときにでも。

お二人さん、ごちそうさまでした、ありがとう。

シマウマの子供の日です。

帰りの東京駅のライトアップです。

東京駅丸の内中央口

ここは通常使用されない貴賓VIP用です。

こちらが一般利用客用の丸の内中央口

おそらく東京駅のたくさんある出入口の中で最も利用客が少ないと思われます。
駅前広場がタクシー待機場で、丸ビルや周辺のビルへ行くには地下コンコースが便利です。

KITTEと丸ビルの夜景

このあたりの夜景は今までに何度も撮りました。
http://4travel.jp/travelogue/10842952
http://4travel.jp/travelogue/10710043
http://4travel.jp/travelogue/10731160

丸の内北口

丸の内北口ドーム

丸の内北口改札口

出入口の上部に設置されたモニターには走っている新幹線の動画が映し出され、見ていて飽きません。
混雑時にはスリにご注意ください。

シニアのこどもの日は充実した6時間でした。20：46

この旅行記へのコメント （2）

• 南国の雪男さん 2014/05/11 22:54:11

  ドボコンは良いですね！

  ゴールデンウィークも、「熱狂の日」をはじめとして精力的に活動なすった様でお疲れ様でした。
  私は、3日は落語会、4日はオケ練習、5日は飲み疲れで休養、そして6日は仕事でした。オケ仲間の中には「熱狂の日」を聴きに行ったメムバーも何人かいたようです。
  N響の徳永さんが、亡くなって随分経ったのですね？私が若い頃に、第1プルトで小野崎さんと2人で熱演していらしたのを懐かしく思い出しました。
  ドボルジャークのチェロ協奏曲は昨年から今年にかけて３回も聴く機会が有り、専門的な事は解りませんが、いつも「良い曲だなあ・・」と感動します。
  ヨーヨーマさんも素晴らしいですが、お師匠さんのレナード・ローズ先生が最も好きです。ローズ先生の事を私に教えてくれた元新日フィルのチェロ奏者、土田英信（改名した様ですが）先生が、３月？に朝日新聞の「人」欄に出ていて驚きました。
  
  yamada423さんの東京駅周辺の旅行記を観るたびに、このエアリアの見過ごしがちな文化・芸術・自然美・新しく出来た建造物などの一コマを見る事が出来て新しい発見をしております。有難うございます。

  yamada423さん からの返信 2014/05/12 20:04:42

  ドボルザーク

  南国の雪男さん　　こんばんは
  
  お便りありがとうございます。
  「熱狂の日」は毎年のことですが、孫がいない私にとっては自分が子供になったように楽な気分でクラシック音楽に親しめる良い機会です。
  
  音楽分野の事情は素人の私には何の知識もありませんが、いろいろと教えていただきありがとうございます。
  
  ドボルザークの9番「新世界より」にはクラリネットが非番の時トライアングルとシンバルを受け持ったことがありますが、4楽章までは出番がなく、その時まで待つのが結構大変だった記憶があります。シンバルはたった一度の「ジャーン」のタイミングを外さないかヒヤヒヤしながらで、また音量の加減がなかなかつかめませんでした。
  
  下記は2004年の中欧3カ国のツアーでプラハに滞在したときの旅行記です。
  中欧3カ国の旅2004（5）百塔の街プラハ/チェコ（後半）
  http://4travel.jp/travelogue/10736075
  この中にこんな記載があります。
  ルドルフィヌム内にあるドヴォルザーク・ホールは、ヨーロッパのコンサートホールの中では最古のものの一つであり、音響効果の面でよく名前を知られている。
  
  このホールの経験はありませんが、ホールＡとは雲泥の差であろうことは容易に想像できます。
  
  > yamada423さんの東京駅周辺の旅行記を観るたびに、このエアリアの見過ごしがちな文化・芸術・自然美・新しく出来た建造物などの一コマを見る事が出来て新しい発見をしております。
  
  所沢の市外部に住んでいるため都会にあこがれて時々出かけます。
  これからもよろしくお願いいたします。
  　　yamada423