2014/04/10 - 2014/04/19
6位(同エリア258件中)
天野川さん
今回の旅行は、「南ドイツ」という名を付けましたが、vol.4からは少し北へ向かいまして、ワイン畑ばかりが続くドイツ西部のラインラント・プファルツ州へ。南ドイツからしばし外れます。
「南ドイツ」とは、ミュンヘンやニュルンベルクのあるバイエルン州と、vol.1〜3で滞在していたシュトゥットガルト、テュービンゲン、ハイデルベルクなどのあるバーデン・ビュルテンブルク州の2州のことをいいます。
一般的に、南ドイツの特徴は、平坦な北部と比べ、山や高原が多く、緑豊かということ。古都・古城が多く、魅力的ということです。人柄は、「気さくでおおらかで愛想がいい」とあり、それは本当だと感じました。
さて、これから行くのは、北と南の中間あたりで、北ドイツ人に対してしばしば「クールできっちりしてる」と評されるゲルマン系が多くなってくるよう。
人間観察するのもわくわくするし、モーゼル川流域にあるエルツ城ととライン川沿いのリューデスハイムなどを訪ねるので、毎日地元のワインが飲めるのが何より楽しみ。
その他の日程の「南ドイツ鉄道旅行」は下記を参照してください。
☆vol.1 ホーエンツォレルン城
http://4travel.jp/travelogue/10879284
☆vol.2 中世の町テュービンゲンを散策
http://4travel.jp/travelogue/10879974
☆vol.3 廃墟に"萌え”るハイデルベルク
http://4travel.jp/travelogue/10880969
☆vol.5 リューデスハイムでドイツ人のゴーゴーを見る
http://4travel.jp/travelogue/10881734
☆vol.6 シャガールのステンドグラス
http://4travel.jp/travelogue/10881929
☆vol.7 ニュルンベルクで地下通路ツアーとレッドビア
http://4travel.jp/travelogue/10882006
☆vol.8 ミュンヘンで完:DBと私にとってのドイツ
http://4travel.jp/travelogue/10882493
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ハイデルベルクの最後の朝。
レオナルドホテルの朝食。モリモリ食べました。
会場にはいろんな人種がいます。
帰りがけ、エレベータでインド人風の人と一緒になりました。
彼はニッコリ微笑むと、"Are you Japanese?"と聞いてきました。
そうですけど。。なんでわかったんだろう。
やっぱりね、という顔をして「よい一日を」と言って去っていきました。
同じ黄色人種が相手をどこの国の人間かなんとなくわかるのは当然として、別の色の人たちから見ても、見分けがつくのでしょうか。
以前、日本人女性の特徴として「アーモンド形の目」について書いてあるのを読みました。私は、典型的なアーモンド形の目なのです。
だからかしら。 -
ホテルをチェックアウト。
本日はワインで有名なモーゼル川流域に行き、エルツ城を見学します。
Hbfまでバスで2つですが、歩ける距離と判断してぶらぶらと歩きました。 -
この緑の絵、知ってる!
アンペルマンです。
旧東ドイツでは、このマークが「Go」でした。
東西ドイツの統合で東が西に飲み込まれる形となり、交通標識などもその例にもれず、消えるはずでしたが、東ドイツの方たちが「愛着がある」「カワイイのに」と抵抗して生き残っているようですね。
たまに西ドイツ側でも、アンペルマン信号だったりします。さきほどの写真にもありますが、ハイデルベルクでいくつか見かけましたよ。 -
ハイデルベルクを10:25発、コブレンツ経由のモーゼルケルン13:11着。
本日の問題は、泊まりがリューデスハイムなので、スーツケースをどこに預けるかということ。
日本での感覚としては、モーゼルケルン駅のコインロッカーに…という感じでしょうけれど、ここくらいの田舎の駅だと無人の可能性が高いのであてになりません。
コブレンツ駅で降り、30分のインターバルがあるから、そこで預けるのが安心だと感じています。となると、帰りの電車でも30分のインターバルがないといけません。荷物を引き取るのでね。
帰りのチケットを予約したときも、そのあたりを考えて決定しました。 -
さぁ、3度目の長距離移動。
今日はスットコドッコイがないことを祈る。
珍しく(?)スムーズにいき、乗り換えのコブレンツ駅で下車。
コインロッカーを探す。
あった!と思ったら、マヌケなことに大きいお金しかなく、ドリンクを購入しにショップへ急ぐ。何があるかわからないので、どことなく焦る天野川。
やっと4ユーロで巨大なスーツケースをしまって、次のホームへ。
4ユーロは安いなぁ。スイスのモントルーでは、9スイスフランで驚愕しましたから。 -
ハイデルベルクからコブレンツまではライン川の西沿いを電車が行きます。コブレンツは地域鉄道と連結していて、そこからモーゼル川沿いを走る電車に乗り換えるのです。
といっても、基本的には、DBサイトで通しのチケットが購入できるので、問題はありません。
ライン川沿いも、モーゼル川沿いも車窓からはブドウ畑が見えます。
今までの車窓とは全く違う風景。
写真を撮りかたったのですが、窓が汚くて。 -
Moselkernに着きました。
単線です。
降りた人は、数人。。 -
本当に田舎なんですよ、ここは。
-
駅舎です。
どこかのおうちみたいです。
大きいけれど、無人駅。やっぱりね。
トイレはありません。
そして、コインロッカーなんぞもありません。
よかった。
コブレンツのような大きい駅で荷物を預けるのは正解でした。 -
4トラの旅行記を見ていると、標識がたくさんあることを知っていたので、まともな地図も持たずにぶらぶらと来てしまいました。
本当に標識がちゃんとあり、安心安心。 -
駅を出て、右へ。
石造りの塀沿いを歩いていく。 -
塀にはこのようなイエスの置物がはまっています。
こういうのは初めて見ました。 -
いくつか曲がるけれども、標識がありますから、安心ですね。
いつぞやの、その通り曲がったら間違うような類ではありませんので、ご安心を。 -
モーゼルワインは、有名ですね。
高級路線と思います。
ワインの地域ですから、装飾はブドウです。 -
ドアの装飾もブドウです。
-
看板も!
-
どこがメイン通りかよくわかりませんが、お店がそれなりにあり、トイレも貸してもらえるそうです。たぶん有料ですが。
でも。。本日は平日のせいか、どこの店が開いているのかよくわかりません。 -
教会です。
-
エルツ川です。
ここをまっすぐ行きます。 -
エルツ城見学の本日は、ハイキングデーです。
今回のドイツ旅行では、ハイキングや山登りを多く入れ込みました。
働きすぎの昨今、心に緑が必要だと感じまして。 -
桜でしょうか?
かわいらしい感じ。 -
可憐です。
ドイツで見かけた桜のほとんどは、山桜で、白っぽくて地味ですが、これはかわいい。 -
山菜。ゼンマイ?
春です。
そうこうしているうちに、 -
民家がなくなり、山道に入ります。トイレはしばらくないですね。
本日の天気は、曇り。最高気温10℃、最低気温2℃。寒いです。
先日は18℃だったのに。こういう寒暖の差は、ヨーロッパならではですね。
寒いというだけで体調を崩す私は、日本から葛根湯を大量に持参してきましたので、寒気を感じると体に投入して、なんとか持ちこたえてきました。
葛根湯を「風邪の引き始めに」と言っていますが、正しくは寒気を感じ「なんかおかしい」と感じた段階でないと、まったく効きません。
軽い風邪ではなく、寒気が体の内部に入り込む前の段階でないと効きません。寒気を体外に叩きだす薬なのです。 -
前回の初ヨーロッパ旅行でも葛根湯を持って行ったのですが、途中で足りなくなり、後悔した記憶がありますので、この点は賢くなりました。
さて、何のお話をしようとしているのかというと、ド田舎をハイキングするにあたって、何を危惧したのかということ。
「トイレ問題」です。
寒いと、頻尿になりますから、第一に寒さ対策となります。それは葛根湯で対処。 -
第二に、頻尿にならないということ。
これの対策がとても難しいかもしれません。
今の日本では、水をたくさん飲むことがいいことだ、尿意を我慢したら膀胱炎になるから行くべきだ…となっています。
これ、ハナハダ疑問のある発想なんです。
泌尿器科のドクターが言うには、「誰が言ったのか、水を1日2リットル飲めだなんて。食事に含まれている水分もあわせての約2リットルなのに。無理やり飲みたくもないのに飲んで、頻尿になり、夜間頻尿で困っている人がどれほど多いか。そのせいで老人が夜トイレに起きて転んで骨折。リハビリの療法士がいつもそれで怒っている」とか。。 -
しかも、「実験で、普通の状態と、水を多く飲んだ後の血液のドロドロ具合はほとんど大差ない」という結果すら出ているというのです。
「そりゃそうだよね。水と油は混じらないんだから。脱水症状はコワイ。それはいけない。でも、脱水の危険もない、飲みたくもないのに『飲め』と言われて無理やり飲んでいる人が多い。大事なのは、適量だよ」と。
そうだったのか…
「頻尿の人には、トイレの我慢はいけないけど、尿意もないのに暇だから行く、気分転換に行く、とりあえずトイレにでも行っとくかはやめて、一回やり過ごしてみなさいと言ってます。すると、膀胱が鍛えられて、頻尿がましになる人が多いんです」と。
この話を1年前に聞き、驚愕しました。そこで、私はたいして行きたくもないのにトイレに行く悪癖をやめて、来るべき日に備えていたのです。 -
こんな緑を見ながら、頻尿の話もなんですけど、自信を持ちました。
今の私なら、3時間ならば、余裕で持ちこたえられますから。
ホーエンツォレルン城でのハイキング(山登り)も、3時間はトイレは見込めませんでした。でも行こうと決めたのは、大丈夫と思えたから。
先ほどの無益な習慣をやめた方たちも、概ね効果があったようですから、毎日の習慣ほど大事なことはありませんね。
今回のエルツ城までのハイキングは、事前情報では40分ということでしたが、行ってみれば1時間半かかりました。
旅では、こういう心配があるので、トイレ問題は行き先を決める重要なポイントになるのです。 -
さて、肝心のハイキングコースは。。
途中までは平地です。
半ばから登ったりしますが、それほどでもありません。
ご年配の方も多く見かけました。
エルツ城へは車以外の交通の便がないということで断念される人が多いですが、歩くのが苦にならない人ならば、問題なしと思います。
あとはお天気次第ということですね。 -
見えてきました。エルツ城です。
-
山の中のお城です。
-
ドイツ三大美城の1つがこのエルツ城です。
vol.1で行ったホーエンツォレルン城もそうです。
残るは、かの有名なシンデレラ城のモデル、ノイシュバンシュタイン城です。
今回の旅では、大人気のノイシュバンシュタイン城は行きません。
バイエルン王家(ヴィッテルスバッハ家)のルートヴィヒ2世が職務をほったらかして、美を追求したから、あの美しい城が出来上がったのですが、個人的にそういう人物を好きになれないので、興味がわきません。 -
さて、このエルツ城。
美かしら?
なんだか、ちぐはぐというか、不恰好なんですよね。 -
入口
-
ツギハギというやつ。。
実際に、パンフレットを見ると、途中で3家に分かれ、それぞれがそれぞれでお金を出して作り、住んでいたとか。
そういう生き方もあります。 -
このような山の中でどのように財を成したのでしょうか?
そこが疑問でしたが、パンフには、エルツ家はモーゼル川など中世の主要な交通ルートを統治したこと、そして、付近の豊富な食糧や天然資源を有していたことが大きかったらしい。
やがて3家は1家になるのですが。 -
内部の展示
-
お金のない家系ではなさそうですよ。
金金、ピカピカ。 -
黄金色に輝いています。
-
-
凄いネックレス。
-
宝剣。
-
素晴らしい装飾ですね。
-
中世の物語『ニーベルンゲンの歌』を読んでいると、ライン川あたりのお城が登場するのですが、お話の中に騎士たちを立派に飾る装飾品、金銀などの描写がありまして、こんなピカピカの、キラキラを目にしたら、それに近い世界であったことがわかります。
-
これでもか!という感じ。
展示室だけでなく、城の内部を見学できたような気がしますが、帰り時間が気になり始めたので、ゆっくりせずに帰ります。 -
お城の修復をする作業員の方たち。
日々修復なのでしょう。
ここに限らず、文化財を残すのは、とても大変だということです。 -
イチオシ
私はこの写真に向かって左側から来ましたが、手前の道路を右へ行くと、駐車場があるようです。
そして、バスのことを書いた看板を見つけました。
もしかして、ここに来るバスがどこからか出ているのでしょうか?
私もエルツ城を調べましたが、そんな記述を見かけなかったように思いますが、どうなのでしょう。 -
帰り道。
そんなに焦らずとも、時間の余裕が1時間ほどあります。 -
ですので、途中で見かけたホテル兼レストランで一休みすることに。
Landhotel Ringelsteiner Mühle
http://www.ringelsteiner-muehle.de/
車が乗り入れることができるギリギリの場所にあり、駐車場として、またトイレ貸しもしているところのよう。
地元のワインを!白ワインをください!
とおばあさんに言いましたら、「スィートか?」と聞かれ、「白ワイン」と答える相変わらずの天野川。 -
よく考えたら(いや、よく考えなくても)、ヨーロッパの人たちは飲み物を場面で飲み分けているから、一辺倒なチョイスはしていないのですよね。食前やデザートとして飲むワインなのか、食事に合わせてのみたいのか。
おばあさんはここの“いかにも”なワイン、甘口でよいかとたずねてくれたのでしょう。
この緑の裾のグラス、このあたりのワイングラスの特徴です。レーマーグラスとかいうドイツ伝統のワイングラス。「ローマ的グラス」という意味です。
甘口のワインがなみなみと注がれ、とっても素晴らしいワインを堪能しました。
3,8ユーロ。
帰りがけ、トイレをお借りしようとして「おいくらでしょう?」と聞くと、いらないとのこと。トイレだけの人に金を置いていくようお願いしているみたいでした。 -
ほろ酔いです。。
いい気分で歩いていると、おや。。
30分も歩いていないのに、尿意をもよおしてきて…
「トイレどこ?」状態に。
駅近くの、店がある通りまで来ました。
店は開いているようですが、人がいない!トイレを借りることができません。
最悪なことに、この状況下でアルコールが利尿効果抜群だということを実感しました。 -
まずい状況です。
来た道とは違う通りへ行ってみます。モーゼル川沿いです。
通りがかりの住民に「トッ、トイレはどこでしょう?」と尋ねると、指をさした場所が。
あれか。
ちょっとしたカフェの隣にトイレがあり、カフェでお金を渡して利用しました。 -
川沿いは公園のようになっていて、川に面してホテルもいくつかありました。
リューデスハイムで宿を予約しましたが、当初はこのあたりのホテルをと探していて、お安いけれど、そういう内容かもしれないとパスしました。
誰もいない雰囲気なので、やはり閑散期に一人で泊まるのは気が進まないですね。
先ほどワインを飲んだ場所は、泊まっても満足できそうでしたが、スーツケースを引きずっていくところではなく、身軽な状態もしくは車で行くべき場所です。
かなり考えた末に今の結論にしたことは、いろんな意味で正解だったようです。
さぁ、リューデスハイムへ向かいます。(続く)
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