2011/06/20 - 2011/06/20
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近鉄バッファローズさん
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6年ぶりに四泊六日ではありますが、ドイツへ行く機会に恵まれました。
以前お世話になった方々のところを訪問することと、
まだ行ったことがないところを行くことが、今回の目的です。
目的地は、ラインラントプファルツ州のMaria Laach(マリア ラーハ)と
Schloss Buerresheim(ビュレスハイム城)、Wuerzburg(ヴュルツブルグ)のResidenz(レジデンツ)、
Nuernberg(ニュルンベルグ)のDoku-zentrum(ドク−ツェントルム)、Burghausen(ブルグハウゼン)です。
6/20は、Maria Laach(マリア ラーハ)とSchloss Buerresheim(ビュレスハイム城)を訪れます。
まずは、Maria Laachです。
ベネディクト派の修道院であるMaria Laachは、アイフェル(Eifel)山地の南東部にあります。この山地はかつての火山地帯で、その火口などが多数の湖(Maar)になっています。その数多くあるアイフェル山地のMaarの中で最大のものがLaacher See(ラーハ湖)と言い、その畔にMaria Laachがあります。
Maria Laachは、1093年に宮宰伯Heinrich II. von Laachによって修道院が設立されたのが始まりだそうです。1112年に宮宰伯Siegfried von Ballenstedtが寄進し、ブラバントにあるAffligem修道院の入植地となったそうです。1802年の教会資産の国有化に伴い、修道院はうち捨てられたそうです。Delius家の人々が修道院を倉庫として手に入れたそうです。1855年に火災によって修道院は破壊されたそうです。1863年にイエズス会のドイツ教区がここにCollegium Maximumを設置したそうです。1892年にBeuron大修道院からのベネディクト派修道士によって再入植が行われたそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
お世話になった方に車に乗せてもらい、Maria Laachへ向かいました。
ここへは公共交通機関でもいけますが、便は多くありません。
Mayenからは、Mayen Ost駅で312番のバスに乗り換え、約30分でMaria Laach Parkplatzまで行くことが出来ます。一日5便です。
http://www.bahn.de/rheinmoselbus/view/static/kursbuch/L0312.pdfで312番のバスの時刻表が御覧になれます。
Niedermendig駅からは、駅そばのMendig Abzw.Bfバス停で312番のバスに乗り換え、約30分でMaria Laach Parkplatzまで行くことが出来ます。一日5便です。
Mayen Ost駅(約30分)、Niedermendig駅(約15分)へは、Andernach駅からPellenz-Eifel-Bahnで一時間に一本程度の割合で行くことが出来ます。
Andernachからは、駅前のBreite Str.バス停から310番のバスで終点Maria Laach Parkplatzまで乗ります(約45分)。平日一日四便、土曜日が三便、日祝日が二便です。
http://www.bahn.de/rheinmoselbus/view/static/kursbuch/L0310_Herbst.pdfで310番のバスの時刻表が御覧になれます。 -
駐車場に車を止め、売店(Hofladen)を横目に見ながら、地下道を通り、Maria Laachの敷地へ行きます。地上へ出ると、ホテルの入り口があり、続けて写真にある建物の中にレストランがあります。
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レストランの先には、ここで作られた手工芸品が飾られていました。
まずは、ナイフ類です。 -
こちらは自家製の墓石です。この近辺は、かつては活火山があったため、玄武岩がたくさん取れ、これが墓石に適しているそうです。
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キリスト教関係の絵画を彫金したものです。これも自家製です。
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インフォメーションの中には、Maria Laachについての紹介がされています。
この修道院はベネディクト派ですが、ベネディクト派の創設者聖ベネディクトの像が左の像です。
聖ベネディクトは、三年間の修行が終わった西暦529年にSubiacoの洞窟を去り、Monte Cassinoの山にあったヴィーナスとアポロンの神殿跡に新しい修道院を設立したそうです。そこで、聖ベネディクトは有名な修道士規則を制定し、今日でも世界中にいるベネディクト派僧侶の生活の規範となっているそうです。 -
修道院を描いた油絵です。
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果樹園で修道士の方達が働いています。
修道士は、農業やワイン・ビールなどの醸造業、鋳造業、彫金、石材業など様々な手工業を営み、自給自足に努めるとともに、現金収入も得ているそうです。このMaria Laachでは、果実栽培、林檎ジュースと林檎ワイン、鐘の鋳造、花卉栽培等を行っているそうです。 -
上の写真は、1936年当時のイースターの時の教会内の装飾です。
右の写真は、1920年の聖霊降臨祭の日の様子です。
左下の写真は、庭師の弟子達がくつろいでいます。 -
左の写真は、1950年代終わり頃の庭園とバジリカを見たところです。
真ん中の写真は、1902年頃のニコラウス礼拝堂と墓地の写真です。
右の写真は、修道士Euchariusの写真です。 -
ビニールハウスで果樹や花卉を展示したり、自家製の果実、牛乳、鶏卵、蜂蜜を売るスタンドの写真が写っています。
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修道院の花卉庭園の見取り図です。
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花卉庭園の産物から作られた製品群です。
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修道院教会(Abteikirche)です。
私は建築様式に詳しくないのですが、ロマネスク様式だそうです。リフォームを繰り返しているのか、非常に綺麗な外観です。 -
修道院の受付になります。
ここより向こうは、関係者以外立ち入り禁止になっています。
この奥には修道士達が生活したり、様々な手工業品を作ったり、農作業を行ったりしているそうです。 -
教会の中庭です。噴水があります。回廊から中へ入ることが出来ます。
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回廊から中へ入ることが出来ます。ただ、内部は撮影禁止です。
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絵葉書を買ったので、それで内部の様子をお楽しみ下さい。
内部の空間にはいくつも柱が立ち並びますが、コルドバのメスキータのようです。 -
礼拝堂の様子です。
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回廊の入口上部には、紋章が飾られていました。
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花卉庭園で育てられた植物たちです。売られています。
サボテンや熱帯の植物もあります。 -
食虫植物もあります。
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ウツボカズラです。
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こんな花たちも売られています。
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そして、奥にある建物が絵葉書や彫金、鋳物、蝋燭、石鹸等々Maria Laachに関するいろんなものが売ってあるお店です。絵葉書はここで買いました。
次は、Schloss Buerresheimです。
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