2014/04/10 - 2014/04/19
36位(同エリア707件中)
天野川さん
いよいよ最後の宿泊地ニュルンベルク。
なぜここを選んだのか?
実は、特に何もなかったのですが、古城街道の主要な街であったため、行ってみることにしただけでした。
南ドイツといいながら、ほとんどバイエルン州に行かないのもねぇ、とも。
そんな適当なチョイスであったのに、行ってみれば街並みが気に入りました。
ニュルンベルクは特別な街だったのです。
何が特別かというと、「カイザー(皇帝)のおわす城」とその城下町ということ。
カイザーの居城だから、カイザー・ブルクという名の城があります。そして人・モノ・金が集まる洗練された街だったのは容易に想像できます。
その他の日程の「南ドイツ鉄道旅行」は下記を参照してください。
☆vol.1 ホーエンツォレルン城
http://4travel.jp/travelogue/10879284
☆vol.2 中世の町テュービンゲンを散策
http://4travel.jp/travelogue/10879974
☆vol.3 廃墟に"萌え”るハイデルベルク
http://4travel.jp/travelogue/10880969
☆vol.4 ドイツ三大美城の1つエルツ城
http://4travel.jp/travelogue/10881532
☆vol.5 リューデスハイムでドイツ人のゴーゴーを見る
http://4travel.jp/travelogue/10881734
☆vol.6 シャガールのステンドグラスに直線はなかった
http://4travel.jp/travelogue/10881929
☆vol.8 ミュンヘンで完:DBと私にとってのドイツ
http://4travel.jp/travelogue/10882493
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
リューデスハイムを9:53に発ち、途中フランクフルト、Aschaffenburg(読めません)で乗り換えて、ニュルンベルクに14:00に到着予定の本日。
そろそろDB利用も余裕になってきたのでしょうか?
そう願いたいのですが、どうもスンナリきませんね。。 -
フランクフルトHbfでの乗り換え時のこと。
7ホームの電車ということになっているのですが、そこにはいつまでたってもベルリン行きの電車が居座っています。
いろんな人に紙のチケットを見せるのですが、「7はそこ」というだけ。DBインフォメーションのクールな(愛想ない)金髪女性も、「あっち」と。
でも、その電車ではないのよ、どう考えても!
「絶対違う」と思って、それらしいところに行くと、ヴィルツブルク行の電車があり、それにしました。決め手は、電光掲示板。いろいろプラットフォームの番号が書いてあって、何がその数字なのかよくわかりませんが、7ではありませんでしたので。 -
もういいや、乗ってしまえ!とギリギリの時間になって乗り込みました。
おばあさんも「ねぇ、これヴュルツブルク行きよね?」と私に尋ねる始末。「たぶん」としか言えませんが、結果的に合っていました。
ガイドブックをじっくり読むと、ちゃんと書いてありますが、最終的には電光掲示板を見ろとのこと。
で、不勉強な私は、赤い券売機でもTime Tableをギリギリの時間で出してみたのですが、それは正規のホームや時間しか載っていないので、変更がある場合は電光掲示板でしか確認できないみたいですね。インフォメーションのDB職員も調べてくれないから。。たまたま?北ドイツ人なのか、クールな対応でした。。 -
ぎりぎり乗り込むと、何人かわからない西洋人に巨大なバックパックを見ておいてくれと頼まれました。何か言っているのですが、よくわかりません。とりあえず「look after?」と聞くと、そうそうということで。
彼はなかなか戻って来ず、その間ドキドキしましたけど。 -
そういえば、私も、今朝フランクフルトにお住いの女性に荷物の見張りをお願いしてトイレに入りました。
駅のトイレは有料ですが、電車内のトイレは無料ですから。
荷物さえどうにかなれば、大丈夫です。
私は荷物をくくるワイヤーを持参しています。中には荷物置き場もちゃんとある列車もありますので、そういうときはワイヤーを使用して、身軽に座席に行きます。
一人旅の必需品です。
ヴュルツブルクはもうバイエルン州。 -
いろいろ乗り換えたのですが、最後のAschaffenburgからは席がありませんでした。
特急なのに、席を予約していないので、座れないこともあるのです。なぜか混んでいて、車内に行くと、ほとんど席が埋まっていました。探すのもあきらめました。なぜなら、スーツケースを置いてなかったから。置き場も見当たらず。席があったとしても、あの巨大なスーツケースを棚に持ち上げるのは無理です。
早々に引き返して廊下にスーツケースを倒して、椅子として座る。
ぼんやりと外を見ていると、前のめりに駆け出すような人型の雲。。
平和です。
4ユーロ払って予約すれば、座れたものを。ま、こういうこともありますよね。 -
無事にニュルンベルクに到着しました。
ホッとします。
外に出てみたら、大通りを突っ切っていく信号が近くにありません。
かなり迂回して渡りましたが、そんなわけないと思っていると、 -
あとで気づいたのですが、地下に一度もぐって、旧市街に行くのです。
ニュルンベルクの駅は広いです。 -
まずはホテルへ。
今日、明日と、ドイツ最後の宿は、アベニュー・ホテルです。
今回の旅行で一番リーズナブルでした。
へたすると、半額?
でも、評価も高く、頑張っているホテルだと思います。 -
でも。。
バスタブ付きのはずですけど。
シャワーだけ?
確認書にはその辺の記載がないので、交渉する気にならず。
証拠がないから。 -
ホテルの窓から。
旧市街地のど真ん中にあるホテルです。
観光にはとても便利でした。 -
今日は賑わっていますね。
-
聖ローレンツ教会
-
-
受胎告知のレリーフ
-
聖体安置塔の台座を支えるアダム・クラフトの像とのこと。
有名らしい。 -
突然ご婦人に話しかけられる。
英語しゃべれる?と。
いろいろ写真を撮っていたから、教えてあげたくなったのか、「あっちにあるあれも素晴らしい○×※」と言って、にこやかに去っていきました。
よくわからず。
その「あっち」あたりを見ましたが、どれのことだったのか。。
この人形?
南ドイツ人は、やっぱり愛すべき人たちなのでしょう。 -
どのステンドグラスを見ても、シャガールの作品を思い出します。
改めて、シャガールって、凄い作家だったんだね。
記憶に残すという影響力は、超一級品。
キライだったものが好きになるって、それも彼の才能かしら。 -
明日は雨という話もありますし、晴れという新聞の予報もあります。。
とりあえず、職人広場に行ってみます。 -
旧市街地の入口付近の一角にあるのです。
-
ここから入ります。
-
なんだか、観光地っぽいです。いろんな職人の店があるのですが、作り物っぽくて。
でも、「職人」という響きに弱い私。
鋳物職人というのかしら。器を手作業でつくっている店に思い切って入りました。 -
ニュルンベルクは、とても活気があります。
クリスマスマーケットでも有名ですものね。 -
-
聖母教会とその前にあるマルクト広場。
-
市が立っていて、スナック屋が多く、それぞれの店も、カフェも多くの人で賑わいました。
-
美しの泉。
あまり美しいとは感じなかったけど。
願い事が叶うまじないがあるのですが、興味なし。
ここが美しいと感じてないなら、やっぱり違うというふうに思ってしまったのです。 -
本日の夕食は、ヴルスト(ソーセージ)有名店にします。
ブラートブルストホイスレ。
ここが一押しとのことでした。 -
評判のニュルンベルクソーセージの専門店で、店内で炭火焼してくれてます。
ニュルンベルクソーセージは、手の指ほどの太さしかなく、6本、10本という単位で選べます。
また、テイクアウト用もありまして、3本を丸パンにはさんだもので2,5ユーロ。
ガイドブックには2,2ユーロとありましたから、値上げですね。 -
イチオシ
当然店内での食事ですよ。
炭火焼というのなら、間違いなし。
そして、念願のザワークラウト!まだ食べていませんでした。
もちろん、ビール。よくわからないから、適当に指さしで。
ソーセージ6本とザワークラウトのセット:7,2ユーロ
ブリュッツェル:0,95ユーロ
ビール:2,6ユーロ
とっても美味しかったです。
ザワークラウトの柔らかさ。甘酸っぱくて、適度な口直し。
ヴルストにはビールが合いますね。でも、やっぱりビールはそれほど好きではありません。。
本日はこれにてお休みなさい。 -
翌日の朝食。
リーズナブルなホテルなのに、朝食はすごい種類があり、頑張ってます。
オリーブ、ピクルス、野菜、さまざまなジュース、果物にはメロンまで! -
残念なことに、本日は雨です。
それに寒い。中にダウンのチョッキを着こんで出かけます。それでも寒い。
予報では、最高気温13℃、最低気温0℃。
どうして南ドイツなのに、バイエルン州はほかの周辺地域よりもいつも気温が低いのでしょうね? -
それでも、雨に濡れる石畳は風情があります。
-
今日の目的は、日本で予約してきたとあるツアー。
Hausbrauerei Altstadthof:アルトシュタットホフ という店名。
地下通路ツアーは、Nuremberg's historic rock-cut cellars といいます。
カイザーブルク城のすぐ近くにありまして、歴史的な役割を果たしてきた地下通路を所有しているのか、そういうツアーを毎日数回行っています。 -
私は下記のサイトより日本でツアーを予約し、支払ったうえで体験しましたが、現地の受付でも申し込むのは可能です。
ツアー代は5,5ユーロ。
http://www.hausbrauerei-altstadthof.de/en.html -
朝11時のツアーに申し込み、受付の前で待ち合わせ、レッツゴー。
-
中心でお話している人がガイドさん。
このガイドは、ドイツ語のみ。
数か国語の音声ガイダンスがありましたが、受付で断ってしまいました。。
英語のガイダンスを借りればよかったのですが、情けないことに、要らないと思ってしまったのですよね。それがこの旅行での唯一の後悔です。 -
カイザーブルク城もこの後写真が出てきますが、岩盤の上に建っています。
カイザーブルク城すぐ近くなのか、その下なのかわかりませんが、地下は広く、大人が普通に歩ける高さの通路になっています。
詳しくは下記をご覧ください。
http://neroloop.boo.jp/archives/2967 -
店に戻り、お店の商品について説明です。
ここでは、ビールとビールのビネガー、ウイスキーを作っているようです。
オオムギ。食べてみました。
ん?、粉っぽい。 -
ツアーが終わったので、レストランでレッドビアをいただく。
飲んだことないですし、ほかのところでもあったのか、なかったのか。ガイドブックには載っていなかったようですが。
とりあえず -
レッドビアでしょ!
レシートをなくしてしまいまして。0,2リットルで2ユーロしなかったかも。安い。
これが美味しくて、体が温まって。
ビールは体を冷やすからキライでしたが、これは温まったような気がします。
そしてお味がまろやか。
こんなビールなら美味しくいただけます。
日本でも売ってくれないかしら。 -
外に出ると、雨が止んでます。
ツアーの後は、カイザーブルク城へ。
本当に岩盤の上に建っていますね。
中へ。 -
チケットを購入。
井戸の見学とあわせて、9ユーロ。
売り場に行くとわかりますが、やはり規模が違うし、そしてここを扱う人の種類も違います。
何かというと、公的な文化財のようで、パートのおばちゃんではなく、正規の職員、正規の学芸員のような人がたくさんいるのです。 -
入ってすぐの広間。
音楽が流れていて、何かと思ったら、切り絵のようなものが動いています。
皇帝のご帰還です。
それが門をくぐった瞬間、第九が流れます。
このような簡単な仕掛けでも、皆この様子をじっと見守っていました。
精巧な切り絵がただ端から端まで動いていくだけのものですが、見せ方が上手でした。 -
内部。
-
-
-
皇帝のお召し物。
-
イチオシ
宝冠。
これ以上の宝冠は見たことがありません。何と言いますか、中世的なわかりやすいゴージャス。
ホーエンツォレルン城やほかの城でもそのようなものは見ましたけれど、もう少しさりげなかった。 -
塔に上りました。
なかなかの疲労感。
でも、ニュルンベルクの街並みを一望できます。 -
有料の深井戸見学。
-
ドイツ語オンリーです。
でも、水を落としてどのくらい深いのかわかるので、いいですけど。
実はこの後。。 -
満腹なので、街をぶらぶらして帰りましょう。
-
ウィンドウ・ショッピング。
素敵なものも多いのですが、どういうわけか、今日は街の8割の店がお休み。
金曜日なのに。謎です。
イースターが近いからでしょうか? -
こういうものを見たいけど、ことごとく店が閉まっているのです。
-
おっと。
またまた招き猫。
ドイツで見かけた日本は、この招き猫と、寿司、Mangaくらいでした。
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