デンマークに留学後、そのままボランティアで滞在中の娘を訪ねて、春まだ浅いヨーロッパへ行って来ました。<br /><br />私の渡欧に合わせて、娘もデンマークからパリに来てくれて一緒に旅行することになり、途中から合流する夫と、久しぶりの家族旅行を楽しみました。<br /><br />□３/３１　　福岡発～ＡＭＳ（スキポール）経由～パリ（泊）<br /><br />□４/１　　　パリ市内女ロンリー街歩き１．　　　　　パリ（泊）<br />　　　　　　サレ・プレイエルでコンサート鑑賞<br /><br />□４/２　　　ジヴェルニー観光<br />　　　　　　オペラ・ガルニエにて、オペラ鑑賞<br /><br />■４/３　　　パリ市内街歩き<br /><br />□４/４　　　世界遺産・シャルトル大聖堂見学<br />　　　　　　オペラ・バスティーユにて、オペラ鑑賞<br /><br />□４/５　　　パリ～ブリュッセルへ<br /><br />□４/６　　　世界遺産・ブルージュ観光<br /><br />□４/７　　　ブリュッセル～オランダ・ロッテルダムへ<br />　　　　　　世界遺産・キンデルダイク風車群観光<br /><br />□４/８　　　ロッテルダム～アムステルダムへ<br />　　　　　　ハーレム観光<br /><br />□４/９　　　オランダ国立美術館<br />　　　　　　キューケンホフ観光<br /><br />□４/１０　　アムステルダム～コペンハーゲン<br />　　　　　　世界遺産・ロスキレ大聖堂見学<br />　　　　　　娘がお世話になっているエコヴィレッジへ<br /><br />□４/１１　　スウェーデン日帰り観光（ヘルシンボリ～ルンド～マルメ）<br /><br />□４/１２　　コペンハーゲン市内観光<br /><br />□４/１３　　コペン～アムス～福岡<br /><br />□４/１４　　福岡着８：２０<br /><br />

続・続　春のヨーロッパを楽しもう！　３．３８年振りのパリ～　その②

48いいね！

2014/03/31 - 2014/04/14

963位(同エリア16385件中)

#街歩き

エリア

パリ(フランス)

旅行の満足度: 4.0

昨日（4/2）の夕方、ダンナＡＲＩＣが、福岡から羽田経由ＡＮＡ直行便でパリに到着。

夫は初めてのパリなので、娘と二人でルーヴル美術館へ。

その間、私は”女ロンリー街歩き”です。
ルーヴルのピラミッドで二人を見送り、芸術橋を渡ります。

南京錠がびっしり隙間無く掛けられています。

この風習って、いつ頃何処で始まったのでしょうか？

海外でも日本国内でもよく見かけます。
橋梁のアーチがとても美しいのに、鍵が邪魔していると思うのですが・・・

この芸術橋は、セーヌ左岸の学士院とルーブルを結び、１８０４年完成の、フランス初の金属製の橋だそうです。
”新しい橋”と言う意味の、ポン・ヌフ

実はパリに現存する最古の橋なんだとか。
こんな所にも、彫刻が。

さすが、芸術の都にある橋ですね。
ポン・ヌフを別の場所から。
あ、ヴェリブだぁ。

これに乗ってパリ巡りをしたかったっちゃねぇ〜。
そうこうするうちに、ノートルダム大聖堂に到着。

３８年前、狭い螺旋階段を上がって塔の上まで行きまして、パリの街並みを眺めました。

今はそんな体力はないので、内部見学だけ致しましょ。
”最後の審判のポルタイユ”
*ポルタイユ＝正面と言う意味のフランス語

天国と地獄の様子が表現されています。
大聖堂と言うだけあって、中は広く、神聖で厳かな空気が流れています。

身が引き締まる思いです。
ノートルダムと言えば、この薔薇窓。

３８年前は、カメラでは上手く撮影出来ませんでしたが、今回は、私のカメラと腕にしてはまあまあの写真が撮れたのではなかろうか、と自己満足。
薔薇窓以外にも美しいステンドグラスが多々あります。
どれを見ても見飽きることはありません。
厳粛な気分に浸った所で外に出ると、自転車でパトロール中の婦人警官２名、なにやら職務質問？
または、観光客の質問に答えているところ？

二人とも、とっても美人の婦警さんでした。
八重桜でしょうか？

桜はとても好きな花木ですが、ソメイヨシノ以外は何も知りません。
日本人離れした顔のワタクシ。

写真を撮っていると、韓国人らしき若いカップルに
「アンニョンハセヨー」って声を掛けられました。
同胞と思われたか？

３８年前、イギリスのとある町でバスに乗ったときのこと。
私のずっと後方に座っていた少女とママの会話
少女、私を指差し「ママ、あの人、インド人？」
ママ「違うよ、中国人よ。」
はあ〜？？どっちも違ってます。

５年前、上海を一人歩きしていた時の事。
中国語で何か尋ねられた。
私「ワタシ　ニホンジンアルヨ。」と中国語で答えた。トホホホ・・・

つい先日、福岡空港出発ロビーで、空港案内係りのおばさんに、
「どちらの航空会社をお探しですか？」って英語で話しかけられた。
何処の国の人に間違えられたとかいな？

これ、全て実話です~_~;

あ〜、滝川クリステルみたいな顔に生まれたかった。嘆息・・・
さ、気を取り直して、歩を進めましょう。
この橋からのアングルの大聖堂、かっこいいなあ。

ガイドブックや旅行パンフレットに載っていますよね。

真似して何枚も撮りました。が、なんか違うのよねえ。
シテ島からサンルイ島へ行く途中、お散歩中のラブラドールに遭遇。

２年前に私の家からいなくなった愛犬の姿が重なり、コップ一杯分の涙を流す。

いつまで経っても、ラブを見るとメソメソしてしまいます。
サンルイ島は、高級住宅地なんですって。

人通りの少ない路地を歩いてみましょう。
ウワォ〜、チーズだあ。

欧米には、チーズ専門店があちこちにあって、チーズ好きにはたまらんね。

買って帰りたい気持ちをグッと抑えます。
きゃぁー、可愛い。

とってもポップな雑貨屋さん発見。

ワニのトングに、カラフルなトースター

手前は鍋敷きかな？
女性の頭がお玉になってる。

面白〜い。
サラダ用のフォーク＆スプーンね。

食卓が明るくなるだろうね。
夫婦の会話も弾むかしら？
エッフェル塔のおろし金？
こちらもおろし金かな？
くるくるヘアブラシと香水アトマイザーかしら？

流石パリ。

”しゃれとんしゃあ”が一杯。
で、私が買ったのは、

このヘアブラシ。

でもでもでも、日本でも買えるってことが帰国後分かりました。

【Pylones（ピロンヌ）】
http://www.petitcoquin.net/index.html
狭い通りですが、お花屋さんももちろんあります。

ＡＲＩＣ地域は、スーパーやデパートでしかお花が買えないので、羨ましいです。
ダンナＡＲＩＣ＆娘との待ち合わせ時刻が近付いて来ました。

そろそろルーブルに戻らなくちゃ。

マリー橋を渡ります。

ここはパリ市庁舎。
広場には、回転木馬が。

今時の日本の遊園地では、あまり見かけなくなったと思うのですが。

そう言えば、回転木馬　ってシャンソンがありますね。

♪くるくる回る〜（ラッララララララー）
　回転木馬〜（ラッララララララー）

思わず口ずさみました。途中まで。
ジャンジュ橋の向こうに見えるお城のような建物は？
コンシェルジュリー（王室管理府）

マリー・アントワネットの独房が残っている、牢獄だそうです。
セーヌ川左手のコンシェルジュリーを眺めながら、園芸ショップが並ぶ通りを進みます。
パリの人々もガーデニングを楽しむのかしら？
ギョッ！

何じゃこりゃあ？

庭に置くの？
さて、美術鑑賞を終えた娘達と合流し、ランチを頂きましょう。

お腹すいたので、適当な所に入り、私はエッグベネディクトを、夫はサンドイッチ、娘はオムレツを、そしてハイネケン（ビール）３本。

頼みもしないフランスパン（お料理に付いているの？）

たったこれだけで、あーた、何と１万７千円も取られたのよ。
ちゃんと、料金を見てアバウトな暗算をして注文したのに。
どんだけサービス料と税金を取られたのかしら？

ちかっぱびっくり！！
もう胃袋に入ってしまった物に、四の五の言ったってしょうがない。

シャンゼリゼに行きましょう。
３８年前、ここに来たときのガイドさんは、ナタリーと言う金髪の女子大生で、英語でのガイドでした。
一応、英語の勉強目的のツアーだったので。

彼女の説明
「This is シャンゼリゼ。Many people many car。」
たったこれだけでした。

見ればわかる。

３８年経っても、メニーピーポー、メニーカー　でした。
ルイ・ヴィトン本店

買えないからせめて写真だけでも撮っておこう。
凱旋門で記念撮影
次は、夫の希望でモンマルトルへ。
地下鉄を乗り継いで行きます。
車内では、ワンちゃんがお利口さんにお座りして乗車していました。

パリに限らず、昨年訪問した５ヶ国でも犬はよく躾けられているので、吠えられたことはありません。

日本のお犬様のしゃーしー（うるさい）ことと言ったら。。。
あちこちで見かける自動販売機
『Ｓｏｒｔｉｅ』＝出口

この旅行で、一番に覚えたフランス語です。
サクレクール寺院です。

３８年前、鎌倉に住んでいたことがある、と言う神父様と日本語でお話したことが思い出されます。

相変わらず、人が多い。
この辺は、観光名所でありながら、生活感も感じられます。
大好物のエクレア。

やはり歌います、この歌を。

♪お菓子の好きなパリ娘〜
　二人揃えばいそいーそと〜
　角の菓子屋へ　ボンジューーール　（お菓子と娘）
カラフルなマカロン。

大好物ですが、ちっこいくせにお値段はいっちょまえ。
地下鉄の駅目指して、坂道を降りると、このおじさんに出くわしました。

”壁抜け男”
さらに坂道を下りていると、ＳＮＣＦ発見。

フランス国鉄の、日本で言うところの旅行センター又はみどりの窓口かな。

中に入ってみましょう。
もしかしたら、明日のシャルトル行きの切符が買えるかもしれない。

で、買えました。
但し、全くと言っていい程、英語は通じません。

指さしフランス語　の本が役立ちました。
歩き疲れました。

映画”アメリ”の『カフェ・デ・ドゥー・ムーラン』で休憩しましょう。
店内には、アメリの写真が。
このパッツンパッツンの前髪、映画ファンでなくとも忘れられません。
ここに来たからには、もちろんクレーム・ブリュレを頂きます。

表面は思ったほどパリパリしていませんでした。

お味はいたって普通のクレームブリュレでした。
昨日のラデュレで頂いた、イスパファンのラズベリーが余りにも美味だったので、そそられます。
そうこうするうちに、ムーランルージュまで歩きました。

そろそろホテルに戻りましょう。
パリの地下鉄の乗り換えは、とても親切な案内があるので、簡単です。
私だけ、サン・ラザールで途中下車。

国鉄駅横の、ローマ通りにある『Ａｒｉｏｓｏ』と言う楽譜屋で、合唱曲の楽譜を探します。
店頭では、楽譜のバーゲンセールが。

私も探してみましたが、希望のは見つかりませんでしたので、中に入って店員さんに曲名を伝え、案内してもらいました。
すぐに見つかりました。

メンデルスゾーン作曲　女声３部合唱のための”モテットＯＰ．３９”を購入しました。

５ユーロでした。
お隣は弦楽器の工房でした。
通りから、チェロ作成の様子が伺えます。
うーん、今日はよく歩いた。
１万歩以上は確実に歩いています。

夕食は、夫の還暦祝いを兼ねて、少し贅沢に。

ホテル近くのシーフードレストランにて、ロブスターや蟹などの豪華なディナーと、白ワインでお祝いです。
ここもお値段だけは、高級でした。

あー美味しかった。

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#街歩き

この旅行記へのコメント（6）

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pedaruさん 2014/04/29 06:49:51

パリ

ARICさん　はじめまして

ガブリエラさんの旅行記の中で彼女が遭遇した奇跡の人として（ヘレン・ケラーかっ）訪問しました。

私もどこかの空港で店員に「アニョハセヨ」と言われて嬉しくない気持ちになりました。私の顔は何処から見てもモンゴロイドですから仕方がありません。

パリのレストランの値段、驚きました。「ふらんすへ行きたしと思えども・・物価があまりにも高し・・」ですね。パリに行くのが怖くなりました。

コンシェルジュリー、千葉にもありました、これに似た建物が・・・喜んで近づくと、結婚式場でした。・・ガッカリッ

ガイドの「メニィ　カー」には笑えました。これだけでなくARICさんのコメントには、おおいに、楽しませて頂きました。

pedaru

ありママさんからの返信 2014/04/29 21:40:05

RE: パリ

pedaruさん、ご訪問誠にありがとうございます。

ガブリエラさんとは、４トラ上で仲良くしてもらっていますが、まだ一度もお会いしたことがなかったのに、まさか海外、それも、田舎の村で初めましてのご挨拶をしようとは・・・奇跡のようなものです。

北欧の物価高は娘に聞いてはいましたが、パリもこんなに高いとは知りませんでした。
欧米へは円高のときに行くべきですね。
この後、デンマークやスウェーデンで、更なる物価高に泣きました。
消費税２５％ですから。

この次、ヨーロッパに行く機会があれば、茶髪とカラーコンタクトで行こうかしら、って思っている今日この頃でございます。

楽しいコメントをありがとうございました。

　　　ＡＲＩＣ

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taroトラベルさん 2014/04/25 12:27:23

パリ〜♪

ARICさん、こんにちは！

ご無沙汰しています。taroトラベルです。
いつもありがとうございますm(_ _)m

パリはステキですね〜♪
ヨーロッパに憧れてるけど、なかなか行けず、行ったこともあまり無いんですが、むか〜し昔、会社の研修でパリには行ったことがあります。
ARICさんの旅行記を拝見してたらとっても懐かしくなりました。
ノートルダムの神聖な雰囲気やステンドグラスの写真、ステキ！
やはり街中が芸術で溢れてますね！

当時慣れない地下鉄でモンマルトルまで行ったことを思い出しました。
画家の卵さんから小さな風景画を買って、今も部屋に飾っています。

ARICさんの春のヨーロッパ旅行記、続きを楽しみにしています。

taroトラベル

ありママさんからの返信 2014/04/25 21:29:27

RE: パリ〜♪

taroトラベルさん、こんばんは。

こちらこそありがとうございます。

九州の旅行記を書いておられたので、書き込みしようと思いながら、自分の旅行記をアップするのが精一杯で・・・

また改めてお邪魔しますね。

３８年ぶりに行ったパリの街並みは、大きな変化はなかったので、昔の記憶を辿ることが出来ました。

東京なんて、何年も行かないと、浦島太郎状態ですものね。

有名無名に関係なく、教会も建物も全てがフォトジェニックで、沢山撮影しました。
３８年間、再訪しなかったことが悔やまれました。

今回は私にしては長期間だったので、今後まだまだ続きます。
お暇なときに、またいらして下さいね。

では、ごきげんよう。

　　ＡＲＩＣ

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rimoさん 2014/04/23 00:41:24

ああ　なつかしい！

はい　今夜もやってきましたよ！

めっちゃなつかしい！
もう１０年もまえになるけど、パリ市庁舎駅近くの部屋に２０日くらい滞在した時のことを思い出しました。

ARICさんのコメントにはつい笑ってしまいます。

次編を楽しみにしてるけんね♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rimo

ありママさんからの返信 2014/04/23 14:59:23

RE: ああ　なつかしい！

はい、お待ちしていましたよ。

rimoさん、２０日間もパリに滞在なさったのですかぁ？

羨ましいです。
でも、あの物価高と円安の現在では、５日間が限界だったかも。。。

とは言え、またパリに行きたいと思います。

> ARICさんのコメントにはつい笑ってしまいます。

　　＊楽しんで頂けたら嬉しゅうございます。

> 次編を楽しみにしてるけんね♪

　　＊はい、待っとって下さいね〜。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　ＡＲＩＣ

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