パリも中盤。<br />ホテル移動がメインの日。<br /><br />この日からパリは肌寒い日が続いた。<br />旅の疲れと相まって体調が優れなかったけれど、ホテルにじっとしていられるわけもなく、街歩きを楽しみます。<br />一人旅もそろそろ寂しい頃だけれど、久々に訪れたパリはそれ以上に新しい発見や魅力が待っていた。<br /><br /><br />plan<br />am ホテル移動<br />pm モンマルトル<br /><br />stay<br />Hotel Des Arts Bastille

paris 2014 for the first time in ten years　（NO.5　パリ4日目）

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2014/03/17 - 2014/03/26

3405位(同エリア16398件中)

#街歩き

エリア

パリ(フランス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道徒歩

航空会社: JAL

旅行の手配内容: 個別手配

今日はホテル移動。
3泊したロワイヤルワグラムホテルはとても満足だったけれど、新しいホテルも楽しみです。
9時前にはチェックアウトして地下鉄移動。
スーツケースを持っていると結構大変。
地下鉄の改札は一人一人バーを回すようにして通過するので、スーツケースを持っていると結構苦労します。
何度かやっているうちに、スーツケースを横にして先に通してから自分があとに続くコツを獲得。

地下鉄の落書きはいたるところにあるけど、マナーを感じるのも多い。広告に落書きしても、広告の雰囲気にあってるなぁと感じるのもしばしば。
新しい所はいつも少し緊張する。
今日から泊まるホテルは、バスティーユの外れ11区です。今朝までの17区と違い少々荒れた場所。移民の人も多く人間臭い感じではあるけれど旅行者にとっては少々不安になることもある。

最初、駅から逆に歩いて途中で気づいて引き返してきました。
見知らぬ街でスーツケースを引っ張りながら道に迷うのは心細い。しかも小雨まで降ってきましたが、程なくしてHOTELの看板にほっとする。
バスティーユ界隈らしい雰囲気のエントランス。
若々しい雰囲気とも言えるしチープとも言える。
嫌いではありませんが、好き嫌いが出るタイプのホテルと思う。
入り口のガラスで男の子が迎えてくれます。
エントランスのタイルの床がかわいい。バスルームをこういう風にしたいなぁ。
小さなフロントのすぐそばのモーニングエリア。
着いた時が朝9時くらいというのもあり、2人ほど朝食を食べていました。シリアルと飲み物、パンのような簡単なものでした。（ここでも朝食はつけなかった）

雨にも少し濡れて寒いこともあり、ダメもとでコーヒーは飲めるか聞いたら朝食コーナーの珈琲をどうぞと言ってくれた。
一杯のコーヒーで身体も温まり、緊張も取れた。
一見、アーティスティックで遊び心があるホテルですが、基本はボロい建物です。もしかしたら、古いホテルをリノベーションしたのかな？
階段も急だ。でも雰囲気に合っている。
フロントの階からホテル最上階（たぶん6階）まで階段の壁にずらっとある絵の中でこの女の人が一番好きだった。
チェックインは午後からなので、スーツケースを預けてホテルを出ます。
今日は時間が中途半端ということもあり、気になるブロカントの店があるモンマルトルへ。
ときおり、雨がふって肌寒かった。でも見上げると晴れている。
雲が流れて天気がよくなったり曇ったりの繰り返しです。
絶対、甘々なスイーツ屋さん。
モンマルトルはどちらかというと観光地というイメージで、以前に来た寺院付近があまり好きじゃなかった。
今回の旅で寺院を少し離れると下町風で気取っていなく、マレや左岸とは違った普段の生活がすぐそこにあるような雰囲気で好印象でした。
次来る時は半日ゆっくり街歩きしたいなと思う場所になった。
ケーキのようなチーズの数々。これでも全然オシャレじゃないごく普通のチーズ屋さん。なんかいいなぁ。おいしそうだなぁなんてブツブツ独り言を言いながら眺めてました。
バラ専門店もあります。
よく見かけるのが、花びらやカットした枝が散乱してること。これわざとなのか、よく分からないけど、こんなところがとてもよい。
花屋に限らず適度に無造作なんだよな。
パリでは老若男女が花屋に来る。おばちゃんを接客する店員のお兄さん。親切そうだった。
いい感じで、混み合ってるカフェがあると思ったら、昨日ポトフを食べたパンコティディアンだった。坂道にあって座りにくそうなテラスでランチでもしたかったけれど、雨まじりになってきたので素通り。
このあたりから寒さで体調が崩れてきた。
パリらしいカフェ。モンマルトルの寺院の付近はカフェ激戦区。
流行っているところと、そうでないカフェが一目瞭然。
モンマルトルの坂道を下ったあたりにあるカフェに来ました。
昔ながらというよりは、今風の若者が中心のカフェ。
小さいカフェはショーケースも壁も商品でぎっしり。
店内は小さく座席が限られているので、相席で座ります。
フリーWi-Fiが完備されていてパスワードは聞けば教えてもらいます
パリといえど、無線LANが完備してないところや繋がりが悪いところも多い中、ここはサクサクと快適。
皆学生なのかな。、もくもくとパソコンに向かっている。
店内のイラストのようなお兄さん
コーヒーだけを頼んだけど、なかなかいい雰囲気なのでサラダのランチを追加注文。薄味のドレッシングがかかっていて野菜の味を堪能できます。
カフェで時間を調整してまで来たのに目当ての店が開いていない！
もう一度カフェで待機？とも思うも、体調はかなりしんどくなっていて早くホテルに戻りたいきもちが勝り今回は諦めることに。
ホテルに戻ってチェックインをします。
割と騒々しい通りに立つホテルで、キーを渡された最初の部屋は通りの喧騒が直に伝わって寝れなさそうだった。
フロントでもっと静かな部屋にしてよとお願いしたら、裏通りの割合落ち着いた部屋でかつダブルの広い部屋に案してくれました。
こういう場合、料金はどーなるんだろーなんて不安もよぎりましたが、4泊過ごす部屋です。多少の出費は覚悟で部屋移動。
（結局チャーシアップは無しでした）
さて少し休憩した後、もう一軒のブロカントのお店に向かいます。
同じパリでも場所が変わるだけで、街の雰囲気もガラッと変わる。
向かう途中の路地で見つけた雰囲気ある扉。窓が大きくとってあるからアトリエだろうか。天井も高そうだ。きっと居心地良いんだろうな。
パリはちょっとした通りも雰囲気がある。
ありました。なかなか大きなお店です。
店員さんが適度に放置してくれたので結構長い時間いました。
欲しいものがいくつかあって迷いに迷い、100年ほど前の陶器製のボトルを購入。薬品を入れていたものらしいけれど、定かではないようだ。
他にもグラスや花瓶が欲しかったけれど、悩みすぎて残りの日程で出直して来ることにした。
でも、結局来れなかった。旅は思い切りが大切ですね。
ブロカントの店の近くに気になるビストロ。
次回来た時ここでランチしたいなーなんて考えていたけれど当然ここも来れずじまい。
この日は陽が落ちる前にホテルへ戻って休みました。
少し騒々しい新しい街に緊張していたのだと思う。
この疲れは結局旅の終盤まで引きずった。