2014/03/17 - 2014/03/26
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romeoromeojpさん
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今回のパリの目的の一つが美術館巡り。
パリ3日目はこれまで避けてきたルーブル美術館、オランジュリー美術館に行きます。
パリの街を縦横無尽に歩く。
一日中自由に行動できるのが一人旅ならではの醍醐味。
plan
am ルーブル美術館 オランジュリー美術館
pm サンジェルマン
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今日も早めに起きて駅に向かう。
途中のパン屋さん。
デートの申し込み?
パリは犬も猫もよく見かける。お店で飼っているところも多い。 -
パリの朝は案外早い。8時も過ぎると渋滞もところどころに出来ている。ビュンビュン飛ばす車の間をぬって、通勤の人たちは相変わらずの信号無視で道路を横切る。赤信号で待っているのが馬鹿なくらい、どんどん渡っていく。
-
今日もいい天気だ。パリでこんなに天気がいいなんて!
強い陽射しが建物に影を落とす。光と影のコントラスト。
そして、ビルの向こうにはクレーン。今回は本当によく見かけた。変わらないと思っていたパリの街も次来る頃には様子が違うのかもしれない。 -
毎日何度も利用したmetroのwagram駅。
今日もここから。 -
青空の下のOpera座。
こんなOpera座の姿も悪くない。
メトロの出口すぐで、カメラをパシャパシャするのもなんだかなーと思うけど、やっぱり撮ってしまう。
スリには気をつけましょう。 -
早くホテルを出てきたのは、ここに来たかったから。
そう、昨日も来たカフェVerletです。
パリといえばテラス!という価値観をいい意味で覆してくれました。
でも、あれ、、?
ご主人らしき人はいますが、静まりかえっています。スタッフもお客さんもいません。
どうも早く着いたみたい。 -
開店前だと追い返されるかと思いきや、ご主人ぜんぜん気にせずメニューを出してくれました。
懐かしい雰囲気の、ぶ厚いメニュー。昨日と同じCafé allongé(アメリカンコーヒー)をオーダー。
パリはコーヒーといえばエスプレッソ。日本のようなドリップコーヒーは少なくて、エスプレッソマシーンで抽出する珈琲が多い。アメリカンは、ほとんどの店がエスプレッソにお湯をたっぷり入れるものだから美味しくない。(日本でもそうだけど)
でも、ここはエスプレッソとお湯を別にサーブしてくれるのがとてもいい。
日本でも、こんなサービスをすると良いのにと思う。 -
店内は気になるお菓子もズラリ。
今思えば、いろいろ買えばよかった。
今回の旅は買わずに後悔することが多かった。
でもいいか。また来る理由が出来た。 -
オーナーらしき人はフランス人だけれど、スタッフはアジアの女の子が2人もいたし、オリジナルのカップもタイ製らしい。アジアと何か繋がりがあるのかもしれない。
カウンター後ろのたくさんの引き出しに珈琲豆が入っていて、豆の注文をすると引き出しから計り売りするのが面白い。
棚上の大きな茶缶には茶葉が入っていている。
朝の珈琲は旅の必須項目だ。
さて、そろそろ次に向かいます。 -
カフェからすぐのルーブル美術館。
開館30分前に来る予定が、カフェでのんびりしすぎて、30分遅れ。
セキュリティチェックは5分ほど並びました。
この列が入口と思っていたら美術館のエントランスはさらに奥のモダンな空間。ここから何箇所かの入り口があります。
ルーブルはミュージアムパスをチラッと見せるだけで入場可能です。
列になっていない入り口から入ってラッキーと喜んだのも束の間、モナリザや多くの名画には程遠い入り口でした。だから、空いていたんだと後で知る。 -
さて、何も予習はしてないけれど、いきなり気持ちのよい空間。
なんだけれど、、、今回はルーブルに時間を割いていないので、サクサクッと名画を観てまわりたい。
エントランスでもらったマップを見るもさっぱり順路が分からない。 -
額装が素敵だ。
迷いながらも、随所に興味深い絵画や展示があります。
巨大なルーブルは小さな部屋の集合。各々のコーナーにそれぞれの特色がある。 -
膨大な数の作品の中で個人的に魅かれたのはこんな小さなオブジェ。
ルーブルの醍醐味は宗教芸術なのだ。
教科書的な絵画や巨大な作品ばかりが取り上げられれがちだけど、こんな小さな作品も見応えがある。そして、こういう作品の多くはほとんど貸切状態でゆっくり見ることができる。
これまで避けてきたルーブルだけれど、ここは次回ちゃんと見たいと思った。 -
モナリザになかなか辿り着けないものの、あちこちに名画はあります。
しかも、間近で観れます。 -
それにしても、日本に来たら殺到する絵画ばかりだ。
フランスは美術館が無料の日もある。
贅沢な国だ。フランスに生まれたかった。 -
ナポレオンの部屋に向かう廊下につながる小部屋。
たぶん、当時は部屋というより、廊下の一部みたいな所なのだろう。比較的質素です。
でも好みでした。 -
広間(リビング)に続く廊下。どんどん豪華になっていきます。
-
大広間。いわゆるリビングですね。
ゴールドの世界。
圧倒的豪華だけれど、これを素敵とは全く思えない。 -
ダイニング。。。
-
あなたがナポレオンさん?
ちょっとやり過ぎですよ。 -
とうとう、迷子になりました。
ルーブルはこれまで興味もなく、有名作品のダイジェストを見る分には館内マップで十分と思っていたから何の予習もしていません。
甘かったです。
広いうえに、工事の箇所も何箇所かある。
午前中は確かに空いているけれど、効率良く短時間でまわるには下準備は絶対したほうがいいと思った。
セキュリティチエックの入口、美術館の入口、何を観たいか。
それによって、入る入口やルートが変わってきます。 -
だんだん疲れて、名画鑑賞も雑になってきた。
-
もう、お腹いっぱいです。
-
完全に疲れきって、とりあえず帰りたい気分。
でも、モナリザが残っています。
「あなた出直して来たら?」と言われているよう。 -
薄々予想はしていましたが、、、
モナリザは大大大人気でした。
ルーブルで絵が見えないほどの人だかりはここだけと言っても過言ではありません。
朝一に来れたらよかったんですが、またの機会にします。 -
ふらふらとしながら出口を探します。
-
ようやく、出口に出れると気持ちも軽くなってきた地下のエリア。
ここに来てルーブルの印象が大きくガラリとと変わりました。
静かでうす暗くて、地下の倉庫のようなとのろにある、11〜15世紀頃のスペインやイタリア、北ヨーロッパの彫刻。ほとんどが宗教的なモチーフと思われます。 -
アートという以前に、すっと心に入ってくるような優しいタッチの作品の数々。歴史や宗教の重さを(一見しては)感じさせないような印象。
この日朝から足を止めて鑑賞したのは、考えてみればこういう作品ばかりでした。 -
心が洗われるよう。
さっきまでの喧騒が嘘のように静かです。
時折、響き渡るほどの大声で通過していく団体客にはこの部屋は目に入っていないようでした。 -
上層の階にはいくつもの教科書に載るような作品があったけれど、僕はこっちのほうが断然好きだなぁ。
大きな部屋ではないので、一度ぐるっと見まわして、気になる作品にまた戻りゆっくり鑑賞できます。 -
きっとこの頃の宗教芸術は人に寄り添うものを作っていたんだろうなぁ。
-
純粋で神秘的。
この部屋を観ることができたのは良かった。
西洋の宗教絵画や彫刻は威厳に満ち溢れている反面、権力的で威圧的、政治的でさえありました。
それを覆す慎ましく清い彫刻作品の数々。
ルーブルにまた来なければいけないなと思いました。
この部屋にまた来たいと強く思いました。 -
さて、かなり消化不良のルーブル美術館を出てオランジュリー美術館に向かいます。
予定も2時間近くずれています。
お昼はチュイルリー公園内にあるポールの屋台でサンドイッチとコーラ。
普段コーラなんて飲まないのに、疲れていたこと、前のアメリカ人がコーク!と注文していたのにつられて。 -
この日は本当に暖かくて、公園の芝生や噴水の周りのベンチはほぼ満席。
運よく噴水脇のベンチを確保。
パリでは貴重なお天気のようで、日光浴や読書、ランチと思い思いに過ごしている。
パリのみなさんもとても気持ち良さそう。メトロのなかの無表情とは大違い。 -
一番人気の噴水。
GOLDの球体がかっこいい。 -
オランジュリー美術館(Musée de l'Orangerie)は欲張らずにモネの『睡蓮』の2部屋だけを見ることにします。
こちらもミュージアムパスで入館。
睡蓮の部屋で椅子に座り20分ほど鑑賞して出てきました。
静かで幻想的でした。 -
オランジェリー美術館の後は左岸に移動します。
来てみかたった、奇跡のメダイユ教会(Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse)。 -
教会ではまさにミサの最中。
厳かな雰囲気に満ちています。
普段は自己主張の強いフランス人もここでは、跪き祈りをささげて涙する。
ミサの間はカメラを構えるのを避けました。ミサが終了して、写真を数枚撮り、隣にある部屋でメダルをお土産に買います。 -
左岸をブラブラします。
教会の隣にあるデパート、ボンマルシェ。
小さなデパートです。
特に買い物はしませんが、ラファイエットやプランタンより好きです。 -
1階ではアメリカのブランドで最近人気が高いプロエンザスクラー(Proenza Schouler)が大々的に取り上げられていました。
凝ったシャープなデザインです。
バッグや小物のコーナーが充実していました。 -
ボンマルシェから歩いて左岸のMMM。
期待して来ましたが、恵比寿にある東京の店ほどのインパクトはありませんでした。 -
雑誌でも時折紹介されているデロール(DEYROLLE)。
1Fは小さな園芸グッズ中心のお店。階段を登った、2Fは剥製の店です。
さすがに、日本にこういうお店は無いと思う。
とにかく、巨大な動物から昆虫までありとあらゆる動物が展示されています。
まるで秘密の扉を開けたような不思議な世界。
博物館のようでもある。 -
あちこちで見かけたリュクサンブール美術館の広告。
パリは広告のレベルが高い。
分かりやすく、印象的なデザイン。
街の景観を乱さず、むしろ広告さえも街の要素になっている。
日本だとなにかと情報が多い。なぜなんだろう。欲張りなのかな。 -
少しずつ日が落ちてきたけど、今日はまだ予定があります。
川を越えて改めて右岸へ。
お腹もだいぶ空いたので、サントノレ広場にあるカジュアルな雰囲気のお店に入ったら、一度来てみたかったル・パン・コティディアン (Le Pain Quotidien) というベルギー発のベーカリーカフェでした。
それにしても、やっとビールにありつけた! -
ポトフです。
久々に温かい食事にありつけました。
薄味というのも良かった。
塩コショウで味を整えて食べます。 -
夜は時間があればケブランリー美術館の予定でした。
けれど、昨日のドリス展示があまりによすぎたために予定変更。
木曜のみ21時まで開館しているのです。
20時前にすべりこみ1時間たっぷり鑑賞。
モードの展覧会は来ている人もおしゃれ。地下鉄に絶対乗らないよなぁというモードなマダム達から、おしやれな仕事をしていそうな若者まで多数です。
2日連続してドリス展を楽しみました。 -
さて、そろそろホテルに帰ります。
モノプリで夜食を買って帰ろうと思ったけれど、すでに閉店していました。夕飯は軽く食べていたので、ホテルの近くのやや怪しいお店でビールを買いました。
モノプリと違って、ビールがキンキンに冷えていて美味しかった。勝手に怖そうだと思っていたご主人もいい感じの人だった。早く知っていたら毎日通ったであろう店でした。
旅も中盤。少々疲れも出てきたけど、明日はホテル移動。
体力ある限りパリを楽しみます。
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