2014/04/03 - 2014/04/03
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akikoさん
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桜があっという間に満開になり春本番となりました。
この季節、桜がきれいですが京都の【銀閣寺】近くの【哲学の道】を少し東にあがったところにある【法然院】では椿が見ごろとなっています。
以前訪れて感動した手水鉢に浮かべられた美しい椿を見たくて満開の桜のお花見を兼ねて再び訪れました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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娘が京都に下宿することになり、今日は主人と娘とで京都にやってきました。
下宿先から片付けもそこそこに、私だけが法然院の春の特別拝観を見たくてポカポカ天気になか哲学の道あたりにやって来ました。 -
疏水沿いの小路の桜は見事に満開です♪
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写真スポットがいっぱいできょろきょろしてしまいます(*'-^*)
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(写真には写っていませんが)多くの外国人をふくめ、哲学の道は桜を楽しむ人が次々と訪れています。
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法然院へ行く途中、桜がきれいなので寄り道ばかり
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幹から出ている花のかたまりが可愛くて・・・
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ここには椿の花が・・・
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青空を背景に桜がきれいです♪
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哲学の道は哲学者の西田幾多郎が思索にふけりながら歩いたことで名前がついたということは良く知られています。
でもこんなに桜がきれいだと、思索にふける余裕はなく、あそこもきれい、ここもいいなぁ・・・なんて夢中になってしまいます。 -
道沿いには可愛いショップが並んでいます。
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ミントグリーンの洋館風のショップに桜の枝が垂れ・・・
思わず写真を撮ります。 -
この小物屋さんの壁にディスプレイしてあるワイヤーの一輪挿し、素敵!
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緋毛氈の上に可愛い寄せ植えとネコの「ようこそ」という置物がのっています。
ん〜可愛い! -
和菓子店にそそられる「桜もち」の文字が・・・
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お地蔵さんも並んでいます。
天気にも恵まれ、いろいろ感謝しながらお地蔵さんに手を合わせます。 -
そうこうしている間に、やっと法然院の案内板が現れました。ここを曲がって行きます。
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法然院前にやってきました。
ここまで来ると、急に人気が少なくなります。穴場のスポットです! -
右に小さく「春の特別公開」の看板が・・・
毎年春と秋の2回だけ伽藍内が公開されます。 -
「圓光大師(法然)の碑」
法然院は鎌倉時代の初め、法然が鹿ヶ谷の草庵で弟子の安楽・住蓮とともに、念佛三昧の別行を修し、六時礼讃を勤めたのが始まりだということです。 -
「総門」
ここは東山36峰の一つ善気山の山麓に位置し、とても自然豊かな環境の中にあります。 -
鳥の声が聞こえる中、なだらかな石畳を進んで行くと・・・
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散り椿が落ちていて・・・
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左手に「松尾いはほ句碑」があり・・・
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正面奥に山門が見えてきます。
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1887年に建立され、その後再建された茅葺きの山門。
大変立派な門です。以前は苔生した屋根でしたが、やはり10年に一度葺き替える必要があるのだとか・・・ -
反対側
山門が小高くなっていて現世と浄土を分けているのだそうです。 -
山門の階段から通路の両脇に白い砂を盛って造られた「白砂壇」が見えます。
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「白砂壇」には季節の文様が描かれるそうで、今はやはり「桜」です。
反対側には水の流れの文様が見えます。
この模様は数日で描き替えられるそうで、桜の花と同様一瞬の見せ場なのですね。 -
「白砂壇」の間を通ることで心身を清めることができ、この先の浄域に入れるということです。
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通路を隔てて、右手に展示会などが行われる「講堂」があります。
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左手には経典の版木などが安置されている「経蔵」があります。
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経蔵の奥に「多宝塔」が・・・
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下部には仏像が彫り込まれています。
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多宝塔の後ろに「聞思得修信」と書かれたモニュメントがありました。
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庫裏玄関先に・・・
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椿の花が浮かべられた水鉢がありました♪
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色鮮やかな椿の生花♪
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いろんな種類の椿があり、それぞれの花が主役みたいにきれいです。
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庫裏をぬけると、また山門から続く道に戻ります。
石橋の下には「放生池」があります。 -
池のまわりには植物がたくさん植えられています。
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石橋を渡ったところに手水鉢があります。
水が湧き出ていて細く一筋の水流が落ちているのが・・・
「いとおかし」(古典〜) -
下に水鉢があり、ここにも椿の花が浮かんでいます。
前に訪れた時もここで写真を撮ったことを思い出しました。 -
苔むす石鉢に3輪の椿が・・・
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伽藍の玄関先にやってきました。
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玄関を入り拝観受付所を進むと、中庭がありました。
お庭を眺めながら右手の廊下を進んで行きます。 -
つきあたりにこのような言葉が・・・
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そして、その下に竹の濡れ縁と蟄石がありました。
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反対側から見たところ
水のしずくで同心円の水紋が・・・ -
本堂の建物と廊下の間に椿の木が植わっています。
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濃いピンクと白のまだらが美しい「花笠椿」
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本堂内に入ると、恵心僧都の作といわれる阿弥陀如来像と、法然上人の木像が安置されています。[写真は禁止なのでパンフから転載]
阿弥陀如来像の須弥壇の上には、来迎二十五菩薩になぞらえて、毎朝三輪一列、四輪、五輪、六輪、七輪一列と合計二十五輪の花が並べられています。
法然院ウェブページに「当院では、本尊阿弥陀如来像の御宝前、畳の面より一段高く作られた須弥壇(直壇)の上に毎日、散華を並べております。これは、二十五輪の生花を供えて、二十五菩薩を象徴するものです。この当院独特の散華の起源は定かではありませんが、一人の修行僧が庭に落ちた一輪の椿を本尊の前に供えたことに始まり、後に二十五菩薩になぞらえて二十五輪並べるようになったものと伝えられております・・・」と書かれています。 -
本堂で散華されたお花に魅せられたあと、方丈庭園にやってきました。
方丈は、1687年に、もと伏見にあった後西天皇の皇女の御殿を移建したものだそうで、方丈前の広縁にすわりお庭を眺めることができます。 -
中央に心という文字から名付けられた「心字池」があり、江戸時代に作庭された浄土庭園。
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小さな浮島
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心字池に板石の中橋が架けられています。橋の左が現世の「此岸」で・・・
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右が来世「彼岸」を表しているのだそうです。
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池の奥には、獅子脅しがあり水の流れでカーンカーンという音が聞こえてきます。
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中橋の向こう側に三尊石が見えます。
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左の背の高い石は「阿弥陀如来」を
右の奥は「勢至菩薩」を
手前は「観音菩薩」を表しているそうです。
(特別拝観中は係のかたが説明をしてくれ、大変良くわかります。) -
三尊石の後方に四角の覆いがありますが、ここに清泉「善気水」が絶えることなく湧き出ているということです。この名水は甘みがあり茶の湯に適しているとか・・・
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石段を登った先には「鎮守社」があり、石段近くにも椿の木があります。
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あまり見かけない赤い椿の花が咲いています。もしかしたら「卜伴」という品種かもしれません。
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方丈をぐるりとまわり、大書院前のお庭が見えてきました。
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さらに進むと、お目当ての「三銘椿」の庭があります。
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本堂と大書院の間に・・・
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有名な「花笠椿」「貴椿」「五色散り椿」の3本の椿の木が植えられています。
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薄いピンクと濃いピンクの「五色八重散椿」
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「五色散椿」
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気品ある白の「貴椿(あてつばき)」
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「花笠椿」
中国、台湾、朝鮮半島、ベトナムなど東南アジアの一部に分布する椿、その北限が日本らしく、室町時代からの茶の湯の発展とともに多くの品種分化が進み、人びとに愛されてきたのだそうです。 -
あっ!見えてきました♪
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以前見て感動した手水鉢に浮かべられた椿の花々
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どこから見ても「美しい」と感じます*^-^*
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本堂の「須弥壇」の散華でも生花がかざられていましたが、毎朝朝の勤行が終わると、一晩水に浮かべておいた花を竹籠に上げ、傷んだ花は順に新しいものに取り替えられるそうです。
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ウェブページによると、「せっかく自然の花のいのちをいただくのですから新しく菩薩としてのいのちを担った花が、長く美しさを保ってほしい・・散華のために茎を切るときは『南無阿弥陀佛』を唱えながら行なうことにしております」と書かれています。
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本当に手入れが行き届いた一番美しい椿の花ばかりで、この手水鉢だけを見るために来ても惜しくないくらいです。
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大書院の奥にお茶室「如意庵」があります。
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大書院の特別公開では、大変見応えのある襖絵などが陳列されています。
中でも興味をひいた話は・・・
「當麻曼荼羅図」の説明で、浄土教で極楽浄土へ行く際の九つのパターンがあり、九品往生といい、一番行いが優れた人は上品上生(じょうぼんじょうしょう)で阿弥陀如来が菩薩を引き連れ華やかに枕元までお迎えをしにきてくれ一瞬で浄土に行き極楽往生ができるそう。対象的に、行いが今一つので下位の下品下生(げぼんげしょう)ではハスの葉一枚のお迎えで極楽浄土に行くのに10万年かかるのだそうです。念仏を唱えれば浄土に行けるそうですが、行き方に大きな差があるのですね。 -
先ほどの「三銘椿」の庭に戻って来ました。
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美しく整えられた砂利には落ち椿が散りばめられています。散っても絵になるんですね。
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しっかり美しい椿を目に焼き付け・・・
法然院の訪問を終えます。 -
また春爛漫の哲学の道に戻り・・・
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満開の桜と見ごろの椿の写真と話を携え、娘の下宿に戻ります。
やはり法然院の椿はとてもきれいで
素敵な午後のひとときを過ごすことができました♪
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この旅行記へのコメント (11)
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- コクリコさん 2014/04/14 13:12:55
- 綺麗!
- こんにちはakikoさん!
椿の姫たちがいっぱいで絢爛豪華ですね!
この時期つい桜に目がいってしまいますが椿も美しく咲いているのですよね。
哲学の道を歩いたのは最近では11年前です(京都に行っても違う所に行ってたわ)。
そういえばその時も桜の季節で、法然院に行ったら石の階段にも椿が散りばめられていたのを思い出しました。
その時はカメラ持っていても記念写真を撮るくらいだったなぁ。
akikoさん大きなお嬢さんがいらしたとは全く思いませんでした。
若々しいキャリアウーマンかと勝手に想像していました〜
- akikoさん からの返信 2014/04/15 14:04:39
- RE: 綺麗!
- コクリコさん、こんにちは〜
> 椿の姫たちがいっぱいで絢爛豪華ですね!
> この時期つい桜に目がいってしまいますが椿も美しく咲いているのですよね。
そうなんですよ。姫たちにノックアウトされました(笑) 法然院の春の特別公開は桜の満開の時期と重ならないこともありますが、今年はバッチリ合いました♪
> akikoさん大きなお嬢さんがいらしたとは全く思いませんでした。
> 若々しいキャリアウーマンかと勝手に想像していました〜
若々しいキャリアウーマンなんてとんでもないです。昨日も泊まりがけで京都にある娘の下宿先の最終片付けに行き、先ほど帰ってきたところです。(京都に足場が出来てほくそ笑んでいて、喜んで京都に行っているのも事実ですが・・)
今まで旅行記に登場していませんが、娘が2人います。子どもたちが大きくなり、私が家にいなくても何とかなるようになってから、ヨーロッパに行かせてもらっています。主人はリゾート地でのステイ型の旅を好み、私はじっとしていられない(きっとわかってもらえると思いますが・・)できるだけ美しい景色を見たり、歴史に関わる舞台を見たり、ヨーロッパの文化的な背景を知ることができるところを見て歩きたいのです(^^) ですので、主人に三つ指ついて!?、我儘を許してもらっているという状態なのです。また、優雅な旅ではなく、自分でいろいろ調べてネットで予約するような安上がりの旅をするようにしています。
コクリコさんのようにご夫婦で行かれる旅もいいですね!うらやましいです・・・
akiko
-
- 旅するうさぎさん 2014/04/13 17:15:10
- 椿が美しいですね
- akikoさん、こんにちは。
法然院の椿の旅行記を拝見しています。
うーん、美しい、素晴らしいとしか言いようがないです!
阿弥陀さまの前に二十五輪の椿が整然と置かれていて、
何か、1つの宇宙のようなものを感じました。
よく見ると、椿の色まで白系と赤系に分けられていますね。
本物を見てみたいです。
池に小さな橋が架かるお庭も美しいし、
手水鉢に浮かべられた椿の花々も生き生きしていますね。
お庭に落ちた花を浮かべているのではなく、
このために茎を切っているんですね、南無阿弥陀佛と唱えながら。
だからこんなにフレッシュで綺麗なんですね。
椿というと、赤い色を連想しますが、この手水鉢に浮かべられた椿は
白い花もかなり浮かんでいて、
そのせいなのか、清楚で落ち着いた雰囲気がします。
真ん中の黄色いしべも可愛いです♪
うちも母が椿が好きなので、何本かあるのですが、
(椿の島、伊豆大島からお土産にもらってきた苗が
木になったものもあります)、
暖かくなると、毛虫が出てきて刺されたことがあり、
それ以来、怖いのですが、白い椿もいいものだなぁと思いました。
睡蓮用のカメが庭にあるので、その中に椿を浮かべるのも
いいかも・・・って思いました(^_^)/
法然院は秋にしか行ったことがなく、
秋なので白砂壇には紅葉が描かれていました。
でも中には入ったことがなかったので
今度入ってみたいと思いました(^^)
旅するうさぎ
- akikoさん からの返信 2014/04/13 21:39:39
- RE: 椿が美しいですね
- 旅するうさぎさん
丁寧に見ていただいてありがとうございます。
> 阿弥陀さまの前に二十五輪の椿が整然と置かれていて、
> 何か、1つの宇宙のようなものを感じました。
須弥壇に並べられる椿(季節の花)は、毎日貫主自ら境内に咲く花を集め須弥壇に生花の散華を並べるそうです。25という数は、人が亡くなった時、善行を行った人であれば阿弥陀如来が25人の菩薩を引き連れてお迎えにきて、西方極楽浄土に一瞬で連れて行ってくれるということなんですが、その菩薩さまの数になぞらえているそうなんです。1つの宇宙って、私も分かるような気がします。
散華されるお花も椿だけでなく季節により、躑躅、紫陽花、木槿、芙蓉、菊なども使われるということです。風流ですよね!
> 池に小さな橋が架かるお庭も美しいし、
> 手水鉢に浮かべられた椿の花々も生き生きしていますね。
> お庭に落ちた花を浮かべているのではなく、
> このために茎を切っているんですね、南無阿弥陀佛と唱えながら。
> だからこんなにフレッシュで綺麗なんですね。
そうなんです。お寺で、お花の首のところで切り取ってそれを床に飾るところは法然院以外に聞いたことがないですよね。この散華は、一人の修行僧が庭に落ちた一輪の椿を本尊の前に供えたことに始まったんですって。
> 椿というと、赤い色を連想しますが、この手水鉢に浮かべられた椿は
> 白い花もかなり浮かんでいて、
> そのせいなのか、清楚で落ち着いた雰囲気がします。
> 真ん中の黄色いしべも可愛いです♪
白は実は派手な色と言われますが、白い椿が清楚さを表現し、いろんな種類の椿が一体となって絵のように浮かんでいる様子は本当にきれいなんですよ♪
> うちも母が椿が好きなので、何本かあるのですが、
> (椿の島、伊豆大島からお土産にもらってきた苗が
> 木になったものもあります)、
> 暖かくなると、毛虫が出てきて刺されたことがあり、
> それ以来、怖いのですが、白い椿もいいものだなぁと思いました。
> 睡蓮用のカメが庭にあるので、その中に椿を浮かべるのも
> いいかも・・・って思いました(^_^)/
ご実家に椿の木があるのですね。きっと旅するうさぎさん同様、お花が好きな優しいお母さまでしょうね。それにお庭のカメに散り椿を浮かべるのって、いいアイデアですよね!
> 法然院は秋にしか行ったことがなく、
> 秋なので白砂壇には紅葉が描かれていました。
> でも中には入ったことがなかったので
> 今度入ってみたいと思いました(^^)
またよかったら、春の椿の季節に訪れてみてくださいね〜(^^♪
akiko
- 旅するうさぎさん からの返信 2014/04/13 23:36:16
- RE: RE: 椿が美しいですね
- akikoさん
> 須弥壇に並べられる椿(季節の花)は、毎日貫主自ら境内に咲く花を集め須弥壇に生花の散華を並べるそうです。25という数は、人が亡くなった時、善行を行った人であれば阿弥陀如来が25人の菩薩を引き連れてお迎えにきて、西方極楽浄土に一瞬で連れて行ってくれるということなんですが、その菩薩さまの数になぞらえているそうなんです。1つの宇宙って、私も分かるような気がします。
> 散華されるお花も椿だけでなく季節により、躑躅、紫陽花、木槿、芙蓉、菊なども使われるということです。風流ですよね!
そうなのですか。
それで思い出したのですが、父の仏壇に母が以前から
ある絵葉書を飾っているのです。
国宝の「阿弥陀二十五菩薩来迎図」の絵葉書です。
今、仏壇にその絵葉書を見に行ったのですが、
確かに菩薩様が25人くらいはいる感じでした。
この絵です↓
http://www.chion-in.or.jp/04_meiho/hob/rai.html
父は優しく、人間的に素晴らしい人だったので、
絶対に、この絵のような状態で、阿弥陀さま達に迎えに来てもらって
極楽浄土へ連れて行ってもらったと、
私はこの絵を見るたびに思っていたのですが、
菩薩様が25人であるというのは知りませんでした。
法然院ではこの25人の菩薩さまを<お花で>表現しているわけなんですね。
なんて素晴らしいのでしょう!
椿だけでなく、他の季節も、色々なお花で表現しているのですか。
すごーい。
いろいろ教えて下さって、ありがとうございます(*^-^*)
旅するうさぎ
-
- yokoさん 2014/04/12 16:05:49
- 素晴らしいですね!
- akikoさんこんにちは!
椿 美しいですね!
いままでそれほど椿には興味がなかっただけに驚きです!!
バラのようでバラとは違った上品な美しさ・・
手水桶の椿は声を失うほどの美しさですね(#^.^#)
今年はもう終わってしまいましたが、来年はぜひ訪れたいものです。
ところでお写真が本当に美しいのですが、どんなカメラを使っていらっしゃるのですか?
もちろんアングルなどのセンスが良いからなのですが、色がはっきりしていて心を引き付けられました。
私も写真はすきなのですが、デジカメしか使ったことがありません。先日、ミラーレスデジカメを買ったのですが、まだちゃんとした写真は撮っていません。
女性ならではの目線でのお写真これからも楽しみにしています!
- akikoさん からの返信 2014/04/12 22:20:15
- RE: 素晴らしいですね!
- yokoさん、こんにちは〜
> 椿 美しいですね!
> いままでそれほど椿には興味がなかっただけに驚きです!!
私も法然院の椿を見るまでは椿は赤と白があるくらいとしか思っていなくて、あまり興味がなかったのです。
> バラのようでバラとは違った上品な美しさ・・
> 手水桶の椿は声を失うほどの美しさですね(#^.^#)
そうなんです(*'-^*)私も一目ぼれしました。法然院の場合、椿の花はただ美しいだけでなく菩薩を象徴しているそうで、私たちを阿弥陀如来とともに浄土へと導くことを担った花だということです。意味は別として、一見の価値はあります!
> 今年はもう終わってしまいましたが、来年はぜひ訪れたいものです。
法話会などを除き、中に入れるのは4月初めの1週間くらいなので、予定が合えば行ってみてくださいね!
> ところでお写真が本当に美しいのですが、どんなカメラを使っていらっしゃるのですか?
> もちろんアングルなどのセンスが良いからなのですが、色がはっきりしていて心を引き付けられました。
ありがとうございます!私も綺麗な写真が撮りたくて一眼を含めいくつかカメラを買いました。でも一眼は重いので、最近は軽いsonyの小型カメラを持ち出すことが多いです。ただぼんやりした色が好きではないので、彩度やコントラストを強めに出すようにしています。
うれしいメッセージありがとうございました♪
akiko
-
- cooさん 2014/04/06 06:04:34
- とても綺麗でした
- akikoさん、こんにちは。
法然院の椿、美しくて驚きでした。
どうしてもこの時期桜に目がいくのですが(~_~;)
お庭のコメントもかなり興味深く、来年は尋ねてみたいと思いました。
いつもながら写真綺麗ですね。
ありがとうございました。
coo
- akikoさん からの返信 2014/04/06 15:26:40
- RE: とても綺麗でした
- cooさん、ありがとうございます。
> 法然院の椿、美しくて驚きでした。
私も最初に手水鉢いっぱいの椿を見た時、驚きとともにこんなに椿が美しいんだと感激したことを覚えています。本堂の阿弥陀如来像前の須弥壇の椿の生花や散り椿もとってもきれいです♪
> お庭のコメントもかなり興味深く、来年は尋ねてみたいと思いました。
要所要所に係の人がいて、お庭だけでなく所蔵している美術品についてもいろいろ興味深いことを説明してくださいます。もし4月最初にスケジュールが合えば、是非訪ねてみてくださいね!哲学の道の桜のお花見を兼ねた散歩もできますので・・・
akiko
-
- ウェンディさん 2014/04/05 08:31:50
- サクラとは異なる春の美しさ
- こんにちは。
桜の時期ですが、手水鉢に活けられた椿の花、いいですね。
石で作られた鉢にたっぷりと水が張られ、色の異なる椿の花が浮かぶ。そして、その背景は苔むした庭…。
京都らしい素敵な光景です。
哲学の道は20年ほど前の5月に散歩したことがあり、その景観の美しさ以上にすれ違う学生さんの雰囲気がとても清楚で、さすが京都!と変なところで感心してしまった場所でもあります。
関東で働いていると、なかなかお花のベストシーズンの京都は行きにくいのですが、行ってみたいです。
ウェンディ
- akikoさん からの返信 2014/04/05 16:18:09
- RE: サクラとは異なる春の美しさ
- ウェンディさん
いつもありがとうございます(*^^*)
> 桜の時期ですが、手水鉢に活けられた椿の花、いいですね。
> 石で作られた鉢にたっぷりと水が張られ、色の異なる椿の花が浮かぶ。そして、その背景は苔むした庭…。
> 京都らしい素敵な光景です。
そうなんです。法然院は小さく目立たないお寺ですが、とてもきれいな椿が手水鉢いっぱいに浮かべられている光景があまりに素敵で、この時期になると毎年訪れたくなるお寺です。
> 哲学の道は20年ほど前の5月に散歩したことがあり、その景観の美しさ以上にすれ違う学生さんの雰囲気がとても清楚で、さすが京都!と変なところで感心してしまった場所でもあります。
>
> 関東で働いていると、なかなかお花のベストシーズンの京都は行きにくいのですが、行ってみたいです。
ウェンディさんも哲学の道に来られたことがあるのですね。特に春の桜の季節がいいですね!
法然院は伽藍の中は春と秋の1週間ずつぐらいしか公開されていないお寺です。今の時期はお花見と言えば桜ですが、法然院では4月1日〜7日ぐらいが3銘椿が見頃になり、その間だけ春の一般公開がされます。この時期の1週間だけ贅沢な気分を味わえる特別なお寺だと思っています。
ウェンディさんも4月の1週目に京都に来ることがあれば、是非訪れてみてください。おすすめです(^^)
akiko
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旅行記グループ 京都の椿の寺を訪ねて
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