2014年2月　ベルリン、ドレスデン7泊8日の旅　1日目（移動日）

2014/02/21 - 2014/03/01

今回は、初のドイツ一人旅です。
フランクフルト経由でベルリンに宿泊、日帰りでドレスデン観光にも行ってきました。

2014年、ベルリンの2月下旬は本来最高気温が一桁、最低気温は氷点下二けただそうで、観光には適さない時期ですが、なぜか東京と同じ位の気温です。
ということで、室内中心なのであえてこの時期を選んでみました。
まあ、特典航空券が取りやすかったっていうのもあります。

それでは1日目「空港がストで右往左往する」の巻。
本日は、成田発フランクフルト乗り継ぎベルリン行き、ホテル到着までの旅行記です。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は昼の便なので、比較的ゆっくりと出られました。相変わらず速い京成スカイライナーで成田空港へ移動します。
40分で到着するのは、以前に比べて格段に速くて楽でいいです。
一応寒くなるかもしれない＆スーツ持参なので衣類が多めのため、いつもより重いスーツケースを引っ張っていきます。

さて、何の問題もなく成田に到着したと思ったら、早速トラブルが。
今回のフライトは、成田＞フランクフルト＞ベルリンの1回乗継で、成田＞フランクフルト間はJALなのですが、フランクフルト＞ベルリンはルフトハンザが安かったのでそちらを選びました。
オンラインでチケットを予約していたら、その予約サイトから「フランクフルト空港で、21日一杯セキュリティスタッフがストライキを実行中ですので、注意するように」との警告メールが飛んできていました。

早速、JALのカウンターに確認しても、現地が深夜2時なもんでストライキの実施予定はわかっていたが、現状は不明とのこと。
フライト自体はキャンセルされないようだとのこと。
また困ったことに成田では、JALの端末からルフトハンザのチェックインと荷物とチケットのひも付処理が出来ないとのこと。
チェックインは、その後スマホから行いましたが、荷物だけは、やはり現地のルフトハンザ乗り継ぎカウンターで登録だけしてもらうようにとのことでした。
ということで、不安いっぱいで、離陸しました。

機材は、787でした。
あんまり乗りたくなかったですね。

787のエコノミー席。
USBでiPodと接続できるはずですが、充電は出来ましたが繋がりませんでした。
古いipodじゃないとだめなのかな？

機内食1回目。
ハンバーグを選択。

ロシア上空。
やはり山がきれい。

2回目の食事がケンタッキーとのコラボでした。
こんなところでケンタッキーが出てくるとは。

11時間ちょいの空の旅を終えてフランクフルトに到着すると、やはりストが決行中。
それもかなりヤバげです。
電光掲示板には「Cancel」の文字が1/3位のフライトに出てました。

一般的なストライキの対応は、次の通り。
(1)空港がストなら、目的の飛行機が飛ぶか、出発のインフォメーション画面を確認。時々更新されるので注意。出発が遅れて接続便に乗れなくても、保証してくれないことが多い。同じ航空会社だと、融通が利くことがある。
(2)航空会社のストなら、窓口が空いていれば、予約便が飛ぶか、飛ばない場合、接続便の保証について確認。
(3)飛ばない場合は、航空会社がホテルや鉄道の切符を手配します。この時、自分の状況を強く言いましょう。接続便に乗れないなら、その分も保証してくれることがあります。（接続便の航空会社や、キャンセルされた航空会社によって対応はまちまち。）
(4)最悪、空港で1泊する場合があることも念頭に。
(5)複数日のストのばあいは、さっさと鉄道で移動する。

入国審査を終わってさらに税関へ行くと、そこは無人。良いのか?
ドイツは、PC、iPadなどを申告しないと有無を言わさず没収なので申告したかったのですが、誰もいない。
オフィスも鍵がかかっていて、ドア窓から中を見ても無人。
仕方がないのでドキドキしながら赤いホットラインで事情を説明すると、「個人使用だよね?」と聞かれたので「はい」と答えたら電話口で「OK,そのまま通っていいよ。」と。「申告」って英語が出てこなくってしどろもどろでした。

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

フランクフルト空港第二ターミナルは、午後4時だというのにお店も全て閉まっており、到着便のみ処理が行われているようでした。

この時、どうも空港は第一ターミナルの機能維持を優先して、第二ターミナルの人員のほとんどを第一ターミナルの方へ振り分けて処理しているようでした。
おかげで第二ターミナル出発の便は、軒並みキャンセルになっていたようです。
そのため、ご覧のとおりお店の店員も出勤できないのか第二ターミナルはセキュリティの内側は、全店舗閉店していました。

この通り、ターミナル間移動用シャトル駅も私以外だれも人がいません。

ということで、数人の客が降りた後、私一人を乗せて第一ターミナルへ出発しました。
こんなさびしい思いをフランクフルト空港でするとは思ってもみませんでした。

さてターミナル１へ到着しました。
セキュリティがストということは、手荷物検査が無ければ直ぐに国内線に乗り換えられるということですが、フランクフルト空港は、国際線で到着してターミナル移動した時点でセキュリティの外側扱いです。
これは、事前にJALの係員に確認していたのと異なっていました。（JALの方は、「セキュリティゲートを通らずに、ターミナル１から国内線に搭乗できる」とおっしゃっていた)
まあ、先ほどの閑散具合でわかると思いますが、数人並んでいるだけでした。
ただし、何故かカメラのD7000に危険物が付着している可能性があるとかで別室へ。カメラ表面を検査用のシートで拭って、それをX線蛍光分析装置にかけていましたが、5分位で「問題なし」とのことで、無事解放。よかった。

その後ルフトハンザのサービスカウンターに行ってみれば長蛇の列。
さらに自動チェックイン機で、現状を確認したら「フライトの搭乗に間に合わない可能性があるので、DBのチケットを発行します。」と出た画面であわててOKを押してしまい、自分の予約を自分でキャンセルしてしまい、再予約するのにあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
ゲートもなかなか決まらず、また係員の方がゲートになかなか来ないので心配しました。
何とか予約の復活と荷物の登録をしてもらいました。
乗り継ぎに2時間半あったのですが、そのほとんどを空港内で列に並ぶ等で消費してしまい、結局ぎりぎりでした。
なので精神的に余裕がなく、写真がありません。すいません。

ちなみに、乗ったフランクフルト＞ベルリンの便は、100人乗りで10人しか乗っていませんでした。
これもストの影響でしょうか。
こんなに空いてる飛行機も久しぶり。

フランクフルト空港で、飛行機を待っている間にちょっと腹ごしらえです。
揚げたみじん切りのベーコンと、野菜とハムです。
味は普通でした。

ベルリンにはほぼ定刻に到着しましたが、フランクフルトの影響で、ベルリンのチェックインカウンターも長蛇の列でした。

荷物がコンベアで出てくるかドキドキしながら待っていましたが、自分のスーツケースが出て来た時には胸をなでおろしました。

ベルリン テーゲル国際空港 (TXL) 空港

テーゲル空港からは、X9系統のバスで、Zoologischre駅へ向かいます。

こちらが購入した片道のバス切符。
この日はもう夜なので、片道切符を購入しました。明日、7日間有効のチケットを購入します。

テーゲル空港は、Bゾーンです。

こちらはチケットに乗車日時を印字する改札機、これにチケットを通します。
ちなみにこの柱の反対側に券売機があります。

バスで目的の場所で停車させるには、日本と同じようにバスの降車ボタンを押します。
ボタンはこのようなものが多かったです。

ベルリンのバスは、昇降時の真ん中と後部ドア開閉を自分で行います。
運転手側は、運転手が操作します。
このボタンを押して開けます。

ホテルの最寄駅はU1のUhlandstr駅なのですが、乗り換えが面倒なのと、マップではそんなに遠くないようなので歩くことにします。
こちらはちょっとぶれてますが、夜のS+U Zoologischre駅です。

道すがら個性的なペイントの食洗機と冷蔵庫を発見。
イタリアのブランド"SMEG"（スメグ)ですね。日本からは撤退しちゃいましたが、デザインが良いですねえ。

ということで、10分少しで到着しました。
ホテルは、「Hecker's Hotel Kurfurstendamm」です。
四つ星ですが、Hotels.com経由の連泊割引で一泊65ユーロほどです。
部屋が広く、キッチン、冷蔵庫があり、Wi-Fiが無料なのが◎。
ただし、バスタブは無しです。

また、部屋に時計がありません。
さすが高級ホテル。
時間を気にする人は泊まらないってことでしょうか。

部屋の写真は、ホテルの口コミに載せておきます。

ということで、メールをチェックし、明日のドレスデン日帰り旅行を組みつつ、休みます。

1日目は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ヘッカーズ ホテル クアフュルステンダム ホテル