2014/02/21 - 2014/03/01
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pax7655さん
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今回は、初のドイツ一人旅です。
フランクフルト経由でベルリンに宿泊、日帰りでドレスデン観光にも行ってきました。
それでは2日目ドイツ国鉄で行くドレスデン日帰り旅行。
「ドレスデンで、男なのに陶器を愛でる」の巻。
DBチケットの予約内容の読み方(見方)と、T-MobileのプリペイドSIM購入手順もあります。
本日は、ベルリンのホテルからドイツ鉄道(DB)でドレスデンへ行って、陶器をめでたり、聖地巡礼したり、バームクーヘン買ったりして、ドイツ鉄道でベルリンに帰るまでとなります。
ちなみにDBって、Deutsche Bahn AGの略ですが、DBが持ち株会社化したので、鉄道部門はBahnとなっていて、DB BahnとBahnが2つつくことになってます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルには、時計がありませんでした。
手持ちのトラベルアラームをセットしましたが、鳴る前に目が覚めてしまいました。
こちらはホテルの窓から街並みを撮影してみました。
本日は、ドレスデンに日帰り観光です。
ドレスデンには、DB(ドイツ鉄道)を使って向かいます。
DBのチケットは、事前に以下のURLからインターネット経由で自身で予約しました。
http://www.bahn.de/i/view/USA/en/index.shtml
行き方には2種類あって1つ目はEC(国際特急)を使ってドレスデンへ向かう方法と、ICE(都市間高速列車)を使ってライプツィヒで乗り換えて向かう方法です。
DBのサイトで出発駅と到着駅を入れると、上記2種類のルートが混ざって表示されるので、列車番号や所要時間をよく確認する必要があります。
ECは2時間に1本しかなく、かつ他国から長距離を走ってくるので、予約時は雪による遅延等を考え安全を見てドレスデン発の復路は、最終の1本前(17時台発)を予約しました。
その為、ドレスデン現地での観光時間は、約5時間と非常に短いです。
博物館等をゆっくり見るタイプなので、多分2か所+車窓見学位で終わりそうな気配。
また、インターネット接続回線確保のために、プリペイドのSIMを入手する必要もあり、その時間も確保する必要がありました。 -
さてまずは、準備をしてS-bahnのSavignyplats駅へ徒歩で向かいます。
こちらは朝の駅前ロータリー。 -
通り道でペットの糞処理用のダストボックス発見。
袋も準備されてて家まで持って帰らなくていいのは楽ですね。 -
駅前に続く道すがらにはこんなアンぺルマンショップが。
DDR時代の商品なども扱っているようですね。 -
徒歩約7分位で駅に到着します。途中ワインショップやレストラン、先ほどのアンペルマングッズショップなどをチェックしました。
列車は8時台のEC(国際特急),ベルリン中央駅(Hauptbahnhof)発です。
Savignyplats駅からHauptbahnhof駅までは乗り換えなしで、S5、S7,S75で向かいます。
駅に来るどの電車に乗っても大丈夫です。
ただドイツの場合、感覚的に列車の進行方向とホームの関係が、日本と逆のような気がします。 -
まずは、券売機を探します。
この駅では、ホームにありました。
券売機で国旗マークを押して次の画面でイギリス国旗を選択すると英語に切り替わります。
そこからその他のチェットを選択して購入します。
28.80ユーロでした。
購入後、すぐ傍の検札機で刻印します。 -
電車内はこんな感じ。座席には日本の優先席よりも種類があるので、マークに注意します。
自転車や犬も乗ってくるので、注意します。
なお、ドアは自分でボタンを押すかノブを回して開ける必要があります。 -
自転車置き場は跳ね上げ式の座席になっています。
また、真ん中に車いす、ベビーカー、自転車、荷物のマークがあります。
こちらはそれらの優先席です。 -
こちらがHauptbahnhof駅(ベルリン中央駅)です。
新しく作られた駅なのでガラス面が多く、明るいです。
ここは日本式の3階になります。 -
某国内の映画では冒頭のシーンでこの駅が使われたみたいです。
それと同じ場所から撮影するにはこの連絡橋から撮影する必要があるのですが、ここはオフィスビル区画内で、一般人立ち入り禁止だったので、撮影を断念しました。 -
こちらは、有名なDBの時計。
秒針の形と動き方が特徴的です。
動画でお見せできないのが残念です。
スイス国鉄の時計同様、STOP TO GOという動き方をします。
秒針は1周約58秒で回っています。
1周すると、分針が動くまで止まっています。
分針は、秒針が回っている間、動きません。
1分経つと、1分分一気にカチッと動きます。
分針が動くとすぐに秒針がまた動き出します。
機械的には、秒針はモーターで時間とは同期せずに、58秒で1周するように作られていて、12時のところで、1周毎にロックで止まるようになっています。
分針は、1分に1回出る電気信号で動作し、この分針の動作後に秒針のロックが解除されて、秒針が再度動き出すという仕組みです。 -
中央駅は地上3階地下2階の構造で、ホームは3階と地下2階にあります。
今回はS-Bahnは3階に到着し、ECは、地下2階ホーム発です。
他の階にはスーパー、フードコートからヘアサロンまであります。
フードコートのKamps Backstubeで、EC到着まで朝食をとることにします。
こちらはチェーン店ですが、そこそこのお味です。 -
中身で値段が若干異なり、1個2.5~3ユーロ前後でした。
こちらはチキンとチーズと野菜。 -
こちらは生ハムとチーズと野菜。
ドイツパン、おいしいです。
アメリカなどに比べて、中のドレッシングなどの味付けは、私好みの方向性でした。
さあ、ホームへ向かいます。 -
まず、ホーム番号を確認し、ホームに降りて今度はチケットの車両番号と停車位置を確認します。
今回は、1番線です。
ホームには、このようにA~G位の場所と、列車の車両停車位置の対応表があります。
DB チケットの読み方は次の通りです。
HALT 出発、経由、到着駅名
Datum 日付、DD.MMの表記.
Zeit 時間 ab=出発, an=到着、24時間表記
Gleis ホーム番線番号
Produkte 列車番号
Reservierung 予約内容
予約内容内 1 Sitzplatz=1席, Wg. 262=262号車, Pl. 85=座席番号85, 1 Fenster=1窓側, Abteil=コンパートメント席,
Nichtraucher=禁煙
Grobraum=独立席,Tisch=テーブル席(二人の向かい合わせ) -
実際の電車の写真がぶれていたので、一本前の電車の写真です。
ECも同じように機関車が客車を引っ張る編成です。 -
ホームのEの位置で待っていると指定された車両が前に到着しました。
ところが、ボタンを押してもドアが開きません。
何か紙が貼ってありますが、ドイツ語なのですぐには理解できませんでした。
ホームにいた係員は故障だから動かないと言っているので、あわてて他の車両に移動して乗り込みました。
Class1の予約した席の場所に行くと、入り口に乗車区間が書かれた紙が入っています。
この場合、6人掛けで私の他に2名乗車してくるということです。
ICEは、これが電子表示になっています。
座席予約をしていない人は、この表示がない場所or乗車区間が被らない席に着席します。
席は、3~4割埋まってる感じでした。 -
コンパートメントはこんな感じです。
今回往路で同席させていただいた方は、リタイヤしたばかりの女性二人組のドイツ人、元写真家と、デザインのお仕事をしておられた方でした。私の下手な英語に付き合っていただき、あっという間に3時間が経過しました。
「次は日本に行くわ」とのありがたいお言葉をいただきました。
たまたまiPadに入っていた地獄谷の温泉に入る猿の写真を熱心に観ておられました。 -
さて、Dresden Hbf駅に到着しました。
この駅も大きいですね。ホームにはいろいろな行先に向かう列車が沢山停車していました。 -
駅内のインフォメーションで、一日乗車券を購入しました。
自動券売機でも買えますが、施設割引があり、一緒に観光地図も頂きたかったので、窓口で購入しました。
観光案内ですが、最近は、インタネットで、大体の資料は入手出来ます。
必ず拡大縮小が効くpdf形式の資料をダウンロードしてください。
ドレスデン観光案内
http://www.mediaserver.dresden.de/categories.php?cat_id=681
こちらから、Dresden City Guide Japaneseを選択してダウンロードしておきます。
このマップ、困ったことにマップ下の施設名にドイツ語表記が併記されていないため、ちょっとわかりづらいです。
iPad,iPhoneや、スマホをお持ちの方は、それぞれのPDFビューワー内に保存しておけば、現地ですぐに見られます。
(ただし、電池切れだけは注意しないといけません)
トラムのマップはこちらから。(英語)
http://www.dvb.de/en/Routes-Maps/Network-Maps/
ちなみに私はiPadでiBookを使って実際にこれらの資料を活用しました。 -
こちらが、1日乗車券+施設割引券 9.90ユーロです。
自分で日付とサインを記入します。
買ってからガイドを見てショック。
本日行く予定の博物館類は、1日チケットでは割引されません。
最低二日の29.90ユーロのを買う必要があります。観光案内所 (ドレスデン) その他の観光・遊ぶ
-
本来なら、買ったチケットでトラムに乗れば速いのですが、旧市街へ向かう途中にT-mobileのショップがあるので、旧市街への道を歩きます。
両サイドはショッピングモール状態です。
この先の建物左側にT-Mobileショップはありました。
Telekom shop Dresden.
Prager Str. 7,01069 Dresden.
9:30-20:00 日曜定休、土曜日は10:00開店 -
こちらが、購入したデータ通信のみのプリペイドSIMカード。
XTRA DATAのプランが選べます。
価格は、9.95ユーロです。
通話とのセットも9.95ユーロでありますが、そちらはデータが100MB/月までが高速通信です。
データ専用のこのカードなら500MBまで高速通信になります。
音声通話しないなら、7X24時間の XTRA DATA FLAT Mを選択しましょう。 -
通常サイズとマイクロが切り離す場所で選べます。
APNを、事前に設定しておきます。
APN internet.t-mobile
ユーザー名 tmobile
パスワード tm
です。 -
T-Mobile.deのサイトだとこちら。
http://www.t-mobile.de/xtradata/0,24748,27850-_,00.html
こちらは、ショップでチャージ付のカードを買って、プランは自分でwebから選択します。
ショップのお嬢さんは、「1時間位待ってからSIMを差してセットアップしてね。Webアクセスすると強制的にプラン選択ページが出るから、そこで XTRA DATA FLAT M を選んでね。」
とおっしゃいましたが、手続きが終わって10分後にはiPadに差したSIMが使えるようになってました。
ブラウザを起動すると、プラン選択画面だったので、言われた通り XTRA DATA FLAT M を選択すればすぐ使えました。
7x24時間なので、8日目の使用開始時間直前まで使えます。
ちょっと40分位かかったので、先を急ぎます。 -
ちょっと先で、路上パフォーマンスしてました。
写真だけ撮ってさらに先を急ぎます。 -
ここを真っ直ぐ行くと旧市街中心へ行けますが、旧市街の北東にあるツヴィンガー宮殿に向かいます。そのため写真左側のガラスの建物からショッピングモール内を抜けていきます。
-
こちらのツヴィンガー宮殿で「古典巨匠絵画館」と「陶磁器博物館」を見学しました。
特に陶磁器博物館には、日本なら国宝級の柿右衛門や古伊万里の陶器があり、焼き物好きにはたまりません。
でも、どちらも写真禁止で写真ありません。入り口とカフェだけ。
ごめんなさい。ツヴィンガー宮殿 城・宮殿
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陶磁器博物館入口。
この上の入ってすぐの階段を上って上の階にコインロッカーとチケット売り場とカフェがあります。
先にそちらでチケットを買って荷物を預けます。
10ユーロです。
本日もメインはこちらなので、じっくり鑑賞します。
焼き物だけでこの数量。堪能させていただきました。
私は焼き物特にブルーの発色が好きで、マイセンとかウエッジウッドとかを昔個人輸入までして集めてました。陶磁器コレクション 博物館・美術館・ギャラリー
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その2階から外に出ると、オープンカフェから旧市街の東側が一望できます。
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続いて古典巨匠絵画館です。
こちらも写真がございません。
入口が普通の扉を開けて入るタイプなので、日本人だと躊躇しちゃいます。
この2カ所で2時間程度過ごしたので、続いて急ぎます。 -
トラムに乗って、ドレスデンの芸術小道「Kunsthofpassage」へ。
Gorlitzer Strasse 23 01099 Dresden
ツヴィンガー宮殿を出て、目の前の道の橋寄り(Hofkirche前)のトラム停留所「Theaterplatz」から、8番系統に乗って川を渡ります。最寄りの停留所は、「Louisenstr」です。
降りたら、トラムの進行方向すぐにある交差点を右折します。
この通りが、「Louisenstrabe」になります。
その先1つ目はT字路、さらにその先のAlaunstrabeとの十字路を左折して100m位先の右側に青地に赤い牛のマークがある中庭への入り口を入ります。
ところがこの入口がわかりづらい。
写っている赤い牛のマークを目印にしてください。 -
こちらが中庭の案内図です。
パサージュ自体のWebページは、こちらです。
http://www.kunsthofpassage.de/ -
イチオシ
有名な雨どいの壁。
芸術性と遊び心、それに雨どいと水面を模した青い壁がgoodです。壁が芸術作品に。 by pax7655さんクンストホーフパサージュ 専門店
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こちらは、動物の壁画。
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入口から南側を見た写真です。
入口は写真の左端にあります。 -
さあ、「Louisenstr」まで戻って、トラムに乗って旧市街の対岸「NeustädterMarkt」で降ります。
橋を渡りつつ旧市街を撮影します。 -
旧市街の対岸にある建物。
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こちらも対岸のDreikönigskirche教会。
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で、橋の途中に浮世絵の波の絵。
なぜ? -
橋を渡り切って、たもとから旧市街をパチリ。
左側に壁画が見えてます。 -
その壁画「君主たちの行列」。
1868年に制作されたときは漆喰だったのですが、1907年-1908年にかけて、マイセンの陶器タイル25000枚で作り直してあります。
大戦の戦火を潜り抜けた大作です。
列の後ろの方には、作者本人が描かれています。君主の行列 文化・芸術・歴史
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こちらはドレスデン宮殿入口。
緑の天井を見たかったけど、時間が無いので断念。
また来よう。ドレスデン城 (レジデンツ宮殿) 城・宮殿
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夕日が当たった、フラウエン教会。
フラウエン教会 (聖母教会) 寺院・教会
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広場にスケートリンクとか出店とか来てました。
アルトマルクト広場 広場・公園
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残念、スケートリンクは整備中。
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子供用の補助具。
ペンギンが可愛い。 -
イチオシ
広場右側のショッピングモール一階入ってすぐの場所にバームクーヘン発祥の店と言われているカフェ クロイッカム (KreuzKamm)がありました。
おいしそうなスイーツが並んでます。
もちろんお土産に買って帰ります。美味しかったが、高い。 by pax7655さんカフェ クロイツカム 専門店
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先ほどのショッピングセンターまで戻って、フードコートで遅い昼ごはんです。
これで4.5ユーロくらい。
このハム、おいしかったです。 -
イチオシ
駅へ向かう途中でこんな記念撮影してました。
Facebookのイベントかな?
ドレスデンは「いいね!」5個でした。 -
ドレスデン中央駅へ戻ってきました。
到着20分前でした。セーフ。 -
帰りもこの表示を確認して停車位置で待ちます。
-
EC172、帰りはコンパートメントを独り占めです。
少し遅れていました。
また、途中で2回ぐらいトラブルで止まってました。
到着は15分以上遅れてました。 -
何か疲れていたので、ホテルまで写真がありませんが、無事ホテルに戻りました。
その後、夜8時までやっている近くのこのスーパーで、飲み物を調達。
その後夕食を摂りに事前に目星を付けておいたステーキ屋に向かいますが休みなので、近くのインド料理屋に入りました。
しかしそのインド料理屋は、大失敗でした。
カレーは甘すぎるわ、ナンがフライパンで焼いた薄いパンケーキ。
これでそれなりに人が入ってます。
最後にウエイターがお味は?と訊いてきたので、手元の単語帳で調べておいたドイツ語で「おいしくない」と言って出てきました。
久しぶりにお金をドブに捨てた気分でした。
ということで、ベルリンではメジャーなディスカウントスーパーのNettoで、買ったジュースを飲んで明日に備えます。
2日目は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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