カンボジア・昆明旅行（７）　シェムリアップ編３．　～ロリュオス遺跡群～ベン・メリア～

2013/12/27 - 2014/01/06

この旅行記は、1/2（旅行7日目）の旅行記です。

もう遺跡は飽きた！市内散策でもしようと思って朝からオールド・マーケットに行ったけど、他のことをしている内に「もう少し遺跡見ても良いかな。」という気持ちになってきて、結局昼からロリュオス遺跡群とベン・メリアに行きました。

＜旅行日程＞
　12/27 日本　→　プノンペン
　12/28 - 12/29 プノンペン
　12/30 プノンペン　→　シェムリアップ
☆12/31 - 1/ 2 シェムリアップ
　 1/ 3 シェムリアップ　→　昆明
　 1/ 4 - 1/ 5 昆明
　 1/ 6 昆明　→　日本

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

1/2　旅行7日目

昨日と同じ店で朝ご飯にする。雑炊みたいで美味しい。

遺跡はもう飽きたから、街中でのんびりする。

まずは、昨日の夜行きそこなったマッサージへ。今日は全身マッサージではなく、フットマッサージ。シェリムアップに来て3件目のマッサージにして、初めての当たり。

朝のパブ・ストリートは夜と比べるとすごく静か。観光客はみんな遺跡に行ってる時間だからね。それでも全然人がいないわけではなく、ゆっくりコーヒー飲んでる人もいる。

続いてオールド・マーケットにやって来た。

パブ・ストリートと接している立地の割には、ローカルな雰囲気が残ってる。

お肉屋さん

八百屋さん

山積みにしてあるけど、下の方の野菜は傷まないのかな？

ナマズ屋（？）さん

食堂街も活気があって良い感じ。

観光客向けの店もある。

お茶屋さん

「Lotus Flower Tea（花びらの部分）」、「Lotus Flower Tea（花の軸の部分）」、「Lemongrass Tea」の3種類のお茶を買ってみた。全部で4ドル。帰国して2か月経つけどまだ飲んでない。

ドリアンキャンディ

昔お土産で貰ったことがある気がするな〜。

パブ・ストリートにあるカンボジアン・バーベキューと言うレストランで昼ごはんにする。変わり種を肉を少しずつ、カンボジアスタイルのバーベキューで食べられるレストラン。物珍しさに惹かれて入った。

僕が選んだコースは、「牛」「カジキ？（Espadon）」「チキン」「ワニ」「ブタ」「イカ」「サメ」の7種類の肉が付いたコース。サメが品切れで、代わりに好きなのを選んで良いとのことだったので、カエルの脚を頼んだ。

カンボジアのバーベキューは、鍋の中心で肉を焼き、その周りで野菜や麺を茹でる。肉を焼くために火力が強いので、周りの水がすぐ蒸発してしまうのが難点だと思う。水は頼んだら継ぎ足してくれるけど。

で、味。
＜ワニ＞油っぽい鶏肉みたいな味。
＜カエル＞これも油っぽい鶏肉みたい。骨ばっかりで食べるところが少ない。

プノンペンでも何回か見かけた貝の屋台。ずっと気になっていたので、買ってみることにした。小さめの袋に一杯入れて2000リエル。安っ！

貝のアップ

まずこれ、開けるのが難しいんだけど…。爪を使って頑張って開けると、半生っぽい貝の身が…。これ大丈夫？

食べてみたらシジミみたいな味がした。

もう遺跡に行く気は無かったのだけど、行かなかったら行かなかったですること無いし、せっかくここまで来たからもう少し見るかという意識も働いて、午後からは遺跡巡りを再開することにした。

行き先は、アンコール・ワットよりも古いというロリュオス遺跡群に決めた。さすがに自転車じゃ無理なので、トゥクトゥクで向かう。代表的な三つの遺跡を回って往復12ドル。

シェムリアップの街並

シェムリアップに来てから、ごく狭いエリア内にいたので、なんだか風景が新鮮に感じられる。

まずはプリア・コーに来た。

アンコール遺跡群の中で最古の寺院らしい。最古とか言われるとそれだけでありがたみを感じちゃう（笑）。時代が古いせいかやや簡素な造りだ。

牛がいた。モ〜。

漆喰彫刻が売りらしいけど、どれが漆喰彫刻なのかよく分からなかった。これは修復だよね？

続いてやって来たのはバコン。

ピラミッド型の遺跡だ。特にこれという理由は無いけどこの遺跡好き。

ピラミッドの四隅には各段ごとに象の像がある。鼻が折れてバクみたいだけど（笑）。

ピラミッド型の遺跡は上からの景色が良いね。

バコンのすぐ横にお寺があって、そこから風鈴の根が聞こえてきて良い雰囲気だ。

この写真だと見難いけど、屋根の先端に風鈴が付いてる。

3番目はロレイ。

ロレイを一言でいうと、しょぼい！

リンガ

クメールの治水技術の象徴らしいが、正直パッとしない印象。

ロレイの横にもお寺がある。壁や天井の絵に$100とか$200とか書かれてるのだけど、これは絵の値段が書かれてるの（笑）？

僧坊もあった。遺跡よりこの中がどうなってるかの方が気になる。

気分が乗ってきたので、ベンメリアに行くことにした。

トゥクトゥクのドライバーに時間とお金を聞いたら、片道40分くらいでロリュオス遺跡と合わせて30ドルとのことだった。安っ！

のどかな風景の中、風を受けながら走る。気持ち良いな〜。沿道の子供が手を振ってくれたりして楽しくなってきた。

途中に見かけた家は、こんな風な高床式住宅が多い。水道が無いらしく、家の前の井戸で洗い物をしている人がいる。帰りには家の前で火を起こして夕食の準備をしてる風景も見れた。

田舎の景色を見られただけでも、郊外まで出てきて良かった。

ベンメリア到着。到着するなりドライバーが「遠いよ！」って言ってた（笑）。確かに40分で行けるって言ってたのに、1時間以上かかったもんね。距離を勘違いした？トゥクトゥクでここまで来る人は少ないのかな〜。

ベンメリアの入り口には子供がたくさんいた。案内するという誘いを断り、一人で奥へ進む。

凄まじい崩壊っぷり。崩壊っぷりはタ・プロームの比ではない。

で、どうやって奥へ進むの？崩壊し過ぎてて前に進めない。どうしよう…。

気が付くと隣に男の子がいた。案内してくれるみたいなのでお願いすることにした。

しかし素晴らしいタイミングで現れたな君。

この廃墟感好きだわ〜。

来るつもりなかったけど、来て良かった。

こんな感じで通路が整備されている所もある。

ちなみに我がガイド氏は、頼んでもないのに勝手にポーズを取る。

良いな〜。好きだな〜。

崩壊著しい。

他の遺跡も修復前はこんなのだったのだろうか？だとしたらどうやって復元したのかな？超上級編のパズルだ。

ぐるっと1周回った後、10ドルのガイド料を要求する我がガイド氏。

この子は何言ってるの？

高いと言ったら5ドルに下がった。まだ高い。3ドルだけ払った。30分で3ドルなら充分だ。3ドルを渡すと同時に世間の厳しさを教えてあげたのであった。

本当はもっとまったりしていたいけど、街に戻るのが遅くなるのでベンメリアを後にし、街へ戻る。

夕日が綺麗だな〜。

遺跡では朝日も夕日も見なかったけど、この夕日の美しさだって遺跡で見る夕日に負けてないと思う。

結局帰りは1時間40分ほどで街まで到着。

さすがに30ドルだと可哀そうなので、40ドル払ってあげようかな…。街に到着すると、あと5ドル頂戴と言うので、言う通り35ドル払った。何も言わなきゃもう5ドル払ったのに（笑）。

街に戻った時にはすっかり暗くなっていた。

でも今日は自転車に乗ってないので、まだまだ元気。夕食を食べる店を探しがてら、少し遠くまで散歩する。

良い感じのバーベキューの店を発見！バーベキューは昼も食べたけど、雰囲気が良いので入る。

「ハンサBBQ &　シーフード」という店で、後で気づいたのだけど地球の歩き方にも小さく載っている。

4.5ドルで食べ放題。

BBQ用に肉や野菜さらにマロニーみたいな麺なんかもある。BBQ以外にも八宝菜の様な物や春巻きもあって結構充実してる。ただし、野菜は丸々置いてあるので、側に置いてある包丁で自分で切らないとダメ。

美味しい！安い！

この店はシェムリアップに来て以来の大当たりだな。家の近くにあったら通う（笑）。昼に食べたBBQよりずっと良い。まあ、昼のお店は変わり種肉を食べるお店という事で…。

ホテルに戻る途中、果物屋さんが数件集まった通りがあった。

美味しそうだね。

ナイト・マーケットにぷらっと行ってお土産を少し買った。

なんかショーをやってる。

ホテルの近くにあった店で、東南アジア名物の「ハッピー・ピザ」が売られてた…。

遺跡はもう行かないので、勝手にランキングをつけてみた。行った遺跡は、全部で13個。

1位　バイヨン
　何と言っても顔だらけでインパクト大
2位　ベンメリア
　崩壊っぷりが楽しい。時の流れを感じさせてくれる。
3位　アンコール・ワット
　彫刻が素晴らしい。
4位　バコン
　ピラミッド型で下から見ても綺麗。上からの景色も良い。
5位　タ・プローム
　遺跡を押し潰す木が印象的。


「カンボジア・昆明旅行（８）　シェムリアップ編４．　〜シェムリアップ市内散策〜」に続く。
http://4travel.jp/travelogue/10865484