京都てくてく日記　２０１３秋の散歩編　②高雄・槇尾・栂ノ尾　日がな一日紅葉狩り♪

2013/11/09 - 2013/11/09

やっと久しぶりの休み！
突発性「京都行きたい病」によって京都へｗ
せっかく寒くなってきたし、紅葉が見たくて。

1泊できそうだったから紅葉ライトアップを見に行こうと思いまして♪
で、この時期まだ紅葉には早いってわかってはいたけど、
高雄って一番初めに染まるっていうし、
しかもライトアップもしてるって～☆☆

あ、でもライトアップは翌日からやん。。。

ってことで昨日はおとなしく？高台寺のライトアップを楽しんだ。
その翌日の今日こそは高雄山・神護寺のライトアップを見よう！！

そんなわけで日がな一日、神護寺、槇尾の西明寺や世界遺産の栂ノ尾・高山寺など高雄周辺を心行くまで歩きまくり、紅葉狩りをたのしんできました～＾＾
朝は始発のバスで神護寺へ行き、そしてライトアップを見てから帰る。
まさに一日中いましたｗｗ

こちらはそんな2日目の「その①」です。
朝四条烏丸を出発してから朝の神護寺で紅葉狩りをした内容です。

へたっぴな紅葉の写真が続きますが飛ばし読みでもしてもらえればうれしいです。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

おはようございます。
2日目朝6：48。
四条烏丸から８番のバス（始発）で終点高雄を目指します！

バス乗客はほとんどいない・・・
バスに揺られること約５０分。

高雄に到着でーす♪
紅葉の名所として名高い高雄。
ミシュランにも載って一躍有名になりました。

ということは観光客も多いよね…
って思ってたけど、この朝一のバスでやってきたのは私のほかには大きなカメラを持った男性１人。

バスを降りたら少し戻って右手にこんな碑が立ってます。
ここをまずは下ります！

「高雄山・神護寺」だから山のぼると思ってたけど、まずは下るみたい。
さっきの男性もこっちに行ったからきっと間違いない。

てくてく♪

朝の散歩のはじまりです＾＾

参道の脇には地元の小学生の作品と思われる手作りの灯篭が。
夜になったら火が灯る。
こりゃ夜が楽しみだ〜♪

てくてく♪

どんどん下る。
その間の景色はまだまだ緑な山の風景。
朝日に照らされて気持ちいい〜

あ！ちょっと紅葉してる＾＾

でもこれからって感じね。
ほんで今年の紅葉は赤くなってるというより枯れてるような感じが多かったなぁ〜
元気がなかったなぁ(´_｀)

ひたすらゆるやかな階段を、写真撮りつつ下って約１０分。
ようやく高雄橋まで来た。

ここも紅葉したらちょ〜きれいでしょうねぇ〜

この川沿いももみじがいっぱい！
とっても素敵な場所。

赤い高雄橋
渡りつつパチリ☆

橋を渡って左手に行くと旅館が立ち並ぶ通りに出ます。
また時間があったら後で探検してみよ。

今はひとまず神護寺へ=З

あ、この案内板、大原にもあったね〜
写真奥に見えてる階段、今度はあれを上ります！！

この階段！
こっからがね〜けっこうしんどかったｗｗ
ず〜っと登りで、後で時計見たら、
楼門まで写真とりつつゆっくり上がって２０分かけてた。

さすがに上のほうは色づいた紅葉も☆

綺麗！！

この辺になってくるとカメラを持った先輩方、増えてきます。
みなさん人の少ない時間を狙って。。。
考えることは同じ。
立ち止まるところも同じｗｗ

〜〜〜〜。・゜＊。*゜・＊

うわぁ〜(´∀｀＊)
あっちの上の小屋すっごい素敵！！

お茶屋さんの座敷でした。

紅葉で空が黄色に染まる☆

お茶屋さんの狸、
たぬ吉（勝手に命名ｗ）も、特等席で大満足のご様子。

このお茶屋さんの周りは結構紅葉してました。
赤に。。。

お茶屋さんの屋根の上はきれいなグラデーション。

オレンジも〜。・゜＊。*゜・＊

あぁ〜うまく取れないこの歯がゆさｗ

屋根の上の苔むした感じ。落ち葉。
大好きなんだけどな〜

本格的カメラもったおっちゃんのすぐ隣で撮らせてもらうｗ

おぉ！こっちからも素敵ですね☆

〜〜〜〜。・゜＊。*゜・＊

〜〜〜〜。・゜＊。*゜・＊

ここはゴールまであとちょっとの場所。
でもみんなここで立ち止まっちゃう。

カメラマンが増えてきたところで
あたしは先行きまーす♪

楼門が見えてきた！！
あとちょっとね！

この辺はまだ緑。
これが染まったらもう感動で言葉出んやろうなぁ〜＾＾

ここでもカメラ男子がバシャバシャ撮ってます。
暗黙の了解で誰も階段を上がらないｗｗ

しばらくみんなで仲良く撮影会☆笑

だけどごめんなさい。
先いっちゃいまーすｗｗ

誰かが行かなきゃ誰も進めないもんね？？

門からお坊さんが出てきた。
朝のお勤め終わったのかな？？

紅葉の神護寺

ようやく到着ですｗ

〜〜〜〜。・゜＊。*゜・＊

楼門

１６２３年建立とされています。
大きくて堂々とした門。

まだくぐらないｗ

まだ・・・

まだだよ〜ｗｗ

お坊さんがなんかしてるし。
まだ入れないのかな？？

ただみんな写真撮ってるから入りにくいよね。

振り返って☆

まだ緑のもみじもこの先たくさんあります。
見ごろはやっぱりもう少し先やね。

〜〜〜〜。・゜＊。*゜・＊

意を決して受付へｗ

あ、こっちから見るのも素敵♪

時刻はまだ８時。
敷地内の金堂とかは９時にならないと入れないらしい。
敷地内に入るには受付で５００円払います。
これは10月〜の紅葉の時期だけ。
たとえば夜のライトアップも来るとして、共通券はなかったです。もしくは再入場可能☆なんてこともなく。。。
ってことで私は朝500円、夜ライトアップのために800円払いました；
これもお寺の維持費と思って・・・(>_<)

楼門両脇には二天像。

がっしりした感じはなく、いわゆるソフトマッチョ？？
くびれが羨ましい。

さて、みんなが写真撮ってるうちに私は入っちゃうもんね〜♪

やっと入場であります。
ここまで長かった。笑

入ってびっくり！ひろ〜〜〜〜〜〜〜い！！

振り返って楼門横の紅葉を☆

楼門裏側でーす。

神護寺は、和気氏の私寺であったとされる「神願寺」と「高雄山寺」が８２４年に合併してできたお寺だとされます。

白い蔵にもみじ映えてきれい☆

もともとこの敷地にあったのは「高雄山寺」。興りや合併の諸事情、和気氏との関係は調べたけどややこしかったし確かではないらしいので省略。

とりあえずは空海が住んだこともあり、密教での重要な儀式を行ったとか、最澄も呼ばれたことがあるとか、仏教の歴史上重要であることは間違いない。

でも私にとっては紅葉のきれいなお寺。
もうそれでいいや。

和気氏の霊廟

このあたりもとてもきれい。

ここはなんやろ？？

広い敷地を囲むようにポツリポツリと建物が。
なんだかいつものお寺と感じが違う。

いきなり鬼瓦ｗ

鬼瓦ってこうやって地面に置いてあるとなんか可愛く見えるのに、屋根に乗って見下ろされるとすごい威圧感。

てくてく歩いてひっそりとした奥のほうへ来ました。

この建物は大師堂。重文です。
このあたりの雰囲気、大好き。

こんな感じ。

ちょっとさみしい。

ぽつんと立ってたこの石灯籠とかツボ＊

〜〜〜〜。・゜＊。*゜・＊

大師堂

入母屋造、杮（こけら）葺きの住宅風の仏堂。空海の住房であった「納涼房」を復興したもので、これは近世初期の再建である。内部の厨子に正安4年（1302年）作の板彫弘法大師像（重文）を安置。（大師像は秘仏で、11月1日 - 15日のみ開帳）。

だそうです。

灯篭アップ☆

そして毘沙門堂

金堂が建つ前はこの堂が金堂であり、本尊の薬師如来像もここに安置されていた。元和9年（1623年）の建築。内部の厨子に平安時代の毘沙門天立像（重文）を安置する。

だそうです。

この切ない感じ。
この灯篭ほんとに好き。

さぁそろそろ金堂へ行きましょう♪

おぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜

大きな階段の上にどーんと金堂が。
半分見えないけど。

この階段すごい！

アップで☆

神護寺、どこまでもどこまでも上らせる。ｗ

大きな階段の両脇にもみじ！
これは確かに絶景！！

階段上がりながら振り返って☆
この建物は五大堂。

〜〜〜。・＊゜。*.゜。

こりゃぁミシュランも☆3つつけたくなるってもんです。
ライトアップが楽しみ＾＾

登りきった！

まだ人は少ない。
やっぱり朝一に限るね〜

赤いもみじ

朝日に透かすと最高にきれい☆

黄色に・・・

緑もきれい。。。

金堂

さすがの大きさ。
たてられたのはなんと昭和9年とけっこう新しい。
実業家の山口玄洞さんの寄進によってたてられました。
須弥壇中央の厨子に本尊薬師如来立像（国宝）を安置し、左右に日光・月光（がっこう）菩薩立像（重要文化財）と十二神将立像、左右端に四天王立像を安置。
だそうです。

上からも☆

見上げるともみじの天井♪
朝日がまぶしいぜ☆

薬師如来さんにお参りをさくっと済ませ、
金堂横手からさらに上に上がれるみたいなので上がってみます。

上のほうはもみじはまだ緑。

〜〜〜。・＊゜。*.゜。

こちらは多宝塔

金堂と同様、昭和9年（1934年）、実業家山口玄洞さんの寄進で建てられたもの。内部に国宝の五大虚空蔵菩薩像を安置する（毎年5月と10月に各3日間ほど公開）。

だそうです。

ここまであがる人はほとんどいないみたいやったけど、
もっと紅葉が進んだら絶対上がってみるべき！
絶対きれい！！

これが色づいたら・・・。・＊゜。*.゜。

さてもっと奥まで行ってみようと思います。

あ、かわらけ投げやりたい！
かわらけどっちだ？！
こっちか？！

途中、不思議な穴を発見。
これは井戸だそうです。

説明書きによると、弘法大師が高雄山寺で密教の儀式を行う際に使うため、弘法大師自らこの井戸を掘って水を得たということらしい。

山の中、遊歩道を歩いてる雰囲気だったけど、
無事地蔵院までこれたみたいです＾＾；

「初紅葉」

と書かれてる。
京の紅葉は高雄から始まる。

地蔵院

敷地の西の端にひっそりと建ってます。

で？かわらけ投げはどこなの？
あ、もっと奥に進めるのね〜いってみよ〜

てくてく♪
あ、掃除してはるゎ。
朝からご苦労様です〜

一面苔の庭にもみじがたくさん植わってる一角がありました。
まだまだ赤くなってないけど、もう少し紅葉が進んだら絶対きれい！！
あ〜人ごみ覚悟でまた来たいなぁ〜

苔の上に落ち葉☆

ふかふかの苔の絨毯♪

あっ！
あっちがかわらけ投げの場所やね！

その前に肝心の「かわらけ」はどこに？？

あったあった＾＾

近くの売店にて100円で2枚。
売店は9：00オープンみたい。
ちょうど9時ごろ行ったけど開店直後の雰囲気だった。

よ〜〜〜〜し！！

かわらけに厄をのせて・・・
　遠く遠く・・・・・　
　　飛んで行け〜〜〜〜〜〜〜(/｀∀´)/~

谷に向かって二枚。
思いっきり投げて気分爽快♪ふぅっ♪

厄と一緒にストレスも飛ばした気分＾＾

ここまで来たらぜひやってくださいね〜

朝の散歩。紅葉もきれい。厄も飛ばしてすがすがしい気分で境内に戻っていく。

途中なんか変わった花を発見〜
これってお茶の花？？

9時を過ぎると人も増えてきた。
皆思い思いに紅葉を楽しむ♪

写真は五大堂だったかな？？

大好きな組合せ☆
紅葉とかわら屋根

あら！
こんなとこにももみじ発見＾＾
かわいい〜♪

入り口の楼門まで戻ってきた。
1時間弱のんびり散策しました。

・・・だそうです。
最澄は唐で仏教を学びますが、もともとエリートとして派遣されたのである程度決められた制限？があったみたいで、空海のように自分の気のすむまで深いところまで学ぶことが出来ず、結局密教の深いところは空海のほうが極めることになったそうです。
そのため日本に戻ってから最澄は空海に学ぼうとしたそうです。

これは聞いた話。間違ってたらごめんなさい。

また夜も来るのでｗ
人が増えてきたころに私はそそくさと退散=З

参道にはこんなものも。
硯石？？

でね、朝通り過ぎたときから気になってたお茶屋さんが開いてたの！
これってもう「おいでやす〜」ってことよねぇ？！ｗ

そんなお茶屋さんの名前は
「硯石亭」

夜は箏と尺八の生演奏が催されてました。
（ってことは夜も入ったってことｗ）

ふらふら〜〜〜っと
見えない引力に引き寄せられてお席へｗ

眺めのいい席です＾＾

近くではファミリーが
朝もはよからうどんをすすってました。
ちょっとうらやましかったけど…(羨ましいんかいっ！ｗ)

私はこっち〜〜〜♪
「もみじもち」

桜もちってあるでしょ？
あのお米の感触が残るおもちの上に
たっぷりこしあん。

おいしかった〜＾＾

でもどの辺が紅葉なんでしょ？？
紅葉の葉っぱって食べれるでしょ？
その葉っぱで味付けしてるとか？
今度行ったら店のお父さんにきいてみようかな〜

満足♪

そして参道の階段を下りていき・・・
高雄橋まで戻った。

高雄橋周辺のお団子屋さん
今日も元気に開店です！

あのお団子も食べてみたかったなぁ〜
って食べることばっかり(笑)

さてさて神護寺の次は
槇尾・西明寺に行ってみたいと思います=З

とっても風光明媚な高雄(尾)・槇尾・栂ノ尾の三尾と呼ばれる一帯。
散歩を楽しみながら川沿いを西明寺までてくてく♪

旅行記は後半へ続く！（その２へ→）

この旅行記へのコメント （2）

• 十三の白髭さん 2014/02/06 20:12:19

  時間に余裕が出来たのかな。

  ステファニーさん
  
  こんばんは。
  
  随分長い事、４トラ休暇中でしたな〜
  
  もしかしたら、お祝い事でもあったのですか
  
  紅葉の神護寺も綺麗ですね
  
  次の旅行記を楽しみにしています
  
  それじゃまた
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　〜十三の白髭〜
  
  

  S...t...e...Pha...n...i...Eさん からの返信 2014/02/07 17:25:28

  ちょっとだけ余裕で来ました〜

  十三の白髭さん、こんばんは〜
  
  ご無沙汰しておりました！
  
  お祝い事は残念ながら…(＾＾；)
  仕事が変わってなかなか旅行とパソコンに向かう時間が取れなくなってました。
  ようやく仕事にもなれてきたので、ぼちぼち活動開始です♪
  
  白髭さんは相変わらず元気に
  いろいろ出かけていらっしゃるようで、
  なによりですね＾＾
  
  まだまだ急に寒くなったりしますので、
  寒さ対策、気を付けてくださいね〜
  
  またお邪魔します☆
  
  ステファニー