ベルリン・一筆書きの散策とシュプレー川の舟遊び・と・ペルガモン博物館

2012/04/20 - 2012/05/03

表紙の写真・ペルガモン博物館の展示のイシュタール門を進むと
「行列通り」と呼ばれる通りが再現されていて、その2頭のライオンの
レリーフ。バビロンへの訪問者を迎えまた敵を威嚇する目的があった。
(今回もウィーンでデジカメを破損しましたので、ビデオカメラ内蔵カメラ撮影です)
4月30日（月）
ベルリンは広いですし、東西冷戦時代の歴史もあります。
2泊で収まる都市ではありませんが、
散策できまして、良かったです。

思わせ振りなタイトルですが、シュプレー川の写真1枚です。川遊びが出来
嬉しかったので、思い出にタイトルを

朝寝坊してしまいまして、テレビ塔に登りたいと、一番に出かけたのですが
長蛇の列で入場断念・・。

其処からペルガモン博物館に向かったので、入場券購入まで1時間くらい
並んでしまいました〜。オーディオガイドは日本語があります。

その後、ベルリン大聖堂・シュプレー川の船遊びは、念願叶った船からの眺めだったのに、充電不足で写真1枚。
世界遺産・博物館島

シュプレー川の中州に5つの博物館が集まり、1999年に世界遺産に登録された博物館島。すべての博物館を巡ると、先史時代から19世紀まで、約6000年にわたる西洋文化と芸術史を、辿ることができる

修復と再建の工事が進行中で完成したら、膨大なコレクションを誇る芸術の島が出来る（観光本から抜粋）

ペルガモン博物館・1930年ヘレニズム時代のギリシャ建築を再現など展示

旧ナショナルギャラリー・1876年銀行家ヴァーゲナーの収蔵品を基に展示

ボーデ博物館・1904年中世ヨーロッパの彫刻・貨幣・モザイクのイコン。　第2次大戦で破壊され、2006年に修復再開

新博物館・1855年古代エジプト美術。第2次大戦で破壊され2009に再開

旧博物館・1830年最初に建造された建物。古代ローマなどの展示

古代ギリシャのペルガモン（現トルコ、ベルガマ）で発掘された
ゼウスの大祭壇（紀元前１８０〜１５９年〕が、高さ９．６６ｍで
再現されています。



　　　　　

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄の雰囲気。

今から定番の一筆書きの観光です。
個人ではツアーのようには、効率よく
いきませんが、長期の旅では無理は
禁物・・・。

腹八分目の旅？６・７分目かな〜

バスからの眺め・ベルリン大聖堂。
ポツダム広場から地下鉄は工事中
なのかストップ。

地上で案内のおじさんに、何回も
伺ったら最後は此のバスだよと、
付きっ切りで案内して頂いてしまう＾＾

行き先もしっかり、確認してOKと。
有難うございました。

カール・リープクネヒト通り
ベルリン大聖堂はスルーして一番の
目的のテレビ塔をめざしました
ところが寝坊のツケが出てました
長蛇の列で、入場は何時になる
ことやら・・

展望台から街を一望する目的は
遭えなく消え失しました・・

仕方がないのでベルリン大聖堂方面
に歩きながら、
博物館方面に移動する事にしました。

テレビ塔近くのﾏﾘｴﾝ教会

少し覗いて見ました

ベルリン大聖堂・
旧東ベルリンの中心地のミッテ区
にあります。
ホーエンツォレルン王家の記念聖堂
1893〜1905建造。地下にﾌﾘｰﾄﾞﾘﾋ
1世が眠っているそうです。

1944に空襲で大破され、1975から本格的な聖堂再建がされ、2002に完結修復

ファサード

ここからの大聖堂の写真は
ペルガモン宮殿を見学後に入場
したものです。

夫は疲れたと言いまして
右端に見えます芝生の上で
本を読んで待っています・・

大聖堂の内部テレビ塔からの展望が
駄目でしたので、はりきって階段を
登り始めたのですが途中でダウン・・
　270段はキツかったのです。
朝、登るべきでした・・。

ベルリンを一望できるスポットドームをぐるりと廻る予定でしたのに
テレビ塔ともに、夢敗れました。

主祭壇

クーポラ・
聖書の「山上の説教」の祝福を描いた
ｱﾝﾄﾝ･ｳﾞｪﾙﾅｰﾙ作のモザイク画8点

ちょうど陽の光が入りはじめ
私のビデオカメラからはこれが限度

でも皆様は、階段270段を登って下さいさいね。このモザイク画を間近で
見る事ができます

復元とは思えない荘厳さです

大きいです〜

大聖堂の内部

大聖堂の内部

巨大ドームは高さ114m。

ドームに登れなかったと夫に
言いましたら、苦笑されました

だから、辞めたらと言ったのに・と。

この後、
シュプレー川沿いのDDR博物館。

そして、近くを散策しながら
お土産購入

たった1枚のシュプレー川からの
写真・博物館島の建物

エルベ川・ドナウ川・ライン川も
駄目でしたので、せめて川遊びをと
シュプレー川の船に乗船

ただ、ビデオを撮りすぎて充電不足
で、たった1枚・・・。

でも、気持ち良い風景で、ベルリンの
主要な建物巡りにオススメです。

この後、クーダムのショッピング街へ

この1枚が？？？？？
どこなんでしょう？
どなたかお分かりの方は・・・

旧博物館・
１８本の柱が整然と立ち並ぶ。
１９世紀の建築家シンケルの
代表作。

残念ながら通過です。

旧ナショナルギャラリー

観光バス・乗用車の駐車が凄まじい
です。

旧ナショナルギャラリー

ギリシャ古典様式の堂々たる外観
ドイツ絵画・マネ・セザンヌなどの
フランス印象派コレクション中心に
彫像にも名品があるそうです。

残念ながら通過です。

ギャラリー横を通過

ペルガモン博物館・
ギリシャ神殿風のコの字型をした建物
古代ローマや古代ギリシャの彫像や
イスラム博物館などが入っている

ゼウスの大祭壇

古代ギリシャのペルガモンで
紀元前２世紀に建造されたといわれる
大祭壇を再現。

入場の時頂いたパンフレット

大祭壇の全体像

ゼウスの大祭壇の階段の上

階段からは全長100ｍをこえる
浮き彫りが眺められますが
観光客の皆さんが、沢山座られて
います。

浮き彫りはギリシャ神話の神々
と巨人像の戦いが題材になって
います。

ヘレニズム期の傑作と言われて
います。

入場の時頂いたパンフレット

彫刻の説明。難しくて分かりません

ゼウス大祭壇の彫刻・
巨人アルキュオネウスを抑える
アテネ神

当時の神殿の模型

ペルガモン大祭壇の模型展示

幅３５ｍ奥行き33ｍ・
階段部分幅20ｍ

１階・
ヘレニズム期のギリシャ建築美術
　
ヘレニズム期の特徴のひとつが
ファサード（正面）に円柱を使用
し始めたことだそうです。

難しくて分りませんが、写して
みました。

神殿内の床のモザイクも
忠実に再現されています

実物大の遺跡を間近で見学
できます

同上

ミトレスの市場門とその向かいに
ある建物の間の床にあります
モザイク画。

ミトレスの市場門

同上

同上

同上

同上

ここから床を見ますと・・・。
下のモザイク画があります

モザイク画

上の中央部分

モザイク画

何処かの部分のテラコッタ

イシュタール門・
紀元前6世紀、ネブガドネザル2世
の時代の建造物で、イラクの
バクダットにあるバビロン遺跡から
発掘された。

バビロニアのイシュタール門
　　　
　イシュタールは愛と戦いの女神

紀元前603年〜562年にバビロニア
王国の古都バビロンの北側の入口
にあったイシュタール門を再現

青色の釉薬を塗った瓦で覆われ、
壁面には牡牛・想像上の動物
シリシュの浮き彫りが並んでいます

行列通りの壁面

綺麗な色でした

彩色レンガに見られるライオンは
イシュタール女神に聖動物
だそうです

牡牛？想像上の動物？

彩色レンガには何かの文字が
書かれています

行列通りは新年祭で王の一行
が通った道で、イシュタール門
は、その途中にある。

実際に行列通りに描かれた
ライオンの数は、約１２０体と
推定されているそうです

大きな四角い桶？

説明をメモしないといけないですね

浮き彫りレリーフ

大英博物館より小さいですが
人面有翼の巨大なライオン
ラマッシュと呼ばれる巨像は
宮殿を魔物から守る為、
入り口に置かれていた。と、
大英博物館では説明がありました。

大英博物館にも顔は違いますが
同じような展示物がありました

モアイではないけど、
似ていますね

大英にもアッシリのうきぼり
レリーフがありましたが・・

浮き彫りレリーフ

ここからは２階のイスラム美術館
の展示

好きな食器のみですが、絨毯
やイスラム文化の展示がありました

イスラム文化

2005年の愛知博でイスラム文化
に触れていつか行きたいと思った
ものです

イスラム文化

イスラム文化

イスラム文化

イスラム文化

縦のほうが大画面なので・・

イスラム文化

イスラム文化

象嵌が素敵です

イスラム文化

以前瀬戸陶磁器資料館でみた
イランの多彩釉の鉢に似ています
ラスター彩にも・・・。

９〜１１世紀イラン東北部や東アジア
では紅土に白化粧土をかけて素地に
緑・褐・紫・黄・透明の鉛釉をかけ
分けた多彩釉陶器が盛んに作られた

ペルシャ三彩と呼ばれ、唐三彩の
影響が考えられる。

これは、資料館の説明が書きです。
御存知の方、お願いします

鉄絵のような感じですね

ペルシャのイメージ

イスラム美術館

ペルガモン博物館内で、出口が分らないからと声をかけられて、出口まで
御案内をして、お話を伺いましたら、
日本からのツアーの男性3人様でした

夫と日本語での会話を聞かれた
みたいでSOS・・。
入り口付近で他のツアーメンバー様達
に合流で一安心・・。

今まで受けたご恩返しが
一つ出来ました

ペルガモン博物館を見学後、
横の道を散策。丁度バザールが
開かれていまして楽しめました

向こう側にベルリン大聖堂
テレビ塔が見えます。

この時に、SOSの3人の方に再会。
バスの集合時間まで閑なので
ブラブラして、この後ホテルに
向かうとの事

浅草からお越しの方でした。

ペルガモンで疲れてしまい、遅い昼食
をと探しておりましたら、バザール
沿いにレストランがあり美味しい
ビールで乾杯

ベルリナー・キンドル(ピルス）
berliner kindlベルリンっ子に
愛される銘柄らしいですよ

この時、先ほどの3人組の方と、
御一緒すれば良かったね！と夫と談笑

美味しかったですよ。
薄くて好みでした。

この後、ベルリン大聖堂に行き
DDR博物館に行き、シュプレール川
の遊覧船に乗りました。
その後、旧西ベルリンの目抜き通り、
クーダムに行き、ショッピング街を
ブラブラ散策。
スーパーでミュンヘンのお塩を購入。
美味しい〜

ただ、充電不足で、このあとの写真が無い（涙）のです。

シュプレー川の舟遊びの説明は
ドイツ語なので、解らないのですがポイントを押さえた説明で、楽しかった

川沿いにレストランもあったので、
散策しながら、行くのも楽しいかも
しれません。

おまけ・2005年の愛知博の展示

見事なタイルのレリーフが
あり、撮り貯めた一部

同上

同上

同上

同上

同上

この旅行記へのコメント （4）

• zunzunさん 2014/02/10 23:27:56

  ベルリン大聖堂とペルガモン博物館♪

  rinnmamaさん、再び^^
  
  ベルリン大聖堂、
  とっても荘厳ですね。ファサードもいいですね。
  再建されたものなのですね。
  お勉強させていただきました。
  
  そしてペルガモン博物館、
  イシュタール門がもう素敵です。
  このブルーの色に心惹かれましたよ^^
  バビロン遺跡ですかー。
  歴史のロマンを感じます。
  
  子供のころ。
  マヤ文明やインダス文明などの本を読むのが好きだったんですよー。
  いえいえ、漫画も読んでましたが。。。
  ちょっと変わった子供でした^^
  
  
  zun

  rinnmamaさん からの返信 2014/02/12 19:34:06

  RE: ベルリン大聖堂とペルガモン博物館♪

  
  zunzunさん、再びもありがとう＾＾
  
  ベルリンは広いですが、きれいに整備されてきていました。観光中、
  初めて現地に住んでいらっしゃる、若いママさんと赤ちゃんに会いました。
  少し離れた日本人のお友達と、お茶してきたそうです。
  がんばってね〜とお別れしましたが、海外に住むのも大変ですよね。
  　
  ベルリン。
  博物館・美術館がたくさんあるので、どこを選択するか迷いますよ。
  私は考古学・遺跡とか苦手ですが、夫は大好きなのでガイドフォンも熱心
  に聞いておりました。
  
  私はタイルの一部の模様・色とかを、見るのが好きなので、途中で離れたら
  探すのが大変でした。
  
  zunnzunさんは考古学がお好きなのね・・。
  ミステリアスな部分には惹かれますが、追求していくのが苦手なので・・。
  単細胞なのでね。
  
  次は美術館です。ラファエロ2点写してまいりました。
  よろしかったら、遊びに来てくださいね。
  フランクフルトで、ドイツが終わりますが、ずっと訪問・書き込み
  頂き励みになりました（疲れ気味なのですが、途中で終わるのも嫌なので）
  
  スペインも煮つめていきたいのに、なかなか・・・。
  旅も楽しみなのですが、お値打ちにと思うと疲れます。
  そろそろ、ツアーかな〜とか、リゾートだけにとか、安易な方に向かっています。年齢は嘘をつかないな〜（笑）rinnmama
  
  
  

• pedaruさん 2014/02/08 06:01:40

  博物館

  rinnmamaさん　お早うございます。
  
  ベルガモン博物館を丹念に見物されましたね。書かれているように、興味に任せて歩いていると、どっと疲れますね〜
  
  素晴らしい展示の数々、それにしてもどうやってトルコから持ってきたのでしょうか、その技術に感心します。
  
  トルコのベルガモ遺跡を訪れた時、誰もいないあの地に立って、物悲しい気持ちに襲われたのは、単なる感傷ではなく、何も残さず持ち去った、帝国主義という国家の横暴さに対する嫌悪の気持ちからだったかもしれません。
  
  いつもご主人よりもエネルギッシュなrinnmamaさん、ご主人も幸せですね。
  
  pedaru

  rinnmamaさん からの返信 2014/02/08 13:33:35

  RE: 博物館

  
  pedaruさん、こんにちは
  
  寒いですね〜 関東は先日の雪に続き、大変ですね。
  
  我が家は、pedaruさんのご想像どうり大豪邸（笑）・・ではありませんので
  年季の入りました、柱の隙間から風が・・・。
  本日は暖房を付けませんと、吐く息が白いです。寒い家なんですよ。
  
  
  pedaruさんはトルコの旅の時に、ペルガモ遺跡を訪れたのですね。
  私は歴史に疎いので、当時の状況はわかりませんが、すべてを持ち去った
  事は、紛れもない事実ですものね。
  その場に立って見渡したら、むなしかったと思います。
  
  私は遺跡とか興味がなくて、部分的なレリーフの模様・破片の図柄などを、
  こちょこちょ見て回るのが、好きなのです。
  
  夫は歴史好きですので、博物館が好きですが、美術館・教会などは、
  さらりと見てお茶しています＾＾
  
  長年連れ添いますと、お互いの距離感も分かりますので、つかず離れずが
  よろしいようで・・・。と言いまして一言。
  多少、私のほうが語学ができます為、海外では、私に優先権が有りです。
  
  pedaruさんのお宅のように、三歩あとを・・ではないのです（笑）
  寒い1日です。どうぞ、暖かくしてお過ごしくださいませ。rinnmama