2013/12/22 - 2013/12/31
1218位(同エリア2403件中)
HANAさん
博物館めぐり2日目。朝から雨で郊外に行くにはふさわしくないお天気。ということで今日は私が前回来たときに行っていないところを優先していくことにしました。ユダヤ系の博物館はすべて26日今日まで休みだから、今日行くのはまずは他の博物館より早く開館する予定のドイツ技術博物館。ここは戦前のベルリンでは最大規模だったアンハルター駅操車場跡地を利用して作られたもので鉄道部門が充実しているとのことで期待していきました。
平日は9時開館ということだったのに12月26日は祝日扱いなのか10時まで外で待つことになった。ミュージアムパスで無料。
入ってみるとここのフロアプランが実にわかりにくい。取りあえず新館から回ってみることにしましたがこの博物館とにかく広くてすごい。様々なドイツの素晴らしい技術を紹介していますが特に乗り物に関しては他では見られない展示品がたくさんありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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新館にいってみるとまずは船舶部門。古い船から現在まで実に多くの船とそれに関する技術の説明が多い。開館直後なので係員も見学者も少なくて迷子になりそう。ドイツは北は海に面しているし軍備上も必要だったから海の技術もたくさん研究されたに違いない。港町でよく海洋博物館などあっていくことがありますが主にそこの港の歴史的な船などが展示されているだけなので、このように技術の展示は面白そうでした。でも、ゆっくりと見て回ると1日でも足りなさそうだし、ここに来たのは鉄道部門を観たかったからなので駆け足で回ります。
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新館のもう一つのメイン展示は飛行機部門。古い飛行機から戦争中に使われて破損している戦闘機や昔の飛行機などたくさん展示されているので飛行機オタクにはお勧めできます。
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沢山の飛行機に圧倒されます。
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ようやく鉄道部門を発見、蒸気機関車がこんなに沢山の種類あるのは初めてでした。車両に関して詳しくないのでわかりませんが、本物以外に模型もたくさんあって鉄道ファンだったらこたえられないでしょう。
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皇帝列車や特別車両も展示されていて内部も見ることができます。
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内装が立派な特別車両
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車両は一部は上から見たり、この車両のように下から見ることもできるものもあります。
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車両の下に入って見ることができるのも新鮮でした。普段下に入ることはありませんけど。
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様々なタイプの機関車があります。
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これはパンフレットにも写真が載っていたSL。美しい。全部で52あるらしいけど数えられませんでした。
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この車両はナチスのマークが正面にあってナチスのための車両だったようです。
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この古い貨車のような車両はユダヤ人を収容所に運んだ車両です。鉄道博物館にこの車両があることは決して忘れてはいけない歴史の証拠を展示してあるということ。映画や写真などで見たことはあっても実際に使われていた車両の中に入ってみるとその非人間的な扱いを感じることができて息苦しくなります。
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収容所へ行くのに使われた車両に入ることができます。
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車両の中は窓もなく座席もなくもちろんトイレもない。この狭いところにいったいどれだけの人が詰め込まれたのか。
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中にも外にも運ばれた人の写真がありました。多くの子供たち、観光客が来てもう二度とこんな車両に人を乗せて運んでいくことがないようしっかり見てほしいと思います。
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蒸気機関車の他にも様々なタイプの車両が展示されてました。
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戦後の車両ですがもうレトロな感じ。
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操車場だったので外はこんな感じです。
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国鉄以外にもSバーン関連の展示もありました。鉄道模型を走らせるジオラマもありました。
今まで国内の鉄道博物館はいろいろ行っていますが本当は乗り鉄分がちょっとある程度なので列車や機関車については全然わからないと言って良いていどの知識しかありません。
でも日本国内のどの鉄道博物館よりたくさんの種類の機関車や車両がありました。
鉄道オタクならとても楽しめると思います。 -
ジオラマの駅の部分
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沢山の列車が待機してました。
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自転車の古いものがいくつか展示されていました。乗るのは大変そうです。
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乗り物以外にも様々な天智がありました。例えばこれはアスピリン。ドイツは薬だけでなく化学技術も素晴らしいものがあるのでざっと展示してあります。ほかには印刷やミシン、工業機械の展示もあって興味のある人には何時間でも過ごせそうですし、こういうところを見て育った子供が将来優秀な技術者となるのかもしれません。
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エントランスホールにあった古いオルゴール?
博物館を出てみると雨が上がりそうだったので動物園に行くことにしました。
Sバーンで移動します。
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