ダーレムを出て向かったのはシャルロッテンブルグ宮殿の前にあるベルクグリュン美術館、ピカソの友人だった美術商のコレクションを展示しており、ピカソが80点以上あってまるでピカソ美術館です。ここは前にも来ましたが建物も素敵でコレクションも充実しているので好きです。この建物と道を挟んで同じような建物がシャルフ・ゲルステンベルク・コレクション。ここは今回は入るつもりじゃなかったのですがパウル・クレーの展覧会をやっていたので入ってみました。今まで日本、NYでも何度かクレーの展覧会は見ていますが、今回見たのは質・量ともに私の見た中では一番でした。ここを出るころにはもう暗くなりかかっていましたが、美術館つながりで文化フォーラムにある新ナショナルギャラリーに立ち寄ります。ここでもモダンアートを見て、最後に立ち寄ったのは初日に行ったブランブルグ門近くのホロコースト記念碑の地下にあるユダヤ人犠牲者記念館。26日まで閉まっていたのでやっと入ることができました。<br /><br /><br />

ドイツ冬の旅　ベルリン、ケルンでクリスマス休暇11～ベルリン最終日午後は美術館をはしご

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2013/12/22 - 2013/12/31

776位(同エリア2402件中)

#美術館・博物館

HANAさん

ダーレムを出て向かったのはシャルロッテンブルグ宮殿の前にあるベルクグリュン美術館、ピカソの友人だった美術商のコレクションを展示しており、ピカソが80点以上あってまるでピカソ美術館です。ここは前にも来ましたが建物も素敵でコレクションも充実しているので好きです。この建物と道を挟んで同じような建物がシャルフ・ゲルステンベルク・コレクション。ここは今回は入るつもりじゃなかったのですがパウル・クレーの展覧会をやっていたので入ってみました。今まで日本、NYでも何度かクレーの展覧会は見ていますが、今回見たのは質・量ともに私の見た中では一番でした。ここを出るころにはもう暗くなりかかっていましたが、美術館つながりで文化フォーラムにある新ナショナルギャラリーに立ち寄ります。ここでもモダンアートを見て、最後に立ち寄ったのは初日に行ったブランブルグ門近くのホロコースト記念碑の地下にあるユダヤ人犠牲者記念館。26日まで閉まっていたのでやっと入ることができました。

エリア

ベルリン(ドイツ)

旅行の満足度: 4.5

ダーレムからUバーンとバスを乗り継いでシャルロッテンブルグ宮殿まで来ました。ここではクリスマスマーケットの撤収作業が行われてました。シャルロッテンブルグ宮殿は前にも来ているし、新翼は閉鎖中ということで今回はパスします。
目的はすぐ前にある美術館です。
ベルグリュン美術館は画商でピカソの友人だったユダヤ系ドイツ人ベルグリュンのコレクションを展示しています。入ったところにあるホールにはらせんで階段があり天井部分はドームになってます。ホールにあるのはジャコメッティ。
天井のドームからは青空が見え、採光が良い作りです。
ここはピカソが充実していてまるでピカソ美術館。文化フォーラムで行われていたピカソ展よりこちらの方が質・量ともに優ってました。
青の時代からシュールレアリスムまで質の良い作品がそろってます。
部屋を移るたびにピカソの時代をたどることができます。
比較的小さい部屋にゆったりと置かれた作品をじっくり鑑賞できます。
私の好きなピカソです。
ピカソ以外の作品もありましたがあまり多くはありませんでした。
ベルグリュン美術館を出て向かいの建物には行くつもりが最初はなかったのですがパウルクレー展が開かれていたので寄っていくことにしました。シャルフ・ゲルステンベルク・コレクションは普段はシャルフ氏のコレクションを展示してますが、今回は特別展だけの展示だったようです。特別展なので当然写真撮影禁止。
今まで観たパウルクレー展の中では最も多様なクレーを展示してありました。作品数もかなり多く見ごたえがありました。ミュージアムパスで無料だったので期待しないで入ってみましたが良かったです。
文化フォーラムまで移動して次に入ったのが新ナショナルギャラリーです。モダンアートの作品が多くなかなか面白かったですがかなり疲れが出てきたので駆け足で見ただけ。
最後に立ち寄ったのはホロコースト記念碑の地下にあるユダヤ人犠牲者記念館。ここはほかの美術館などより遅くまで開いていますが、前日までは休みだったのでこの最終日の閉館間際に滑り込んだ形です。入場は無料ですがセキュリティチェックが厳しい。オーディオガイドは有料でした。ユダヤ人の迫害の歴史です。
写真と説明がドイツ語英語で書かれています。
オーディオガイドで回っていると犠牲になった家族の写真や手紙などを紹介してくれます。収容所で亡くなった人、家族の多さ、実名をあげ写真などの資料を紹介することにより犠牲の大きさ悲しみの大きさを訴えています。多くの人が訪れていて過去の過ちを知ることが過ちを繰り返さないために必要なことだと思います。
観終わって出たときにはすっかり周りは真っ暗になっていました。
ホテルのそばに戻ってきて隣にあるチョコレートで有名なお店に立ち寄ります。この店はヨーロッパ最大のチョコレートショップということです。店内にはチョコレートでできたブランデンブルグ門などベルリン市内観光地がチョコレートで作られてます。
店内は様々なチョコが売ってました。私もここでチョコを買いました。ヒルトンホテルのターンダウンの時にもここのチョコがお部屋に置いてありました。
チョコのテレビ塔。他にもチョコでできたクリスマスタワーとかあって思わずなめたくなってしまいます。もちろん触るのはご法度ですが。このお店の２階のカフェに行ってみたかったけど時間がなくて行けませんでした。
この日もまたホテルの前のジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットに行って夕食。ギャラリーラファイエットで出しているレストランにしました。
もともとパリ本店のデパートのワイン屋さんが出している店なのでワインはいろいろありました。あれこれグラスで頼み料理もそこそこ美味しかく気軽に食べられて良かったです。
食事を終えて出てみると毎日ステージに出ていた人たちがステージではないところでパーフォーマンス中でした。ベルリン最終日、充実して終了しました。