2013/12/22 - 2013/12/31
1017位(同エリア2402件中)
HANAさん
自然科学博物館はどこでも観光客が来るところというより地元の人のための博物館というイメージが強い。教育のための施設であることも多いので子供向けのプログラムが充実していたりしますが、研究の成果を展示する施設であったりもするのでなかなか面白く楽しい。ベルリンの自然科学博物館はフンボルト大学付属の博物館で研究成果の一般向けのところが公開されている感じでした。ここでの目玉は世界最大の恐竜ブラキオザウルスの骨格標本の展示。これを見るために来ましたが、他の展示も興味深いものがありました。朝から自然史博物館に行きそれから郊外のダーレム博物館へと回りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
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Uバーンで自然科学博物館駅(Naturkundemuseum)にやってきました。駅のホームの壁にはすでに博物館の館内の様子がパネルに描かれています。
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恐竜の骨格標本にはたきをかける人たち、他にもいろいろな風景が描かれているパネルがありました。
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出口に向かう通路の壁にもタイルで恐竜の絵が描かれていて博物館に行く雰囲気を盛り上げます。でも出たところがすぐ博物館入口じゃなくて少し歩きました。
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博物館正面は意外とあっさりしています。モニュメントなどもなしです。さすが大学の博物館。
ベルリン自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケット売り場のところにはすでに恐竜の頭部がガラスから突き出してきています。ここもミュージアムパスで無料。ホールから入ったすぐの展示室が恐竜の骨格標本を展示してある部屋でした。
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恐竜プラキオザウルスの世界最大の骨格展示。この部屋はこの標本を入れるために改装されたのだとか。ここにはほかの恐竜の骨格もあるし、部屋の片隅の全体を見渡せるところには双眼鏡のようになっているところがあってそれで見るとCGで作られたと思われる生き生きと恐竜が動いて活動している様子がわかります。子供たちに人気でした。
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地球のシステムの説明の部屋。
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鉱物標本が並んでいる部屋。19世紀からのホールだそうでオーソドックスな鉱物標本展示室という感じでした。1000種類の鉱物標本があり、レアメタルの説明展示もありました。
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鉱物がどんな性質でどんなものに使われているかの展示です。
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生物の多様性を紹介する展示室。剥製が天井まであるガラスのケースにつみあがって展示してあるのは新鮮でした。このガラスケースの奥に回るとそれぞれ鳥や動物などが同じようなケースに入って展示されてます。
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オーストラリアの動物の展示。
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剥製の作り方の展示、他に剥製を使ったジオラマ展示も行われていましたがNYの自然史博物館に比べると規模などではかなり劣りました。
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ガラス瓶に入った標本が沢山保存されてます。地震がない国だからこういう保存法でもOKでしょう。
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凄い数です。標本室は結構大きくて周りを歩くことができるだけで中には入れません。
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ホールに戻ってきてみるとやはり恐竜大きい。これが一番の目玉です。工事中のところもありこの博物館、世界最大規模の収蔵品数とはいうものの公開されている部分の広さは驚くほど大きいわけじゃありませんでした。工事が終わってから見てみたらまた印象は違うかもしれません。
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自然科学博物館の見学を終了したら電車に乗って移動。これからダーレムに移動します。ダーレムは旧西ドイツエリアにあって、以前はここに博物館や美術館がありました。今多くが移転していますが、この町にあるダーレム博物館に行くのが目的です。
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ダーレムドルフ駅は可愛い茅葺屋根の木組みの建物です。ドルフって村という意味らしく郊外の住宅街です。ベルリンの中心から電車で15分ぐらいでこんなにも郊外に来てしまったという感じです。
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駅から歩いて5分ぐらいでダーレム博物館に到着。ここは民俗学が充実している複合博物館。ミシュランでも三ツ星。アジア、南北アメリカ、南太平洋、アフリカとそれぞれが一つの博物館としても大きいのにそれが一緒になっていて巨大な博物館になっていて迷子になりそう。
アジア美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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最初に行ったのはアジア美術、展示の方法がユニーク。
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細かい象牙の工芸品、細工が素晴らしい
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ホールではスリランカの写真展をやっていました。見学者が少ないのがもったいない気がしました。
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アジアを回っているだけでも終わりがないくらい膨大なコレクション、しかも展示物の状態が良いのがこの博物館の特徴。展示品も多くはいろんな角度から見られます。
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曼荼羅などもゆっくり見ている暇がない。
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中南米の遺跡からの発掘物も多いです。
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これはティカル遺跡じゃないか、と説明書きを読まなくてもわかる展示
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膨大なコレクションは本当に素晴らしい。
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ここの展示方法は面白いです。
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南太平洋のコレクションも充実。
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上の丸いところの中心にどくろが鎮座してます。
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集会所のようなところが再現されてました。
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地域ごとに展示されてます。
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広いスペースには船もあります。
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この博物館をじっくり見て歩くには1日では足りません。
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北米のアメリカインディアンの展示もありました。
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映像展示はこういう風にタブレットでいくつかおいてありました。座ってみることができます。
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ヨーロッパの展示もありましたがこちらはベネチアのもの。お祭り用なのか細工が可愛いです。
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ベネチア名物ゴンドラ。ヨーロッパはそれほど多い展示ではありませんでした。
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南米の遺跡から出てきた発掘物、黄金のマスクもいくつもありました。
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黄金でできた細工物、細かい細工が素敵です。
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日本の茶室もあり、茶会が開かれることもあるとか。そのほか屏風、仏像や書、漆器などもありました。
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とにかくこの博物館は広くて疲れますが、民俗学に興味のある人、世界を旅した人はとても楽しめるところでした。見学者が少ないので本当にゆっくり見学できます。
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疲れたのでカフェで一休み。カフェの壁にも食器が展示してあったりします。この博物館のすごいことはよくわかりました。はっきり言ってここに時間を割いていると他が回れません。今日はベルリン最後の日なので、まだ行っていないところに行くことにしました。
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外に出ると周りはこんな住宅街です。
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駅で待っていると列車が来ました。ここもベルリンの交通1日券で行ってくることができました。次に行くのはシャルロッテンブルグ宮殿の近くの美術館です。
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