沖縄那覇で初詣　波上宮～まちまーい（国際通りのワキ道ヨコ道ウラの道）

2014/01/10 - 2014/01/14

2014年　今年、初旅は....やっぱり沖縄

1月の沖縄は　初ですが、今回1月の沖縄の旅を終えると
離島など滞在場所はさまざまですが
12ヶ月すべての月の沖縄を旅したことになります。

海のシーズンに訪れる事が断然多いので、
いつも那覇は空いた時間にちょっと見...ばかりになってしまいます。

オフシーズンの今回は
那覇をゆっくり　じっくり見てみようと考えて
気になっていた場所を　ゆっくり歩いて散策してみました。

〈初日スケジュール〉
1月10日(金）
　　　JAL6：25羽田発　　9：20那覇着（那覇往復はマイル利用）

　　　　　　　☆波上宮へ初詣　
　　　　　　　☆波の上ビーチ　
　　　　　　　☆対馬丸記念館
　　　　 12:00　《昼》HAN'S 松山店/ステーキ

　　　PM　2:00～☆街ま～い　(90分）徒歩ツアー
　　　　　　　（国際通りのワキ道ヨコ道ウラの道 ツアー）
　　　PM　4:00～☆牧志公設市場　　
　　　　　　　　　（夜光貝　　がんじゅう堂そば）

　　　　　夜　　☆居酒屋　さんしん

こんなかんじで　初日スタートです。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝、5時に自宅を出発
朝、第1便　6:25分の搭乗を目指します。

羽田に到着
旅ぼけで、帰りに駐車場所を忘れてしまうことが度々、
忘れないように１枚

旅の計画当初、会社を早退で夕刻出発
17:45発をマイル予約していましたが...
ギリギリになって、せっかくだし？？　1日休暇で行ってしまえ〜って事で　
当日、カウンターで朝便に変更　初のFクラス狙ってみましたが　
並び席はなしとの事（残念！）
ですが、すぐに眠りについてしまったのでJクラスで充分でした。

まずは、ホテルに　荷物を預かっていただきます。
今回の那覇滞在に選んだのは
ＧＲＧホテル那覇　口コミなどを見て、1度泊まってみたかったホテルです。

お部屋の　詳細は、のちほど...

那覇で初詣
ホテル（那覇松山エリア）から　ゆっくり歩いて　
波上宮（なみのうえぐう）へ
地元の方に　なみみやさんと親しまれている神社です
この日も、個人のお参りはもちろん、
スーツや制服姿の企業の御祈願のかたも多くて
結構な人出がありました。

創始年は不詳
海の彼方、海神の国（ニライカナイ）の神々に日々祈りを捧げた場所
霊応の地、祈りの聖地の一つがこの波の上の崖端で、ここを聖地、拝所として
日々の祈りを捧げた地。

パワースポットにもなっており
一度、お参りに行ってみたいと思いながらも　
なかなか機会にめぐまれずにいました。

はるか遠い昔から
風雨順和にして豊漁と豊穣に恵まれた平穏な生活を　
と　日々、人々が祈り捧げた場所。

すみません
私の後ろ姿が　邪魔をしてしまいましたが
次は、私が祈る番です　良い１年になりますように。

【神社案内資料より】

琉球王府の信仰も深く、王みづから毎年正月には列を整え参拝し、国家の平安と繁栄を祈るなどの崇敬をあつめ、琉球八社（官社）の制が設けられるや当宮をその第一に位せしめ、「当国第一の神社」と尊崇された。明治の御代になるや、同２３年官弊小社に列格し、沖縄総鎮守としてふさわしい社殿、境域の結構を見るに至ったが、先の大戦で被災した。
戦後は、昭和２８年に御本殿と社務所が同３６年には拝殿が再建された。そして平成５年、平成の御造営により、御本殿以下緒社殿が竣工。翌年５月、緒境内整備が完工した。

琉球ならではの　お守りが素敵です。

波の上ビーチは、
那覇空港から車で近いので（10分位）、最初もしくは最後の観光地で
訪れる方も多いのでは
ビーチ前に高架道路が横切っているので、波上宮を眺めるには良い場所です。

やはり、沖縄は暖か〜い

この日は　雲が多めながらも　日が差すとワンピース1枚で大丈夫！
ビーチ沿いを散歩するにも　とても快適でした。

ビーチの周りは　公園広場になっています。
公園を散歩しながら　次の目的地に向かいます。

〈対馬丸記念館〉
学童疎開船対馬丸の撃沈事件 （1944年）

　昭和19年8月　疎開学童、引率教員、一般疎開者、兵員ら1,788人を乗せた学童疎開船対馬丸が鹿児島県・悪石島付近を航行中、米潜水艦の魚雷の攻撃をうけて沈没し、学童を含め約1,400人を超える人々が犠牲になりました。

　わずかに救助された人々には「箝口令（かんこうれい）」がしかれ
対馬丸が撃沈された事実を話すことが禁じられました。
犠牲者や生存者に関する詳細な調査も行われず、沖縄に残された家族にも正しい情報が近年まで伝わることはありませんでした。

この記念館の存在を　数年前に知り
いつか訪れて　手を合わせたいと思っていた場所です。

詳細は　記念館HPで

http://www.tsushimamaru.or.jp/jp/about/about1.html

館内は　撮影禁止です。

最初に　館内の説明と15分位の映像を見せていただきます
入館すぐから　いろいろな思いが　胸を締め付けて涙が止まらず...
ただ手を合わせるばかりでした。

館内広くはありませんが、展示資料は、今を生きる子供たちに語り継ごう　
と言う事で子供向けに分かりやすく展示されています。

お子さん連れで那覇に滞在時間がある時に　
是非、家族で訪れて　親目線、子供目線で平和について、生きる生について
考えてみてはいかがでしょうか。

潮風をうけながら　またゆっくり歩き出し　気持ちの整理をしながら
昼食へと向かいます。

今回は、こちらでランチ
　　（HAN'S 松山店/ステーキ）

http://www.hotpepper.jp/strJ000769556/

店内はアメリカンスタイルのカジュアルなお店です。

平日は、ランチタイムのビジネスマンで賑わっています。
座れない事もあるようなので　少し時間をずらして行くのがおすすめです。

朝食抜きで　那覇まで　
到着してからも　ずっと歩いていたので...と自分に甘〜く

HAN`Sと言ったら
1パウンドステーキでしょ〜

ランチタイムは
サラダ＆ドリンク＆スープバー付き　カレーもあります。
ライスも自分で好きな量をよそりに行きます。

こちらで↓　１ドリンクサービスのクーポンを印刷して行きました。

http://www.hotpepper.jp/strJ000769556/

無料の1杯で〜す。

HAN`Sオリジナルソースをかけていただきます。
Ａ１ソースとオリジナルソース　お好みで選べます。

ジャッキーステーキはA1ソースしかないので....
A1が少し苦手な私は　こちらのオリジナルソースのほうが
普段のステーキソースに近くて好きです。

1パウンドステーキ
脂身が少ないので食べやすく　パクパクいけちゃいます。

沖縄産　幻のあぐ〜ステーキ　あっさりポン酢でいただきます
　こちらが美味しかった〜　

最後に　カレーもシェア　
これも、なかなかスパイシーで美味しいです。

美味しくて、しかも安いのが魅力的。
低予算でがっつりお肉が食べたいときには、心強いお店だと思います

午後は、那覇まちま〜いツアー
今回、選んだのは（国際通りのワキ道ヨコ道ウラの道 ツアー）
参加費1000円（記念はがき2枚付き）
ちゅらナビなど　沖縄情報誌で見かけていて気になっていたもので
ガイド付き徒歩のツアーです。
　普段、なかなか聞くことが出来ない
その土地の歴史や人々の話を聞きながら、歩くことが出来ます。

参加費用も安く　かなり豊富なコースが様々あるので
限られた時間に組み込むのに　とてもお勧めです。

集合は　美栄橋駅　改札前です。

詳しくはこちらで

http://www.naha-machima-i.com/

1ツアー　最大人員は10名

スタートです。

『美栄橋』から『おきえい通り』

昔、那覇の街は　遠浅の海に　ぽつぽつと小島が浮かぶ場所で
中国からの要人を迎えやすくするために、首里城までを埋め立てて造った
土地だと初めて知りました。

この　美栄橋、おきえい通り付近も、昔は海だったそうです。

＊おきえい通り（沖縄映画館通り）

通りから　よこ道に入ると
まだ舗装がされていないところもあり　昔にタイムスリップします。

古い家も　逆にアートな感じに仕上げて　
雰囲気のいい住まいがたくさんありました。

ただ　あと2〜3年後には整備されこんな風景も変わってしまうそうです。

こちらは　月光荘
１泊　1000円から泊まれる　バックパッカーなどに人気の宿
古い建物をそのまま利用した　話題の宿だそうです。

詳しくは、宿のHPで

http://www.gekkousou.com/okinawa/

カラフルなタオル？シーツ？の干し物が　目印だとか....

ナイクブ古墓群
この辺りには100を超える古墓が埋もれており
奈利久保（ナイクブ）とはこのあたりの　古い字名だそうです。

歴史価値のある墓だけを残して
古い墓を取り壊し　緑地化して緑が丘公園という場所に変わるそうです。

お参りする人が居なくなってしまった　古いお墓は　仕方ないのでしょうか...?
取り壊されて　無数に空いた穴　きちんと成仏されている事を祈ります。

こちらは、残される　破風墓という　歴史的価値のあるお墓
悪鬼の進入を防ぐ門　ヒンプンというものが正面にあります。

竹富島などの古い家屋でも見かけることができる塀
屋敷入り口の門代わりに、外から内部を見通せなくするための目隠し塀である
とともに、悪鬼の進入を防ぐ門に由来するというものだそうです。

当日、聞いた話や頂いた参考マップ、資料などをもとに書いておりますが
沖縄の歴史や風土、建造物に詳しい方、研究などされている方には　
解釈が間違っていると指摘されてしまうかもしれません　
素人ですので、なにとぞご容赦ねがいます。

こんな道も進んで行くと

普通のマンションの脇に
ティーラガーという　天女にまつわる伝説が残っている拝所
牧志地区の共同井戸がありました。　

今は、めずらしい木の電柱も現役です。

こちらは、亀甲墓
形が亀の甲羅に似ているところから「亀甲墓」と言われますが、実はこれは女性の子宮を模したもので、墓の入り口はちょうど産道に当たるそうです。
　人は、母の胎内から生まれ、死ぬとまた帰ってゆく、という「母体回帰」の思想からくるものだということです。

那覇タワー
牧志に建っているタワーで、高さ82.6m。竣工の 1973年から国際通りの
ランドマークタワー的存在でしたが現在は閉鎖され残念ながら
長年廃墟になっています。

数十年前、はじめて那覇を訪れた時は　
上部が、回転展望レストランになっていて、
ワクワクしながら食事をした事を覚えています。

まさしく、ワキ道ヨコ道ウラの道を抜けて
一度、国際通りに出ます。
ほんとうに、脇道、横道、裏道なんだってことがよくわかります。

昔と今の、国際通りを見比べて...

またまた　こんなワキ道を入ると

賑やかな　通りの裏には　
まだまだ沖縄らしい家屋もひっそりと佇んでいます。
これは、最近ドンキホーテに変わったOPAビルの裏側

小さな商店街も

マンションの１階が　トンネルのような道になっている
今では、違法建築の居住建物

浮島通り
最近、おしゃれなカフェやバル、古着屋などが増えて
若者に人気の通りです。

でも、おしゃれな若者の店の隣には　古墓が
祖先崇拝を大事に行う地域　沖縄ならではの風景ですね。

ふたたび　国際通りに出て

本土復帰前からある　
歴史あるビルなどを　教えていただきます。

普段、お土産探しや食事でしか来ない　通りも
ツアーで回ると　とても興味深いものになり　とても良い体験ができました。
次回は、夕方５時過ぎからスタートする
栄町市場　飲み歩きツアー（栄町で過ごす大人の時間ツアー）に行ってみたいな　
と思っています。

まちま〜いツアー　終了後は、
半年ぶりの　牧志市場へ向かいます。

お目当ては　大好きな　夜光貝です。

おさしみは、あわびに似た食感で
にんにくとバターで炒めて食べても　最高です。
泡盛、ビールにもよく合います。

ここ数年、毎回お世話になっている　湧川鮮魚店
ご主人が、とっても良い方で　おすすめのお店です。

そして　看板娘のおば〜　大好きです。
この笑顔を見るたびに　また来ようって思ってしまいます。

実家も近くて　東京みやげを買って行く所がない私
ささやかな東京みやげを、あれこれ選んで会いに行けるのが
楽しみのひとつでもあります。

いつまでいるのか〜？　帰りにまたおいで〜　
って言葉がとても嬉しい場所です。

選んだ　夜光貝を調理していただくのは　市場の２階
サーターアンンダギーの有名店　「歩」の隣

がんじゅう堂

ここの　沖縄ざるそばが　またまた大好きなんです。
１昨年は、お取り寄せで　年越しそばにしました。

地元沖縄人が選ぶ　沖縄そば店の上位にランキングされています。
たびたび、TVのグルメ番組にも登場しているらしいです。

まち歩きで　のどが渇いたので
夜光貝と沖縄ざるそばを　つまに　２度目のオリオンいただきます。

貝しか　頼んでいませんが...
サービス満点の舟盛りになっていました。　ありがとうございます！

自宅用に　塩醤油を購入して行きます。
沖縄の海塩を使った　無色の醤油で
だし巻たまご、たまごかけご飯、納豆、
いまの時期　おでんや鍋物にも便利で美味しく仕上がります。

お土産にも　最適です。

さて、ホテルに　チェックインします。
少し残っていた　じゃらんポイントを使って
１泊一人　3800円（朝食付き）　デラックスツインルームです。

予約時に　出来れば、なるべく展望の良い部屋をとメッセージ
最上階　14階の角部屋でした　ラッキーです。

ポイントを使わなくても
とてもリーズナブルな値段で　しかも　そこそこ広くて
クチコミ通りでした。
一般的なユニットバスなのが残念ですが　
そこをクリアできれば、滞在型ホテルとしても　いい感じです。

展望も良く　波の上ビーチ方面の海まで見渡せます。

エアコンが２台　別々に使用できて　
乾燥が気になるベッド側は使用せず、入り口付近だけ使用なんて事もできます。
広めの　クローゼットも便利でした。

少し　ホテルで休んでから
夜飲みに出かけます。ホテルから徒歩２〜３分の場所
三線ライブのある　居酒屋「さんしん」

三線ライブがあるお店は
沖縄に行ったら　必ず、１軒は立ち寄ることにしています。

なかなか　店の雰囲気も良く　料理の味も良かったです。
会社の新年会のグループや那覇に出張で来ているビジネスマンなどで
賑わっていました。

このお店も　こちらのクーポン持参で、無料の１杯をいただきました。

http://www.hotpepper.jp/strJ000824665/

アグーソーセージ

しまらっきょうの天ぷら

ラフテー

クチコミでおすすめの　クリジューシー （イカスミ雑炊）
これ　本当におすすめでした。

泡盛もいただきます。
中身の銘柄は、　沖縄本島　残波岬でおなじみの　残波の白
とても飲みやすくて　私が好きな泡盛のNO1です。

三線ライブの始まりです。

最後は、全員で盛り上がり　カチャーシーを踊ります。
地元の人も　観光客も　出張の人も　みんな入り交じって
また　どこかで会いましょうね〜って　とっても楽しい時間でした。

那覇の歓楽街　松山の夜は更けてゆきます。

朝から　よく歩きました。
そして　よく食べ　よく飲みました〜

明日は、大好きな宮古島に向かいます。
（宮古島..初泳ぎ編）
http://4travel.jp/travelogue/10850211

この旅行記へのコメント （2）

• soniaさん 2014/01/18 01:06:43

  対馬丸記念館しりませんでした

  
  ちゅらさ　今年も宜しくお願いします。
  
  対馬丸記念館の事、そのような事実があった事
  全然知りませんでした。
  
  我が家の沖縄滞在と言えばリゾート色がどうしても
  強くなっています。
  私の両親は歴史を考えたらとぬくぬく遊びに行く所ではない
  と言って行くのなら必ず一つは学んで来なさいと言います。
  そんなんでひめゆり塔とか平和記念公園などは
  回った事がありました。
  今度は是非、対馬丸記念館に行ってみたいです。
  
  今の自分があるのは犠牲になった方々のお陰なんだと
  少しでも感じてもらえたらいいと思っています。
  
  宮古島も楽しみに拝見させていただきます。
  
  sonia

  ちゅらさん からの返信 2014/01/18 11:38:32

  ありがとうございます。

  soniaさん　こんにちは
  
  那覇、宮古島旅行記に訪問と投票ありがとうございました。
  
  こちらこそ　今年もよろしくお願いいたします。
  
  対馬丸の事は　私も３年くらい前に知りました。
  南部方面には行く事があっても　
  なかなか、那覇市内で、まとまった時間を取る事はできない方がほとんどだと思います。
  今回、やっと伺えることができて　またひとつ、悲しい犠牲になられた方々へ
  沖縄の海で楽しい時間を過ごさせていただける事への
  感謝の気持ちを伝え、そして　その方々の計り知れない思いを何かの形で
  今を生きる人へ伝えていきますよ　と手を合わせてまいりました。
  
  小さな記念館ですが　那覇市内のホテルからならすぐですし
  空港へ向かう　うみそらトンネルの幹線道路からも近いので
  是非、機会があったら　波上宮とともに行ってみてください。
  
  ちゅら...