ローテンブルク旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2013年12月にドイツを周遊した旅行記です。冬のヨーロッパは日が短いので、ちょっと観光には向きませんが、12月は別の楽しみがあります。11月の末から各地で始まるクリスマスマーケット。すぐに日の暮れてしまうヨーロッパに、夜ならではの美しい夜景を引き立たせる露店と遊園地。寒くてもウキウキ・ワクワク!グリューワインと呼ばれるホットワインも美味。クリスマスにしか食べられないお菓子も美味。ビール樽をテーブルに飲み交わす人々も楽しそう。そんなドイツの冬の旅を、ちょっと駆け足のツアーで訪れました。「ちょいと鉄」の私は、ツアーから離れてICEにも乗車。ケルン中央駅は「鉄」にとっては、最高の場所。<br />ツアーのコースはシュバンガウ・ローテンブルク・ニュルンベルク・ドレスデン・ベルリン・ビュルツブルク・ハイデルベルク・ケルン・フランクフルトです。<br />私の旅行記は、ガイドブックのような観光名所だけではなく、実際に行って見た状況を地道に語って行きたいと思っています。これから訪れる方の、参考になればと思います。限られたスペースなので、敢えて長い観光地の説明文は添付しません。それらはガイドブックの仕事ですから。

ドイツ・クリスマスの周遊記2

8いいね!

2013/12/04 - 2013/12/05

506位(同エリア914件中)

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

2013年12月にドイツを周遊した旅行記です。冬のヨーロッパは日が短いので、ちょっと観光には向きませんが、12月は別の楽しみがあります。11月の末から各地で始まるクリスマスマーケット。すぐに日の暮れてしまうヨーロッパに、夜ならではの美しい夜景を引き立たせる露店と遊園地。寒くてもウキウキ・ワクワク!グリューワインと呼ばれるホットワインも美味。クリスマスにしか食べられないお菓子も美味。ビール樽をテーブルに飲み交わす人々も楽しそう。そんなドイツの冬の旅を、ちょっと駆け足のツアーで訪れました。「ちょいと鉄」の私は、ツアーから離れてICEにも乗車。ケルン中央駅は「鉄」にとっては、最高の場所。
ツアーのコースはシュバンガウ・ローテンブルク・ニュルンベルク・ドレスデン・ベルリン・ビュルツブルク・ハイデルベルク・ケルン・フランクフルトです。
私の旅行記は、ガイドブックのような観光名所だけではなく、実際に行って見た状況を地道に語って行きたいと思っています。これから訪れる方の、参考になればと思います。限られたスペースなので、敢えて長い観光地の説明文は添付しません。それらはガイドブックの仕事ですから。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
ショッピング
4.5
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
観光バス
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  • フュッセンからヴィース教会を経て、日が暮れてからほんの15分だけディンケルス<br />ヴュールを観光?し、18時半過ぎにローテンブルクのホテルに到着しました。<br />ローテンブルクのクリスマスマーケットは19時閉店です。チェックインもそこそこに<br />マルクト広場まで走りました。今回のホテルは城壁の中だったので間に合いました。<br />これが、そのクリスマスマーケットで手に入れたマグカップです。<br />クリスマスマーケットでは、その街オリジナルのマグカップを使って、<br />グリューワインを販売しています。<br />飲み終わった後に、カップを返せばデポジットを返金してくれます。<br />その町にしかないマグカップを集めるのが、私の楽しみです。<br /><br />ワインを飲まない場合は、カップだけを購入することも出来ます。<br />ただ、ローテンブルクだけはデポジットを返金してくれる場所が、ワインを売る店と<br />別に指定されているため、カップだけ欲しい場合、店では断られることが多いです。<br />今回も、2ケ店で断られ、まさに閉店寸前のおねえさんに泣きついて売ってもらい<br />ました。

    フュッセンからヴィース教会を経て、日が暮れてからほんの15分だけディンケルス
    ヴュールを観光?し、18時半過ぎにローテンブルクのホテルに到着しました。
    ローテンブルクのクリスマスマーケットは19時閉店です。チェックインもそこそこに
    マルクト広場まで走りました。今回のホテルは城壁の中だったので間に合いました。
    これが、そのクリスマスマーケットで手に入れたマグカップです。
    クリスマスマーケットでは、その街オリジナルのマグカップを使って、
    グリューワインを販売しています。
    飲み終わった後に、カップを返せばデポジットを返金してくれます。
    その町にしかないマグカップを集めるのが、私の楽しみです。

    ワインを飲まない場合は、カップだけを購入することも出来ます。
    ただ、ローテンブルクだけはデポジットを返金してくれる場所が、ワインを売る店と
    別に指定されているため、カップだけ欲しい場合、店では断られることが多いです。
    今回も、2ケ店で断られ、まさに閉店寸前のおねえさんに泣きついて売ってもらい
    ました。

  • マグカップを手にホテルに戻り、夕食をいただいてから、<br />夜景撮影に向かいました。<br />クリスマスマーケットの終わった街には、人気が全くなく、<br />それでいて店の照明がショーウィンドーだけは点灯してあるので<br />暗くもなく、閉園後の遊園地のような美しさです。<br />中世の街並みは、石畳が敷かれ、それに照明が反射して<br />すばらしい夜景が撮れます。小躍りしたくなりながら、<br />三脚を抱えて夜の街を散策しました。<br />写真の場所は、レーダー門からマルクス塔に向かう通りです。<br />この辺の店は、19時には閉店します。ごくまれに19時半頃まで<br />開いていましたが、ローテンブルクの夜は早いです。<br />代わりに、観光客相手の土産物屋などは、朝8時、早いところは<br />7時半から開店していました。

    マグカップを手にホテルに戻り、夕食をいただいてから、
    夜景撮影に向かいました。
    クリスマスマーケットの終わった街には、人気が全くなく、
    それでいて店の照明がショーウィンドーだけは点灯してあるので
    暗くもなく、閉園後の遊園地のような美しさです。
    中世の街並みは、石畳が敷かれ、それに照明が反射して
    すばらしい夜景が撮れます。小躍りしたくなりながら、
    三脚を抱えて夜の街を散策しました。
    写真の場所は、レーダー門からマルクス塔に向かう通りです。
    この辺の店は、19時には閉店します。ごくまれに19時半頃まで
    開いていましたが、ローテンブルクの夜は早いです。
    代わりに、観光客相手の土産物屋などは、朝8時、早いところは
    7時半から開店していました。

  • ローテンブルクの市庁舎(左)と、市参事宴会場(右)です。<br />残念ながら、両方の建物が修復工事中のため、シートに<br />絵が描かれているのを見るだけです。<br />市参事宴会場は、毎正時に仕掛け時計の人形が現れるので、<br />その前のマルクト広場にはたくさんの人が待ち受けるのですが、<br />今は時計は見えません。<br />かつて、この街が敵軍に包囲された時、3&#8467;のワインを飲み干せば<br />占領をしないと将軍に約束させ、みごと飲み干した市長の逸話を<br />表しています。以前、人形を見ましたが、向かって右の窓に市長、<br />左に将軍が現れ、市長がジョッキを持ち上げて飲んで終わりでした。<br />このマルクト広場と、その奥の聖ヤコブ教会にかけての広場で<br />クリスマスマーケットは開かれます。それから、市庁舎の裏手にも<br />路地に露店があります。主に手工芸品を売っていました。

    ローテンブルクの市庁舎(左)と、市参事宴会場(右)です。
    残念ながら、両方の建物が修復工事中のため、シートに
    絵が描かれているのを見るだけです。
    市参事宴会場は、毎正時に仕掛け時計の人形が現れるので、
    その前のマルクト広場にはたくさんの人が待ち受けるのですが、
    今は時計は見えません。
    かつて、この街が敵軍に包囲された時、3ℓのワインを飲み干せば
    占領をしないと将軍に約束させ、みごと飲み干した市長の逸話を
    表しています。以前、人形を見ましたが、向かって右の窓に市長、
    左に将軍が現れ、市長がジョッキを持ち上げて飲んで終わりでした。
    このマルクト広場と、その奥の聖ヤコブ教会にかけての広場で
    クリスマスマーケットは開かれます。それから、市庁舎の裏手にも
    路地に露店があります。主に手工芸品を売っていました。

  • マルクト広場からヘレンガッセ(通り)を写しました。<br />2軒目のひときわ輝いていて、前に車の停まっている店が<br />一年中クリスマスグッズを売っている「ケーテ・ヴォールファルト」<br />です。この店は、いくつかの都市に支店があるようで、<br />リューデスハイムでも見かけました。

    マルクト広場からヘレンガッセ(通り)を写しました。
    2軒目のひときわ輝いていて、前に車の停まっている店が
    一年中クリスマスグッズを売っている「ケーテ・ヴォールファルト」
    です。この店は、いくつかの都市に支店があるようで、
    リューデスハイムでも見かけました。

  • マルクト広場周辺の店は、クリスマスのディスプレーが<br />とてもすてきです。ショーウィンドーがそのまま舞台のようです。<br />ドイツの人は、こうした小物を毎年少しずつ買って、<br />クリスマスを楽しむのだそうです。

    マルクト広場周辺の店は、クリスマスのディスプレーが
    とてもすてきです。ショーウィンドーがそのまま舞台のようです。
    ドイツの人は、こうした小物を毎年少しずつ買って、
    クリスマスを楽しむのだそうです。

  • マルクト広場からすぐのところにある、「テディ・ランド」の<br />ショーウィンドーです。ここはテディ・ベアの専門店。<br />ラクダにまたがる熊なんて、誰が想像できるでしょう。<br />キリスト誕生を祝福しに訪れた東方の三賢人なんですね。<br />夜のショーウィンドーは、とてもロマンチックな雰囲気で<br />撮ることができます。昼間より断然いい!

    マルクト広場からすぐのところにある、「テディ・ランド」の
    ショーウィンドーです。ここはテディ・ベアの専門店。
    ラクダにまたがる熊なんて、誰が想像できるでしょう。
    キリスト誕生を祝福しに訪れた東方の三賢人なんですね。
    夜のショーウィンドーは、とてもロマンチックな雰囲気で
    撮ることができます。昼間より断然いい!

  • 東の端、レーダー門の反対側、ブルク門です。<br />ローテンブルクは城壁に囲まれた小さな町なので、<br />東から西まで、ゆっくり見て歩いても30分程度です。<br />レーダー門からマルクト広場までは平坦ですが、<br />マルクト広場から西側および南側は緩やかに下って行きます。<br />城壁の外はいきなり、タウバー川に向かって落ち込むので、<br />河畔から見ると崖の上の城砦のように見えます。<br />西の外れまで来たので、ホテルに帰りました。

    東の端、レーダー門の反対側、ブルク門です。
    ローテンブルクは城壁に囲まれた小さな町なので、
    東から西まで、ゆっくり見て歩いても30分程度です。
    レーダー門からマルクト広場までは平坦ですが、
    マルクト広場から西側および南側は緩やかに下って行きます。
    城壁の外はいきなり、タウバー川に向かって落ち込むので、
    河畔から見ると崖の上の城砦のように見えます。
    西の外れまで来たので、ホテルに帰りました。

  • ローテンブルクのひそかな有名人。夜警さんです。<br />この人は、ローテンブルクの夜を案内するガイドさんで、<br />中世の夜警の格好をしています。市庁舎前で集合して、<br />英語は20時、ドイツ語は21時半から案内してくれます。<br />たまたま夜の散策中に出くわしました。<br />有料のガイドさんなので、気兼ねしながら一枚だけ<br />撮らせてもらいました。<br />マルクト広場で、ひとしきり客を笑わせた後、ブルク門方面に<br />歩いていくのを見掛けました。結構すごい早足で。<br />この後は、どこへ行ったのかはわかりませんが、<br />レーダー門付近で見かけたという話を聞きました。

    ローテンブルクのひそかな有名人。夜警さんです。
    この人は、ローテンブルクの夜を案内するガイドさんで、
    中世の夜警の格好をしています。市庁舎前で集合して、
    英語は20時、ドイツ語は21時半から案内してくれます。
    たまたま夜の散策中に出くわしました。
    有料のガイドさんなので、気兼ねしながら一枚だけ
    撮らせてもらいました。
    マルクト広場で、ひとしきり客を笑わせた後、ブルク門方面に
    歩いていくのを見掛けました。結構すごい早足で。
    この後は、どこへ行ったのかはわかりませんが、
    レーダー門付近で見かけたという話を聞きました。

  • 夜警さんのコスチュームを着たテディ・ベアも売っていました。<br />姿はとても可愛いのですが、そのお値段に絶句。<br />ハンドメイド製品はどれも、なかなかの価値を標榜しています。

    夜警さんのコスチュームを着たテディ・ベアも売っていました。
    姿はとても可愛いのですが、そのお値段に絶句。
    ハンドメイド製品はどれも、なかなかの価値を標榜しています。

  • 城壁から見たプリンツホテル。レーダー門の近くで、城壁に面して建っています。<br />今朝は、かなり濃い朝もや。まだ少し暗くて、部屋には電気が<br />点いていますが、8時過ぎています。<br /><br />ローテンブルクは狭く、車など無かった時代の街並みなので、<br />駐車場がほとんどありません。住人は若干スペースのある城壁<br />沿いの場所に車を停めています。<br /><br />大型バスは、原則、城壁内乗り入れ禁止ですが、宿泊客の<br />昇降の時だけは入ることが出来ます。駐車場は城壁の外にあります。<br />普通車も、レーダー門から中には入れますが、マルクス塔の下で、<br />進入禁止になります。<br />このマルクス塔の部分が、最初の城壁の名残です。<br />ローテンブルクは街が拡張して、城壁が二重になっているのです。

    城壁から見たプリンツホテル。レーダー門の近くで、城壁に面して建っています。
    今朝は、かなり濃い朝もや。まだ少し暗くて、部屋には電気が
    点いていますが、8時過ぎています。

    ローテンブルクは狭く、車など無かった時代の街並みなので、
    駐車場がほとんどありません。住人は若干スペースのある城壁
    沿いの場所に車を停めています。

    大型バスは、原則、城壁内乗り入れ禁止ですが、宿泊客の
    昇降の時だけは入ることが出来ます。駐車場は城壁の外にあります。
    普通車も、レーダー門から中には入れますが、マルクス塔の下で、
    進入禁止になります。
    このマルクス塔の部分が、最初の城壁の名残です。
    ローテンブルクは街が拡張して、城壁が二重になっているのです。

  • 城壁は第二次世界大戦で破壊されました。その修復のために<br />寄付をした人の名前を、回廊の内側にあるプレートに刻んでいるのです。<br />レーダー門から回廊に上り、北側にほんの5mほど歩いたところに<br />このプレートを見つけました。<br />「おお!懐かしい」年代がわかりますね。<br />かつて、この番組を見て海外旅行にあこがれたものです。<br />当時ここは西ドイツ(ドイツ連邦共和国)。通貨はマルクでした。

    城壁は第二次世界大戦で破壊されました。その修復のために
    寄付をした人の名前を、回廊の内側にあるプレートに刻んでいるのです。
    レーダー門から回廊に上り、北側にほんの5mほど歩いたところに
    このプレートを見つけました。
    「おお!懐かしい」年代がわかりますね。
    かつて、この番組を見て海外旅行にあこがれたものです。
    当時ここは西ドイツ(ドイツ連邦共和国)。通貨はマルクでした。

  • 城壁の内側には、ぐるっと歩いて回ることの出来る回廊があります。<br />回廊には、各門の脇から上れますが、門までの間にもあちこちに<br />木製の階段があるので、ほんの100mだけでも歩くことが出来ます。<br />門の上には、衛兵の詰め所らしき小部屋もありますし、<br />眼下に車が狭い門の中を通過するのを見ることも出来ます。<br />東側の門の外には、小さな緩衝地帯の緑地があり、その外側に<br />現代の町が続いています。

    城壁の内側には、ぐるっと歩いて回ることの出来る回廊があります。
    回廊には、各門の脇から上れますが、門までの間にもあちこちに
    木製の階段があるので、ほんの100mだけでも歩くことが出来ます。
    門の上には、衛兵の詰め所らしき小部屋もありますし、
    眼下に車が狭い門の中を通過するのを見ることも出来ます。
    東側の門の外には、小さな緩衝地帯の緑地があり、その外側に
    現代の町が続いています。

  • 朝ぼらけのローテンブルクの町並み。といっても8時30分です。<br />まだ観光客の来ていない街を歩いて観光です。<br />マルクス塔をくぐったところで、レーダー門方面を振り返って<br />撮りました。マルクス塔には時計がはめ込まれていて、<br />くぐってみると、意外なほど薄い建物でした。<br />

    朝ぼらけのローテンブルクの町並み。といっても8時30分です。
    まだ観光客の来ていない街を歩いて観光です。
    マルクス塔をくぐったところで、レーダー門方面を振り返って
    撮りました。マルクス塔には時計がはめ込まれていて、
    くぐってみると、意外なほど薄い建物でした。

  • マルクト広場からシュピタールガッセ(通り)を臨む。<br />緑色のパトロールカーが朝の巡回でしょうか。<br />パトカーの来た方へ行くと、観光名所のプレーンラインを経て、<br />シュピタール門へと行かれます。<br />

    マルクト広場からシュピタールガッセ(通り)を臨む。
    緑色のパトロールカーが朝の巡回でしょうか。
    パトカーの来た方へ行くと、観光名所のプレーンラインを経て、
    シュピタール門へと行かれます。

  • 聖ヤコブ教会。悲劇の彫刻家リーメンシュナイダーの「聖血の祭壇」が有名。<br />残念ながら、私は見たことがありません。<br />この教会の前の小さな広場にもクリスマスマーケットが開かれます。<br />画面下の緑色の冠のような物が、メリーゴーランドです。<br />全部で馬が10頭くらいの、小さなものでしたが、<br />昨夜は子供が乗って遊んでいました。<br /><br />また、教会を背にした露店は、食べ物を売っていた様なのですが、<br />地元の人が長蛇の列を作っていたので、美味しいのではないでしょうか。<br />クリスマスマーケットにお越しの際は、マルクト広場だけでなく、<br />裏手のこちらにも行ってみてください。

    聖ヤコブ教会。悲劇の彫刻家リーメンシュナイダーの「聖血の祭壇」が有名。
    残念ながら、私は見たことがありません。
    この教会の前の小さな広場にもクリスマスマーケットが開かれます。
    画面下の緑色の冠のような物が、メリーゴーランドです。
    全部で馬が10頭くらいの、小さなものでしたが、
    昨夜は子供が乗って遊んでいました。

    また、教会を背にした露店は、食べ物を売っていた様なのですが、
    地元の人が長蛇の列を作っていたので、美味しいのではないでしょうか。
    クリスマスマーケットにお越しの際は、マルクト広場だけでなく、
    裏手のこちらにも行ってみてください。

  • 西の端、ブルク門です。門をくぐって外に出たところです。<br />この辺は、何もない公園で、その先は川に削られた断崖です。<br />城壁に沿って南側に行くと、展望台のテラスになっており、<br />ローテンブルクの街を外側から見ることが出来ます。<br />

    西の端、ブルク門です。門をくぐって外に出たところです。
    この辺は、何もない公園で、その先は川に削られた断崖です。
    城壁に沿って南側に行くと、展望台のテラスになっており、
    ローテンブルクの街を外側から見ることが出来ます。

  • ブルク門そばのテラスから、ローテンブルクの街を遠望。<br />天気が良くないので、見通しが良くありませんが、<br />街の中しか見ていないとわからない中世の城壁に囲まれた町の<br />造りがよくわかります。こうした街は、大抵川のそばに城壁があります。<br />お堀のようなものですね。<br />かつては、この崖を作るような大きな流れだったであろう<br />タウバー川ですが、今では意外なほど小さな川で、<br />河畔には教会なども建っているのが見えます。

    ブルク門そばのテラスから、ローテンブルクの街を遠望。
    天気が良くないので、見通しが良くありませんが、
    街の中しか見ていないとわからない中世の城壁に囲まれた町の
    造りがよくわかります。こうした街は、大抵川のそばに城壁があります。
    お堀のようなものですね。
    かつては、この崖を作るような大きな流れだったであろう
    タウバー川ですが、今では意外なほど小さな川で、
    河畔には教会なども建っているのが見えます。

  • 中世犯罪博物館。なんとも恐ろしげな博物館です。<br />「犯罪」よりも「拷問」博物館ではないかしら?<br />写真の吊り下げられた大きなかごは、中に人間を入れて<br />水に浸ける拷問用具です。玄関先には、護送用の馬車や、<br />ギロチンまであって、何故か男性陣に大好評でした。<br />この博物館は、冬季は午後からしか開館していません。<br />

    中世犯罪博物館。なんとも恐ろしげな博物館です。
    「犯罪」よりも「拷問」博物館ではないかしら?
    写真の吊り下げられた大きなかごは、中に人間を入れて
    水に浸ける拷問用具です。玄関先には、護送用の馬車や、
    ギロチンまであって、何故か男性陣に大好評でした。
    この博物館は、冬季は午後からしか開館していません。

  • シュピタールガッセにあるパン屋さん。<br />ローテンブルクではシュネーバルというお菓子を食べましょう。<br />雪の玉を意味するお菓子で、平たく伸ばした生地をボール状に<br />丸めて揚げたものに、粉砂糖やナッツ類を掛けたものです。<br />大きさは大小あって、この店のようにショーケースの中に<br />いっぱい並べてあります。画面右側の四角いケースの中にも<br />見受けられます。<br />この店では、大はバラ売り、小はバラと4種類のセットがありました。<br />ローテンブルクの街の至るところにシュネーバルの専門店があり、<br />ショーケースの中は端から端まで、ありとあらゆるシュネーバルで<br />埋め尽くされている店もあります。<br />油っこくはなく、さくっとしていて、トッピング以外は甘くもありません。<br />生地自体はほとんど味が無いので、大きいものを買うと<br />トッピングを食べてしまった後が、味気なくなりますから、<br />小さいものを数種類食べる方をお勧めします。

    シュピタールガッセにあるパン屋さん。
    ローテンブルクではシュネーバルというお菓子を食べましょう。
    雪の玉を意味するお菓子で、平たく伸ばした生地をボール状に
    丸めて揚げたものに、粉砂糖やナッツ類を掛けたものです。
    大きさは大小あって、この店のようにショーケースの中に
    いっぱい並べてあります。画面右側の四角いケースの中にも
    見受けられます。
    この店では、大はバラ売り、小はバラと4種類のセットがありました。
    ローテンブルクの街の至るところにシュネーバルの専門店があり、
    ショーケースの中は端から端まで、ありとあらゆるシュネーバルで
    埋め尽くされている店もあります。
    油っこくはなく、さくっとしていて、トッピング以外は甘くもありません。
    生地自体はほとんど味が無いので、大きいものを買うと
    トッピングを食べてしまった後が、味気なくなりますから、
    小さいものを数種類食べる方をお勧めします。

  • 「Bebe Gesund」この店は、要チェックです。<br />ここのアップルチップは絶品です。リンゴの芯をくり抜いて、スライスし、<br />乾燥させたものです。それが、リンゴの香ばしさをそのまま残し、<br />乾燥しているのに、なぜかジューシー。リンゴの食感まであるのです。<br />日本でもたまに見かけますが、まったく別物です。<br />他にはクッキーを中心とした焼き菓子と、ジャム類を扱っています。<br />この店は、ドイツ各地に支店があり、ハイデルベルクその他でも<br />見掛けました。試食させてくれる店もあるので、是非試してください。<br />どこの都市でも、赤い看板と紅白の日除けは同じです。

    「Bebe Gesund」この店は、要チェックです。
    ここのアップルチップは絶品です。リンゴの芯をくり抜いて、スライスし、
    乾燥させたものです。それが、リンゴの香ばしさをそのまま残し、
    乾燥しているのに、なぜかジューシー。リンゴの食感まであるのです。
    日本でもたまに見かけますが、まったく別物です。
    他にはクッキーを中心とした焼き菓子と、ジャム類を扱っています。
    この店は、ドイツ各地に支店があり、ハイデルベルクその他でも
    見掛けました。試食させてくれる店もあるので、是非試してください。
    どこの都市でも、赤い看板と紅白の日除けは同じです。

  • アップルチップです。内容量が3段階あります。<br />120g・250g・450gです。<br />250gで、6.95ユーロでした。<br />この中には、7%の付加価値税が含まれています。

    アップルチップです。内容量が3段階あります。
    120g・250g・450gです。
    250gで、6.95ユーロでした。
    この中には、7%の付加価値税が含まれています。

  • ローテンブルク随一の有名観光地。プレーンラインです。<br />「プレーンライン」とは、小さな場所という意味らしいですが、<br />やっぱり意味のわからない場所です。<br />ここで、コボルツェラー門から上がって来た道と、<br />シュピタール門からの道が交わる際、両者に挟まれた家と、<br />道の高低差と、ジーバース塔の織り成す景色がおもしろいのでしょう。<br /><br />あまりに有名で当たり前の場所なので、敢えて、右側に寄り、<br />コボルツェラー門への道を主体に撮ってみました。<br />挟まれた家が、どう見てもかしいでいて、ちょっと日本の尾道に<br />似た家があるなと思い出してしまいました。

    ローテンブルク随一の有名観光地。プレーンラインです。
    「プレーンライン」とは、小さな場所という意味らしいですが、
    やっぱり意味のわからない場所です。
    ここで、コボルツェラー門から上がって来た道と、
    シュピタール門からの道が交わる際、両者に挟まれた家と、
    道の高低差と、ジーバース塔の織り成す景色がおもしろいのでしょう。

    あまりに有名で当たり前の場所なので、敢えて、右側に寄り、
    コボルツェラー門への道を主体に撮ってみました。
    挟まれた家が、どう見てもかしいでいて、ちょっと日本の尾道に
    似た家があるなと思い出してしまいました。

  • 最後にローテンブルク名物をもうひとつ。<br />街のあちこちに見られる看板です。<br />昔は、文盲の人が多かったため、ひと目で何屋さんかわかるように<br />看板が発達したそうで、中でもローテンブルクのものは、<br />その美しさで群を抜いています。<br />これは「ゴールデンラム(金の子羊)」ホテル。<br />他にも「鉄兜」という名のホテルがあり、本当に鉄兜が<br />吊り下げられていました。なんとわかりやすい・・・

    最後にローテンブルク名物をもうひとつ。
    街のあちこちに見られる看板です。
    昔は、文盲の人が多かったため、ひと目で何屋さんかわかるように
    看板が発達したそうで、中でもローテンブルクのものは、
    その美しさで群を抜いています。
    これは「ゴールデンラム(金の子羊)」ホテル。
    他にも「鉄兜」という名のホテルがあり、本当に鉄兜が
    吊り下げられていました。なんとわかりやすい・・・

  • 観光地としてあまりにも有名なローテンブルクですが、ここで日常生活を<br />送っている人々もたくさんいます。ですから、こういったおもちゃを扱う<br />店もあります。ミニカーやNゲージ・HOゲージといった鉄道模型、<br />ジオラマキットなど。この店は、レーダー門に向かう道沿いにあるため、<br />お土産などと一緒に日用品も売っていました。<br />この店から程近いところに、1ユーロショップもありました。<br />品質などは、日本の百円ショップの方が優れていると思いますが、<br />一般的なお土産ばかりに飽きたら、覗いてみるのもおもしろいかと<br />思います。ドイツの日常が見えるかも。

    観光地としてあまりにも有名なローテンブルクですが、ここで日常生活を
    送っている人々もたくさんいます。ですから、こういったおもちゃを扱う
    店もあります。ミニカーやNゲージ・HOゲージといった鉄道模型、
    ジオラマキットなど。この店は、レーダー門に向かう道沿いにあるため、
    お土産などと一緒に日用品も売っていました。
    この店から程近いところに、1ユーロショップもありました。
    品質などは、日本の百円ショップの方が優れていると思いますが、
    一般的なお土産ばかりに飽きたら、覗いてみるのもおもしろいかと
    思います。ドイツの日常が見えるかも。

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