ドイツからオーストリアちょっぴりスロヴァキアそしてハンガリーとまわってきました。<br />予定を立てる段階で、そのあとどこを回ろうかと見ていたら、ワルシャワ行きのWIZZ Airが１２８０円で出ていました。これだ！ワルシャワに行こう！…と決めました。LCCは税金や荷物料金で、結局５０００円程度にはなるのですが、ヨーロッパの色々なLCCに乗ってEUを一つの国のように廻ってみたいという希望もあったので、考えたこともなかったポーランドを旅することになりました。<br />どんよりと暗く重い社会主義だった国。。。そんな勝手なイメージが強く、一生行くことはないだろうと思っていた国でしたが、実は旅行しやすくていい国だった！！！<br />ワルシャワではクリスマスマーケットには巡り合いませんでした。

女の一人旅は足を延ばす。クリスマスマーケット巡りと共に中欧東欧歴史を考える　６

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2013/11/26 - 2013/12/11

459位(同エリア1078件中)

#街歩き

エリア

ワルシャワ(ポーランド)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

Wizz　air　11:10ブダペスト発ワルシャワ行き。
こんな飛行機に乗るなんて、以前は考えてもいなかった私。
ああ、長生きはするもんだ!(^^)!
ハンガリーのLCC　Wizz　Air
Lccなので、沖止め。バスに乗っていきました。
席は自由です。予約料金を払った人のところにリザーブの紙が貼ってありました。自由席ですが一応きちんと席はあるし、出入りも早く、下で待っているバスは１台なので、予約料金払うメリットは少ないような気がしました。
ブダペストからワルシャワまで、１時間５分のフライトです。
ワルシャワ・ショパン空港12:20着。
ハンガリーからだと何の検査もなく、荷物を受け取っただけでOK。

ATMは到着フロア、左端に３台ありました。レートはあんまりよくなかったです。ただこの時期、円が日ごとに安くなっていまして、対ユーロ１３０円台から１４０円を超えようとしていたので、そのせいもあるかもしれません。

インフォメーションと交通機関のチケット売り場は右側にありました。
２４時間券を買いました。１５Ztでした。（１Ztは３５円位で計算していました）

市内に行く鉄道はS３が一日券が使えるので、建物を出て右側に歩いて行きます。
あっ行き過ぎちゃった。。。
地下鉄の入り口は、オレンジ色のサインがでているところ。
S３。まだとても新しいです。
乗客はほとんどいませんでした。
１３：２０空港駅発。中央駅の一つ手前の駅でなぜか１０分位止まったまま動かず、中央駅には１３：５０くらいに到着。
飛行機遅れなかったのに、電車のほうが遅れた（＞＜）
ワルシャワ中央駅。
ホームは長距離のも含めて、何本もあります。
ホームに降りる通路。
中央駅は地下にあるので、とにかく地上に出て方向がわからないとどうにもならないと、上に出てきました。
目指す「ノボテル・ワルシャワ・ツェントルム」右のほうに発見！
駅前だと思っていたけど、結構距離ありそうですね。
中央駅横になるのでしょうか。
建物はあっても、ここから出てくる人はいないのでわかりません。
正面はいったいどこなのか・・・
地下通路
ノボテル近くなってきました。この地下通路で道路を渡らないと、道の向こう側には行けません。
ノボテルの２２階の部屋から中央駅方面が見えました。
上からだと良くわかりますね。この大きな交差点に信号が付いていて人が渡ったら、渋滞して大変なことになっちゃうよね。トラム、バス、車が地上を走り、人は地下をくぐらせるという訳ね。
文化科学宮殿、異様に大きいですね。３７階建て、部屋の数３２８８もあるんですか〜　全部使っているんでしょうか…

クラクフでテレビ見ていたら、記者の後ろに写っていたから、テレビ局が入っているようですね。
１４：００チェックイン。ホッカイロを貼って直ぐ出発です。

旧市街から新世界通りを、明るいうちに歩かないと・・・
一日券を買ってあるので、マルシャウコフスカ通り、ノボテルの前の停留所からトラム４に乗って。
トラムの中には路線図が貼ってありました。
ワルシャワのトラム、速いです。普通の電車並みの速さです。
Ratuszでトラム乗り換えしました。大きな通りで乗降客も多かったので、わかりやすかったです。
地図によるとトラムが地下から地上に出たところで降りるのね・・・あっここだ！
あの階段を上っていくと王宮広場あたりにでるはずです・・・
王宮広場の先、旧市街からワルシャワの街歩きを始めます。カラフルな家々、かわいいな♪
バルバカン。この先まで行くとワルシャワ蜂起記念碑とかあるようですが、今日のワルシャワ街歩きは時間との闘いなので、このバルバカンで引き返すことにします。
バルバカン。この城壁でつながっていたのかな・・
どこを見ても新鮮だ！
人魚姫の像。
人魚姫というと、コペンハーゲンの悲しげで小さな人魚姫像が有名ですが、こちらの姫は、漁師に助けられた人魚が感謝のため剣と盾を持ってワルシャワの街を守っているのだそうです。どうりで勇敢な姿なのね。
忠実に再現された町並み。でも、クリスマスマーケットの影も形もないよ
何気ない壁にも、ほら素敵な装飾が・・・
王宮広場。
ジグムント３世の碑
あれっバス走ってる・・
新世界通りからクラクフ郊外通りは片道１車線、両方で２車線の通りですが、バスもひっきりなしに通っていました。１車線でも広いですし、歩道がすごく広いので、広々とした空間に思えます。車道と歩道の段差があまりないのも、広く見えるのかもしれません。
聖アンナ教会？
この通りには、次から次へと色々な建物が盛りだくさんに立っているので、もたもたしていると見落としてしまいそうです。
アダム・ミツキエビッチ像
大統領官邸
モーツアルトだったか、ショパンだったかが住んでいた家跡
かなりいい加減ですね(^_^;)
何気ない街灯も素敵ですね。
ワルシャワ大学。
羨ましいですね、こんな素敵なところで学べるなんて・・・
聖十字架教会が見えてきました。
ショパンの心臓が安置されているという聖十字架教会。まだ、閉まってました。１０：００〜１２：００、１６：００〜１８：００が開いているようです。
コペルニクス像
コペルニクスさん
ここら辺は新世界通りになるのでしょうか・・・
素敵なデリカテッセン
大分暗くなってきてしまいました。
マーケットです。私も飲み物を買いました。
こういう素敵な、ひと時代前のようなマーケットも大型スーパーなどが出来て姿を消していってしまうのでしょうか。このまま残ってワルシャワの雰囲気を変えないで欲しいと願ってしまいました。
気が付けば、ショパンのイスはどこにあったのかしら・・・
ケーキ屋さん・・・
新世界通りからChmielna通りに曲がりました。
途中に女性が焼いている、おいしそうなパン屋さんがありました。
真っ暗で解り難いけど、店の前で３人の男の子が立ち食いしていました。
美味しそうだな、私も食べたいな・・お昼食べずに街歩きに出てきたから、お腹空いています。
この通りを渡ると、目的地があるはずなのですが・・・
ああ、ありました！
探していたのはここ、ミルクバー　「C.K.Oberza]

陽が暮れてしまいあとはそんなに歩き回ることはないので、ゆっくりポーランド料理を楽しむことにします。
２階へあがっていくと上のほうがとても広かったです。
ビールとスープ、ピエロギを注文しました。

ポーランドのビール、おいしいです。寒い国は、ウオッカなどが思い浮かばれますが、ビールも最高です。
すっかりポーランドビールが好きになってしまい、マーケットによって「ポーランド製」のビール買ってホテルに帰りました。

本日の野菜スープもほっと身体に浸みこんでいく味。
スープ、とっても美味しかったです。具がたくさん入っていて、しっかりした味の、栄養たっぷりのスープです。
後ろの席では、だれかのパーティーをやっていました。
ピエロギを忘れられていました。
「すみません、今からすぐ作ります。お飲物のほうはいかがですか？」と言われ、後ろの席に座っていた女性が飲んでいるものが飲みたいと言ったら、チェリービールでした。
やっと来たキャベツとマッシュルームのピエロギ。
どれもおいしい！日本人が全く違和感なく食べられる味です。

待っている間、歩き方を見ていると、聖十字架教会が１８時まで開いていることを再発見。
暖かいレストランで、ビールも２杯目。満腹感に「私がショパンの心臓が埋められている柱なんて見たってど〜ってことないわよね。心臓そのもの見たって驚かないかも知れないくらいよ」・・・
支払い終わって時計見たら１７：４８分。４８ｚｔ。
店を出た途端、聖十字架教会に向かって猛ダッシュしました。満腹の胃袋を抱えても、人はどれほど普段考えられないほどの力が出るのか、すごく良くわかりました。
礼拝していました。ゼーゼーハ−ハ−うるさくしちゃいけないわ・・・
これが、ショパンの心臓が埋められている柱ね〜
柱を写して、横を向いた途端、パチッと暗くなりました。
１８時でした。ラッキー！！ショパンさん、ありがとう！
新世界通りを通っている１２８番のバスに乗ったら駅前まで行けました。
ということは、来る時も１２８番のバスに乗ったら乗り換えずに旧市街までいけたのかも・・・
駅前まで来たので、文化科学宮殿の近くにでも行ってみるかな。
どこからでも目立ちます。ライトアップされていてきれいですが、所詮、ソ連から押し付けられたもの、いえ、贈り物です。
入口。何もかもがとても広い、大きい。夜なので、展望台に上るのは、やめておきます。

展望台に上るエレベーターは自分でボタン押すと怒られるって読んだけど、それって実に共産国だよね。でも、そこの担当の人の仕事を奪うことになるからなのよね。
文化科学宮殿前のデパート
あの半円の入り口のようなものは、なんだ？
地下鉄の入り口でした。
地下の通路には直結していない、地下鉄だけの入り口のようです（どこかでつながっているのかもしれませんが）
時間もまだ早いので、駅の横のショッピングセンターに行くことにします。
駅の横に突然、非常に近代的な建物が出現したって感じ。
あの何とも言えないショッピングセンターの屋根は下から見るとこうなっているのね。
地下にペットショップがありました。勿論、生きた動物はいませんが、犬のおやつ買いました。
家族へのお土産買う前に、わんこ達にお土産。
洋服などはほとんど売っていませんでしたが、おもちゃとおやつを。

犬を飼っていると旅行先で犬グッズを見る楽しみがありますが、当犬たちは、美味しいものならどこのだって全然いいのよね・・
飼い主の自己満足ね。
この地下入口からホテルに帰りましょう。
ロータリーの地下通路。中には、パン屋さんやコーヒースタンド、アクセサリーやさんなどが、並んで居ます。
夜の駅前ロータリー。
ポーランドはジュースも美味しかったです。１本２．３Zt、７０円ほどでしょうか・・・

とても忙しかったワルシャワの半日。
もっとゆっくり見たかったと思う反面、この国が過ごしてきた歴史の苦しさを感じてしまいそうで、これで良かったかな・・・